SSブログ

外国人労働者のメリットとデメリットは、企業のレベルにより全く違う! [経営者や企業のレベルの問題]

ハッキリ言います。
外国人労働者は企業の考え方や姿勢によって、メリットデメリットはガラッと変わります。

20151011094949.jpg


おわかりですよね。

よくわからん、手配したのはお前だから責任もってフォローしろ、
ウチお金払ってるよね、これだから外国人は困る、
日本語話せないとウチではねぇ、、、

言い出すとキリがありませんが、こういう企業はごまんといますが、
こういう企業では外国人労働者の功労はこうなります。

メリット
労働者を探す手間が省けた、期間限定だからボーナス払わなくていいし助かる、
残業やりたがらない日本人よりも、最低賃金の125%だから安上がりだし、
・・・すべては自分(企業=経営者)本位なメリット。
下手をすると、面接に行くことこそが楽しみという本末転倒な経営者が
得てして多い。

デメリット
自分が当事者という意識が薄いため、
労使間の問題発生などの芽を早めに摘むことができない、
労働者も好き勝手し始める、
全容を理解していないため、結果的に様々法令違反と判断されてしまうケースが多い。


対して、


わざわざ遠い国から出稼ぎとはいえ、自社のために3年来て働いてくれている、
日本語は話せないけど、積極的に話をして理解を深めよう、
どういう子を採用すればいいのか、かなり真剣に取り組む、
できれば、縁あって頑張ってくれた子たちの帰国後の行く末を心配する、


そういう企業では、外国人労働者はこうなります。


メリット
丁寧に接する機会が多いため、信頼関係が厚く、
外国人特有の自分本位な言動が控えるようになる、
日本語を頑張ろうという気持ちが維持でき、会話が余計にスムーズになる、
同僚との人間関係も良くなり、社内が活性化し、
全体の作業効率も上がる、
あわよくば、帰国した実習生の口コミから、面接時にいい子が集まりやすくなる、
大切にされていることがわかると、誰か一人がおかしな行動になると、
相互に自制、協調化の作用が起こり、見えないところでの問題発生率が低くなる、


デメリット
あまりに気持ちが入り過ぎると、
最後の最後で外国人特有のビジネスライクな考え方に、
裏切られたという気持ちになる。
頑張ってくれたからとTDLなんか連れて行こうものなら、
その後毎年恒例行事になり大変、
他の従業員から陰で不平不満が出る、


他にも、監理団体からの指導の熱も変わりますよね。

こんな就業規則だと問題解決できにくくなるから、
社労士の方に相談するなどして、改定すべきですよとか、
細かな法律テクニックだとか、
職務中や生活指導時に、実習生の異変を感じるアンテナの強化とか、
積極的に依存心以外で頼ってくる企業の力になりたいと思うのは、
ほぼ全職員ではないかと思います。



経営者の気持ちや姿勢一つで、
本当に目に見えないも、非常に大切な大事な良いサイクルが回り始めます。

逆の場合、問題発生も多く、下手すると途中帰国などのケースも生まれ、
本来のコストパフォーマンスですら成立しない現実へと陥る可能性が高まります。



決して、外国人労働者を過保護にしてくださいと入っていません。
なにも難しいことをお願いしてはいません。

労働力としてではなく、ヒトとして、大事な仲間として接しましょう。
そう申し上げたいだけです。

人財育成を通して、
結果として自社にも大きな貢献を呼び起こす。

そういった想像力をもって、面倒で手間がかかることですが、
一つ一つちゃんと向き合って受け入れることに、
是非とも心がけていきましょう。

発展途上国から先進国に来て、
その国では到底経験できない、
先進国日本の企業の経営者だから実践できる、
受け入れ手法に取り組み続け、
『延長して働けないんですか?』と
外国人労働者から後ろ髪ひかれるような会社に、
憧れの日本の経営者になりましょうよ!



宣伝です。


ご関心のある方は、以下よりどうぞ。

●『受入企業専用メール配信登録フォーム』

対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
   また受入を希望、検討されている方。

*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
 法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
 現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
 個別相互のご相談も可能です。
 監理費が適正価格なのかどうかも、
 私の主観でしかございませんが、お答えいたします。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y


●『監理団体専用メール配信登録フォーム』

対象:監理団体の方

*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
 様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7


※サイト内に就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
 サイト内のinfoメールアドレス宛に直接メールください。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。