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派遣単価が上がったから実習生受入を考え始めた・・・大丈夫ですか? [経営者や企業のレベルの問題]

実際に、建前の人財育成、国際貢献という制度趣旨はともかくも、
この前提において実習という形式で労働を認めるということを、
理解して雇用しなくてはなりませんよ~!

そんな話を一丁目一番地でしています。

だいたいの企業では理解して頂けます。
いや、もちろんそうはいっても現実的にはさぁ~、って言われてしまうときもありますが。



しかし、なんとなく、

あ~、大企業様だと、こういう考えになるんだ~、

そんな印象を受けることがありました。


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あ、完全に労働力商品としてしか見ていないな。

後は、コストを安くやってくれるところを探しているだけだな。


あからさまには、直接的な表現はしませんが、
監理団体は業者ですか?
モノ言う監理団体はお呼びではないようです。


こちらも直接的には指摘しませんでしたが、

コストだけでok!ok!言うところではなく、何をどこまでどうしてくれるか、で
監理団体を選んだほうが良いですよ~!

って、言ってきました。


こういうところは、経営陣は部下から上がってくる数字的な情報のみを比較し、
部下は上に進言すると面倒だからと、責任持った発言推挙はしない。

結果、事が起きて初めて、痛い目を見てやっと気がつくのでしょうね。
手遅れでなければいいのですが。

部下のせいにしても、監理団体のせいにしても、実習生のせいにしても、
企業として責に問われる場合、経営陣の責任でしかありませんから。




外国人技能実習生は、確かに安定的な労働力として確保が可能です。

この制度のコンプライアンスを守り続けられるならば。 


しかし、派遣社員を派遣単価でしか見ていないような扱いをしている中で、
同じ考え方のメガネを通して考えられてしまうと、どうやっても隠しきれない歪みが生まれてしまい、
結果的に残念な結末を迎える可能性が高くなると思います。
まぁ、これは外国人も日本人も関係なく、
まったく同じ人間を人間扱いしないということではないかと思うのですが。


つまり、受入企業も、実習生も、そこにはお金しか結びつきがないということですね。


個人的には、双方納得であるならばアリだと思いますが、
この実習制度においては、『実習=人財育成』である以上、
外国人技能実習機構が監査に入るようであれば、アウトとなりそうな気がしてなりません。

もしかしたら、それ以前に、もっとお金が良いところに働きに行こうって失踪してしまうのではと、
心配になってしまいます。


オカネはもちろん大事ですが、
窓口担当者や現場責任者(指導員)には、せめてもう少し人情味も必要ではないかなと考える次第です。
うまく言えなくてスミマセン。




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