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人口減少社会の行く先を考えて、この先の自身の将来をつかみ取るためには [人口減少社会]

単なるデータでしかない人口減少の推移。
ここから、何を読み取り、この先どう生きていくべきかを考えてみました。

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以下の記事をご参照ください。

日本人は「人口急減の恐怖」を知らなすぎる
今後はフリーフォールのように急減していく
東洋経済ONLINE 2016年12月08日
http://toyokeizai.net/articles/-/148363




比較するとイメージがわきやすいと思います。

今から20年前(1990年代)、30年前(1980年代)くらいは、
ただただ会社勤めをして、目の前の仕事をこなしていさえすれば、
例え成長や進歩がなくとも、どんどん給料は上がっていきました。

それもそのはず、社会全体で勝手に需要がどんどん増大し、
それはモノもサービスも提供すればするだけ売れていく時代でしたから、
売り上げも利益も右肩上がりになっていきます。


しかし、現在、人口減少社会に突入していると、
いくら高機能なモノを作っても、いくらより良いサービスを提供しても、
利用する人がどんどん減っていくのですから、
どれだけ突き詰めても、売れる数は少なくなる一方です。

それは、当然、給料だって減る一方です。
増えるとしたら、会社の命が短くなるのみでしょう。

それを個人の責任ではないとして、今の国に問うてみても、
当時の政治家から今に至るまで、誰も責任は取らないし取れません。


そして、自身以外、誰も助けてはくれないことでしょう。


もう一つの視点は、海外です。

日本の国と同じ道を、10年後に追いかけてくるのが他の国々です。

今はまだ右肩上がりを続けている国も、
人口データから見ると、かつての日本の右肩下がりのように、
すでに右肩下がりに入っている国もあるようです。


紹介した記事にある言葉で、一番気にかかった言葉は、

『どの国にも歴史上、一度だけ人口ボーナスがある』

それは、その後、必ず人口オーナス(負担)がくるという言葉が
続いています。


地球規模で見ても、まだ右肩下がりにまでは来ていないようですが、
足音は確実に近づいているようで、喫緊でこの先の時代を、
いかに生きていくべきかについて、急激な変化に迫られてしまうことは、
火を見るよりも明らかです。


この数年を、日本を起点として自己中心的に考えるならば、
労働者対策の実習生事業については、先行きが見えなくもないと考えられますが、
これこそ変化のただなかにあり、どう転んでいくのか、
やはり不透明と言わざるを得ません。


中国の次はベトナムと、逆転した今頃では、もう1年、2年もたたぬうちに
中国化してしまっていることでしょう。


じゃぁ、ベトナムの次は・・・?

それって、経済格差の大きい国を次から次へと変えているだけってことですよね。

正に、技能を教えてあげるという名の下に表裏一体的についてくる、
労働力の確保に他なりません。


そういう先を考えてしまうと、はたして実習生事業だけに取り組んでいくことは、
少しずつ真綿で首が閉まっていくリスクとなっていきます。


あれもこれもはとてもかないませんが、
それでも、手を広げていくことを考え、
今を取り組んでいます。

3年後、5年後は、どうなっているのか、
正直分かりません。


あなたはどうお考えでしょうか。



宣伝です。

ご質問やご意見についてですが、
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ただし、2,3日かかる場合もあります。
ご了承ください。


『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/





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