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外国人労働者には、性格や人格など人としての気質の判定が求められると改めて思われます。 [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

すごく極論を言いますと、『良い子』だったなら、どこでも受け入れたい。
加えて、法的な諸条件を満たせる子、満たせるレールが求められている。

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受入企業側にとって、大枚をはたいて外国人労働者の受け入れを進めるにあたり、
大枚はたいただけの良質な労働者が求められます。

ここでいう良質な労働者とは、言うまでもなく、
低賃金かつ長時間、強制労働もいとわない、
劣悪な生活環境でも文句も言わず逃げ出さない、
なんてバカな低次元レベルの視点ではありません。


監理団体や送り出し機関がまともに機能している前提において言うならば、

『良い子』


この明確な基準も表現できない、とても曖昧な言葉に集約される子との
縁組が非常に大切です。


この点において言うならば、
やはり人財を集める『送り出し機関』の機能がイチバン大事でしょう。

こういう子を借金額面などのストレスなく集められる仕組みをどう築いていけばいいのか。


ある送り出し機関では、

『日本語学校に入学してくるときに諸費用はもらいますが、
 しばらく学習意欲などの様子を見て、この子は日本には行けないな、
 企業側も採用しないだろうな、という子は、
 いただいた諸費用を全額返金して、
 自主退学(希望者は他の送り出し機関への紹介)をしていただいています。』

など、聞き及んでいます。

また、そういうところでは、

『日本へ行った実習生数百名と、そこの校長である女性が、毎日のように連絡を取り合い、
 何か心配はないか、問題はないか、をSNSを通して話をしています。
 そこから知りえる内容によっては、日本の監理団体に報告して対応してもらっています。』

『すべての受入先には、そして年に何度もは行けませんが、日本へも渡航し、
 直接挨拶かたがた、顔を見て話をし、様子を直接見ています。』

なんてことも、されているようです。

けっきょく、帰国した子の口コミによって、
募集費用をかけずとも人は集まってきて、良いサイクルが生まれています。


これは一つの結果でしかありませんが、
本当に素晴らしい取り組みでしょう。

そして、こういう姿勢の送り出し機関では、
もちろん、それほど高い諸費用を負担させてはいません。


日本語の教育の質など、他にもチェックすべき視点は多々あるので、
これらが全てではないにせよ、非常に根本的な点から、
安心して受入に望める確率が高くなります。


当然、企業にとっての『良い子』の特徴は、
相性なども含め、またそれぞれに違うので、せめて直接面接などの機会が必要です。


「良い子」を求めるのであれば、そうやって、石橋をたたいていくことが求められます。
今までの反省を生かしていくと、自然とこういう慎重な選択肢になっていくものです。

なっていかないのは、経営者が銭に比重がある場合がほとんどでしょうか。

いや、もちろん安定的な量のある発注あってこそでもあるため、
バランスは難しいものです。

それでも、こういうブラッシュアップに励み続けられる送り出し機関が、
求められていることでしょう。




前述の例では、『日本の企業に採用されそうな子』を、
送り出し側(一人の責任者の独断と偏見)でしかないため、
この点がズレていると、台無しです。

また、その方がどれだけ優れた眼力の持ち主であったとしても、
辞めてしまったり、病気や事故などで倒れた時には、
事業そのものが止まってしまいます。


ですので、日本式なのかもしれませんが、
大企業の採用時に行われているような、
足切りシステムが必要になってくると思われます。


まだまだ賛否もあるでしょうけど、
それでも一つのやり方です。


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こういう検査を低コストで受けさせるのも、大きな指標の一つとなることでしょう。
一人500円や800円です。
管理画面などは日本語のみですが、テスト問題などは、
日本語、英語、中文(簡体)、中文(繁体)、タイ語、インドネシア語、
ベトナム語、ハングル語の全8ヵ国語の受検に対応しています。

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送り出し機関にとっては、非常に大きな差別化にもなりそうです。

そして、この程度の受験コストであれば、
受益者負担もストレスを感じないことでしょう。


『良い子』は、送り出し機関にとっても、監理団体にとっても、
当然、『良い子』である場合が多いことでしょう。


受入企業側にとっても、3年、いや5年をにらむのであれば、
この程度のコストは、せめて候補者にもかけても問題はないのではないでしょうか、

ちなみに、このテストは、面接当日でも結果がすぐにわかるので、
現地に持ち込んでさせてみるのも手でしょうか。

けっこう当日にならねば、候補者すらわからない場合もありますしね。




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