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受入企業にとっての組合の選び方、付き合い方について [経営者や企業のレベルの問題]

ある受入企業の方から、コメントをお寄せいただきましたので、
こちらでお返事方々、お答えしてみます。

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ご登録いただいた受入企業の方向けのメルマガでは、
一日後に、『監理費が高いのか安いのか?』について、
お聞きするメールが届くようになっています。

ある意味、ちょっとイヤらしい質問形式にもしている内容です。汗

そのご案内に対していただいた返信です。


ーー

管理費の高い、安いの前に、
受け入れ企業はどこまで組合からのサービスを
受けれるのかをチェック項目を元に確認し、
合意の上で管理組合を決定すればいいかと思います。

そのため、初めての方は同業他社または近隣他社からかなりの時間を費やして、
実習生事業の内情、本質、困難、管理組合への不満等々の
情報を得る努力が絶対欠かせないと思います。

管理費は、組合の成り立ち、受け入れ人数、提供サービス、職員数、
資産等々でかなりの幅があるのかと思います。


ーー

「組合から、どこまでサービスを受けられるのか」

おっしゃる意味はよっく分かります。
組合が必然的に行わねばならない業務は別にしても、
そもそもの訪問回数や、実習生の病気やけがの際の通院付き添い、
技能検定対策、ほか、程度によりますよね。

個人的には、農業や建設など、労務管理をはじめ、かなりの労力を必要とする
受入の場合は、監理費は高めであり、受け入れ態勢がきちんとしていて、
受入慣れしている経験豊富な先であれば、また受け入れ人数のボリュームによって、
多少割安にする気持ちはあります。
実際にはそうしていることもありますが、
組合によっては、入管からナゼ監理費が企業ごとに違うんだと突っ込まれ、
企業ごとに違う理由を無理くり説明したりしていると、
けっきょく辻褄が合わなくなり、統一しているところもあります。

問題は、支部制を敷いていたり、遠隔監理をしているケースですね。

通訳もいかず、受入企業側が信じる常識にのっとって、
全てが決まり進んでいく。
組合は看板を貸すだけ、その分、安くする。

支部は監理指導の実態を理解しておらず、同じ組合でも、
やり方が根本的にバラバラ。
いや、法的にすべきことをしていれば、問題はないのですが、
法ですべてがリスクコントロールできることではないので、
個人的には、いかがなものかと思います。



近隣リサーチについては、まさか受入企業の方から、
ここまでの言葉が出てくるとは思いませんでした。

そして、これらの言葉が出てくる方は、
そーとーご苦労されたことと思われます。

しかし、探しても探せるものではないこともありますので、
そんな時は、ご相談ください。お約束できるワケでもないですけど、
お声がけしてみますので。


最後に、こちらの企業さんでは、
その監理費は相当お安いご様子でした。

具体的には存じ上げませんが、
良いお付き合いをされていらっしゃるようでしたら、
新制度以降も変わらぬことをお祈りいたします。



さて、11月を迎えるにあたり、はたしてどれだけの組合が、
その許可を取得できるのでしょうか。
また、許可出来た組合は、おそらくどこかに掲載があることでしょう。

つまりは、例えば、外国人技能実習機構に掲載されるのであれば、
そこに掲載のある組合であれば、
まずは受入れ手続きをすることができるという証明になるのでしょう。


ともなると、早めに許可を受けた組合が
先行メリットを享受する可能性もありそうですね。


おそらくは、相当数の組合が許可が出ず、
結果、こぼれて組合乗り換えせざるを得ない受入企業も、
相当増えると思います。

また、許可が通らない組合とお付き合いしていた受入企業では、
乗換先探しに他の組合を探し、その新たな組合側も食指は伸びても、
おそらくはトラブル多発は避けられないでしょう。

それだけ、え、ここまでやってくれるんじゃないの?的な齟齬が
かなりあるでしょうから。


・・・話がそれていくので戻しますと、
受入企業は、お付き合い先の社長さんのご紹介だからと安直に決めず、
転ばぬ先の杖を様々確認してからお決めになったほうが宜しいかと思います。


最後に、個人的に言い続けているのは、
最終的には「担当者」で決めること。


いざとなった時に動いてくれるのは、担当者に他なりません。

ぜひご参考になさっていただければと思います。






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