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もし外国人労働者(実習生や留学生の一部)を日本が受入しなくなったら。。。 [益々多様化する日本]

もし、世間様で批判の多い、外国人技能実習制度が、海外からの評価は奴隷制度だからと、
外国人実習生の受け入れをストップしたとしたら、いったい何が起きるのでしょう。

まずもって、現在受入を進めている、特に中小零細企業の経営者は、
遅かれ早かれ、会社をたたむこととなるでしょう。

そう、許容範囲での廉価な労働力に依存している企業は、ことごとく潰されていくでしょう。

適当に割り算してみますが(汗)、
現在の実習生受入人数、約18万人÷3名(1社当たりの実習生人数を3名だとしてみたならば、ですが。)
=6万社。

全てが倒産、しかもすぐにではないにせよ、相当数が経営継続は難しくなると思われます。


例えば、溶接工がいないため、建造物などは海外で製造して輸入することになるのかもしれません。
建設業の現場に若いスタッフがいないため、入札単価は上がり、工程も伸びることでしょう。
縫製や農業も、機械にとってかわれる商業農家でなくては、座して死を待つ世界なのかもしれません。

そう、日本は今までの常識が通用しない様々な価格変動が起こるのかもしれません。


そして、今まさに受入を待つ介護スタッフにしても同様です。

実際には日本国内は姥捨て山の事件が多発することでしょう。

悲しいかな、親を自宅に放置し、糞尿垂れ流しの家に、今日も死んでないか心配しながら
帰宅する毎日となるのかもしれません。


外国人は観光客とわずかに残る永住、定住者しかいないため、
通常のスーパーや街には、昔ながらのほとんど日本人しかいない世界へと戻れることでしょう。


社会保障費は右肩上がり、年金給付は右肩下がり。
他に税金は増え、給料などの賃金格差は、どんどん開き、家を購入なんてもってのほか、
狭く古いアパートなどに家族でなんとかその日暮らし。


そんな世界が目に見えるようです。



海外では、やれトランプ氏がイスラム教徒は排除せよ、とか、
シンガポールは外国人労働者の受入をやめはじめたとか、
マレーシアもバングラデシュ人の労働者受け入れをやめたなど、
なんだか政治家や国民の無能をさらけだしているようで、
なんだかさみしい気もします。


結局は、他人さまのことは、自分が賄えて初めて施しを与えるゆとりが生まれるということでしょうか。

確かにその通りなんですが、21世紀もだいぶ過ぎ、
世界の垣根もどんどん下がって、混沌とした時代な分、
常に新しい挑戦をしていかねば、あっという間に時代のスピードに取り残されてしまいそうです。


アナタはどう思いますか。


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