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外国人技能実習生受入の管理費について、受入企業の本音とは?! [経営者や企業のレベルの問題]

外国人技能実習生を受け入れる際に、どうしても管理費いくら?って聞かれます。
*ちなみに『監理費』と『管理費』の違いの説明はここでは省きます。


何事も相見積もりを取るのは、よくわかります。

ですが、受入未経験の経営者によっては、実体験がない分、
どうしても自分たちの言う『落とし穴』が見えない方がいらっしゃいます。


いくら説明しても、価格を下げたくない言い訳としてしか受け取らない方々。


そう、たぶん受入停止となっても、理解はできないのでしょう。


もちろん、私たちの自助努力も足りないのかもしれません。

どんなビジネスでも、価格競争を嫌がるならば、結果として生存競争に負けて死んでしまいます。


しかし、本当に一つ一つ真面目にコツコツ取り組んでいる協同組合などには、

管理費は必要不可欠です。


毎回毎回恩着せがましく直接的に説明していないだけで、
組合側を守ることでもありますが、基本的には受入企業並びに実習生を守るために、
様々お世話をさせていただいています。



ある記事(自作自演ではないですから、苦笑)を見て、
何とも言えない気持ちになりました。


外国人技能実習生チクリ掲示板
実習生の受け入れ 投稿者:@かんり 投稿日:2016年 2月 8日(月)23時49分7秒
http://9129.teacup.com/gaikokujin/bbs/1263

以下、転載。

実習生の受け入れ 投稿者:@かんり 投稿日:2016年 2月 8日(月)23時49分7秒 返信・引用
色々な投稿を拝見しました。
色々な所から受け入れた経験として
最も重要な事を忘れて企業が受け入れていると思います。

1 監理団体の信頼性と実際の支援サポート
口だけの団体がとても多い。
2 監理費やコストだけで比較し、団体を選んでいる。
ちゃんと監理するには相当分のコストがかかります。
3 監理団体が受け入れ国、人をどこまで理解しているのか。
サポート力がぜんぜん違います。
4 監理団体から企業がやるべきこと、監理団体がやるべきことの説明がありましたか?
それは、正しい説明でしたか?それをどうやって判断しましたか?
5 労働力として活きるのは生活指導、技術指導のコミュニケーションがあってのこと。

色々な小さなこと一つ一つに取り組みが出来る監理団体と企業の対応で問題発生してもクリアしていけます。

それが出来る監理団体に切り替えるのが一番の早道だと思います。

JITCOや法務省に監理団体の評価を確認出来る仕組みがあればと思います。


転載終わり。


この方は、本当かどうかは分かりませんが(失礼)、

「色々なところから受け入れた経験として、」

とあります。


・・・もう、おっしゃる通りです。


最後のJITCOや法務省に評価できる仕組みとありましたが、

もしできたとしても、おそらくは定形的な評価しかできないでしょう。


目に見えない部分で、結果として3年間、コストシュミレーションをご案内した通りに、
完結できるかどうか。


受入企業も、実習生本人たちも、

『受け入れて、出稼ぎに来れて、良かった』


と、心から思えることこそが、最大の判断基準ではないかと思います。



そのためのコストパフォーマンスは、決して定形的な評価では判断が難しい。


そう、人を扱うがゆえに、目に見えない部分であり、
そのためのコストが適切かどうかの判断は、難しいことです。


それでも、協同組合などの監理団体の選別は、非常に重要な判断となります。


『人』だからこそ、担当者の『人』を見る目が、唯一無二の判断基準ではないかと思います。



安かろう悪かろうが必然である、外国人技能実習制度の事業性質を、
ご理解願えることを願ってやみません。













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