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外国人労働者を扱うであろう移民ビジネスは儲かるのか?! [益々多様化する日本]

否定的な現実と、楽観的な移民ビジネスの記事がありました。

人口減少社会において、外国人労働者の受入に対して、
議論が様々表面化してきている中で、個人的には政治が法改正による整備を
遅々として進めないことに、イチバンの罪があると考えています。


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技能実習巡る違反最多 受け入れ事業所、外国人に不当待遇
日本経済新聞 2016/8/17 1:01
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06147620W6A810C1CR8000/


ちゃんとしない法律。
ちゃんとしない監理団体。
ちゃんとしない送り出し機関。
ちゃんとしない送り出し国の法律。
ちゃんとしない受入企業。
まともに働かない実習生。

それらの結果が、記事にある現実としての結果であると思います。


でも、逆に、


移民ビジネスの経済効果は20兆円!? 専門家に聞いた
ハーバービジネスオンライン 2016年08月16日 ニュース
http://hbol.jp/105257


こういう意見もあります。

移民には否定的な記事が多い中で、肯定的な事実を指摘していて、
全てが正しいとも思えませんが、一面としては非常に納得するものがあります。

そして、この『移民自身のためのビジネス』において、

 『日常生活を支えるもの』

 『日本社会適応を補助するもの』

の2種類を指摘していますが、
実習生のために監理団体がしていることは、この両面があります。

でも、まともに取り組めば取り組むほど、
受入企業と実習生のお世話をすればするほどに、
手間暇ばかりかかって、正直儲からないです。苦笑

逆を言えば、サボりまくれば儲かってしょうがないのでしょうね。


それと、移民の受入の仕方に、成功事例を列記しています。
これは本当のことなのでしょうか。

 「本来移民とはその国に必要な人材を選択的に受け入れるもの。
 カナダ、オーストラリアでは正規に受け入れた移民の犯罪を心配する声は全くありません。
 実際、カナダなどが州毎に異なる移民政策を持つのはそれぞれ欲しい人材が異なるため。
 現在、秋田県は農業後継者が20%しかいないことが問題になっていますが、
 農業に適性のある移民だけを徐々に受け入れるなどすれば一般的にイメージされる混乱が
 生じることはない。慶應大学の後藤純一教授の試算では、移民の経済効果は300万人の
 移民を受け入れた場合で20兆円に上るともいいます。
 世界的有名企業の創始者は皆移民1世、2世であることが示唆するように、
 異なるバックグラウンドの人材を受け入れること自体が社会にとって飛躍のチャンスです」





↑こちらの筆者の方が、記事寄稿者です。

色々現実を経験していくと、机上でいうほど、
そんな簡単なことではありません。

しかし、実質的に移民の受入へと舵を切り、進んでいくことは
おそらく変わらないと思います。


であるばらば、
こういう成功事例などがあるならば、

どんどん真似して、良いとこ取りしていくべきです。

性悪説で結構ですので、厳しく取り締まるところは取り締まり、
盗める他国の事例は盗み、さらに揉んで日本流に昇華させ、

そして、本当に、「お世話してくれてありがとう」って言われて、
飯が食える仕事が増えれば良いなと思います。


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