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変化に対応できない経営者、人事責任者たち [人口減少社会]

これは、結構な大手であっても中小零細であっても、
実は同じ。

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今の世の中、時代は変わり、
雇ってくれる人が偉いワケでは決してありません。
上から目線の意識を変えられない、
降りてこられない社長や人事部長は、
通用しない世の中に代わってしまいました。


別に労働者様にへりくだる必要はないですが、
雇ってやるという姿勢は、必ず労働者に伝わります。
労働者の立場に立って考えてみてください。

仲間として迎え入れるから、一緒に頑張って働こう!って職場と、
雇ってやるんだから死ぬ気で頑張れ!ダメだったら切るぞ!
なんて職場とでは、火を見るより明らかです。


モンスターの素養ともなる半面、
日本人外国人問わず、同じ職場で働く仲間として、
先々掛かる様々な費用を賄えるだけの給料を提示し、
当然のごとく、昇給条件を具体的に明示し、
その人それぞれの先行く道を作ってあげられる会社こそ、
その人、一人一人を大事に大切にできる企業ほど、
この労働力が枯渇していく時代に、求心力を保てるのではと考えます。


理想を言うならば、求職者が、
御社でぜひ働きたい、
お願いだから採用してください、
そう言わせる戦略をどれだけ厚く汲めるのか。

給与の額面だけではなく、
控除、就労時間、曜日、残業、仕事内容、
責任の大きさ、職場の仲間、人間関係、
家族の扱い、お休みがちゃんと融通聞かせてとれる、
様々な就労条件を魅力的な設定にせねばなりません。

また、見た目からして、写真画像を多用したり、
動画まで様々編集して綺麗事も現実も上手にPRして、
働く職場の魅力も上手に伝わるよう発信せねばなりません。

もしかしたら、寮まで用意してあげる。
家族の方にまで心配ご無用と不安を解消してあげる。
経営者自身がちゃんと自身の言葉で顔を出して、
従業員に対する考え方を告知する。

色々な形で、アナタのことを真剣に考えて、
そのためにこういう施策を次々用意してますよ~!と、
多角的にアピールするとより労働者も安心して、
興味や関心を持つことでしょう。


今や、営業販促のみならず、
適性のある労働者を継続的に確保するためには、
マーケティングが必要ではないでしょうか。


そのお膳立てができたならば、
いかに求職者にそれらの情報を届けるのか、
求職者に見てもらえなくては、
せっかくのお膳立ても無意味の徒労で終わります。


本当に大変な世の中に変わってしまいましたね。




また、外国人受入という予防接種を積極的にするところが
少ないこと少ないこと。

私も10年以上取り組み続けておりますが、
何も日本人で賄えるならば、こんな仕事は成立しません。
まして、年々厳しく枯渇して奪い合いです。

外国人受入は、ノウハウ構築として、どんどん進めて
体験して答え合わせをしていくべきです。


何度か訴えてきましたが、
所詮、肺がんで死ぬからとみんな知っていても、
タバコを止めない。
酒の飲みすぎ、暴飲暴食しすぎ、適度な運動が必要なのはわかっていても、
結局糖尿病になったり、痛風になったり。

人のサガとして、致し方ないところなのかもしれません。


でも、企業となれば別です。

労働力の確保ができない、
長時間労働はさせられない、
どうしようもない、
・・・イリーガルであっても使うしかない。


それが外国人であっても、もしくは日本人であっても。
不法就労者でも雇うしかない、
長時間労働を強制させているといわれても、
残業を月に100時間以上させてしまいます。


いつの間にやら片道切符。

刺された時には、それまで。

潰れるくらいなら、労働者に、仲間にババひかせたとしても、
前のめりに潰れたいと。
労働者にしてみたら、一人で勝手に死んでくれ、
俺らを巻き込まないでくれ。


今はまだ人手は何とか保てていたとしても、
この先、労働力確保については、ほぼ明るい要素はありません。


そう、人的在庫がないならば、人的在庫があるところから、
仕入れてくるしかない。


仕入れるにしても時間もかかる。
誰でもいいわけじゃない。


外国人を受け入れたとしても、特に初めての場合、
お互いが手探りな状態。
慣れてなじんでいくには時間もかかる。
加えて次から次へと入れ代わり立ち代わり外国人がくる。
1年サイクルが回って、一人また一人と帰国があって、
初めて社内に、外国人と接する免疫が芽生え始める。



どうせ受け入れるならば、戦略的に色々な視点と法律と現実から、
トライアンドエラーを重ね続けるしかない。


考えることを、実践に取り組む、
予防接種にコストも労力も時間もかけるところが、
労働力争奪戦争に打ち勝つことができると思います。




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