監理団体、受入企業は2カ国以上の受入経験をしていくべき [経営者や企業のレベルの問題]
外国人技能実習生の受入に励む監理団体の中には、
中国だけ、ベトナムだけ、インドネシアだけ、などのところも少なくありません。
一国集中の良さは、
その国の人財活用に集中することで、
その国により深く通ずることで、
本当に自監理団体にとって、
より良い送り出し機関先の情報が入ってきたり、
選び方についても細かくチェックでき、
日本語教育、入国後講習などブラッシュアップできたり、
配属後にもその国の通訳だけを抱えて
局面ごとに当て込める対応体制さえ作っていればよく、
監理団体が『楽』できます。
しかし、仕事に慣れてくると、
勝手はわかったとばかりに、
自然と2カ国目にメニューを広げていきます。
単純に、その国だけでは、
お客さんを取りこぼしてしまう場合があったり、
この国では、この業界には合わないけど、
どこか他の国では、まだいけるんじゃないかとか、
多くは、この国の子たちは経済格差も薄まりすぎて、
もうやる気のある子は集められないとして、
もっと良い子を集められないかと、
他の国の視察に動きます。
こんな感じで、事業に取り組み続けていれば、
自然と諸状況が変わっていくため、
必然的に2カ国に増えていくことが多いことでしょう。
注:未だに送り出し機関からの賄賂戦略にどっぷり浸かり過ぎて、
他国に移れない代表理事や専務理事もいるようですが。
ただし、その2カ国目で、
またかという、
経験せねばならないことに直面します。
とても全てを書ききれませんが、
そもそも国ごとに法が違う、
同じようでいて国民性が違う、
送り出し機関のレベルがあからさまに違う、
・日本語習得のレベルが違う、
・事務員の書類対応能力のレベルが違いすぎる、
・手続きが違う、
・募集手法が違う、
・教育手法が違う、
配属時以降に、その国の通訳の手配をせねばならない...
例えば、ベトナム、中国だけしか扱ってこなかった場合、
特に送り出し機関のレベルの低さに、辟易することでしょう。
当たり前のことが当たり前のようにできない先ばかりですから。
*中国、ベトナムだからしょうがないとストレスを感じている先では、
到底耐えられないレベルです。
だから、日本人がいる送り出し機関、
日本に送り出した実績のある送り出し機関を選びがちですけどね。
それでも、相当なストレスです。
そこから、結局中国、ベトナムクラスでしか対応できない監理団体では、
こりゃダメだとして、元に戻っていく。
結果、無いものねだりになっていく。
その道を歩む判断をされる方は、それでもかまわないでしょう。
でも、やりがいと魅力を感じているところは、
その先に果敢に取り組み続けます。
それが現実的な既得権になりうることを知っているから。
結果、苦労の末に掴めるものは、
外国人労働者を招聘してソフトランディングさせるお仕事というのは、
どれだけ難しく大変なことなのかと、
改めて理解できるということです。
総じて、ベトナム基準しかないことと、
他国という2つ以上あることから、
各国には似て非なる様々な現実があるということを体験でき、
様々、想像力、応用力も鍛えられます。
そして、具体的な違いから、
本質的な抽象度の高い問題が、より深いところで見えてくる。
外国人労働者を雇用して
十分に活かす為に必要と考えるべき、手を打つべきことが、
様々な視点から掴みやすくなる。
より偏見が少なくなくなる。
根本的に人財と、どこまで、どれだけ、どう接するべきかが、
もっと見えてくる。
そして、どんな国から働きに来てくれても、
許容できる懐が深くなる。
ストレス耐性は間違いなく磨かれます。苦笑
これらは受入企業側にも同じことが言えて、
それは日本人スタッフにも良い影響を及ぼし、
会社としての求心力を高めてくれることに寄与されてゆきます。
おそらくは、頭で何となく理解されても、
実際には体験体感してみないとなかなかピンとこないかもしれません。
でも、そんな時代です。
少なくとも数カ国経験するだけで、アジアでどのような違いがあり、
今後、どう向かうべきかについても、
なんとなく見えてくることも増えてくることでしょう。
機会があれば、積極的に選択してみてはいかがでしょうか。
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最近、企画参加者との実際のやり取りについても、
一部お伝えするようにしていきます。
注:解体新書については以下、ご参照ください。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/5
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中国だけ、ベトナムだけ、インドネシアだけ、などのところも少なくありません。
一国集中の良さは、
その国の人財活用に集中することで、
その国により深く通ずることで、
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選び方についても細かくチェックでき、
日本語教育、入国後講習などブラッシュアップできたり、
配属後にもその国の通訳だけを抱えて
局面ごとに当て込める対応体制さえ作っていればよく、
監理団体が『楽』できます。
しかし、仕事に慣れてくると、
勝手はわかったとばかりに、
自然と2カ国目にメニューを広げていきます。
単純に、その国だけでは、
お客さんを取りこぼしてしまう場合があったり、
この国では、この業界には合わないけど、
どこか他の国では、まだいけるんじゃないかとか、
多くは、この国の子たちは経済格差も薄まりすぎて、
もうやる気のある子は集められないとして、
もっと良い子を集められないかと、
他の国の視察に動きます。
こんな感じで、事業に取り組み続けていれば、
自然と諸状況が変わっていくため、
必然的に2カ国に増えていくことが多いことでしょう。
注:未だに送り出し機関からの賄賂戦略にどっぷり浸かり過ぎて、
他国に移れない代表理事や専務理事もいるようですが。
ただし、その2カ国目で、
またかという、
経験せねばならないことに直面します。
とても全てを書ききれませんが、
そもそも国ごとに法が違う、
同じようでいて国民性が違う、
送り出し機関のレベルがあからさまに違う、
・日本語習得のレベルが違う、
・事務員の書類対応能力のレベルが違いすぎる、
・手続きが違う、
・募集手法が違う、
・教育手法が違う、
配属時以降に、その国の通訳の手配をせねばならない...
例えば、ベトナム、中国だけしか扱ってこなかった場合、
特に送り出し機関のレベルの低さに、辟易することでしょう。
当たり前のことが当たり前のようにできない先ばかりですから。
*中国、ベトナムだからしょうがないとストレスを感じている先では、
到底耐えられないレベルです。
だから、日本人がいる送り出し機関、
日本に送り出した実績のある送り出し機関を選びがちですけどね。
それでも、相当なストレスです。
そこから、結局中国、ベトナムクラスでしか対応できない監理団体では、
こりゃダメだとして、元に戻っていく。
結果、無いものねだりになっていく。
その道を歩む判断をされる方は、それでもかまわないでしょう。
でも、やりがいと魅力を感じているところは、
その先に果敢に取り組み続けます。
それが現実的な既得権になりうることを知っているから。
結果、苦労の末に掴めるものは、
外国人労働者を招聘してソフトランディングさせるお仕事というのは、
どれだけ難しく大変なことなのかと、
改めて理解できるということです。
総じて、ベトナム基準しかないことと、
他国という2つ以上あることから、
各国には似て非なる様々な現実があるということを体験でき、
様々、想像力、応用力も鍛えられます。
そして、具体的な違いから、
本質的な抽象度の高い問題が、より深いところで見えてくる。
外国人労働者を雇用して
十分に活かす為に必要と考えるべき、手を打つべきことが、
様々な視点から掴みやすくなる。
より偏見が少なくなくなる。
根本的に人財と、どこまで、どれだけ、どう接するべきかが、
もっと見えてくる。
そして、どんな国から働きに来てくれても、
許容できる懐が深くなる。
ストレス耐性は間違いなく磨かれます。苦笑
これらは受入企業側にも同じことが言えて、
それは日本人スタッフにも良い影響を及ぼし、
会社としての求心力を高めてくれることに寄与されてゆきます。
おそらくは、頭で何となく理解されても、
実際には体験体感してみないとなかなかピンとこないかもしれません。
でも、そんな時代です。
少なくとも数カ国経験するだけで、アジアでどのような違いがあり、
今後、どう向かうべきかについても、
なんとなく見えてくることも増えてくることでしょう。
機会があれば、積極的に選択してみてはいかがでしょうか。
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