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失踪対策になるのでしょうか?実習生の借金借り換えサービススタート?! [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

外国人技能実習生の失踪などの原因は、
主に母国で無計画で多額の借金をつくってまで、
日本に来ることにあります。

そこで、こんなサービスがスタートするようです。


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SBIと出光がカンボジア人技能実習生向け融資事業を開始
アセアンポータル 情報サイト 2016年9月30日
https://portal-worlds.com/news/cambodia/8239



とにかく日本に来さえすれば、いくら借金していても、
どうにでも返せるかのごとく、夢に見ているようです。


そもそも子供たちなので、利息がかかるとか、
いくら返さなくてはならないなど、
あまりまともに計算していないし、
送出し機関も、ビジネスだからと、
後先は考えていない対応が多いため。

また、日本側も、それは排出国と実習生自身の問題だからと、
日本人が首を突っ込んでも解決できない、事実が解明できないからと、
触れないどころか、逆に取引を継続したいのならば、
さらに送出し機関を通じて分け前をよこせという輩がいるほど。


日本では、未だに払い過ぎた返済金額を取り戻せるかもと、
弁護士がさらに弱者から救済者の顔をしてサラ金会社に
ビジネスをしているくらいに、金利制限は法律で定められていますが、

そこは所詮発展途上国。

未だにトイチどころか、それ以上もあるとか。


良心的な送出し機関は、公的金融機関を紹介し、
3年間の雇用契約を元に、その国なりの良心的な金利で
借入金の手続きを進めてくれる手続き協力をしているところもあります。


それにしても、さすが禿鷹やハイエナのように嗅覚鋭いマネーゲームの金融機関。

暴利の外国と比べれば、日本での通常金利でも十分実習生にはメリットがあり、
とりっぱぐれも少なそうです。

そして、近視眼の実習生も、日本に来て、現実に稼げる額に直面して、
初めてこういう返済が楽になり手元に残るお金が少しでも多くなる分には、
日本の信頼ある大企業のサービスなら、
もろ手を挙げて大喜びで借り換え契約するでしょう。

監理団体である協同組合の手を借りねば、実際の対応はできないでしょうし、
逆に監理団体に多少の手数料を支払って、手続き代行させれば、
話は早いし、十分計算に合うことでしょう。


コレが失踪防止の一環として役立つかどうかまではわかりませんが、
結果、実習生にとって、受入企業にとって、実習の安定継続の足しとなるなら、
こんなに嬉しいことはありません。


時代とともに、様々変わってきています。
受入人数という分母が増え続けている以上、
法律もどんどん小うるさくなり続けていきますが、
こういう良い意味での新しい動きは大歓迎です。


早くほかの国にも広がって欲しいなと思います。
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