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外国人技能実習制度の有効活用についてしみじみ思うこと [技能実習生の法改正]

最近、しみじみ思います。
従業員を大事にできない会社は、長続きしないなぁって。
社員一人一人の生活を考えてあげられない会社は、
自然と淘汰されていくことでしょう。

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そして、それは外国人技能実習制度も同様です。
外国人技能実習生の生活を、ちゃんと考えてあげられない受入企業では、
当制度の有効活用は難しいでしょう。

言葉通り、労働力としてしかとらえていない会社ではよけいに。


それは、送り出し機関を通ってきた後にわかる、彼らの借金の額の大きさであり、
彼らの住む居住環境であり、
家賃の額面であり、
仕事への指導であり、日々のコミュニケーションであり、
接し方でもあります。


コストパフォーマンスは、確かに大切ですが、
そのバランスはもっと大事です。


安いだけの監理費で、コスト面だけで顧客満足に走る監理団体。

置き去りになるのは、いつも弱い立場の実習生。

無論、高いだけの監理費では意味もありませんが、
高いなりの付加価値があればこそ、

3年つつがなく実習期間を終えることができるのであれば、
むしろ安いことをご理解いただけるでしょうか。

途中で問題発生し、失踪してしまったり、途中帰国するのであれば、
それまでかけた、コストも、労力も、時間も、無駄になります。

加えて、その終わり方によっては、受入企業にとって、
反省して制度を再び利用する権利すら与えられなくなってしまいます。


しょせん、賃金は上がり続けます。

法令違反のバカチン達のおかげで、
ますます窮屈な実習制度になっていきます。

=監理コストも当然増え、監理費も上がっていくのではと
考えます。


よく大手が安心という気持ちも十分わかりますが、
大手だからと言って決して安心ではありません。


その監理団体の姿勢と、担当となる人の資質に、
大きく左右されるからです。


監理費が高くても、安くても、
企業や実習生からのヘルプサインを読み取り、
先手を打って問題の芽を摘むことは、
目に見えませんが、本当に大切なことです。


そう、監理団体にしても、実習生を大切に考えてあげられる視点や気持ちを
持てるかどうかによって、この先、生き残れるかどうかがあると思います。


お客様は、お金を払ってくれる受入企業だけではなく、
実習生も、ということです。

実習生がいなかったら、監理費なんてないワケですから。




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実習生以外の外国人労働者の受入手法について、
少しずつ情報を足しています。

そんなサイトも作ってみていますので、
ご興味ございましたらご参照ください。


『外国人労働者受入の円滑な進め方』
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