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以前紹介した外国人技能実習生失踪の映画のお話 [技能実習生受入時の本音の問題点]

以前お話しした映画ですが、いよいよクランクアップされたと
ご丁寧にご連絡いただきました。

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昨年の夏頃でしょうか。
実習生の失踪を背景とする映画を作ることが決定され、
その助監督の方から色々実態をお知りになりたいとのことにて、
当時お話しに伺ってきたことがありました。

その方から先日お返事をいただき、昨年末までで
無事にクランクアップでき、編集作業へと入ったとのことです。

2018年春に完成を予定しており、
その後、海外の映画祭などへの出品を経て、
2018年冬もしくは2019年初頭のロードショーを目指して、
配給活動を行ってまいります…とのことです。


以下に改めて映画のあらすじ他、ご紹介させていただきます。

ルー・ユーライ × 藤竜也 主演 日中合作映画『CHEN LIANG(チェン・リャン)』製作決定!
http://www.creatps.co.jp/news/2017/08021103/

以下、リンク先より引用です。

映画『CHEN LIANG(チェン・リャン)』あらすじ
技能実習生として日本に働きに来た中国人の若者 チェン・リャンは、
低賃金かつ過酷な就労現場に絶望し、研修先企業から失踪する。
母と祖母の過大な期待。来日するために作った大きな借金。
このままでは中国には帰れない。
不法滞在の身となり、仲間と共に犯罪に手を染める日々。
ある日、赤の他人になりすまし山形県の小さな蕎麦屋で働き始める。

引用終わり。

内容としては技能実習制度について批判的な描写が
若干ながらも出てくるようです。

主人公が技能実習をしている描写は一切ないものの、
実習先から逃げ出してきたことをとある人物に話したときに、
「逃げて正解だ。あんなところにいたらもっとひどい目にあってるぞ」
というようなことを言われる、、


あくまで映画ですし、
舞台、設定、背景、などが外国人技能実習制度であり、
本当に伝えたいことは、制度と現実の乖離の問題などではないと思いますが、
どっぷり業界に使っている私たちにとっては、
非常に興味のある映画です。

私たちが観れるのは、まだ少し先のようですが、
もしかすると、エンドクレジットに当方の名前が出ているかもしれませんので、
奇特な方は探してみてくださいませ。苦笑



改めて思うことは、私たちの当事者責任意識をもって、
一件でも失踪者が少なくなるよう、
それらの発生リスクを下げることができればと。


そのためには、失踪がどれだけ割に合わないことであり、
現実的な行く末の想像すらつかない本人に対して、
いかに効果的に伝えそのデメリットを知らしめるか、

また、そもそも母国での無計画な借金漬けの実習生は日本に来れないように、
それはそういう子は、そういう子を扱う送り出し機関とは、
受入支援をしない、するメリットがないことを、
知らしめることなどが、必要ではないかと思います。


昨日の記事にも連ねましたが、
微力ながら色々考えてます。


ご協力いただける仲間とともに、
名実共に果実を実らせられるよう、努めてまいります。




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