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外国人技能実習制度の止まらない違法摘発・・・なぜ?! [未だにルールを無視する企業と業者]

昔からそうですが、縫製業は、特にこういう事件が多いですね。

ある国の送り出し機関では、縫製業への実習生派遣を止めているところもあるほどです。

注:縫製業受入の全ての会社が法令違反をしていることではありません。
 しかし残念ながら、昔から多い業界であることも事実であるということです。


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中国人実習生に違法な残業させたか 会社を一斉捜索
NHK News web 6月14日 14時39分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160614/k10010555751000.html


以前も書いた覚えがありますが、
縫製の業界は、昔から女性の職場として、それほど難しくもない作業が多く、
賃金が非常に安価な業界でした。

そこに、海外で製造させたほうがよほど廉価なため、
国内の縫製業者は、単価勝負に挑まねばならなくなりました。

そもそも安い賃金だったことで、時代と共に、
小遣い稼ぎをしたがる女性も減り始め、
働いてくれる人がいなくなる、イの一番の業界であったのかもしれません。

結果、古くから実習生(研修生のころから)活用が広まり、
業界での市民権を得てきます。


時代は進み、さらに賃金は高騰し、人手は不足し、
結果、廃業の自己破産となるまで追い込まれている企業が多くなりました。

その中でも、悪質な経営者の場合、見つからなければ大丈夫、、、から、
バレて終わればそれまでと、逆に腹をくくって事業継続に走る方が
結果多くいたのでしょう。

あってるか間違ってるかはわかりませんが、
そんな気がしてなりません。



記事の下部にこんなリンクもありました。

キャッチ!インサイト 「失踪する外国人実習生」 広瀬公巳 解説委員
NHK ONLINE 2015年07月09日 (木) 
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/900/222554.html?utm_int=detail_contents_news-link_001


キャプチャー画像も多く、ざっくりと問題点が説明されていて、
初心者にはわかりやすいのかなと思います。


事業の継続には、様々なリスクがつきものです。
今後は縫製業に限らず、様々な業界で、特に人手不足倒産という言葉が、
徐々に飛び交う世の中になっていくことと思われます。

残業代をごまかす、
休日出勤をごまかす、
そもそもの雇用条件を勝手に変えてしまう。
強制労働させる。


その時の経営者の気持ちは正直わかりませんが、
こういった悪質な結果を導くことだけは、
経営者であるからこそ、避けていただきたいものです。

少なくとも、実習生の子たちに、罪はありません。







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