SSブログ

外国人技能実習生の受入が増える本当の理由とは?! [経営者の悩み]

外国人技能実習生の受入が軒並み増えています。

労働者確保のためとか、DM送るような営業行為は、
決してしてはいけないというルールがあるにもかかわらずに、です。

・・・なぜでしょうか。


bbebc85a.jpg



人口減少、労働者不足はもちろんですが、

本当の理由は、『コストが合う手法が他にないから』。


普通に求人募集、成約報酬型もありますが、人が来ない。

派遣で頼んでも人が来ない。なおかつ時給は上がる一方。

建設などは派遣は法律上、そもそも使えない。


女性活躍、高齢者の再雇用。


色々言いますが、女性が、高齢者では事足りない現場も多い。



実習生は、業種業界に偏りはありますが、『3年間均してみたならば』、
一人頭、一カ月分の人件費換算にて、最低賃金ながらなんとか計算があう。

外国人な分、コミュニケーションをはじめ、大なり小なり様々ありますが、
仕事も大してできないのに、文句しか言わない、一生懸命やらない、
そんな使えない日本人より、よっぽどマシ、いや日本人なんかよりイイ。

そして、ここが見えないポイント。


『良い人財(素材)を組合が、送り出し機関が勝手にピックアップしてくれるから』



受入企業の皆様にとっては、
費用を支払っているのだから、
当然のことといえばそれまでですが、


この人選を、どこまでスクリーニングかけるか。


このやってもやらなくても、大して変わらないポイントに、
いかに労力と時間とコストをかけるか。

ここも、送り出しや組合の姿勢によって、かなり違うことでしょう。

でも、残念ながら、『人』な分、120%の保証はありません。



いや、むしろ、受入企業が当事者意識をもって、
こういう条件のフィルタリングを機能させてほしい、
こういう選別手法にてテストしたい、

などなど、入り口から取り組む姿勢によっても、
人選は大きく違ってきます。



中小になればなるほど、社長のすべき仕事は多岐にわたり、
結果、そんなことまでやっていられない≒組合がすべき仕事だ、と言われます。



仕事ではあっても、監理団体の担当者によっては、
どこまで真剣に取り組んでいるかは、まるで違います。



結果、不確定要素に依存するのではなく、
自身の立ち回り一つで、色々変わります。



外国人技能実習生の受入が増える本当の理由とは、

コストが合う中でも、人選を組合(送り出し)が揃えてくれ、
日本語はもちろん、根本的な教育までやることやってから、
自社に配属となるため、

組合依存ができることが、

受入が広がる大きな理由であると思われます。


要は、直接の雇用主は自社ではあるものの、
何かと相談にのり、手続きをお手伝いしてくれるプロがいるから、
受入が増えていると思われます。



考えてみてください。

受入企業だけで、外国で対象者を募集できますか?

エアチケットやホテルはともかく、付き添ってくれる
通訳の手配もできますか?

入管への申請書類は何をどう手続きすればよいか、
わかりますか?

外国人の労務管理は、どの点をどう対処すべきか、
ご存知ですか?



最初はわからないことだらけです。



でも、監理団体がガイドしてくれるから、実習生≒労働者の受入が可能となるワケです。




採用に関して、面倒なポイントは、数多くあり、
募集の仕方、自社PRのうたい方、面接の選抜手法、
自社で深く掘り下げて取り組もうとすればするほど、
なかなか、やれないし、できないものです。



慣れてきたなら、ぜひそんな視点からも取り組んでいただけると
より問題の少ない実習受け入れができると思います。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。