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外国人労働者のプロになる早道 [人口減少社会]

どんな業界にもプロはいる。
で、この外国人労働者業界においてのプロって何だろう。

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プロフェッショナルとは、
当然のことながら業界に精通し、本職としてお金を稼いでいる人のこと。

特にお金をいただく以上、それはプロと言えます。

でも、お金をいただくからといって、そのプロが、
どれだけ十分な知識と経験を持ち、
お願いしたいことに対して、結果を導けるかどうかは、
付き合ってみないとわかりません。

一つの判断基準は、実績だと思われますが、
ことこの外国人労働者については、
実績もあまり役に立たない場合があります。

そもそも、目に見えないし、客観的に証明できるものなど何もないので、
結局のところ、自己アピールでしかないからです。


だから、素人の方には知らないことだらけなので、
少し業界事情を説明するだけで、
なるほど、この人はさすがに業界のことに詳しいって思われます。


でも、プロの方は、プロ同士でお話しすると、
たいていどれほどの経験で精通しているのかが、
よくわかります。


そう、実際のところ、今までどれだけ経験してきたのか、
それも、単に経験してきただけなのか、
それとも、一つ一つに丁寧に当たってきて、創意工夫改善に励んできたのか、
色々よくわかります。

更には、無責任な悪質ブローカーなのかどうかも。


もう一つ、この外国人技能実習制度も新制度に代わり、
難民申請、日本語学校(留学生)、就労ビザ、
特定技能(仮称)、特区限定資格、などなど、
日々、法が変化している現在においては、

慎重な発言にならず、ヤレ外国人、ホレ外国人、など
言葉に踊っている方々は、あまり信用がおけません。

特に今日の明日で連れてこられる世界ではないので、
打ち合わせを重ねている間に、
もしくは、
選考中、申請手続き中に、
法が変わっていくことすらあり得るので、
なかなかに一筋縄で、求める結果にたどり着くことには、
それ相応の人間力がお互いにないと、円満に進みません。



色々書きましたが、
私が思う外国人労働者のプロとは、

実習制度ならば実習制度を誰よりも深く知っていることと同時に、
就労ビザ、他、他の受け入れ手法もよく知っていて、
相対的に比較してどういう受け入れ手法が、求める結果に対して、
イチバン有効かを提案できる人。

(他のビザの手法や実態を承知していないと、何がベストか、
 さらには合わせ技など十分な提案ができないので)

加えて、同様に、
一国について誰よりもその国の諸事情を深くよく知っていること。
そのうえで、他国の諸事情についてもよく知っていて、
求める結果に対して、どの国のどの送り出しエージェントと
提携しながら、進めるべきかを提案できる人。


国の選定、送り出し機関の選定、
その国の法律、日本側の法律
(受け入れ手法別の法律、労基の法律、業界の法律、関係省庁の各種法律)、
また、その業界における外国人受け入れ状況や現実などを知り、

全てを相対的に整え、ちゃんとwin4allできる人。

絶望を踏まえて乗り越えられるよう、途中で投げ出さずに、
入口から出口まで二人三脚できる人。

嘘をつかず、誠実に手間を惜しまず、丁寧に事に当たられる人。

人財と企業にとってプラスにならないと判断したら、
迷わず整理できる人。
(ほったらかして後で大変なことになっても知らん顔しない人)


関わった人を全て、笑顔で感謝しあえる関係を作れる人。



それが、この外国人労働者のプロだと思います。



そう...


そんな人、誰一人いません。苦笑


でもね、そういうステージへ失敗を繰り返しつつも、
逃げずに歩み続けている人たちもいます。


野球の3割バッターではないですが、
プロといえど人なので、失敗もします。

でも、その失敗を最小限に抑えたり、
同じ過ちを繰り返さないようにするのもプロです。


つまるところ、私が会社でも組織でもなく、
『人』で選ぶべきだと言い続けているのは、
こういうことです。


もしかすると、
個人事業主くらいのほうが、
事に当たる真剣さや責任感などは、
サラリーマンとは比べるまでもないかもしれません。

そして、その分、
悪質ブローカーもまた多いのが残念な現実でもあります。
この業界の性質上、色んな種類の名刺を持つ方も決して少なくはありませんので。


それと、アップデートし続ける各手法に、
多面的に追いついていくのも、相当な労力が必要ですね。

ここも浦島太郎になる方が多い現実もあります。
つまり、一年前の常識は、今はもう間違っている場合が少なくないということです。


ぶっちゃけ、こんなん、一人や一組織じゃ到底無理です。
個人は当然ですが、組織にいるサラリーマンでさえ、
組織としてのフォローはほぼなく、自助努力でしかないでしょ。
つまりは、個人がアンテナを張っていて、
その個人の能力に依存している出来高なだけでしょ。

たまに勉強会など定期的にしてるところがあるにしたって、
結局ネットに書いてあることを復習しているだけでしょ。


枠にはめてヤラセル時代じゃないし、
そうさせても身につかない。


自発的に意識の高い方が個々にもがいている出来高なだけ。


であれば、意識の高い方同士で切磋琢磨したほうが、
よっぽどマシです。

世間はそれほど温かく優しくはないので、
ついてこれる方だけ、いや、ついてきたい方だけで、
お互いの存在が励みになるような仲間を作って、
できることを重ねて積み上げていったほうが、
よっぽどのプロになる早道でしょ。


コレ、自身に強く言い聞かせていますが、
目指し歩んでいるだけじゃダメで、
どれだけ「早く」次へ次へとたどり着いて、
できれば常に追い越して、かばい手ができるくらいにまで、
そのくらいのステージにまでいかねば、

法の、民主主義、経済社会の限界が見えている今、
笑顔と感謝は紡げない。


スピードって大事です。
もう一つ、タイミングってのもありますけど。



この業界に魅力とやりがいを感じている方、
人財育成、支援、共育などを通じて、
明るい将来をつかみ取りたい方は、
ぜひ仲間になってほしいなと思います。


*勘違いしないでくださいね。
 私が主役ではなく、お一人お一人のアナタ自身が主役ですから。


自分と家族の生活くらい、自分で守っていけるようになりたいものです。
そして、その為にも早くプロになりましょう。




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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
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