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外国人技能実習生から訴えられる怖い時代です。でもちゃんとしてれば大丈夫。 [未だにルールを無視する企業と業者]

監理団体の中ではそれぞれお聞き及びのある某団体のブログにありました。

ここは悪い企業や悪い監理団体などを一生懸命に訴えることで
有名なところですが、久しぶりに拝見していた中で、
とうとうこういうリークが出ていました。





残業代400円を告発したベトナム人実習生を脅すブローカー

正直なところ、この動画をある意味、晒すことに躊躇しましたが、
公表されてしまってるため、お伝えします。

最近では、やれ叩かれた、キックされた、などの暴力行為によるパワハラや、
セクハラの証拠として、音声やこういう動画を撮る実習生がいます。

誰に入れ知恵されてのことかと思います。

これが悪いとも言えないですが、こういう対処が続くのであれば、
悪い話ができないことももちろんですが、
逆に柔らかいいい話も、全くできなくなるということ。


今の仕事の状況では残業がなくて、もっと稼ぎたいだろうからと、
ちょっとした掃除なのか、別の簡単な作業などを、実習生にやらせてあげよう、
そして、残業代を支払ってあげようって、優しい日本人らしい行為は、
一切禁止です。

冗談を言い合う社長と実習生。

『アナタ試験(技能検定)ダメでした~、海泳いで帰りま~す。笑』

『イルカに乗ると楽できま~す、サヨナラで~す!笑』

実習生もアッハッハ~って笑っています。

これもダメです。


ここだけ録音して証拠として出されたら、
社長にイジメられたとして、精神的苦痛と、
またイジメられると思うと怖くて出社できない、などと言い出しかねません。


もう一度言いますが、オベッカや追随ではなく、
本当に笑っているにもかかわらずに…です。


日本はもちろん、どの国も『労働者保護』にて、ゴネたもの勝ちな事例が多くなっていて、
心無い実習生は、外国人特有の考え方として、自身さえ良ければ、
今までどれだけお世話になった社長や会社の同僚であろうが、
平気で裏切ります。

『だって、私かわいそう、日本人はお金持ちだから。』

つけあがった実習生ほどタチの悪い輩はいません。

強請りタカリと全く同じです。

そして、それを良しとするのが、現法律です。


動画の内容を拝見しましたが、
確かに本当に残業が400円であり、不当に働かせていたのならば、
こういう風に訴えられても自業自得です。


しかしながら、まともな会社で、まともに働き、
注意や指導を受けながら、コミュニケーションを図り、
発生する様々な問題を、共に解決し乗り越えていける実習生も企業も
たくさんあります。

実習生も社長も、共に人なので、何もかもが杓子定規な法律というルールで
解決できるわけではありません。

実習生にも、社長にも、もちろん監理団体職員にも、
人であるがゆえに、ミスや間違い、勘違いもあります。

それを理解できず、自分だけを優遇し、
相手の落ち度ばかりを追求する輩は、大っ嫌いです。


こんな時代だからと、全て録音、録画されてると思って、
日々の業務に取り組むべきなのかもしれませんが、

イチイチ気にしていたら、本当に仕事になりません。


まっとうに『人』として真摯に取り組み、コンプライアンスを考え、
対応することで公平に解決できない事案のほうが多くなるようであれば、
その国の政治家がちゃんと法整備をしていないのか、
そもそも法治国家としての限界としか言いようがないように思います。


貴社、貴団体では、こういう事例はありませんか?

起きた場合、どう対応されますか?



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