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情報の価値と今日の経済社会と理想の世界... [余談]

私たちは経済社会に生きています。
どれだけ高邁な理想論ばかり言っていても、現実は現実です。

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実習生は出稼ぎとして魅力がない限り、わざわざ母国地元を離れて、
遠い外国にまで3年間、例え帰れなかったとしても来てくれる理由がありません。

どの国も国が税金で賄うシステムになっていない以上、
送り出し機関もボランティアではなく、職員だってご飯を食べ家族を養い、
生活を維持していかねばなりません。

日本国内の監理団体だって同じ。

受入企業側ももちろん、計算が合わねば実習生の受入は不可能です。


国がいくら非営利だの法定の手数料だの色々ルールを制定してみても、
所詮、目の前の現実から見れば、ケアすべき点の一つです。



そのうえで、これだけ多岐に渡ってチェックを入れカバーしなくてはならない
この事業に当たり、どの国から、どの送り出し機関から、
どの監理団体から、どの受入企業へ、どんな実習生を、
どうやって適正に適切にレールをひいて、
入り口から出口までスムーズに執り行うべきなのか、
誰一人として120%の正解はない中で、模索しながら取り組んでいます。


些細なことであれば、各担当職員の能力によっては、
十分なケアが可能ですが、
根本的な選択間違いからは、先々とてもじゃないですが、
事業そのものがまともに回りかねません。


これらの視点からは、言うまでもなく様々な情報交換が必要であり、
それも毎年のように法律が次から次へと変化し、
また現実も変化が早く激しい時代ですので、
日々アンテナを張り続けていかねばなりません。

いつ自身が浦島太郎化してしまうのか、
いや、すでにしてしまっているのか、
そんな懸念も頭の片隅に残しながら、
神経をすり減らす毎日です。


そんな貴重な情報には鮮度もあり、まして目に見える形のあるモノではないため、
時に聞き流してしまったり、見逃してしまったり、
はたまた忘れてしまうことも何度もあったことでしょう。

その場合、ふっ...と記憶のかなたに流されてしまい、
必要としたときには出てきません。

また、その情報をどう加工し、どう反映させ、
どう活用するかは、受け取った人それぞれです。


人によっては何万倍もに活かせるけど、
ただ聞き流し見逃す人によっては、まったくの無価値そのもの。
間違った受け止め方をしたら、マイナスにもなりかねません。

特に付加価値の高い情報は、
受け取る側にも、その能力や責任がついて回ります。



そのうえで、それらの各種情報には、
その密度の濃さがあります。

例えて言うならば、圧縮フォルダのようなものです。

言葉では数行、いや数文字であったとしても、
そこには膨大な背景や経験則がそれぞれに織り込まれての密度が込められています。


そして、その密度の濃さこそ、
その情報の付加価値に比例してきます。



そういった情報にはいったい、どれほどの価値があるのでしょうか。



冒頭に戻りますが、私たちは経済社会に生きています。

いくら他人に認められ敬意を払われても、
そこに適正にお金が流れる仕組みが無ければ、
ビジネス同様、継続はできません。

よって、付加価値が高いと思われる情報にも、
そこにはコストがかかります。
すでにかけてきたコストを回収していかねばなりません。


そう、残念ながら、私たちが生きている現代の経済社会では、
お金を払える人が、お金の優先順位を投資に充てられる人が、
付加価値の高い情報を得られる仕組みになっているということです。


メール会員の方々には、お伝えしてきていました。
自らの大事なお金を、わざわざ支払うことによってこそ、
よりどん欲に情報を取りに来るし、
元を取るだけの積極性をもたらします。


私自身がそうですが、
いつでもどんな時でも受け身でいる人たちには、
自らをより厳しい環境に自身を置き、
刺激を得ることで自分のお尻をひっぱたいてもらおうとするのも良いでしょう。


人はそうやって自身の付加価値を高め、
経済社会において、他人様にお金を支払ってもかまわないと
認めてもらうまで、成長の歩みを止められません。


止めたら最後、あっという間に転落していってしまうから。


また、そんな恐怖をあおるようなことばかりではなく、
踏ん張って前見て上見て歩み続けていけば、
実習生や受入企業、周りの幸せを、感謝と笑顔を求め続けていけば、
振り返って見れば、自然と次のステージへと足を踏み入れています。

それは、当時の自分では成しえなかったことができるようになっているかもしれないし、
見える範囲が広がっているかもしれないし、
当時と比べて一人でも多くの人を笑顔にすることができているかもしれない。
一人でも多くの人から一つでも多くの感謝を受けられているかもしれません。


それだけ、アナタの人生も幸せになっているのではないでしょうか。



人間、弱いものです。
特に一人ではとても生きてはいけません。

でも、だからといって、側に居たり、仲間でいる人は、
誰でもいいわけないですよね。


人は社会性を営むことができる生き物です。


同じ方向を向いて歩める仲間と相互扶助、切磋琢磨し、
共に成長していくことで、
次に生きる世代に、今よりももっと良い世界へのバトンを渡せるよう、
努めていきたいものです。


共感いただき、共に歩んでいただける方は、
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先ほど見たら現在400名弱ほどでしょうか。

不定期ではありますが、
いくつか笑顔になれることもお伝えしています。


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