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労働者不足で中小企業が直面する現実、その結果・・・ [未だにルールを無視する企業と業者]

労働者の確保がままならない中小零細企業の経営者は、
あまり表だって、困った困ったと言わない、言えないからこそ、
水面下で、とんでもない事態へとなっていくのが現実のようですね。

大変残念ですが。。。

そして、その結果、どうなるのでしょうか。


025.jpg
*画像はあくまでイメージです。



農業の不法就労、3年前の3倍に 背景に高齢化・人手不足
東京新聞 2016年6月12日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016061202000107.html


 過去に不法就労の中国人二人を雇って摘発された茨城県の六十代の農業男性は取材に
 「違法でも雇わなければ経営が成り立たない」と語った。


これが現実なんですね。

不法就労者かどうかを、どうやって判断すべきか、
農家の方々にとっては、わからない。

農家のみならず、建設然り、技能実習生の受入対象職種に限ることもなく、
法律を無視して、その罰則などを想像もできないほどに困窮している
経営者にとっては、のっぴきならなければならないほどに、
砕け散るまでは、違法であろうが労働者の受け入れをしているのでしょう。


労働者にしたら、そんな会社などとっとと倒産してしまえ、

なのでしょうけれども、事務所のドアに、そんな会社ですなんて
どこにも書いてないですから、自身で判断するしかない。

日本人ならまだしも、外国人は、不法就労が発覚した時点で、
強制送還はまぬかれないので、バレるまで働いて、
捕まったら無一文だと言い張り、税金で帰させてあげる。


いつかはバレる、崖への片道切符を猛ダッシュで駆けているだけ。


この動きは、なかなか止まることはないと思われます。



結果、摘発され、法令違反の指摘に加えて、

 
わかっていて雇用していたかどうか ← 在留カードやパスポートなどの確認をしているのかどうか。


さらには、


どうせ他に行く当てもないし、違法を理解しているから、
強制労働させておけばいい、外国人は同じ人間じゃない、
なんて、差別も含めて、『悪質』な就労状態であった場合、


不法就労助長罪としての、刑事罰まである、罰金刑に処されることでしょう。


当然、事業は閉鎖、さらには自己破産、犯罪歴がつき、明日をも知れない身と
なるのかもしれませんね。


それならば、いっそ刑務所に入れたほうが、3食お昼寝付きで、
有意義なのかもしれませんね。苦笑


これを、どうせ潰れるなら、同じだと思い、
突っ切るのか、
人として、経営者として、最後の意地を見せて、
周りに迷惑かける前に、廃業するのか。



この際、もっともっと、こういう問題が増えてくると思われます。










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