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前の会社が経営破綻しました。 [益々多様化する日本]

もしかしたら、関係者が見てるかもしれませんが、
まぁもう倒産してるからいいですよね。苦笑

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倒産して思ったことがいくつかあります。

一つは、あぁ、会社(看板)との付き合いだけじゃなかったんだ、
と改めて思えるお電話をいくつもいただけたこと。

もう一つは、やはり損得だけ、カネだけ追い求めている会社は、
潰れていくんだなぁということ。



相手が判断することだからと自身の事情は言わず、
半分詐欺まがいの手八丁口八丁で資金調達ばかり追いかける。
返済できるアテも希望的な狸の皮算用しか言えない。
1を100に言い、100を限りなくゼロに近く言う。

実績を伴ってきた時代はともかくも、
伴わなくなってきたから手のひらを返されていたのに、

そんな中でも支えてきたスタッフに謝ることも、
現実的なビジョンを掲げて、素直に助けて欲しいということすら
できなかった経営者。


俺様に頭を下げろというのかと逆切れする経営者。


結果は、最低の責任逃れである倒産です。

さらに残念なのは、たぶん潰れてまで、
そこにいない誰か(自意識過剰でなければ私?)のせいにして、
言いふらしていることでしょう。


会社の状態が相当よくなく、
結果として、私の縁で入社してくれていた方々の
退職転職を整理してきたことも後押しされ、
それでも内情を知らず頑張ってくれている
各現場のスタッフたちの職場を少しでも守れたならと、
最後に身を引いたのが一年ちょっと前。
*経営者に言う理由は少し変えましたけど。


それでも筋違いはすまいと、残せる利益はすべて会社に残るよう手配し、
辞めるつもりでなかった分、辞めた後で手弁当ながら、
腹をくくって取り組んできた事業の提携先や客先との調整を終え、
会社に損害が及ばぬよう手配し、
結果、ならば応援するから、私にやってもらわねば困るという訴えを、
各関係先や客先から言われ、後押しされ、独立の運びへと。

未だに会社に投資した貸付金も残ったまま。
会社のために借入した私の名義も残ったまま。
=返済義務は私にあります、それでも借り入れだけ残り100万ちょっとみたいですね。
突っ込んできたお金はもっとありますけど。
妻に怒られっぱなしです。汗汗


そもそも様々な新規事業に挑戦する姿勢は大好きでしたので、
あれこれトライしてきました。
結果も出ていたこともあったため、
よけいに経営者の鼻息は荒くなっていったのでしょう。

特に終わり間際の数年は、
周りで皆が止めろというのに、資金を新規事業に突っ込み続け、
業者への支払すら止めて突っ込んできた結果が、
倒産です。
*当時の会議では、止めましょうとやんわりいうだけで、
 否定的なことしか言わないダメな奴と言われていました。
 色々考え動いていましたが、経営者の考え方を変えることができず力不足でした。


おかげで総務経理のスタッフは自身は何も悪くないのに、
ひたすら各業者さんから怒鳴られ怒られ、嫌味を言われ、
必要のない執拗な電話を何度も受け、
できるはずのない支払期限の約束を取り付け、
必死に対応していました。
それも何年も。
そして、それも仕事だと突っぱねていましたね。


経営者の独走を横にいて止められなかった責任も大きく、
自身の信用も何度もなくし、
信頼できるスタッフほど、
買ったものは期日までに支払うのが常識と思っているスタッフであるほど、
離れていきました。



個人的には、色々勉強も経験もさせていただいていたので、
感謝もしています。
今の自分があるのも、この会社で経験させていただけたことは、
大きな一部分でもあります。


色々愚痴りたくなりますが、
世話になった会社を悪く言うことほど寂しく残念なものはありません。


おかげで今は、また別の借り入れはあるものの、
特に精神的な足枷を外せたおかげで、
気持ちよく事業に邁進できています。
*お金儲けは下手くそなので、食っていけるかどうかまだわかりませんが。汗

コミュニティの立ち上げも、
独立後のことですし、
現在では、借金以外に悪影響はなく、
強いて言えば、残っていたスタッフや取引関係先のことを考え、
お電話などいただくことに、ストレスを感じる程度でしょうか。
*それ相応の覚悟で勤めていた分、
 やはり後ろ髪をひかれるような、辛い残念な思いはゼロではありません。


だから、
もう二度と相手の方を裏切るような取引はしたくないし、
一方的な取引をしたくないし、
お互いに良かったねと思える結果が見えなかったら、
そもそも仕事すらしません。
できません。



お金はとても大事ですが、
そういう意味ではどんな仕事でもいいとは言えず出来ません。



あくまで結果が全ての世の中。
良くも悪くも結果さえ出ていれば、一目も二目も置かれるし、
その結果を出した経営者が良いのか悪いのかは相手が判断することです。


キレイごと抜きにリスクを抱えて取引をする業者。

人を見て離れていく人、近寄ってくる人。



どうせ仕事するならば、後ろ指刺されるような仕事はしたくないし、
自身が付き合いたい人と付き合っていきたいものです。


私は大したことの無い人間です。

経営破綻するような会社の役員を務め、
会社のために清濁併せ飲んで恨まれるようなこともあったと思います。
そういうことを直接間接問わず、してきた人間です。


それでも信用頂ける方、信頼いただける方とのお付き合いは、
片道切符にならぬよう、努めています。


また、私自身、経済社会に身を置くものとして、
ご支援をお願いすることもあります。

そんな時には、ご支援いただける方々のためにこそ、
手厚く対応していけたならと取り組んでいます。



人生色々ありますが、
やっぱり、笑顔と感謝でご飯が食べ続けられるようになりたいものですね。



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