新しい日本語能力テストについて [行政の対応や思惑]
前々から新たな日本語能力テストの策定が進んでいたことは
ご存知でしたでしょうか。
やっと氷山の一角がメディアにも出始めた感じがします。
新たな日本語能力テスト 政府、外国人労働者拡大に備え
日本経済新聞 2018年10月8日 1:00 [有料会員限定]
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO36235680X01C18A0PE8000?unlock=1&s=1
以下、要点を抜粋する。
・外国人材の受け入れ条件にも新試験を使う方向
・2019年4月にも始める方針
・国際交流基金などが試験をつくり、国内外で実施する。
・日常生活や取引先との会話で必要な語学能力を測定する。
・電話応答やスケジュール確認など仕事で必ず使用する語彙・表現の習得を確認する。
・受験者に迅速に結果を知らせるためコンピューターを使った試験を検討
・出題はリスニングとリーディングの2種類。
・将来的にはライティングとスピーキングを加える可能性もある。
・日本で就職を希望する外国人は来日前に受験できる。
・まずベトナムやフィリピンなど東南アジアで始める方向
・新たなテストも(N1などの日本語検定)同様に受け入れ条件に使う方向
以上。
個人的にイチバン気になるのは、
将来の可能性とは言われているものの、
スピーキングのテストと、
コンピューターを使った試験ということ。
スピーキング...いわゆる双方向のコミュニケーションが
成立しているのかどうかで図るテストというのは、
現実的に非常に難しい問題でした。
が、
巷で噂のAIクン。
彼ならば、どこにでもあるPC(と言っても専用サイトではないかと思われます)で、
ネットにつなぎ、スピーカー(イヤホン)とマイクさえあれば、
一人一人個別に認識、判定できるのではないかと。
私の勝手な想像ですが、コレならば、スピーキング&リスニングが、
判定できます。
また、コレができないと、なんかNの検定との違いが、
表現の仕方や問題の違い程度しかなさそうで、
大差ない気がしてしまいます。苦笑
もう一つは、
「2019年4月から」
ということ。
たぶん、前述のレベルも事前テストを繰り返し、
このテストで十分とのコンセンサスと認定まで、
こぎつけるのかどうか。
テスト問題は確定したとしても、
このテストに対してのテキストや問題集?
つまり、このテストを受験し合格を目指す人財に対して、
日本語教師は、何をどう教えたらいいのか、
この辺りが、テストは間に合っても、
受験する人がいなかったり、
受験しても合格にたどり着けなかったりすることが、
十二分に考えられます。
もし、コンピュータ...もう全部ひっくるめてAIと言いますね...
が、対応するとすれば、
試験に対して...じゃなくて、採点の人手はほとんどいらなくなる。
受験者とメールアドレスと紐づければ、
即、合否が個別に本人宛に届く。
(今はNの検定もそうなんでしょうか?汗)
どのみち、この新しい外国人労働者向けの日本語能力試験については、
特定技能(仮称)を、実習生上がり以外で狙っている方々には、
かなり気になるポイントだと思います。
介護は独自の...なんても言われてますが、
特に宿泊、外食、コンビニなどのサービス系の受入が解禁になるうえでは、
この新しいテストがとても重要になります。
技能実習生の送り出し機関でも、
これからはこの新しい日本語能力試験の教育へと
シフトしていくとも思われます。
ホントに実践的な内容であれば。
日本語教師は、気になりますよね~!苦笑
色々時代が急激に変化していますので、
あらぬところで巻き込まれたり、振り回されたりと、
今までのように、今まで通りを踏襲していれば安定...なんてことは
特にこの業界ではありえません。
どこかでくしゃみしたら、
誰かが死ぬ現実すらあり得ます。
振り回されず、踊らされず、イタズラには踊らず、
それでも、情報はキャッチして、
自身に内包し、多面的に見れるよう、
この業界は特に独特のリテラシー
「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」
が必要かと。
注目していなくてはならないことばかりですが、
みんなで情報を寄せ合って、共有しながら、
漏れのないよう、取り込んで、咀嚼して、
先々の見えない落とし穴にハマらないよう、
気を付けていきましょう!
マジで、ご高名な弁護士先生ですら、
全ての情報をキャッチアップできてはいないほど、
法の専門家でも網羅しきれない現実だと、
日々チェックしているだけでも、そう思えます。
入管の法務省、労務管理の厚労省、業種に応じては、
農水省、国交省、経産省、助成金などに加えて、
各国の各法の変化や実情の変動の肌感覚。
それこそAIに総合的に助けてもらえると大変ありがたいですね。汗
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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/
注:スマホなどでの閲覧の場合、最下部のPCでの閲覧に
切り替えいただければご覧いただけます。
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ご存知でしたでしょうか。
やっと氷山の一角がメディアにも出始めた感じがします。
新たな日本語能力テスト 政府、外国人労働者拡大に備え
日本経済新聞 2018年10月8日 1:00 [有料会員限定]
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO36235680X01C18A0PE8000?unlock=1&s=1
以下、要点を抜粋する。
・外国人材の受け入れ条件にも新試験を使う方向
・2019年4月にも始める方針
・国際交流基金などが試験をつくり、国内外で実施する。
・日常生活や取引先との会話で必要な語学能力を測定する。
・電話応答やスケジュール確認など仕事で必ず使用する語彙・表現の習得を確認する。
・受験者に迅速に結果を知らせるためコンピューターを使った試験を検討
・出題はリスニングとリーディングの2種類。
・将来的にはライティングとスピーキングを加える可能性もある。
・日本で就職を希望する外国人は来日前に受験できる。
・まずベトナムやフィリピンなど東南アジアで始める方向
・新たなテストも(N1などの日本語検定)同様に受け入れ条件に使う方向
以上。
個人的にイチバン気になるのは、
将来の可能性とは言われているものの、
スピーキングのテストと、
コンピューターを使った試験ということ。
スピーキング...いわゆる双方向のコミュニケーションが
成立しているのかどうかで図るテストというのは、
現実的に非常に難しい問題でした。
が、
巷で噂のAIクン。
彼ならば、どこにでもあるPC(と言っても専用サイトではないかと思われます)で、
ネットにつなぎ、スピーカー(イヤホン)とマイクさえあれば、
一人一人個別に認識、判定できるのではないかと。
私の勝手な想像ですが、コレならば、スピーキング&リスニングが、
判定できます。
また、コレができないと、なんかNの検定との違いが、
表現の仕方や問題の違い程度しかなさそうで、
大差ない気がしてしまいます。苦笑
もう一つは、
「2019年4月から」
ということ。
たぶん、前述のレベルも事前テストを繰り返し、
このテストで十分とのコンセンサスと認定まで、
こぎつけるのかどうか。
テスト問題は確定したとしても、
このテストに対してのテキストや問題集?
つまり、このテストを受験し合格を目指す人財に対して、
日本語教師は、何をどう教えたらいいのか、
この辺りが、テストは間に合っても、
受験する人がいなかったり、
受験しても合格にたどり着けなかったりすることが、
十二分に考えられます。
もし、コンピュータ...もう全部ひっくるめてAIと言いますね...
が、対応するとすれば、
試験に対して...じゃなくて、採点の人手はほとんどいらなくなる。
受験者とメールアドレスと紐づければ、
即、合否が個別に本人宛に届く。
(今はNの検定もそうなんでしょうか?汗)
どのみち、この新しい外国人労働者向けの日本語能力試験については、
特定技能(仮称)を、実習生上がり以外で狙っている方々には、
かなり気になるポイントだと思います。
介護は独自の...なんても言われてますが、
特に宿泊、外食、コンビニなどのサービス系の受入が解禁になるうえでは、
この新しいテストがとても重要になります。
技能実習生の送り出し機関でも、
これからはこの新しい日本語能力試験の教育へと
シフトしていくとも思われます。
ホントに実践的な内容であれば。
日本語教師は、気になりますよね~!苦笑
色々時代が急激に変化していますので、
あらぬところで巻き込まれたり、振り回されたりと、
今までのように、今まで通りを踏襲していれば安定...なんてことは
特にこの業界ではありえません。
どこかでくしゃみしたら、
誰かが死ぬ現実すらあり得ます。
振り回されず、踊らされず、イタズラには踊らず、
それでも、情報はキャッチして、
自身に内包し、多面的に見れるよう、
この業界は特に独特のリテラシー
「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」
が必要かと。
注目していなくてはならないことばかりですが、
みんなで情報を寄せ合って、共有しながら、
漏れのないよう、取り込んで、咀嚼して、
先々の見えない落とし穴にハマらないよう、
気を付けていきましょう!
マジで、ご高名な弁護士先生ですら、
全ての情報をキャッチアップできてはいないほど、
法の専門家でも網羅しきれない現実だと、
日々チェックしているだけでも、そう思えます。
入管の法務省、労務管理の厚労省、業種に応じては、
農水省、国交省、経産省、助成金などに加えて、
各国の各法の変化や実情の変動の肌感覚。
それこそAIに総合的に助けてもらえると大変ありがたいですね。汗
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注:スマホなどでの閲覧の場合、最下部のPCでの閲覧に
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