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もう一つの外国人介護人財の確保手法も決まりましたね。 [介護 技能実習生]

外国人技能実習制度での介護人財を受け入れる手法については、
昨日の記事をご確認ください。

http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2016-10-22


ここでは、もう一つの外国人介護人財の新しい受入手法についても、
記載してみます。


setsuritsu.jpg


そう、留学生です。

実は、これは外国人技能実習生でも、
実習期間満了までに、同条件が付与されるのかもしれませんが、

介護の新しい就労ビザができる予定だということです。

つまり、
『日本で介護福祉士の資格を取得した外国人』であれば、
就労ビザでの日本滞在が許可されると。

そう、業界ではご存知の方が多いと思いますが、
今までせっかく介護福祉士の資格を苦労して取ったとしても、
外国人の方は日本でその資格を利用して就労することは
ダメだったんです。


今まで留学生で介護の勉強をしていた方々は、
いったい何だったんだということです。


まぁ、言ってもどうしようもないことは置いておいて、

今後、介護の専門学校は、かなり勢いづく気がします。

法案の施行後には、堰を切ったように留学生が押し寄せてくるのかもしれません。


しかし、いつものオチで申し訳ありませんが、

本当に来るのかどうか、来れるのかどうか。

いや、実情を知らず、来ればなんとかなるやとばかりに、来ると思いますが、
留学生も相当の借金をして来日します。
加えて、日本滞在中の生活費や授業料を工面すべく、
週28時間の制限を超えて、必死にアルバイトに精を出し、
結果、勉学はおろそかに。
授業中も日本の学生のように、グースカピーとお休みする子も。

日本語すらN3レベルはそれなりに大変なのに、
EPAまではいかないまでも、介護の専門用語や勉強は、
かなり大変であり、本当にそう簡単に介護福祉士の資格は取れないと思います。


結果、儲かるのは学校ばかりにて、
期待して有資格者を待ち続ける介護施設に、
はたして採用、就職できる外国人は何人いるのか。


介護施設側にしてみれば、
実習生と違い、日本語能力も資格までもを
自前でお膳立てしてある人財ですから、
こぞって欲しがると思いますが、

それこそ、学校には相当数の求人が並び、
規模や給料で、貴重な学生側は選び放題でしょう。


それは、遠方の学校まで採用担当者が日参して、
ウチに有資格者を回してくださいと、
頭を下げてお願いに行けば、
来てくれるというものでもないんじゃないかなと。

近隣ならまだしも、遠方にしかなかったなら、
そんな動きもできませんし。


私はよくは知りませんが、
今でも待機組とかいるんでしょうかね。

いなかったら、採用できたとしても、何年後になるんでしょうね。


このあたりよくわかりませんが、
やっぱり簡単な話ではないのかなと。


もちろん、2025年までに38万人の介護スタッフ不足のために、
2016年の今、衆院委を通過した時点のこと。

徐々に増えてくることを期待して待つばかりです。


もしかしたら、近い将来、親はもちろん、自身ですら、
こういう外国人介護スタッフに面倒を見てもらっているかもしれません。



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