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技能実習生採用について、昨日の真逆の現実を書きます。苦笑 [経営者や企業のレベルの問題]

昨日は、組合職員側の愚痴を吐き出しました。汗
今日はそれを踏まえて、表面的なことを書き出してみます。

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*ちなみに、昨日の記事はコチラ。
 http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-01-30


受け入れる実習生の選抜について、中小企業側の理屈を書き出してみます。

答えは、

『お金払って頼んでるのだから、そちらで間違いない子をピックアップしておいてよ!』


この一言に尽きると思います。


これは、特に実習生の採用選抜だけに限らず、
日本人従業員の面接にも同じことが言えます。

つまり、経営者にもちゃんとした判断基準はないということです。

簡単に言えば、

『この子は他と比較して良さそうだから採用してみよう』

これだけですね。

強いて言えば、ご自身の経験則に合致しそうかどうか。



昨日の言葉をそのまま企業側に言えたとしても、
けっきょくのところ、雇ってみないと実際のところは分からないから。

そうなるだけです。



そこで、監理団体側は、何を考えるかというと、
マジメに言えば、送り出し側と様々協議して、
受入企業側が言う通り、

『採用すべきではない子を排除する』ように気をつけます。


基本的には、無犯罪証明などのチェックをしたり、
経歴による確認を様々してから、
送り出し機関から候補者がセットされます。

そこに、性格診断とか、簡単な四則計算とか、
クレペリンテストやIQテストなどの対応をお願いし、
ただ単に集めた母集団から選んでくれ、なんて事態にならぬように、
様々指示確認します。

ちなみに、日本国内における男女雇用均等法とか、
えり好みのルールは、現実的にはほぼありません。


そして、面接の際に、様々ヒヤリングし選別の目を光らせます。
なんでしたら、意味があるかどうかはおいておき、
質問事項もいくつか準備しておきます。
いざ面接という場で、『ところで何聞いたらいいかな~?』という方も
実際には少なくありません。


また、何らかの作業を指示し、実務を通じて、その子一人一人の
動作や言動などを通じて、様々チェックします。


それらをすべからくこちらの誘導尋問などで、
聞き出し、準備し、対応していきます。


結果、それらのお膳立ての中で、面接もつつがなく終え、
合格者と補欠合格者が決定されるという流れです。


おそらくは、ほとんどがこういうパターンではないでしょうか。



昨日とは真逆のことですが、

現実はそんなものです。


そして、確かに、来て働いてもらわなくては、何ともはっきりした答えはわかりません。


そして、それでご自身が選んで引っ張ってきた子に間違いがあれば、
それはそれで、致し方ないと納得いただけるように、話をします。


実際に、人の採用はそれだけ難しいですし、
いつだって大正解となることはないでしょう。


でも、昨日の意見も、頭の片隅に入れて面接に臨んでいただけるだけでも、
だいぶ違うと思いますけどね。


ぜひご参考にしてください。





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※当ブログでの上記案内記事はコチラ

 http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06

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