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6月は「外国人労働者問題啓発月間」です [未だにルールを無視する企業と業者]

最近、コミュニティ内でも、受入企業側への実地調査が話題になっていて、
情報共有が盛んです。

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遅ればせながら、以下もご紹介しておきます。


厚生労働省 平成30年5月29日
職業安定局 外国人雇用対策課
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000208921.html

以下、抜粋。

(4) 技能実習生受入れ事業主などへの周知・啓発、指導

都道府県労働局、労働基準監督署、ハローワークは、
技能実習制度に基づいて技能実習生を受け入れている事業主、
事業主団体または監理団体に対し、技能実習生についても、
外国人雇用の基本ルールの遵守が求められることや、
労働基準法や最低賃金法などの労働関係法令 が適用されること について、
外国人技能実習機構をはじめとする関係機関と連携を図りつつ、
あらゆる機会を通じて周知・啓発、指導を行います 。

なお、法務省入国管理局作成の不法就労防止に関するリーフレットの配布を通じ、
実習先から失踪した技能実習生が実習先以外で就労する場合を含め、
入国管理局から認められた範囲を超えて就労するなどの不法就労活動をさせた事業主は、
「出入国管理及び難民認定法」に違反することについても周知、啓発を行います。

また、不適切な解雇などの予防に関する周知・啓発および指導を行うほか、
ハローワークでは、関係機関の協力などにより、
適切な雇用管理を行っていない事例を把握した場合には、厳格に指導を行います。

さらに、労働基準監督署では、
労働基準関係法令違反が疑われる技能実習生受入れ事業主に対して監督指導を実施するとともに、
悪質な事業主に対しては、送検を行うなど厳正に対応します。
また、 労働基準監督機関が出入国管理機関及び外国人技能実習機構との間に
それぞれ設けた相互通報制度の適切な運用に努める。
特に、人権侵害が疑われる事案については、
出入国管理機関及び外国人技能実習機構との合同監督・調査を行い、
労働基準関係法令違反が認められ、かつ、悪質性が認められるものなどについては、
積極的に送検を行います。


とのことです。


リンク先の各資料にも目を通すことをお勧めします。

実習生で言うならば、

【資料4】パンフレット「技能実習生の労働条件の確保・改善のために」
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11655000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu-Gaikokujinkoyoutaisakuka/0529-4.pdf

をチェックしておきましょう。

寄宿舎規定についても解説されています。


最近、難民申請中の労働力争奪戦が聞こえてきます。

【資料6】「外国人を雇用する事業主の皆様へ 不法就労防止にご協力ください」
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11655000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu-Gaikokujinkoyoutaisakuka/0529-6.pdf


もチェックしておきましょう。

基本的には、在留カードで「在留資格」を確認し、
就労が可なのか、制限があるのか、
「就労制限の有無」を最低限確認しましょう。



もはや時代は、チェックするのが当然の義務であり、常識です。

昔のように、そんなの知らなかったで通るワケがない時代です。

受入企業側にしても、
監理団体から指導がなかった、なんて他責で逃れられません。



冒頭で述べましたように、
外国人技能実習機構の受入企業側への実地調査が始まっています。

この6月だからなのか、
それとも監理団体への実地調査がひと段落したからなのか。

三菱、日産の事件があったからなのか。


おそらく全てでしょうね。


送検されたなら、実習生の受入は5年はできないと思ってください。

そんな受入企業とズブズブに付き合っている組合も、
適正な監理責任が果たせないとして、指導で終われば御の字でしょうけど、
その状況によっては、、、
受け答えが責任逃れのようであれば、、、
悪質先と認定されてしまったら、、、


他人事だと思わず、コツコツ愚直に教育してきた監理団体、
いや、担当職員とお付き合いしている受入企業先では、
右往左往することもないと思います。


そうでなかった先は、キリギリスのように、冬を超えられなかった、
なんてならないことを祈りましょう。
対応できれば、祈らなくても済みます。


そんな七面倒なこと、やってられないって先は、
実習生以外での労働力確保を探し彷徨ってください。


コミュニティ内では、お互いに情報共有しあって、
共に乗り越えていきます。



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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/

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