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外国人技能実習生受入の組合乗り換えが静かに加速している現実 [技能実習生の法改正]

監理団体の組合の職員の方々、お疲れ様です。
すでに提出済みの組合も多いと思いますが、6月中の必着を考えれば、もう残りわずかです。

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ちゃんとアンテナ張って準備してきた方々にとっては、
すでに審査の結果を待つばかりでしょう。

でも、そんなに優秀な組合さんばかりじゃないのが現実です。

もしかしたら、11月上旬にすぐ許可が出なくてもいたしかたないと、
半分割り切って準備を進めていらっしゃる組合もありそうですね。



おかげさまで当方には、引き続き様々なご相談をお寄せいただきます。

中でも、色んな方々からお話をお聞きしていると、
ある動きが表面化していると感じます。


それは、まともな受入企業側であればあるほどに、
この先、今の監理団体(組合)で
このままお付き合いを継続していいのかどうか、
という心配が経営者や担当者にある企業が増えているのかなと。


ある企業さんでは、

現付き合い先が心配なので、
他に良い監理団体を紹介してもらえないか。


ある組合さんでは、

この1,2カ月で企業からのお問い合わせが増えた。
ビックリなのは、

『今付き合っている組合の対応が不安で、
この先も実習生の受け入れを継続していきたいのに、
ちょっと限界なので、ちゃんとした組合に乗り返したい…』

なんて、相談とのこと。

内情を言えば、そういうイイカゲンな組合さんとお付き合いしていたところは、
ほぼほぼ、監理費がめっちゃ安いとか、
小うるさいことを細々言われなくても済んでいたとか、
そこまで言われたら現場は対応できない、やってられないとか、
そもそも職種が合っていないのに、必須作業がないのに、
受入を継続しているとか、そういうパターンばかりで、

今のタイミングでなくても、
敬遠したり、構えて相談に乗っていたりしていたのに、

貴組合のやり方に従いますから、
ちゃんと無難に外国人技能実習生の受入継続ができるように、
対応願えるかどうかという、良質なお客様からの問い合わせとのこと。


そういう受入企業さんであれば、
組合にしても喜んで対応させていただきます。


このお仕事は、お金をお支払いいただくのに、
組合が上から目線で指導し、それに従っていただくことが多くあります。

受入企業にしてみたら、特にワンマンで切り開いてきた中小企業の
よくある社長さんにしてみれば、考えられない世界です。苦笑

元請けから奴隷のように、仕事が欲しければあれもこれもしろと、
状況によっては、値引きしろなんてことも当然のごとく
受諾せねばならない仕事をしている会社であれば、
わからないでもない体質ですが、

この仕事は違います。


そうあらねば、受入企業も実習生も、組合もお付き合いいただいている他受入企業も、
守れないからです。


だから、まるで派遣かのごとく、あれもしろこれもしろ、
それはお前らの責任だ!などとおっしゃる企業とは、
監理団体の責務を負っている組合は、
お付き合いできないのです。


そういったご理解をいただける企業も、
法改正のおかげか、増えているのが現状です。

いや、それだけ人手不足でどうしようもない現実に
困窮としている企業が多いということでしょう。


組合はもちろんですが、受入企業も襟元を自ら正さねばならない必要性に
理解が進むと、またひとつ不幸の量産が減ることでしょう。




ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
まとめてみました。ご参考まで。


外国人技能実習の新制度における注意事項まとめ
http://gaikokujin.link/blog/751.html




宣伝です。


ご関心のある方は、以下よりどうぞ。

●『受入企業専用メール配信登録フォーム』

対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
   また受入を希望、検討されている方。

*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
 法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
 現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
 個別相互のご相談も可能です。
 監理費が適正価格なのかどうかも、
 私の主観でしかございませんが、お答えいたします。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y


●『監理団体専用メール配信登録フォーム』

対象:監理団体の方

*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
 様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7


※サイト内に就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
 サイト内のinfoメールアドレス宛に直接メールください。



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