毎年増加している外国人労働者の在留資格別の数字の推移 [人口減少社会]
労働力不足、人口減少。日本の市場も順次縮小していきますが、
まだ今現在、様々な業界で人手不足による労働者確保が進んでいます。
平成28年における外国人入国者数及び日本人出国者数等について(確定値)
法務省入国管理局 平成29年3月3日
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00064.html
この資料をざっと見ていった際に、
『表5 在留資格別外国人新規入国者数の推移』
なるページがあります。
そこを見てみると、どの在留資格が、どれだけ増えているのか、
実際のところ、新規で何人許可が下りているのかが、
よっく分かります。
個人的に気になるビザの種類だけ下記に列記します。
人数 対前々年増減率 対前年増減率
技術・人文知識・国際業務 20,940 46.7 18.4
企業内転勤 7,652 6.1 6.2
技 能 6,404 171.4 -0.3
技能実習1号ロ 99,453 30.6 10.1
留 学 108,146 31.1 8.6
特定活動 18,210 70.8 21.6
実習生は前年比10%の増加、留学生は8%の増加。
注:実習生は1号のみなので、2号である2,3年目の数は含まれてはいません。
また、1号(1年)のみの実習生もいるので、10万人×3年(3倍)という
単純計算にもなりませんが、やはり昨年末の数字が24万人っていうのは、
現実的な数なのでしょう。
100人に対して10%と違い、約10万人に対して10%違い増加になります。
つまり、実習生(1号のみ)は昨年より9,146人、
留学生は、8,590人増えたということ。
月に均して、約1500人ずつ毎月入国してきているということ。
そして、就業ビザでもある『技術・人文知識・国際業務』については、
増加率も著しく、前述同様の計算で、3,250人、毎月約270人の入国。
『特定活動』も増加率が著しく、様々な手法で外国人が入国し何らかの稼ぎを得る人が
多くなっています。
前々年増減率を見比べても、相当の伸び率でしょう。
そして、比較対象はないにせよ、来年平成29年のこれらの数字には、
新たに『介護』が追加されます。
こちらも、予想ではとんでもない数の外国人が入国してくることでしょう。
(実習生1号もさらに増えることでしょう)
そして、国別の実習生の入国数は、
とうとうベトナムが中国を抜き去りましたね。
*表6(続き2)国籍・地域別・在留資格(入国目的)別外国人新規入国者数(平成28年)
をご参照ください。
ベトナム、中国に続いて、フィリピン、インドネシア、タイとなっています。
その他の国も、それぞれ増えていることでしょう。
特定活動においては、ほぼワーキングホリデイが主ですが、
インターンシップも増えてきております。
昨日の不正行為については、対象が実習生関連先でしかありませんが、
今後、順次カテゴリーごとに取り締まりは厳しくなっていくことでしょう。
在留認定申請も厳しさを増してくると思います。
どれだけ体力があるか、コンプライアンスを理解し、整備ができるか、
人手不足に苦しむ企業にとっては、色んな意味で相当の負担が増してきます。
それでも、生き残りをかけて、前見て上見て進む以外、道はありません。
なんとか溺れずに泳ぎ切りたいものです。
宣伝です。
ご関心のある方は、以下よりどうぞ。
●『受入企業専用メール配信登録フォーム』
対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
また受入を希望、検討されている方。
*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
個別相互のご相談も可能です。
監理費が適正価格なのかどうかも、
私の主観でしかございませんが、お答えいたします。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y
●『監理団体専用メール配信登録フォーム』
対象:監理団体の方
*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7
※サイト内に就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
サイト内のメールアドレス宛に直接メールください。
まだ今現在、様々な業界で人手不足による労働者確保が進んでいます。
平成28年における外国人入国者数及び日本人出国者数等について(確定値)
法務省入国管理局 平成29年3月3日
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00064.html
この資料をざっと見ていった際に、
『表5 在留資格別外国人新規入国者数の推移』
なるページがあります。
そこを見てみると、どの在留資格が、どれだけ増えているのか、
実際のところ、新規で何人許可が下りているのかが、
よっく分かります。
個人的に気になるビザの種類だけ下記に列記します。
人数 対前々年増減率 対前年増減率
技術・人文知識・国際業務 20,940 46.7 18.4
企業内転勤 7,652 6.1 6.2
技 能 6,404 171.4 -0.3
技能実習1号ロ 99,453 30.6 10.1
留 学 108,146 31.1 8.6
特定活動 18,210 70.8 21.6
実習生は前年比10%の増加、留学生は8%の増加。
注:実習生は1号のみなので、2号である2,3年目の数は含まれてはいません。
また、1号(1年)のみの実習生もいるので、10万人×3年(3倍)という
単純計算にもなりませんが、やはり昨年末の数字が24万人っていうのは、
現実的な数なのでしょう。
100人に対して10%と違い、約10万人に対して10%違い増加になります。
つまり、実習生(1号のみ)は昨年より9,146人、
留学生は、8,590人増えたということ。
月に均して、約1500人ずつ毎月入国してきているということ。
そして、就業ビザでもある『技術・人文知識・国際業務』については、
増加率も著しく、前述同様の計算で、3,250人、毎月約270人の入国。
『特定活動』も増加率が著しく、様々な手法で外国人が入国し何らかの稼ぎを得る人が
多くなっています。
前々年増減率を見比べても、相当の伸び率でしょう。
そして、比較対象はないにせよ、来年平成29年のこれらの数字には、
新たに『介護』が追加されます。
こちらも、予想ではとんでもない数の外国人が入国してくることでしょう。
(実習生1号もさらに増えることでしょう)
そして、国別の実習生の入国数は、
とうとうベトナムが中国を抜き去りましたね。
*表6(続き2)国籍・地域別・在留資格(入国目的)別外国人新規入国者数(平成28年)
をご参照ください。
ベトナム、中国に続いて、フィリピン、インドネシア、タイとなっています。
その他の国も、それぞれ増えていることでしょう。
特定活動においては、ほぼワーキングホリデイが主ですが、
インターンシップも増えてきております。
昨日の不正行為については、対象が実習生関連先でしかありませんが、
今後、順次カテゴリーごとに取り締まりは厳しくなっていくことでしょう。
在留認定申請も厳しさを増してくると思います。
どれだけ体力があるか、コンプライアンスを理解し、整備ができるか、
人手不足に苦しむ企業にとっては、色んな意味で相当の負担が増してきます。
それでも、生き残りをかけて、前見て上見て進む以外、道はありません。
なんとか溺れずに泳ぎ切りたいものです。
宣伝です。
ご関心のある方は、以下よりどうぞ。
●『受入企業専用メール配信登録フォーム』
対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
また受入を希望、検討されている方。
*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
個別相互のご相談も可能です。
監理費が適正価格なのかどうかも、
私の主観でしかございませんが、お答えいたします。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y
●『監理団体専用メール配信登録フォーム』
対象:監理団体の方
*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7
※サイト内に就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
サイト内のメールアドレス宛に直接メールください。