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技能実習生を「日本人と同等以上に」とは? [技能実習生の法改正]

外国人技能実習生が様々フォーカスされてきています。
異論反論オブジェクション!なんて古いですよねぇ。苦笑

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さて、今日読んだ記事を様々列挙してみます。

技能実習生の待遇差別禁止へ 「日本人と同等以上に」
朝日新聞 DIGITAL 金子元希2016年12月15日16時12分
http://www.asahi.com/articles/ASJDG6HZXJDGUTIL043.html


「技能実習生は戦力、でも…」 新制度、農家ら不安も
朝日新聞 DIGITAL 金子元希2016年12月15日16時11分
http://digital.asahi.com/articles/ASJDG6HZYJDGUTIL045.html?rm=407


取材班から 共に生き、共に働く
西日本新聞 2016年12月15日06時00分 (更新 12月15日 13時21分)
http://www.nishinippon.co.jp/feature/new_immigration_age/article/295786


出稼ぎ留学生(1)暮らしの隣「移民」100万人
西日本新聞 2016年12月15日06時00分 (更新 12月15日 13時28分)
http://www.nishinippon.co.jp/feature/new_immigration_age/article/295787


外国人介護実習生を「国別採点」する受け入れ団体の“上から目線”
この差別意識には、黙っていられない
講談社 2016.12.17. 社会保障・雇用・労働人口・少子高齢化企業・経営
大塚 智彦PanAsiaNews記者
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50482



ご覧の通り、今、イチバン騒がれているのは、
外国人だからと技能実習生(留学生)の子たちを不当に差別して、
低賃金で長時間強制労働させてはいないか?!

ということです。


先日のJITCO巡回指導でも、その点が本文に明記されていました。


うん、もう受入禁止したらどうですか?苦笑


本音は実利を伴わない受入を進める企業はほぼ皆無でしょう。


そして、国際貢献、人財育成とのたまう形骸化した誰も使わない、
使えない制度(ルール)が日本にはあるというだけでいいじゃないですか。


記事にもあるように、実利を伴うからこそ、
結果として国際貢献、人財育成ができるのであって、
決して逆ではありません。


だから、現行で当制度で国際貢献、人材育成したいなら、
日本が、お役所が、お役人様が税金使ってやればいいんですよ。

それに、実習生で来ているならば、
彼らも賃金でとやかく言う必要もないと思うのは気のせいでしょうか。
労働者じゃなくて、実習生なんでしょ。


そうすれば、来る外国人は一人もいなくなりますから。



「実習生に日本人と同等以上の待遇」なんて言葉そのものがおかしいとは
思いませんか?


日本人と同等の待遇とは、おそらく、現行の最低賃金じゃなくて、
その企業で働く日本人、
さらには、実習生と同じ実習(現場就労)している日本人と同じ給料をと。

そういう意味なんでしょ。


渡航費から、日本語の勉強から、寮を借り上げて生活備品までそろえてあげて、
自転車も雨合羽も全部買いそろえてあげて、あげくお米なども差し入れてあげて、
ある意味いたせりつくせりの優しい経営者もたくさんいるのに、
なおかつ、実習生をもっと甘やかせろと。
そりゃモンスター実習生が増殖していくことでしょう。


そもそも、
日本人同様に言うならば、実習生以上に虐げられている日本人は
誰がその待遇をチェックし監督指導しているんでしょうね。


こういうならば、労基は全企業、全事業所を監督指導して、
日本人の低賃金やサービス残業や強制長時間労働など、
パワハラセクハラのヒヤリングなど、なんでしないのでしょうね。


ある意味、監理団体を使って受入企業をイジメて喜んでいるのは、
本当になんてお役所的なやり方なんでしょうね。


個人的には、実習生同等以上の待遇を、
日本人従業員にも保証=誰かがちゃんと監督指導すべきだと、
声を大にして言いたい。

監理指導する監理団体職員の残業代は?休日出勤の割増賃金は?
海外出張にて朝から夜中までお付き合いする業務の費用は?



そして、企業側もしょうがないので、余計なお世話は一切しない。
どうせイチャモンつけられるネタになりそうな、
忘年会も新年会も一切しない。参加する人しない人で差別になるから。
会社の飲み会も当然しない。
社員旅行も禁止。
差し入れも禁止。
残業も禁止。
就業規則などを許される範囲で最大限企業防衛策に改善し、
労働者とは一切ビジネスライクに徹する。
声もろくにかけてはならない。訴えたもの勝ちのパワハラセクハラになるから。
声をかけるのは、ソフトに丁寧に訴えられることを覚悟して
日々のコミュニケーションを図りましょう。

・・・アホですよねぇ。

いっそ、全員個人事業主として、会社と請負的な契約にしてしまえ。
つまり、全ては双方の評価に基づいて当事者同士の自己責任の下、
契約で縛ってしまえ。




本当に杓子定規に全てやるなら、
雇用はだいぶ少なくなるでしょうね。


結果、本当に個人事業主か、大企業に所属する人か、
はたまた生活補助を受ける人のどれかになりそう。



宣伝です。

来週以降で色々書き足します。汗

『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/







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