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途上国の国内需要が旺盛になると、出稼ぎが減り、日本は…? [人口減少社会]

2017年の年末に、こういうリスクを考えさせられました。
日本は今後、どうやって外国人労働者を惹きつけるべきなのか。

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フィリピンは建設人材懸念 19兆円事業対応 250万人不足の恐れ
Sankei Biz 2017.12.29 05:55
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/171229/mcb1712290500003-n1.htm


こういうことって、当然ありうる話ですよね。

これから産業発展していく各途上国といわれる国々では、
建設ラッシュが進んでもまったくおかしくはありません。

なんせ、日本が通ってきた道ですので、
建設業の従事者が、職にありつけるとばかりに、
その国でも田舎から出稼ぎに多数がやってくることでしょう。

海外まで出向かなくとも、家族を養えるのであれば、
自身の親を助けられるのであれば、
自然と国内での出稼ぎへとシフトしていくでしょう。


これに対抗するには、
やはり高い賃金であることは当然です。
経済格差がどうであれ、その人にとって前述の国内出稼ぎよりも、
相当な賃金の魅力を打ち出せねば、
そもそも出稼ぎの選択肢の土俵にすら乗れません。


そして、技能実習なんていいう形骸化した意味ではなく、
正に、稼ぎに加えて、その人の人生にとって、
とても有意義な貴重な経験を積ませてあげられること、
それは母国では決して味わえない経験であること、

総じて、期間限定の出稼ぎであったとしても、
日本のその企業で自身の人生を過ごすことが、
イチバンの成功の道であると思えたなら、
そんな求心力を受け入れる外国人労働者に与えられる会社であるならば、

おそらくは、日本人も当然応募が来て、
採用、定着化も図れ、外国人労働者もその魅力を伝播される仕組みさえできれば、
ひっきりなしに応募が来てくれるようになることでしょう。


そこまでして、初めて『選べる』という権利が発生しそうですね。


日本人、外国人、問わず、働き甲斐のある、
魅力的な職場であれば、価値観に共感してくれる方には、
相当な求心力が働きます。

その手前では、その魅力をいかに高めることができるのか。
さらには、その魅力をいかにして外に発信できるのか。
その発信はどこに向けてどう発信すべきなのか。


こういった道筋を戦略的に実践できる企業にとっては、
労働力確保に困ることは自然となくなることでしょう。

そういえば、日本国内でも某会社が、こういう戦略を売りに宣伝してるところもあれば、
今は亡き経営者が講演招聘に引っ張りだこになって、
企業見学に一回いくらなんて商売すらされていたところもありましたね。


外国人労働者輩出国側も、日本や貴社の都合とは関係なく、
時代とともに動き変化しています。

それも、今までとは違う速度で。


いつまでも同じ考え方のままでは、浦島太郎にもなりかねません。

貴社では、目覚ましい変化に対応できていますか?





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