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ボクの中の世界平和 [益々多様化する日本]

単純に、良い人増えれば世界は平和になるだろうなぁ。
貧困が減れば、他人のことに気配りできるゆとりが生まれるんだろうなぁ。

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たぶん、教育から始まると思う。

実習制度で、貧困の地域から実習生を受け入れて、
適正監理の元、win4allで笑顔と感謝が増え、
帰国後もプラスが増えていけば、
その国も幸せな人が増える。


それが広がっていけば、ボクの中ではきっと世界平和につながる。


教育といっても、それぞれ様々。

日本語を教えることも。
約束や時間は守るなどの躾も。

自分のことばかり主張するのではなく、
相手のことも考えたうえで、最良の選択肢を見つけることも。

そう、上に立つ側は特に、9割ボランティアの気持ちでいれば、
利益の取り合いも減るし、笑顔と感謝が増える。

別に大金持ちにならなくてもいい。

資産なんて、増えたら増えたでもっと増やすために、
躍起になりがちだし、
稼いだ資産を守るためにも、相当な労力を必要として、
相手を蹴落とす事態にまでなることもあり、

何のためにお金を稼いでいるのか。
より大きなストレスを増やすために稼いでいるワケではないので、

ほどほどで十分でしょう。


それよりも、関わる人に感謝され、
笑顔でありがとうって言ってもらえることが続くほうが、
よっぽど幸せ。



確かにお金は無いよりはあったほうがいいし、
子供や生活にとって物入りな場合もあるから、
一定程度は必要だし、
生活すら安定しないのであれば、
目の前のことに集中なんてできないから、
その時代に必要とされる最低限以上のお金は稼がなくては、
稼げなくてはいけない。


でも、それ以上は要らないでしょ。


老後に年金が頼れないからと貯蓄する気持ちも分かるけど、
言い出したらキリがない。


そして、先の見えない将来の心配をしているよりは、
目の前にある物事に、関わる人にとって、どれだけのことができるのか。

人の役に立っていれば、自然とお金は後から入ってくる。

怖いのは、人の役に立っていないこと。

その付加価値が、十分な見返りとして返ってくる程度には、
大きなものであるということ。


そして、人の役に立つ付加価値を生み出し続けられるかということ。



先日、実習生に関わる仕事をしていて、
嬉しかったエピソードを募集しました。

たくさんの方からお返事いただき、
世間様を騒がす残念なニュースのみならず、
こんなにたくさんの方々が、実習生のために、
日夜励み、とてもホッコリする物語を編み出していることが
改めてわかりました。

あぁ、やっぱりいい仕事なんだなぁと、素直に思い、
こういう物語がもっともっと増えていけば、

ボクの中の正解平和も、もっと進むと思いました。



だから、これからも、
実習生などのわざわざ日本を選んで働きに来てくれる外国人と、
それらを支援する方々にとって、
よりスムーズに、より遠回りすることなく、
もっと少なくて済む借金額で、
4者がより適正な利益を確保できるように、
様々お伝えし続けていきます。


それが、世界平和につながっていることを信じて。




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残念な方ってまだまだ多そうですね。 [情けない日本人]

立て続けに二回ほどあったので、日曜だしボヤかせてください。苦笑

17-12.jpg



ある方から、他のブログを見ていて、
腹立たしいしどう思いますか?ってメールをいただきました。

言われた先をのぞいてみると、
確かに、ある傾向にある国からは受け入れを止めるべきだと
声高に言われていました。


言ってる意味は分からないではないですが、
すべからく、今は踏まえて乗り越えていく時代であり、
国も送り出し機関も当事者責任にて選んで提携して受け入れているにあたり、
法的に問題なければ、
批判を繰り返す必要はないと思われます。


私も多少なりとも、外国人受け入れのメリットを理解していると同時に、
そのデメリットもわかるし想像がつきます。

その方が取り上げている問題点の指摘事項もわかります。


でも、どこまでも受け入れる一人の実習生が、
その国を代表しているはずもなく、
懸念されることが、一人一人に当てはまるとも限りません。
日本人でも外国人でも何人であっても、良い人もいれば悪い人もいます。


これが平和ボケした日本人という言葉で片付けられてしまうのであれば、
そこまでです。

もう一度言いますが、踏まえて乗り越えることが必要な時代です。


否定、排除ではなく、どちらかといえば選別でもなく、
調べ理解し選択をすべきです。


そのためにも、懸念される受入反対派の意見は、
排除すべきではないと思いますし、
指摘される点を頭の片隅にはおいておく必要があります。
*このサイトの方がご指摘の団体の動画やサイトなども、
 以前拝見した覚えがあります。



でも、ヘイトスピーチのように、
一方的な蔑みは当然許容できるものではありません。
先進国であり、大の大人が子供の前で、
言うべき話ではありません。


そしてその分、
選択する人の責任、お世話をする人の責任は
大きく重いということです。




もう一つ。

Twitterの記事を書いたからかわかりませんが、
Twitterで久しぶりにかみつかれました。苦笑


議論がかみ合わない人って、やっぱりいますね。
一方的に言い続ける人。
議論が目的ではなく、ご自身の言い分に勝ちを求めている人。

そして、タチが悪いのはその方にそれらの自意識がないこと。

また、文章の一部分だけを切り取って噛みつきたい人。

よほど抑圧され、周りの、他人のせいにして生きてきたのかなと
残念に思います。


こういう場でこういう反論?をするのも大人げないのかなと
私自身考えてしまいましたが、
我が身を振り返って、はたしてオマエ(私)はどうなんだと。汗

そうであってはならないと言う自戒を込めて話してます。


気分は良くならないでしょうから、やり取りは載せません。
ご興味あればTwitterのぞいてみてください。苦笑



個人的には、生産的な建設的な会話をしていきたいと願っています。

弱い犬ほどよく吠えるっていうけど、
何もしないよりはマシなんだぜ!ってことと、

愚痴や体制批判は飽きるほどしてきたので、
じゃあ、どうするの?って会話、

こうしてみよう、こうしたらどうか、
こんな情報あるけど知ってる?
それをどうにかして活かせることはできないのか?
などの会話には飢え求め続けています。笑



それこそ排他主義ではありませんが、
時間も限られていますので、
批判ばかりを繰り返すような方とは、
接点をあまり作りたくないのが正直なところです。


ウダウダやってるヒマはねぇ!ので。笑




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介護の外国人人財向け奨学金や各種支援について [介護 技能実習生]

特定非営利活動法人の理事長からのご案内をいただき、
久しぶりに調べてみました。

ダウンロード.jpg


キレイごと抜きに事業として自転自走できねば、
安定して継続したビジネスは行えず、
それは働く社員を路頭に迷わせてしまいます。


この視点から、介護の技能実習生を受け入れるにあたり、
コストが許容しきれないという問題は、少なからずあろうかと。
何も外国人技能実習生を受け入れるためにだけ、
事業に取り組んでいるはずもありませんので。


そして、それは、監理団体にも送り出し機関にも、
更には実習生自身にも同じことが言えます。



であるならば、国が本当に介護の技能実習生を受け入れたいのであれば、
日本語教育などの社会的インフラに近い、
国がすべき公的器は、国こそが整えるべきだと考えていました。


国に頼っても期待外れにガックシしたくなかったので、
あまり気にかけていませんでしたが、
あるものなのですね、国ではありませんでしたが。



冒頭の理事長様から大変貴重な情報もいただきました。
以前、当方会員の方をお繋ぎした際に、
ご縁を温めていただいていらっしゃるご様子で、
その方からの「情報」を都庁に確認されたとのこと。


●【介護技能実習生 教育研修費補助金 予算決定】 

東京都は2018年度より、介護施設が介護技能実習生を受け入れる場合、
技能実習一号期間に必要な日本語教育、もしくは介護研修の費用を補助することを
決定しました。

2018年度 予算 75施設 2,500万円 介護技能実習生

(新)

・ 外国人技能実習制度に基づく外国人介護実習生の受入支援事業
 介護職種の外国人技能実習生を受け入れ 75人(5月現在)

・ 民間高齢者福祉施設に対し、実習生への技能移転及び日本語学習に要する経費
  の一部を補助する。(最大1/2 実質33万円程度)



2500万円ですって、奥さん、聞いた~?苦笑

人口を抱え、お金のある自治体では、
高齢者問題もまた違う意味で深刻な大都会では、
こういう策も打たれているんですね。




他にも少しググってみただけで、


(案)平成29年度介護職種の技能実習生の日本語学習等支援事業実施団体 公募要領 (1)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12000000-Shakaiengokyoku-Shakai/0000166069.pdf


(案)(公募要領)平成30年度介護職種の技能実習生の日本語学習等支援事業実施団体 (1)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12000000-Shakaiengokyoku-Shakai/0000195752.pdf


3 福祉・介護人材確保対策等について
http://www.mhlw.go.jp/topics/2018/01/dl/tp0115-s01-01-05.pdf

例えば12pなど。


私は介護のプロではないので、
中身を見ても十二分な理解には程遠いのですが、
パッと見、支援が全く無いようではなさそうです。

他にも調べればもっと出てくるのかもしれません。


賢明な方々にとっては、すでにご承知かつご活用のことと思われますが、

都道府県単位で、政令指定都市単位でも、
予算を割ける自治体では、同様のことが可能なのかもしれません。


各地域の有力な介護施設ほど、
技能実習生の受入や日本語学校、介護の専門学校設立、受入に
尽力されていらっしゃることと思われます。


特に「非営利」とか、「人手不足対策」と言ってはいけないなど、
行政が絡むべき性質も多く、人さえ住んでくれれば、
地域は潤うし、税金も入りますので、
決断力、実行力のある自治体トップがいれば、
行政を巻き込んだ手も打てるのかもしれません。

*私も以前、ある地域で話をしていましたが、
 あまりに腰が重く時間ばかりが過ぎるため、
 相手にしたくなくなってやめました。[あせあせ(飛び散る汗)]


あの手この手で、姥捨て山化へと向かう現実を、
軌道修正できればと思います。



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外国人技能実習制度は破綻しているのか? [人口減少社会]

ある方とツイッターで色々お話して思ったのですが...

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外国人就労の件がニュースになると、
決まって外国人なんか来るなとか、
情けない一面しか見れない人が騒ぎ立てるコメントが散見されます。

そんな中で、ストレートに、

「「労働力が不足している、助けてくれ」と、
 共に協力して栄えようと素直に言えばいい。」

ってコメントを見て、あぁ、その通りだなぁと思いました。



そんなコメントをTwitterで呟いてみると、
ある方が反応してくれました。

以下は、その方とのやり取りです。



彼(どなたかわからないので仮に”彼”と呼びます)
もうとうにシャレや冗談では済まなくなっているのに、
「移民は日本人の生活を危険にさらす」みたいな
世迷い事を言う者たちがいる。
なら他にどんな手があるというのか?



AIやICTなどの技術革新とのチキンレースになってますね。



アジアの民を味方につけないと日本は滅びますよ。
実際には、逆のことばかりやっている......



滅ぶなら滅ぶしかないですね。
盛者必衰、奢る者久しからずでしょう。
願わくば、気づき実際に動く個人が増え、
更にその個人がいる組織が栄え、
日本国に頼らずとも生き残れるチカラを身につけねばと、
志を共に出来る仲間を増やし急いで歩むのみです。
その結果として日本が滅ばなければと願います。



おっしゃるように個々人が覚醒し、
さまざまな職場で働き方が大きく改善されるのは無論重要ですけど、
日本には肝心の新しい産業がありません。
それを育てる環境自体ない。
そんな国に有為の人材が集まるようには思えないんですよ。
未来に希望が持てない。



そうですね。
であれば、未来に希望が持てる会社を見つけるか、
自分で何らかの先のあるビジネスを信頼できる仲間と興すのみです…
あくまで自身に言い聞かせてます[あせあせ(飛び散る汗)]
誰も助けてくれないので、当事者責任、受益者負担を貫くしかありません[あせあせ(飛び散る汗)]
それでも片道切符の実習生たちよりはマシだと考えねば…。



日本を信頼して来てくれる実習生や留学生に対して、
日本人は責任を持たねばなりません。
そうした「ご贔屓」の人たちの期待をも裏切るようでは、
じきに誰からも相手にされなくなる。
信義なくして立たず。本来なら言わずもがなのことですが......



難しいことではないんですが、
自身の都合しか考えられず支払う側だからと
一方的な方が少なくないのは残念でなりません。
結局、入口から出口までをちゃんと見られる仲人役の責任が
重い割にまったく儲からないのも十分に機能しない原因です…
ちゃんとしている日本人はそれこそ敬意と感謝を受けてますが。



「入口から出口までをちゃんと見られる仲人役の責任が
 重い割にまったく儲からないのも十分に機能しない原因です」

要するに個々の専門や分業を超えた
プロデューサー的な役割を果たせる人材がいない。
その重要性に気づかず、育てる気もなければ、雇う気もない。
これでは物事は回って行きません。



ですので、気持ちのある方だけで仲間を募って
切磋琢磨して無駄をなくして、
少しでも十分なケアと適正利益の確保を現実化しようと動いてます。
愚痴も体制批判も飽きたので、挑戦し続けてますが、
やってみると気持ちのある方も少なくはありませんので、
おかげで有難い限りですね?



ご健闘をお祈りします[わーい(嬉しい顔)]



やり取り終わり。


そう、仏作って魂入れずなんて言葉がありますが、

魂を入れる人によっては、
外国人技能実習制度は破綻はしてはいません。


本音と建前のところで、確かに現実的に面倒なことばかりですが、
それでも、良識をもって、良心に従って支援し続けている方は、
実はたくさんいらっしゃいます。


その証拠に、先日、ニュースに出る悪い話ばかりじゃなくて、
良い話を具体的に聞かせてください...ってご依頼をいただき、
当方のメルマガにご登録いただいている方々に、
良いエピソードを募った際には、
本当にたくさんの方から、お忙しい中、私も、私も...とメールをいただきました。



話はがらりと変わりますが、
実は昨夜、懐かしのガリレオの映画、『真夏の方程式』を見てしまいました。

本筋の伏線の一つでしかない会話のやり取りでしたが、
その中で、福山演じる帝都大学、物理学科、准教授の湯川先生が、
杏演じる海洋資源開発にただ一方的に反対する成実に対して、
こういうことを言っていました。

成実『…資源調査といって推し進めるのは卑怯だ』

湯川『一方的に自分の意見を主張するだけの君たちのほうが卑怯だ。
   科学の進歩によって今日の豊かさを皆が享受している。
   全てを知ってから、最良の選択をするべきだ。』



そう、現在の外国人技能実習制度は、
問題児も少なくありませんが、
心温まる良いエピソードもたくさんあり、
それらは、実習生のため、その国の家族のため、
ひいてはその国のため、還って日本のため、
そして関わる人のために、とても良い現実をたくさん生み出しています。


こういった現実も、ぜひ知っていただきたい。

取り急ぎ、いただいたエピソードなどは、
まとめて登録いただいた方々に共有させていただきますが、
また別の機会に、こちらでも取り上げられればと思います。


社会的にも、個々人にとっても、付加価値を生み出していることを考えれば、
外国人技能実習制度事業は、破綻はしていません。


前にも例に取り上げましたけど、
そんなに事件ばかり起きている業界がすべて悪ならば、
同じ理屈で人殺しばかりしている車社会も廃止してしまえばいい。

誰もが車に乗らなければいい。

…そんなこと、できますか?
すべきでしょうか?

救急車も消防車もパトカーもなくしますか?


人も技術もサービスも、全て、世に生まれたもので、
それを必要とする先がある限り、無くすことはできません。

唯一、法で制限することは可能です。


逆を返せば、法が良しと定めているのであれば、
その活用はする方が自然です。


要は、悪意がない人が運用すべき。
目先しか見えない人は、仕掛ける側に回ってはいけません。


そうして、
まともな大人が、

「労働力が不足している、助けてくれ」、
「そして、共に協力して栄えよう」

と素直に言えばいいと思います。




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外国人技能実習制度を否定する一方、この新たなスキームは機能するのかどうか? [実習生とは違う受入手法]

はたしてちゃんと機能するのかどうか、
メリットデメリットを考えてみました。

benefitjapan.jpg


まずは、コチラ、ご一読、ご確認ください。

地方の人材危機解決へ
ローカルとグローバルが連携する新ソーシャルビジネス
Forbes Japan 2018/05/15 17:00
https://forbesjapan.com/articles/detail/21059


ご覧いただいた前提でコメントさせていただきます。

まず最初は、
日本語がろくに話せない頃から、
企業側が選抜するというポイントは、
絶対的にその通りです。

その子の教育費などを企業側が持つのであれば、
猶更、勉強させる前に出口を明確にしてあげておくことは、
とても大切です。


そうしないと、目的も曖昧なまま勉強しても身に入りにくいですし、
借金して大金払ってまで勉強を始めてしまえば、
何なら責任を取れと訴えられてしまうからです。


ただし、この際、IT人財として技人国ビザの場合、
日本側が求める資格を満たしている子の中から、
選べるようにするということが肝心です。
*少なくても対象大学学部卒ということ。


また、介護資格の場合、資格取得できない場合は、
最後の最後で日本で働けないということも、
きちんと事前説明していなくては、
更には、説明し了承した旨のサイン書面を事前確保していなくては、
なりません。


学費から生活費からどれだけ企業側が負担したとしても、
先の収入を勝手に見込んで勝手に借金こさえていきますから。


先々を見越したお金の教育って実はすごく大事です。
でも、近視眼の外国人人財にはすごく苦手なので、大変です。
まして、その子が理解できたとしても、
家族は理解できないし、勝手に親族がアテにして買い物したり、
やれ結婚やら病気やら、何故か入用が舞い込むのが常です。苦笑


加えて、企業側にしても、学費他負担までしても、
合格できなかったら代わりがいるワケではなく、
掛け倒れになるリスクを承知しておかねばなりません。


おそらく留学生としての在留資格を発行されるまでの間のことと思われますが、
日本企業が現地語学学校の費用や、寮、生活費と給与を保証とあります。
つまり、内定者は自動的に雇用契約が発生するということ?
給与が発生するということは、健康保険や雇用保険などもかかるということ?
所得税などは?
社員が海外にいる場合、どうなるのでしょうか?

いったい何カ月を見込んでいるのでしょう?
申請コストも企業側が負担なのでしょうね。
在留資格も予定通りの期間で下りる場合と、
下りない場合もありますけど、
そういった歩留まり的リスクも加味されてますでしょうか。
*企業側で支弁能力を担保していれば、
 問題はないと思われますが、
 週28時間で十分なコスト負担をとなると、
 時給はとても1000円では済みません。


更にさらに、留学生というビザであるとすれば、
雇用関係は資格外活動許可としての関係です。

入管や労基に言わせれば、社員より本文は学生となるため、
留学生側に職の選択の自由が法的には担保され、
強制労働のそしりは免れる手を打っておかねばなりません。

母国側で裏で縛っていても、日本国内では通用はしません。
念のため、ごね得が許されることを承知しておくべきでしょう。


短期大学の学費は一定条件で返済不要となる国の奨学制度を活用。
これは現実ならば素晴らしいですね。


また、受入企業側にも外国人人財受け入れのため、
グローバル化研修も提供...事前の地ならしとして、
あればストレスは軽減されますね。


地元での就労を狙っていますが、
外国人人財一人一人、生活を豊かにしたい、
仕送りをせねば、なんて事情がそれぞれにあります。

ITも介護士も、東京での給与は、
とても魅力的です。

中国やベトナムなどと比べても、
フィリピン人は比較的お金だけでは動かない国民性があるとも思いますが、
増えていくほどに、都会への転職リスクも、
縛り切れるものではありません。


従来の人材斡旋とは違い、
教育体制が確立されていることがこのクラブの重要な存在意義といえる。

技能実習制度も、おざなりにもルールとして、
教育体制は確立されています。
要は魂を入れられるかどうかにかかっているだけですね。


技能実習制度と比べて、希望者に永久就職、
永住への道が選択できるのは、確かに魅力の一つです、企業側にとっては。

でも、数年先、10年先、
故国を離れ、出稼ぎが十分にできた後は、
100人受け入れて、100人とも永住したいと思ってくれるでしょうか。

経済格差は年々薄まり、
日本では給与は増えても、その分物価も上がっていく予定です。
少なくとも2019年には消費税は10%に上がる。

時代は刻々と移り変わっていきます。
3年後、5年後、10年後は誰にもわかりません。


たぶん、企業側が負担した教育他様々なコストも、
何年にもわたって、給与から天引きするスキームでしょう。

企業側は貸し付けるのが実情でしょうから。
それだけでもキャッシュフローが良い企業でないと、
対応すらできませんしね。

そして、そもそも実質貸付とはいっても、
一人当たりに負担せねばならない額面は
相当なコストに膨れ上がることでしょう。
これだけ本当に負担するのであれば。


中間一貫校をフィリピン現地に開設。
短期大学内に介護の新設学部も開設予定。

今時、安定経営を立証して、新規学部設立は可能なのでしょうか。



フィリピンのトップクラス5大学のIT専攻生から優秀な人材を選抜...

本当にトップクラスの優秀な人財は、
日本語なんて覚える必要もなく、
米国、カナダ、英国、などなど英語圏に行く。

誰も大変な日本語習得の時間と労力をかけてまで、
わざわざ日本へ行きたいという優秀なIT人財は、
果たしてどれだけいるのでしょうか。



勤勉で、英語力が高く、
ホピタリティに溢れているフィリピン人の特質は、
IT・介護業界に合致する。

...英語力は大学生であればそこそこ高いでしょう。
でも、介護向けの人財では、どうなんでしょう。
いや、それでも日本人よりは絶対的に高いですけど。

ホスピタリティはピカイチです。
誰もが異論は唱えないでしょう。

そして、勤勉とのこと。
...ほんの一握りの優秀な人財はともかく、
残念ながら、まったくもって勤勉ではありません。

この点は、中国、ベトナムのほうが、大きくリードしていることでしょう。



この仕組みをモデルケースとして、ゆくゆくは全国で使ってもらいたい

意気込みも気持ちもわかります。
色々考えて仕組み化しようとしている姿勢も分かります。


それでも、現実って予定通りにはいかないことがほとんど。



世界の地域と地域が、直接繋がり、足りないもの、
余っているものを補い合えばいい。
そんなことが世界中で行われていけば、
世界のさまざまな地域課題は、
今まで考えていたよりもはるかに
簡単に、早く、解決に向かうのではないだろうか。


...人が考えることは、誰もが遅かれ早かれ考えつくものです。

またそんな簡単であれば、もっと早く誰かが実現しています。
今回のスキームであれ、フィリピンの地元行政はおそらく
役人が特権を使って賄賂をせびるようにもなることでしょう。

日本側でも地方行政が支援してくれているんであればとも思いますが、
重い腰を上げ、責任問題を真正面から当事者意識をもって、
取り組んで本気で支援してくれる方は、
なかなかいません。


また確かに、成功例をひた隠し、自社特権化したがる先がほとんどですが、
それでも、うまくいっているところは、
ほぼないでしょう。

それこそ、法が甘く見る大企業かつ、
人財にコストをかけられる見識のあるところであれば、
まだ可能性があるように思っています。

法が緩かった時代に動いていた
先行者メリットも確かにあるかもしれません。



成功の保証はどこにもなく、
前述した点がすべからく杞憂で終われば、それこそ万々歳ですが、
人の問題は様々複雑で根深く、国を渡って移り変わります。



投資意欲を強く認識し、十分な余力をもって、
臨機応変に軌道修正しながら、
それでもチャレンジし続けてきたからこそ、
この記事に書かれているスキームができてきていることと思います。


私は決して全否定はしていません。
むしろ、何を基軸にどう組み立てれば、
イチバンストレスなく関係者が全て整う範囲に収まるのか。
その道を探し続けています。


この取り組みが、意気込み通り、
本当に全国に広がるモデルケースになるなら、
願ったり叶ったりです。


もしそうだとしても、実績としてアピールできるまでには、
数年はかかるでしょうし、
数年後には、また法律も様々変わっているかもしれません。

相手国側の事情も変わっているかもしれません。

結果、スキームも変わり続けていくのかもしれません。

もっと良くなるのかもしれないし、通用しなくなるのかもしれない。



長くなりましたが、
良い道のりが切り開かれることを願ってやみません。



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協同組合の適正監理はどこまですべきか [経営者や企業のレベルの問題]

あはは、そんな程度なのでしょうね...ってのが本音です。

486-626人物.jpg


残業代未払い
中国人実習生1200万円分 塩野谷農協 /栃木
毎日新聞2018年5月11日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20180511/ddl/k09/040/174000c


同組合は
「残業代は農家と実習生が直接やり取りしていて気づけなかった。
 管理不足で、強く指導することができなかった」と話した。

ですって。

さすが農協。
そんな程度ですよね。

そんな農協に依頼した農家も、ろくにわかってないから、
農協なら安心?と何が安心なのかわかりませんが、
受入れを進めたんでしょうね。


いつも思いますが、
確かに残業代をどういう契約でどういうルールで、
ちゃんと適正に支払うのは、農家の責任です。

ですが、その労務管理まで、適正に実施されているのかどうかを、
ちゃんとチェックして、不適切な点があれば指導する責任を負うのが、
監理団体です。



農家にすれば、農協さん、ちゃんと教えてよって怒っていたでしょうし、
農協にすれば、農家さん、ちゃんと支払ってあげてよ、って程度でしょう。


まして、上から言われてやっつけ仕事している農協職員さんにすれば、
そこまでしなきゃならないなんて、誰にも言われたことないよ...みたいな。



誰もが他人事。
技能実習生のことなんて、誰一人親身に考えちゃいない。



アナタの監理団体、会社は大丈夫ですか?


ちゃんと一人一人の賃金計算確認などされてますでしょうか。

結果として、賃金不払いや、不適正な計算とされていなければ、
適正に支払われていれば、実習生から不平や不満が出なければ、
まったく問題ありません。


それとも、中国の送り出し機関に依頼して、
奴隷のように脅迫して黙らせますか?

楽ですよ~ははは(怒)



個人的には、いつも言い続けている当事者責任、受益者負担でしかありません。

実習生にとっても同様ではありますが、
それだけの借金を背負い、家族と離れ、3年間をこの会社で働いて稼ぐという、
人生において相当な覚悟を決めてきているという片道切符リスクを
十分背負っています。

また、
彼ら彼女らに、気持ちよく懸命に働いてもらえないと困るのは会社側です。
加えて、監理団体側も困ります。

ビジネスしている以上、計算通りの利益が生まれて初めて成立するのであって、
途中帰国したり、諸問題を起こされコスパの悪い状況を生み出すのは、
避けられるようにするためにも、適正に監理をせねばなりません。



指導で終わればまだしも、
積極的に監理責任を負う行為をしていないことが悪質だととらえられ、
こんなことで、許可はく奪される事態にでもなった日には、
今まで取り組んできたことは何だったんだとなります。


まともに取り組んでいる受入企業側も、必要のない罰に巻き込まれ、
大変な思いをすることになります。



何をどこまでどのように監理すべきか。
キチンと正しい線引きをして、業務に取り組む必要があると言えます。



コミュニティ内では、全国的にOTITの抜き打ち実地調査が、
様々はじまり始めたとの会話が飛び交っています。

明日は我が身です。


それぞれ、お気を付けください。



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大手の人材派遣ビジネスの一例、大手同士でしか生きていけない? [労働力確保と維持の重要性]

なるほどね~って思うところがありました。

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人材派遣会社は、それぞれにそれぞれの道を
切り開いていらっしゃることと思われますが、

大手はこんな風に切り開いているようです。


nmsホールディングス---外国人技能実習生事業におけるインドネシア進出および現地法人設立
みんなの株式 2018/05/10 10:17
https://minkabu.jp/news/2099791


そう、単純に資本力にモノを言わせ、
海外各国に人材会社を設立、
大手にくっついての進出だったのかわかりませんが、
現地に拠点を置き、現地人材をグループ会社として位置付け、
社内間異動をしているようにも見受けられます。

*それらのビザもいろいろうるさいとか、緩和されたとか聞いていますが、
 実態はよくわかりません。
 どなたかご存じであれば教えてください。


水は高きから低きに流れるように、
人手が余っているところから、足りないところへ、
自身の生きる術を見出すため、
国をまたいであの手この手を使って必死に移動していきますし、
それを支援する業者が生まれるのは当然のことです。


そこで、メーカー元の一販社という立場をとり、
各国各メーカー販社から、それぞれの得手不得手をふまえ、
国際社会の追い風向かい風を受けながら、
リスクヘッジをしつつ、その国での活動方々、
日本企業への安定人材供給に努めることで、
ある意味、半無限的な仕入れ先を自ら構築してきているということです。


どこまで正常稼働しているかはわかりません。
どこまで儲かっているのかもわかりません。
本当のところは。


だけど、
これだけの事業規模にまで育てば、
キレイごと抜きの諸問題は日々発生し、
各国それぞれで相当に大変なリスクを抱えて、
事業継続に取り組み続けていることでしょう。


私が聞き及ぶ限り、中小の派遣会社でも、
自社供給センターを現地に置き、
現地での事業化も含め、投資を進めている先もあります。


それぞれに、どうしたものかと頭を悩ます経営者も多いと思いますが、
悩んでいるヒマはあまりないですよ。

同業他社はどんどん経営戦略を加速させています。



仕入れもままならない派遣会社なんて、
どこもあまり相手にはしなくなっていきます。


そして、上のステージへ行けば行くほどに、
中小企業は中小企業同士でチマチマやってくれていればいい、
大手は大手同士でやっていくし、
そこについてこれない先の面倒まで見切れない、
というのが、現実なのではないでしょうか。


外国人技能実習制度事業においても同様に、
大手は大手としての横綱相撲を取り続けていくことでしょう。


でもね。

外国人人財をいかにしてどれだけ活用していけるかは、
現場を知っている私たち以上に、知ってる人はいません。


こんな時代ですので、
大手がどこまで横綱相撲を取り続けられることか。
人を労働力としての経営資源の一材料としか見れない、
見ていない会社に、この先、どれだけのことができるというのか。


いや、大手だからこそ、一社員一人一人にまで、
懇切丁寧に相手の気持ちや立場を考えて、
面倒なことに嫌なお顔一つせずに取り組み続けられる人財を
育成していくことができるのでしょうか。



どこまでいっても、自身でできること、自身でなくてはできないこと、
アナタじゃなきゃダメなことを、広げ増やし続ける必要があります。

そして、それらが、中小企業を生き残らせていく、
曖昧ながらも、大切なことだと思います。




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全国初の介護の外国人技能実習生の計画認定が許可されました。 [介護 技能実習生]

2018年1月に初めて計画申請があってから約4カ月足らずにて、
初めて計画認定がおりたとのことです。

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本当にいよいよ介護の技能実習生が、
来月6月にも来日してきます。


外国人の介護実習生、初の受け入れ 6月にも中国の2人
朝日新聞DIGITAL 2018年5月13日06時43分
https://www.asahi.com/articles/ASL5D5SQ1L5DUHBI025.html



受入先の取材対応もバッチリですね。

人手不足からではなく、
あくまでも将来の海外事業展開のため...とのこと。


中国側も足並みをそろえ、
近い将来に急激に迫りくる超高齢化社会に対しての
介護需要に合わせ、
介護先進国である日本から
その介護技術を移転したいといった趣旨である旨まで、

ちゃんと制度趣旨に破綻がない手続きであることが、
ことさらに強調されています。


そうでなければ、外国人技能実習制度を新制度にし、
さらに鳴り物入りの介護での受入をスタートさせた、
国の威信まで揺らいでしまう。

日本国民に、メディアに、バッシングを受けてしまうから。


実は、会員の方から数日前に情報提供を受け、
もっと詳しい地元記事を拝見していました。

すでに他の会員の方にもシェアさせていただき、
少なくとも、介護関係の方々にとっては、
何はともあれ、無事に受入が許可されたことに、
少しだけ安堵されている方もいらっしゃいます。



あとは、順調に来日し、入国後法定講習を受け、
実習に励めるのかどうか。
N4での入国とのことですが、
はたして無事にN3相当合格し、二年目以降に進めるのか。

中国の方とのことにて、
漢字圏な分、日本語教育においては、他国と比べても、
相当スタート地点でハンデをもらえての手続きであり、
そもそも勤勉な傾向の強い中国の方である以上、
N3もそこまで高いハードルではないのかもしれません。

いや、申請時点でN4合格であったようなので、
今この時点も日本語の勉強に励み続け、6月のN3検定を受験してから
入国し、配属する頃にはN3合格が出るのかもしれません。


日本語の外堀は見通しが立ってからの入国だとしたら、
後は実習に励むのみです。

あくまで日本語検定では、双方向のコミュニケーションは、
そのレベルを図れませんし、どこまでいっても慣れというものが
必要ですので、

入国、配属後、要介護者の方、他の日本人介護スタッフの方との、
コミュニケーションがどれだけ図れるものなのかどうか。

要は仕事としてスタッフとして、使い物になるのかどうか。
他のスタッフは、意思疎通がスムーズではない場合、
多忙を極める現場で、どこまでそれらのストレスにお互いに耐えられるのかどうか。

要介護者の中に、手もお尻も胸も触ってくるような、
変態なおじいさんがいないのかどうか。

意地悪な性根の悪い入所者から、
様々な批判や陰口など叩かれないのかどうか。

スタッフ間でのいじめなど発生しないのかどうか。


その中国人たちは、心の奥底に何を目的に来て働くのか。

出稼ぎなのか、投資してきた時間とお金(借金)は、
回収してお釣りがくると安心できるのか。

本当に十分な稼ぎができるのか。

5年の間に、心変わりはないのか。
その間に母国の中国で、何か変わりはないのか。

経済格差は薄まっていかないのか。
逆転しないのか。

この先5年の間に技術革新は介護業界でも
どこまで進み実用化となるのか。

受入れ事業所側でも、
本当に5年経って帰国し、中国側での介護事業に乗り出せるのか。


まぁもう、言い出したらキリがありませんし、
なおかつ、先は読み切れない今、
いくらそんなこと言っても意味のないことなのかもしれません。

やってみなくてはわかりません。


3年どころか1年先だって定かではないので、
やってみなくちゃ、どういう展開を迎え、
どんな問題が行く手を阻み、当初の目論見通りに、
契約期間が実習計画通りにまっとうされるかどうかは
誰にもわかりません。


今回を皮切りに、少しずつ各地域で計画申請は続き、
入国が増えていくことでしょう。


願わくば、win4allであって欲しい、続いて欲しいと、
強く思います。


そして、『結果として』、姥捨て山にしか通じていない現実に、
違う選択肢が生まれることを祈っています。




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日本人として世界の在り方に大きな影響を及ぼせ! [情けない日本人]

せっかく日本人に生まれ、技能実習制度に関わっているならば、
日本だけにとらわれず、もっと大きな志をもちましょうよ。

PhotoScan.jpg


奥ゆかしく謙遜の多い日本人も、
せめて、これくらい自意識過剰に意識高くもっても、
悪くはないんじゃないでしょうか。苦笑

ある高名な方からのメッセージに以下のような文面がありました。

--
日本に引き蘢るのを止めて、
アジア人であるというセルフイメージを持ってみる

私たちは、世界経済の成長エンジンとなる、アジアに生まれてきた。
しかも日本は、アジアの中で最も西欧文化を取り込んだ国であり、
橋渡しが出来る極めて重要な位置にいる。

つまり日本人は、ほんの少し視野を広くすれば、歴史上はじめて、
世界のあり方自体に非常に大きな影響力を及ぼせる、
貴重な数十年間を生きることになる。
--

先行きが見えず、暗そうな話も多いので、
たまには明るく楽観的に希望をもって受け止めたいですね。


人手不足、AI、様々な法が複雑に絡み合いどんどん窮屈になっていく時代、
ポピュリズムの著しい台頭、
米国が北朝鮮と歴史的会談をし、
世界は混迷を極め、
そんな中でも新興勢力や大企業の変化へのスピードは、
中小企業の力量を大きく凌駕するほどです。

そのうちの多くは、資産や時間やゆとりのある人にとって、
有利に働くことでしょう。


でも、そんな先行きが見えない時代だからこそ、
チャンスも数多く転がっています。

だからこそ、外国人と協業すること、
国と国との垣根を越えて、人的交流を深めタッグを組むこと、
各国に定期的に訪問し、様々な立場の人間と接する機会が多いこと、
しかも年月立てば何十人から何百人との付き合いを重ねているはずです。
こんな経験を積んだ「日本人」は、
そう多くはいません。


やれ安く労働力を確保するためには、
どうすりゃいいのか、なんて
実習生のように目先のことばかりに目を向けず、

もっと目線を高くもち、

労務管理やビザの知識や経験、
現場の実態、肌で経験している経験値にも
さらに磨きをかけて、

自身の立ち位置(武器)をちゃんと見て、
勝てる要素で、勝てるフィールドで戦う。


見渡しているフィールドの中で勝機が見当たらないならば、
もっともっと俯瞰的に見たフィールドで、
自身の強みを発揮できるところで、戦えばいいじゃないですか。

前出の先生が、こうも言っていました。

--
プロは、一生、勉強を止めない。

聴いたことがある、知っている、だけでは不十分。
わかったと思ったとたんに、忘れて使えなくなる。
だから、繰り返し、勉強を続けるものだけが、成長する。
--

成長し続ける人にこそ、勝機は訪れます。
アンテナを張り、時代を見て、足元を見て、
向かうべき方向性を常に見定めて軌道修正をかけつつ、
自身の武器を積み上げ続けている人にこそ、
次の時代を生き残れるチャンスが生まれてくることでしょう。


日本から見る海外だけではなく、
海外から見る日本、

日本から見るアジア、
アジアから見る日本、

ベトナムから見る日本、
中国から見る日本、
インドネシアから見る日本、
フィリピンから見る日本、

双方から見る、
製造業、サービス業、建設業、農業、漁業、職種のアレコレ。

いっそ日本を軸にせず、他国と他国の関係まで。

視点を変えるだけで、本当に色々なものが見えてくるはずです。

島国根性のマイルドヤンキーを脱ぎ捨てて、
旧世代のぬるま湯から抜け出し、
次の世界へと羽ばたいていくチャンスはいくらでもあります。


時間を守り、約束を守り、筋を通す日本人。
人との信頼関係を外国人問わず築ける日本人。
それらの付加価値は脈々と積み重なり続けていくはずです。

今はまだ見えにくくとも、
その先には、必ずや明るい未来が待っていることでしょう!



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私が看板ではなく個人のお付き合いを深める理由 [益々多様化する日本]

外国人技能実習制度事業に取り組む監理団体は、
現在全国津々浦々に2,000以上あります。

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おかげさまで本ブログをご覧いただいている方は、
直近の先月4月で見ると、月に約5,000人。
月間PVは約8,000回。


月間5,000人の内、
約半数の2,500人が一度ならず二度三度と訪れていただいている方々。
(50回以上訪れていただいている方で1,000人以上いました)
残りの半数は初めて訪れていただいた方。


また、現在、無料、有料問わず
当メール配信サービスにご登録いただいている方は、
340件です。


そのうち、コストをお支払いいただいてまでご参加いただいている方は、
約70名。

その約70名の方々は、
各監理団体の代表理事や役員の方、一職員の方、
受入企業側の経営者の方、一ご担当の方、
他にも、ご高名な弁護士や行政書士の方、
各国の送り出し機関の方(日本人外国人問わず)、
日本語教師の方、
大学を卒業したばかりでも業界に関心があり学びたい方、
別事業に取り組んでいながら、アンテナを張りたい方。
本当に様々です。



実際にこのネット上のお付き合いだけでなく、
リアルだけのお付き合い先、
もしくは、ネットとリアルのお付き合い先、
もろもろ様々な広がりを見せ、色々なご縁をいただいています。


私がこういう訴えをし続けているからかと思われますが、
個人的には、組織じゃなくて個人でお付き合いをいただいています。


なぜならば、組織は腐っていくことが多いからです。

こんな記事を見つけました。


無責任なヤツほど出世する残念な職場の正体
説得力のある嘘つきが支配力を持つカラクリ
東洋経済オンライン 2018年05月09日
https://toyokeizai.net/articles/-/219268


ぜひご一読ください。

だから、私は個人でのお付き合いを、自己責任で、
続けています。

当方にも屋号はありますし、提携先もいくつかあります。
でも、すべからく個人と個人とのお付き合いが基本です。


無論、大手にいらっしゃる方であっても、
個人とのお付き合いでしかあまり考えていません。


看板を使って上手にビジネスができる方なら、
まだもっとたくさんの人を巻き込んで、
儲かるビジネスができるのかと思いますが、
今、また今後の時代は、変わっていくと思うからです。



だから、こんな甘ちゃんにお付き合いいただける方とだけ、
お付き合いいただければ、それでかまいません。



組織の理屈として、致し方ないから人を裏切るようなことは、
もう金輪際したくはありませんので、
関わる人にとってプラスになり、
プラスになると、付加価値を認めていただける方とだけ、
前に上に進んで行けたらと思います。


心が腐っていくことだけはしたくない。
また、そこに手を出すほどに落ちぶれないために、
日々鋭意取り組んでいるつもりです。



有料、無料問わず、共感いただき、
関わってくれる人がもっと増えていけたなら嬉しい限りです。


良かったら、情報交換含め、交流を深めていきませんか。


ご関心をいただける方は、以下よりご登録いただき、
届くメールにご連絡ください。

すでにご登録いただいている方も、
いつでも愚痴でも何でも返信ください。


お伝えできる範囲で、お応えしていければと思います。




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