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日本人雇用へ回帰するかもしれない外国人労働者の門戸開放 [人口減少社会]

しょせん、日本人と違って、
永住者、定住者、日本人の配偶者などの...

main_img.png


フリーハンド以外の外国人労働者は、
使い勝手が悪い。(失礼)

決して外国人労働者の能力を言っているのではありません。

どこまでも、
日本の法がそういわせています。


だから、
結局日本人雇用へと回帰していくのではないかと。
いや、奪い合いはもちろんですが。


技能実習生は職種適合で定められた作業以外は、
実習という形では業務に携われない。

特定技能に関しても、
特定の技能だから在留が許可されるのであって、
何でもさせていい筈もない。

留学生には、週28時間の制限がついて回る。

技人国などのもともとの就労ビザも同様に、
その解釈される範囲でしか、
業務に従事できない。


つまりは、
ある意味、異様なほどに限定された業界で、
限定された職種、業務、時間の範囲内でしか、
働けないようになっているのが、
現行の入管関連法。


技能検定なんかないところも多く、
新たに切り開きたくも、一組織だけでは、
到底おぼつかない。


そのうえで、
日本人同等の給与だの、
それ以外にかかるコストは、
どうもバカにならない。


これだけの労力とコストをかけるならばと、
日本人を募集し、採用条件をよりよくすることも可能なのでは。


同時に、コスト以外にも外国人への労力をかけるならば、
使えない日本人を、使える日本人へと導く手法さえ、
確立することだって、可能なのではないでしょうか。


少なくとも、
面倒な書類はないし、
法令違反に怯えることもない。

失踪のリスクも心配しなくて済む。

初期に日本語教育の必要は当然ない。



日本人はそもそも募集しても来ないんだから...
そういう声は当然聞こえて来るものの、
募集すれば来るよう、
手法や中身を改善すればいいだけのこと。


どうすれば自社の求心力を高められるか、
ヒントを探し求め、
考えトライ&エラーを繰り返すことが大事。

人が集まってくるだけのマーケティングが出来ねば、
どれだけハードルが上がり続けても、
外国人に頼らざるをえなくなります。
外国人すら来てくれなくなったら、
倒産なのでしょうか。


日本人が来てくれないからと受入を始めた外国人ですが、
煩雑になり、手間暇が増え、
コストも上がり、
なおかつ働くモチベーションも保ちにくくなっている...
外国人で、契約だから無理やり働かせますか?


あまり中身をよくご存じない方にしてみれば、
この先、外国人労働者がドカンと一気に入ってくるかのような
そんなイージーにとらえている方がほとんどなようですが、
ストレスフル極まりないし、
知らず知らずに、ええわええわで進めていたならば、
引き戻せない怖さを感じる頃には、後の祭り。


結果、日本人労働者確保へとつながっていく企業は、
少なくないようにも思います。


やり方も、また教育の仕方すらお分かりでないところが
ほとんどだと思います。



どちらの選択肢を進むかは、企業側の問題であり、
選択肢です。


アナタ(のお付き合い先)は、どちらを選択するのでしょうか。



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色々つながる狭い外国人労働者業界 [新しい試み]

立て続けに聞いたのでちょっとご紹介。
会員さんそれぞれでもリアルで交流があるようです。

img01.png


入管法改正法案が衆院を通過しましたね。
2,3日、海外出張している間に色々動いています。

少しずつ少しずつ、既存の取り組み先も、
新規参入組も、色んな動きに対応しようと、
情報入手や交流が活発になっているようです。


そして、狭い業界だなぁと改めて思うほどに、
会員さん同士での出会いも様々なところであるようですね。


ある行政書士の先生は、
チャットワークでお名前を出していたこともあってか、
行政書士同士の交流会?で、
このコミュニティに参加してませんか?
とお声をかけられたようです。


ある送り出し機関の方は、
ご紹介先の監理団体へ伺った際に、
このコミュニティに参加していると思われる会話が
たくさん出てきたようです。


ある監理団体では、
当ブログが話題になり、
上司に参加したいと相談されていらしたようです。


私自身に届くお話でさえこんな感じなので、
もしかすると、もっとたくさんのところで、
色々ネタになっているのかもしれませんね。


ちなみに、当方に色濃くコンタクトいただく方には、
諸状況にもよりますが、
色々なご縁を紡ぎ続けています。


それこそ、会員さん同士での交流やビジネスにまで
発展していくようなお付き合いも始まっています。


特に、ご尽力くださっている方々へは、
何かしらおカネじゃ買えないご縁を紡いでいます。


どこかで解体新書企画(当コミュニティ)にご参加、
ご支援を募る際に、書き連ねていましたが、
自発的に、積極的に、発言し、
交流を深める姿勢を持つ方こそ、
イチバン、ご自身が求める果実を得やすいと思っています。
*事実、概ねその傾向です。

見てるだけ~
の方が多いのは現実ですが、
自ら発言する、発信することが、
めぐりめぐってどういう効果をもたらすのか。

結果、自身へどう返ってくるのか。

取り組み続けている方にしか、
わからないことです。


適切な送り出し機関を紹介して欲しい...

適切な監理団体を紹介して欲しい...

その背景に、どういう思いがあるのか、
どういうご苦労があったのか、
どうしてそう求めるのか、
だからどうしたいのか、


思いの丈があればあるほど、
気持ちが強ければ強いほど、
発言し、実行すればするほど、
一つ一つ実現していくものです。

それも、一個人だけじゃ、
一組織だけじゃ到底見えない、届かない世界へ
駆け足で進むことが可能です。


狭い業界なので、
探し求めている情報やご縁は、
意外と同じ所へ集約していきます。

それは、信頼できる人は誰か、
ほぼその1点に集約されていきます。


そうして、この国ならばこの人、
こういった問題であれば、この人、
この受け入れ手法ならば、この人、

そんな感じで、ご縁が紡がれ、
事業が成立していきます。


この外国人人財ビジネスは、全ては人です。

これも言い続けてきていますが、
一人じゃできない仕事なので、
組む相手によって、成果は大きく変わってきます。

それは、能力や経験はもちろんですが、
それ以前に考え方や姿勢、
価値観のバランスに大きく左右されます。


事業規模や実績、経験に左右される部分もありますが、
しょせん、大規模であればあるほど、
業務の質は一職員にかかってきます。


一職員がどれだけ当事者としての意識を自覚しているか。
一職員がどれだけ当事者としての責任を自覚しているか。


そういう一職員が、組織の枠を超えてまで、
どれだけの信頼のおける仲間を築けているのか。


法がどんな器を用意しようが、
仏に魂を入れるのは、一担当者である一個人です。


送り出し機関側、
監理団体側、
受入企業側、
士業側、

それぞれが、どれだけ実習生や、
関係各社の顔を思い出し、
自身の良心に恥じぬよう、
周りに迷惑をかけぬよう、
いやそれ以上に相手に笑顔で感謝されるよう、
取り組めるかどうか。


更には、一人で頑張っていても、
そうそう続くもんじゃない。

そんな時に、同じ想いで頑張っている人が、
隣に、あそこに、ここに、いるかどうか。

同じステージで話し合える仲間がいるかどうか。


それでこそ、
自身も頑張り続けられるし、
成長できるし、
社内にも新たな風を吹かせられるし、
時代の流れもキャッチアップして行ける。


そんな仲間が増えれば増えるほど、
良縁が紡がれ、
みんなで次のステージへと自然と駆け上がっていける。


日本も世界全体との競争にさらされ、
オールジャパンで勝ち上がっていかねば、
ワールドカップにも出れないし、
まして優勝なんてできるワケない。


日本だからこそ、
曖昧で目に見えない良心や相手を思い遣る気持ち、
相手からの笑顔と感謝を集められる人たちを、
量産できる国はない。


そう思える日本であり続けることが、
今の平和を切り開いてきた先人に恥じぬ、
また次世代を託す子供たちにも、
バトンリレーしていける世界です。


人はそれぞれに全く同じ考え方や価値観など持ち合わせられませんが、
コミュニケーションを図り、
情報や想いを共有することで、
分かり合える、互いを尊重できる生き物です。
それが人としての社会性であり、
人類皆持ち合わせているものです。


騙されるほうが悪いといった輩などに負けず、
後ろ指を指されることなく、
健全に取り組み続け、更なる発展を目指していきましょう。


組織に依存することなく、
また所属する組織になくてはならない人財になるためにも、
一緒に仲間になって取り組んでいきませんか?



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特定技能がもたらす受け入れ手法の混乱 [特定技能]

技能実習制度は廃止になりますかね~苦笑
とはいっても、政権交代にでもならない限り...

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変わらないと思います。


ナゼかって、国が予算かけて作った
独立行政法人である外国人技能実習機構の
何百人の職員を、
また法務省や厚労省へ戻すなんて、
天下り先を減らすなんて、
国の政策が失敗だったなんて、
認められない方々ばかりなんだから。苦笑


でも、特定技能を鳴り物入りで無理くり成立させようと、
政権与党が動いていることで、
世論の注目は相当集まっていて、
今まで鳴りを潜めていた様々な問題が、
ここぞとばかり表面化してきています。


特定技能はまだまだ先が読めませんが、
この動きが、長年の経験者たちにまで、
混乱を招いているような気がしているのは、
私だけでしょうか。


今までの問題を考えると、
整合性などの点から、
労働者として認めて行く流れは、
決して悪い動きではないと思っています。


ただし、
選択肢が増えるのは良いことだけど、
特に新規参入者にとっては、
混乱を増すだけの気がする...

だって、長年の経験者でさえも、
混乱するくらい
入口からの道のりが似ているようでまるで違うし、
押さえるべきポイントもたくさんあり過ぎるから。


人とチンパンジーのDNAの違いは、
わずかに1%。
ホンノ1%違うだけで、
あれだけの違いが生まれるということ。

ゴールが違えば、
歩む道はその選択の一つ一つが違えば、
たどり着けるゴールは明らかに違うから。


例示を上げるならば、
留学生の本質は、
あくまで勉学のために日本へ来るということ。

ここに労働を裏の第一目的にしているから、
入管の許可率などに振り回されるし、
予定通りの労働者の当て込みができなくなる。

送迎などまで、人財会社がフォローアップする動きも、
安定しなくなるようであれば、
それはビジネスにはなりにくい。

送り出す側も、労働目的ならば、
おカネがたくさん稼げるとして
送り出してくる。

結果、それは詐欺的な問題を様々起こさせている。


留学生は結果的にその許可率が下がっているように、
そもそも本来の目的に明らかに合致している方しか、
受け入れできないように変わりつつあるようにも思われます。


それでも、そのハードルを越えてきた方は、
年収300万以上+日本の大学卒業であれば、
そこそこフリーハンドで就労が可能となるような表現もある。
しかし、それが技人国という在留資格であるならば、
今までの技人国の要件すら変わっていくというのか。
*ここは省令をちゃんとチェックしていたいですね。



技人国などの就労ビザでは、
本来、外国人ならではの固有の業務、
ないし、特だっての技術が立証できること、
母国であってもかまわないけど、
大学や
専門学校(一部入管が認めてくれる国と学校に限る)
の経歴や卒業証書などがちゃんとあって、
その一貫性のある仕事に就く場合に限り、
在留資格が下り、
その認められる業務の範囲内だけ、
仕事をしていいことになっている。

でも、
これをのど元過ぎれば、何でもさせて構わない...
とした現実の都合や
法をナメている企業の担当者や経営者が、
どうせ入管はイチイチチェックしに来ないからと、
好き勝手にアレコレと仕事をさせている。

更新時に入管から電話ヒヤリングがあった際に、
部署移動していて違う仕事をしているとか、
更新時にそのまんまを記載し、
結果、更新できなくなる企業も少なくないことでしょう。


申請自体も、在留資格の種類によって、
提出する書類は様々違ってくるし、
技能実習制度のように、
1~100までの書類さえ整理して整えれば、
ほぼ通るという単純な事ではない。


ある方から聞いた話では、
(未確認情報)
特定技能も、技能実習のように、
申請すればほぼ通すという在留資格には
しない方向だという。


私がそうだからかもしれませんが、
あのビザこのビザとやっていると、
本当に頭が混乱してきます。


確か、あの国はこうだったから、
この点、気をつけないと、
そもそも書類がそろわない...とか、


以前、お話していたように、
技能実習→特定技能
留学→特定技能
はたまた、その先に、
技人国や永住までを見据えようとすると、
もはやゴール(目的)が遠すぎて、
入口の時点で、
どこまでの準備や見通しを立てれば十分なのか、
なかなかにハードルが高くなっているように思われる。

端的に言えば、
一貫して、一つの職種で大学の経歴や職務経験、
更には日本語能力などを含め、
全てを入口か途中で習得、
資格取得して行けるステップを踏まねば、
遠いゴールへはたどり着けない。


そもそも、そんな高い能力と
実績、経歴を兼ね備えていれば、
日本へ行くより、
別の国へ行くことすら考えられる。
だって、賃金が上がっていかない日本より、
欧米系のほうが、生涯賃金が高くなる道が、
確かに見えているのだから。


例え、揃えていけたとしても、
それこそ人なので、
道の途中で、方針転換も十分考えられる。
国の経済状況の変化や、
家庭の問題、などなど、
人財もその時の状況によって、
軌道修正が入らざるをえなくもなる。


出口(最終ゴール)までを見越して、
採用している企業側にすれば、
計算が見えない部分が多くなってくる。


結果、数年ごと、
つまり、技能実習は技能実習。
その次の特定技能は特定技能。
と、結局、その時々で、
採用に足る人財と、
その人財の判断による選択で、
ご縁がつながったなら、
ということが現実になるような気もする。


結果、優秀な人財が日本へ定着してくれる
そんな人が、どれだけ増えるのだろうかと、
余計な心配もしてしまう。


ならばと、最初から特定技能狙いで、
取り組む場合もありそうですが、
特に地方の中小企業にとっては、
良くも悪くも縛りが効く技能実習に落ち着いてしまう。


・・・


自分で書いていても、
何をどうしたいのか、
どういう道を歩むべきかが、
なかなかにして見えない。


どこまでいっても、
出稼ぎ外国人労働者にとって、
短期の出稼ぎなのか、
そうでなく進むのであれば、
進む場合は進めればいい。

そんな単純な素直な出来高的道筋しか、
見えてこないような感じ。

目の前の最初のハードルを越えるのが、
まずイチバンであって、
そのうえで、その先まで行けるかどうか。


特定技能が労働者としての受入で
良いことなのでしょうけど、
技能実習同様に、
特定の技能で在留を認めているならば、
その業界、業種以外の仕事はやっぱりできないだろうし、
もろもろ考えるとめんどくさいし、使えない。


日本人はそう考えると、
どんな仕事をしていようが、
全く別の仕事へ気軽に転職して行ける。


結果、
フリーハンドの日本人争奪戦は高まるでしょうし、
改めて単純労働などは、
結局のところ、永住、定住、日本人の配偶者などに
頼らざるをえなくなるのかもしれない。


今までもある意味そうでしたが、
選択肢が増えれば増えるほど、
益々混沌としていくように感じてしまうのは、
私だけでしょうか。




そんなこんなをツラツラ考え続けていると、
ますます頭が混乱してきそうです。


特定技能のもろもろが確定し、
その他の曖昧になりつつあるルールの幅が定まるまで、
こんな感じなのでしょうね。


こういう複雑怪奇がわかっていない方々は、
意図せずしても相当に振り回されそうです。
そして、諸先輩方でさえも。。。


お互い、気をつけましょうね。


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正しい人に選ばれたい [新しい試み]

私が中心となって取り組んでいるコミュニティですが、
何も上から目線で言っているつもりではありません。

sozai_11166-257x300.png


でも、人によっては、上から目線にしか見えないのでしょうね。
そういう誤解を恐れていると、何も言えなくなるので、
今回も、いつも通り、好き勝手書かせていただきます。汗


求めている人が、求めているタイミングで参加していただきたいだけ。

必要ない方にまで、わざわざご参加いただきたいワケではありません。


わかりやすく言えば、
それこそ、おカネさえ払ってくれれば、
受入先はどんなところで、実習生がどうなろうと知ったことか...
みたいな方々には、ご参加願ってはいないということです。


それと、

お金がない、
入りたくても結局アナタ(私)もビジネスなんでしょ、、、

書いてあることがあまりにたくさんあり過ぎて、
面倒くさくて、イチイチ目を通してなんかいられない。

カネ取るなら、もっと簡単に、もっと早く、
誰にでもわかるようにしろよ!...

そういう心持ちをしている方も、
少なからずいらっしゃると思います。

で、そういう方には、
丁重にご遠慮願っているということです。


そうする必要があるから、そうしているだけなんです。

それはつまり、
今、ご参加していただいている方々は、
そういう薄っぺらい方ばかりではないので。

そういう気持ちや姿勢で取り組んでも、
事業は成功しないので。

変な方にご参加いただいても、
それはお互いに不幸になるだけなので。



コミュニティに参加して、
知らなかったことを知る、知るべきことを知る、
成すべきことを成す、
極論を言えば、人生が変わる可能性のある人にのみ参加してほしい。

そんなことすら願っています。



金額が高いといっても、たかが知れています。
厳密な意味で reasonable(=合理的)だと思っています。
いや、廉価だとすら思っています。

1日10万円出して欲しい、なんてことは言ったことがありません。

読み込むのが大変だといってもたかが知れています。
文章を読むのが苦手な方は来るな、などと言ったことはありません。


ただし、これらの「たかが知れている」ものに手が届かない人については、
正直無理してこのコミュニティにきてもらっても、
人生を変えるお手伝いができる自信がないのです。

おカネを支払ったから、与えられてしかるべきだと、
自動的にドンドン成長して行けると、そういう他力本願の方には、
あまりお勧めはできないのです。


以前、大学生の方が、必死にバイトをして、お金をためて、
友達と遊びに行く回数を減らし、ほしいものをあまり買わないようにし、
そのお金でコミュニティに参加してくれました。

こういうことが「当然」できるのに、
それすらもできない大人に私たちがしてあげられることがあるとは、
到底思えないのです。


一日だけで数千円、数万円もする無意味なセミナーに参加するお金はあるのに
コミュニティに参加するお金はない、
知り合いと飲みに行き、一晩で1万も2万も使うお金はあるのに
コミュニティに支援するお金はない、
という「見る目が違う人」に対して私たちがしてあげられることは、
残念ながらないと思うのです。


その人たちは、まだコミュニティに来るステージにないし、
一方、私たちはその人たちの助けになれるステージにない。


初歩的なことですら、コミュニティ内での質問や相談には
丁寧にお応えしているにもかかわらず、
それ以前の方々へは、FBのコメント欄やTwitterなどのリプライ程度しか、
対応し続ける時間もゆとりもできないんです。


だから、そういう人の心に少しでも
「引っかからないような」コメントを重ねていくことが、

逆に私でお手伝いできる方には何とか、一単語でもいいから
引っかかるようなコメントを書いていくことが、

私の役目なのだと、思っています。

(もちろんこの営みにゴールなどはなく、当コミュニティに来て
 「意味が分からない」という状態を残念ながら楽しめない、
 何か「解答集」みたいなものを求めてきてしまった人も実際にはいると思います。
 そういう人を一人でも減らすのも、当事者勝つ主催者たる私の仕事のひとつなのです。)


「来るべく方に来ていただきたい」


これが、「正しい人に選ばれたい」という意味です。

従来のビジネスの頭のままでは、
ほとんどの人が勘違いしていることなので、
というか、自身で勝手に思い込んでいる人が多いので、
どうか、ご理解願いたいばかりです。



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やればできる!やっても大丈夫! [新しい試み]

ここ最近、さんざん頭にくる悪質な人たちの批判をしてきていますが、
新規参入自体を全否定しているものではありません。

point-300x300.png


むしろ、こぞって参入してきて欲しいとすら思っています。

おカネよりも自身の儲けよりも、
バランスを考え、整えることができる人たちには。


いい加減に、時代は変わりつつあるのですから、
変化に対応すべく、自身もドンドン新しい考え方や価値観も取り入れて、
次のステージを切り開いていきましょうよ。


やればできる!

この考え方が強すぎると、
あまり調べもせずに、ドンドン進んでしまい、
失敗を繰り返すことになります。

でも、やってみなくちゃわからないことは確かにあるものです。
その時に、相談できる相手。
しかもその間柄には、駆け引きや損得のない、信頼できる相談相手が必要です。


やっても大丈夫!

目に見えないことだらけで、
わかりにくく、心配ばかりが先に立って、
進んでみたくても進めない人たち。


行動を起こさねば、何もわかりません。
調べることはとても大切ですが、
しょせん、私も含め、諸先輩方であっても、
誰もが失敗一つせずに今を生きているワケではありません。

調べたことが生きるのも、実際に歩みを進めていく中で、
発揮されるものであり、自身で経験せねば、
知識などをダウンロードはできていても、
インストールされていないことが多いので、
ダウンロードしただけでは何の意味もないのです。

この時にも、そばに誰かしら頼れる仲間がいることで、
常に自身の立ち位置など確認しながら、
都度都度相談できる相手がいると、とても心強いものです。

よく言われますが、ホントの失敗は、
「挑戦しなかったこと」だということですね。


自身の成長を求め、
外国人や外国との交流や経験を求め、
働く事の意味、意義、教育指導を通しての共育、
確かに社会に貢献している実感、
素晴らしい人たちとの切磋琢磨、

こういった素晴らしい環境に身を置くことこそ、

やればできる!

し、

やっても大丈夫!

であると思います。


何より、私自身がそう思い、願い、
求めたからこそ創り育んでいるコミュニティです。


真意参入したい方で、

『趣旨に賛同できる方』は、

ぜひご参加、ご支援ください。


能力の高い方々にこそ、業界に参入して、
素晴らしい次のステージへと、共に駆け上がっていけたならと、
本当に願ってやみません。


お願いだから、
底の浅い、上っ面な机上の皮算用だけで参入してくる方は、
ご遠慮ください。

そういう方にとっては、面倒極まりないことしか言っていないので、
何の価値もないと思います。
おカネ支払うだけ損しますから。苦笑


コミュニティ=企画の内容は、
当ブログのトップページをご確認ください。


既にご参加の方々は、
もっともっと活用いただければと思います。


関係各所に聞けばわかることまで、
何でもかんでも聞いてきて欲しいとまでは言いませんが、
それこそ、私たちにとっても、
特に参加者にとっては、再確認であったり、
再認識になり、とてもありがたいことでもありますので。





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さよなら、日本型中小零細企業たち [経営者の悩み]

改めて、すごく考えさせられました。
日本の中小零細企業は間違いなく岐路に立たされている時代です。

kaifp-money43.jpg


とりあえず、以下の記事をぜひご覧ください。


「実習生が逃げていく島」村人があえて監視を置かない「深い理由」
with news 2018年11月19日
https://withnews.jp/article/f0181119003qq000000000000000G00110101qq000018372A?fbclid=IwAR2zY2S0aHfBhq-Vq9FsE7KjlOUfvMP-RCf8N7yjxZU0GICCoVBMikoWNCs


...どう思われましたか?


FBで少しだけコメントいただいた方とやり取りしましたが、
本当に大変な時代です。

どうしたらいいと思いますか?

この島の問題が、数年後、いや、来年には、いやいや今既に、
アナタの住んでいる地域が直面している問題でもあるのかもしれません。


どうしますか?


コメントいただいた方の答えは、

『繋ぎ止める魅力を与える。人が幸福を追求するのは当たり前のことだよ。』

とのこと。

もう本当におっしゃる通りです。


賃金以上の魅力を相手に伝えられないところは、
残念ながら廃れていくのみ…
時間の問題であって、綺麗事抜きに、地方も都会も関係ない。
それが、たとえ出稼ぎ目的の実習生に対しても。


当事者にはとても直接は言えないことですが、
あえて辛辣に言語化してしまえば、

今未だ、実習生が来てくれる、いてくれる間に、
家族そろって人生の大転換を決意して、
都会へ出てサラリーマンなどにいそしむか、

言葉通り、賃金や都会に負けない求心力を、
実習生はもちろん、日本人に対しても、
ちゃんと届く形で発信し、
人を呼び寄せるか。

地元の島の人たちで集まって、
島全体で協同組合とか、島株式会社などで法人化し、
設備投資に励んだり、
島ならではの魅力をこれでもかと発信し、
皆が働きに行きたがる島にしていかないことには、
今まで通りの仕事を毎年毎シーズンこなしていれば、
飯が食っていける時代ではないということです。


たまに町おこしコンサルなどが、東京界隈などでの実績を引っ提げて、
田舎に入ることがありますが、
そこへ住み着いて、田舎の良さを実感しないことには、
また、そのうえで、今までの流れを変える力がなければ、
単におカネを使って終わりであって、
そう簡単なことではありません。

イチバンは、当事者意識かつ当事者責任にて、
島の人たちで自分たちの島を盛り上げていくのが、
最良の選択だと思います。


この「島」がわかりやすいだけであって、
日本の各地方では、まったく同じことが起きていると思います。

地方自治体の各トップの方々は、
同じ悩みを抱え、町おこしに必死です。


選択は二つ。

見切りをつけて、そこの居住者全員で、
都会へ移住するか、

自分たちがたとえ片道切符で失敗して野たれ死のうとも、
(国としての生活保護はあるかもしれませんが)
その土地で、細々と困窮した生活を歩み続けるのか、
挑戦が成功して、人が来るようになるのか。


実習制度の廃止は、時代の流れによっては、ありうる話ですが、
たとえそうなったとしても、潰れない地元を築くのかどうか。


地方創生担当大臣なんてお役目までありますが、
実際のところ、マクロ的な施策でしか実施できず、
個別具体的に、アナタの地域を最大限尽力して救うことはできません。



もしかすると、地方の中小零細企業は、
今までとは違う道を歩んでいかねば、
事業そのものの継続すらままならないのかもしれません。



そんな時代に生きているということを、
直視して、道を切り開いていけた人たちこそ、
明日もご飯を食べ続けられるのではないでしょうか。



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歯に衣着せぬ実習生への批判 [技能実習生自身の問題]

私のお付き合いいただいている方が、
こんなことをコメントされていました。

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もしかして、見てるかな?苦笑


--
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181111-00050046-yom-soci
(リンク先はすでに消えていたけど、ある記事に対して)

実習生の失踪報道で、
「追い詰められた結果。可愛そう」みたいなコメンテーターがいるが、
大甘である。
だって契約満了して帰国日に失踪するケースもたくさんあるのだ。
だれも追い詰められてなんかない(笑)。

ベトナム人は賢いからちゃーんとこういう犯罪組織での仕事を用意して、
計算尽くで飛ぶのだ。
かの社会では、拝金主義が蔓延しているので、儲かるから逃げてるだけ。

ちなみに、万引きなら最悪でもこのように強制送還ですむ。
懲役にならない。
被害総額が出てないが、相当儲かってるはず。
つまり最高でも帰国なら十分割にあうのだ。

報じられてないが、さらに捕まっていない「上」がいるはず。
在日ベトナム人犯罪組織からみたらトカゲの尻尾切りをしたにすぎない。
まだまだ根は深いよ。
--

--
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00010009-fnnprimev-soci
(この記事はリンク先が生きていた...今でも大丈夫かな?)

このコラム…どういう対策をとるかを提案しないとメディアの意味がない。
「国会でよく話し合ってほしい」では、オッさんの「総論賛成、各論反対」ではないか。

ベトナム実習生が大好きなのは万引きやキセル乗車といった、
起訴猶予になる軽犯罪だ。
そして、彼らは在日ベトナム人犯罪組織の下請けとして、
「万引きなんかでは起訴までいかない。捕まっても謝れば大丈夫!」
というアドバイスをもらって働いている。
ちゃんと法の隙間をついているのだ。

したがって警察補導歴、逮捕暦がある外国人労働者は有罪にならずとも、
即ビザ取り消しとするのが模範的な対策だ。
さらに、即強制送還費用や罰金をむしりとり、
裸一貫にして国外退去すれば完璧である。

こういう提案をしてこそ、解説記事だと思うのだが。
--


今週は、受入側、監理団体側を批判対象としてきましたが、
最後に、実習生自身を批判対象としてあげてみます。
(あ、送り出し機関もあるけど、また今度。苦笑)


実習生の中にも、色んな人がいます。

性悪説に言えば、
最初から下調べをして、ニコニコ素直に、ハイハイと元気よく答えてさえいれば、
信用を得られるとして、
裏で日本人が見えない知らないところで、
散々な悪さをしている場合もある。


当時のベトナム人の万引き問題などは、
本当にひどい事態だった。

私も、中国人の窃盗問題に直面して、世話をした覚えがある。


外国では、外国人には、日本の、日本人の常識は通用しない。

騙すほうが悪いのではなく、騙されたほうが悪いを、
地でいく人も少なくない。


ここをスクリーニングするためには、
機能させるためには、

第一に、ちゃんとした送り出し機関と提携すること。
第二に、面接時にちゃんと見抜く面接をすること。

この二つに他ならない。

もちろん、根本には、人を見る目が大事ということ。
*人様の事は言えず、私自身が何年やっていてもダメダメなんですが。汗


小ズルい人間は、懸命に羊の皮をかぶる。

経営者や採用担当者は、それらを見抜く会話をしなくてはならない。


こういう個別の事例までは、メディアには全く出てこない。
それもそのはず、最弱者という立ち位置を考慮し、
一個人を批判する記事を上げた日には炎上間違いないし、
明白な犯罪と立証されるまでは、個人名など上げようもないから。


どれだけ良心的な受入先でも、
どれだけ真摯に取り組む担当者であり、監理団体であったとしても、
商品(失礼)である人財自身に欠陥があったならば、
それは事業にはならないということです。


4者4様になかなか難しい事業なんです。

実際のところは、それぞれに付き合ってみないと分からないことだらけ。
でも、付き合う前に、多少なりとも信用がおけるのかどうか。
ある程度は見切りで見極めて進まないと、
これもまた何事も成されない。


以前と比べれば、だいぶ透明化してきている部分もありますが、
闇は深く、複雑で、現場を経験してみて初めて実感わいて理解できる部分が、
本当にたくさんあります。


それでも、人はこの業界へと参入してきて、
虜にすらしてしまう、魅力あふれる業界でもあります。


かつてのマスコミ業界みたいな感じ?
華々しくはないけど、実際の縁の下の力持ちは、
相当に大変な気苦労が多いということ。


それこそ、勤務時間などあってないようなものだし、
長時間、強制労働なんて、ある意味ザラにあります。


監理団体職員こそ、働き方改革して欲しいくらい。苦笑
というか、だから、全職員個人事業主化して、
時間じゃなく、仕事を請け負うくらいがちょうどよいようにも思いますけどね。


受入先、監理団体、送り出し機関、実習生、
全て関わる人が、全員良識をもって、互いに共育しあいながら、
入口から出口まで、4人5脚し続けなくては、事業の成功などありえません。

そのうちの、どのポジションでも、一つでも欠けると、
バランスが崩れ、それぞれの負担がとんでもなく大きく深刻になります。


人選び、会社選び、団体、機関選びは、
とても大事な選択です。

見る目を養いましょう。
養うためには、こういう事例を含め、様々な考え方や姿勢に触れ、
自身のアンテナを磨くしか、道はありません。



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いくら説明しても理解できない受入企業の社長たち [経営者や企業のレベルの問題]

聞いちゃいない。苦笑
自分のコミュケーション能力の低さに、情けなく思う。

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本当に苦労を乗り越えて、↑のような現実が実現する。


入口の時点で、アレコレ説明すべきこと、
伝えておきたいこと、承知しておいてほしいことが、山ほどあるのに、
それを、わかってはいても失礼ながらクドクド説明しても、
社長は聞いちゃいない。


こんなにかかるとは思っていなかった。
こんなに面倒で大変なことだとは思わなかった。
オマエの説明不足だ。

初めて受入をされる会社さんでよくあるのは、
配属前にどうしてこんなに支払わなくてはならないのか。
フツーは納品(ここでは配属)されて初めて支払いが発生するのではないのか。


...説明申し上げてきましたよね。

覚えちゃいない。
聞いちゃいない。


じゃあ、止めましょう。

そういうしかない。


そんな経営者であれば、
この先も、アレもコレも聞いてない、
こんなハズじゃなかった。


そういう事態になりかねない。


困るのは、自分。


たいていは、話し合いを進めて、
受入まで持っていきますが、
ホントに止めることになった場合です。


止められるタイミングならば、
送り出し先含め、申し訳ない...で済みますが、
送り出し先も募集コストをかけていたり、
みんな総出で動いているので、
なんとも申し訳ないで済まない場合もあります。


でも、コレばかりは、なかなか防ぎようもない。
担当者の責任なので、担当者が何とかするしかない。


イチバン厄介なタイミングは、
AさんBさんCさんと決めて、申請手続きをし、
許可が出た後に、こういう事態が発覚する場合。

AさんBさんCさんは、例えば建設ならば、建設での履歴がついてしまい、
建設以外ではこれない事態となる。

なので、AさんBさんCさんには、事情を説明して、
なんとか同業他社で救えるよう動くのみ。

でも、実際のところは、AさんBさんCさんは、
合格を出した会社で受入したい人財であって、
合格基準が全く同じ会社などないので、
他をあてがえたとしても、うまくいく保証はどこにもない。

よほど懐の深い企業さんでもない限り。

強いて言えば、ソコまでにかかる諸経費などは必要ないというところか。

こういったリスクをヘッジするのは、
本当に難しい。


内情を知らない人たちからすれば、
安易に誰が悪いだの、どうすべきだのと、
机上の理屈でものを言われることばかり。


当方では、そういう現場もくたびれ果てているので、
今でも、取り組み続ける方々は、本当に尊敬に値する。

同時に、こういう事態に陥った時に、
どうにか何とか解決して行けるように支援できないものか、
そういうことを考えてしまう。


外国人技能実習機構は、
実習生の保護について、その責任と権限を有してはいるものの、
十分に機能しているとはいいがたい。


人数枠や許可などについても、ある程度の優遇はあるようではあるものの、
制度の根幹である、業種については、
どこでもいいとはとても言えない。


けっきょく、業界として、どこまでフォローしてあげられるか。
善意の方々の努力に頼らざるを得ない。


みんなそれぞれ日々忙しいのに、
実習生一人のために、どうにも大変で面倒なことを、
誰もしたがらない。


担当者しか、その実習生たちの顔も素性も人柄も生い立ちも、
今に至る背景も、誰もわからない。


送り出し機関であっても、
同じ職種の違う受入先からの募集があった際に、
推薦できない事情などない限り、
事情を説明して、お願いする以外に、フォローのしようがない。



来てから、やれパワハラセクハラ、
また約束違いの強制奴隷騒動などの問題もありますが、
それ以前に被害に巻き込まれる場合もあり、
本当にこの制度事業は、なかなかに奥が深い。



改めて、監理団体の担当職員の責任の重さは、
経営責任とは違って、ことさらに重いものがあると思い知る。


事前に受入希望先の企業の姿勢の是非を判断するのは、
実際に付き合ってみないと分からないことはあるにせよ、
なかなかに難しい。


受入を止める会社も、それがアンタらの商売のリスクだろと、
平然と言い放つのが現実であり、それはその通りなのだから。




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まともな受入ができないならば外国人労働者を使うな! [経営者や企業のレベルの問題]

情けない経営者があまりに多い。
そして、そんな経営者とも付き合う監理団体も情けない限り。

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久しぶりに記事を題材にコメントしてみます。


失踪実習生、多額借金・低賃金も=政府がデータ開示-法務委員長解任案、20日否決
https://www.jiji.com/jc/article?g=pol&k=2018111900917&p=20181119ax18&rel=pv


この失踪まとめを見て、本当に改めて思う。
情けない日本人が未だにいるということ。

そして、経営者の先見性がないため、
明るい将来展開を切り開けないため、
弱い者いじめになっていく人間の愚かさを直視させられている気がして、
なんとも残念で仕方のない気持ちになります。


無論、自分を戒めるために書いています。
こうなってはいけないと。


事業なんてものは、極論、なるべくしてなっていくものです。

人の気持ちがわかり、
相手が喜んでお願いしたいとなって、
初めてお金を支払ってくれて、ビジネスが成立します。


失踪させてしまう受入先は、
顧客先に対して、十分な魅力を、付加価値を提供できないからこそ、
売上や利益が確保できず、
結果、従業員にしわ寄せがいく。

お願いだから、自分の力不足を認めて、
周りに迷惑を撒き散らすことなく、
一人で沈んでいってください。
それがモラルであり常識です。

他人様(身内)に迷惑をかけてまで進める事業なんてありはしない。

事業をしていれば良い時も悪い時もあるけど、
お互いにリスクを取り合って進めているならばともかく、
従業員まで巻き込むことは、ありえない。

だからこそ、経営者は成功すれば、
従業員とは比べ物にならない収入を得られるのであって、
リスクを取って、それを踏まえて乗り越えた場合は、
利益を取ることができるのに、
自身の失敗を従業員にも押し付けるのは、あまりに情けない。



そして、そんな会社を経営者を見極めることもできずに、
付き合いを続ける監理団体。
無理をして入り口を超えたとしても、
続かないのがわからないのでしょうか。

迷惑を撒き散らす片棒を担いで、
それで数字が上がったと喜べる神経が理解できない。
それこそ、悪質なブローカーそのもの。


実際には、付き合ってみないと分からないことは確かにあります。
だけど、付き合ってみて、ダメだこりゃ...と判断できた時点で、
水面下で転籍探しを始めましょうよ。

機構にも相談すればいいじゃないですか。
時間はちゃんと稼いで、転籍可能な救済先を見つける努力をしましょう。

それでもダメなら、実習生とも話し合いをして、
最悪静かに去るか、お役所と共に揉めるだけもめ繰り返して途中帰国かを、
選択し、最後まで後始末の責任を負いましょうよ。

それが監理団体の業務であると思います。



こんなハズじゃなかった...
そんなつもりじゃなかった...

経営者の中には、気持ちはあっても、
受入の現実を理解できていない場合もあります。

でもそれは、自身のアンテナが低かった、
時代の温度の変化にまったくついていけていない、
自身を呪いましょう。

また、監理団体はそうならないためにも、
入り口をくぐる前にこそ、出口までの様々なハードルを、
十分事前説明し、経営者の意志の確認をしておくべきです。

それだけの覚悟も責任も負えないならば、
最初から受入するなと。



業界では、少なくとも私たちにとっては、
当たり前のことが、あまりにできていない方が少なくないから、
こういうメディアをにぎわず事件が起きる。


大企業ならともかくも、
特に中小企業には、共に二人三脚して歩むパートナーがいなくては、
そっこく身勝手な振る舞いになるのは、当然の現実。


最初から身勝手を地で行く企業とは付き合うことすらないし、
ましてパートナーがグルになって、好き勝手し放題とは、
まったくもってありえない。


実習生の保護、悪質な受入先や監理団体、また送り出し機関を
摘発することすら、人手不足なのか何なのか、
行政は十分機能することもない。


ならばと、好き勝手やる輩もいそうですが、
せめて、私たちは、自助努力を通して、
業界の健全化を図るべく、
悪質な輩とは付き合わない。
近づかない。
儲けさせない。

信頼関係の築ける、持続的な発展を歩める方々とだけ、
お付き合いをより深めていき、
上っ面の輩の相手はしないことに限ります。


記事タイトルには、外国人労働者を使うな!と書きましたが、
正確には、残念な人とは付き合うな!って意味になります。


こんな時代だからこそ、法がどうこう以前に、
もっと本質的なところで、モラルや責任やプライドをもって、
目の前の業務に取り組みたいものです。


そして、そういう方々を心から応援し、
少なからず支援して行けたならと強く思っています。


だって、まともに取り組んでいればわかりますが、
若い各国の様々な外国人の方々を通して、
改めて日本を、日本人を、日本の会社を客観視でき、
人を支援することで、たくさんの気づきや学びを得られ、
自らも成長し、よりたくさんのことができるようになっていく、
そんな素晴らしい仕事だと実感しているから。

みんな幸せになれる仕事だと、それを確かに築ける仕事だと、
笑顔と感謝が溢れる世界にすることができる仕事だとホントに思うから。



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自ら学ぶ姿勢のない人は参入してくるな! [情けない日本人]

あまりに浅はかな人たちが、参入して来ようとしている。
しかも、誰かに聞けば事足りると無意識に思い込んでいる...

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わからないことは、人に聞いたほうが早い。

それはその通り。

しかし、自ら情報収集する人、
自らの頭で考え判断しようとする人が、あまりに少ない。

そして、
さらに、それらを聞く相手側の気持ちや事情を全く考えられない人が、
圧倒的に多い。


小学生か?


業界の人たちは、本当に面倒極まりないことを、
懸命に、受入側、実習生側の立場に立って、毎日毎日取り組んでいる。


単に金儲けで参入して来ようとしている人たちのために、
無償で貴重な時間を割いている時間なんてない。


もっと言えば、
おカネさえ払えば、教えてもらえるなんて思う輩に、
いくら積まれようが教えるつもりもない。

ウチを手伝ってくれ、
ウチにきて、仕事をしてくれないか。

...丁重にお断りいたします。


これだけ注目を浴びているからと、
それだけ明るい大きな手つかずの市場が今から開かれるとして、
挑戦したい気持ちは、よくわかる。


でも、あまりに浅はかな輩が多い、多すぎる。


わかる...
確かに、人それぞれのタイミングはバラバラで、
色々学びや気づきを得て、失敗を繰り返しながら、
それぞれの時期に業界へ参入してきて、
夢破れて去っていくものや、
食えないからと転じて悪質ブローカーへと成り下がるものも。
本業すらおかしくしてしまう方も。


でもね、
おカネに目がいっているようでは、
まったくもって、ホンモノではないし、続かない。

おカネは確かに大事であり、
事業は継続できねば意味もないので、
おカネのことを考えるのは当然。

でも、そのおカネのことが、
自分のことしか考えられず、
まず自分が儲からねば、周りのことなど考えられない、
という理屈を言い訳にして、
周りは儲からなくても良いとはき違える輩が、
なんと多いことか。

そういう方々は、
どこかで事業の足元をすくわれる。
また、そういう人に安定はやってこない。
どこかで誰かが問題を起こし、
毎年毎回トラブル続きで落ち着くためしがない。


逆に、
おカネが第一じゃなく、
自分の手間暇を減らすことが第一ではなく、
どこまでも受入企業と実習生のことが最優先で考え動ける人は、
例え所属先がおかしくなろうが、
どこかで誰かがちゃんと見ていて評価してくれているので、
移る先はどこにでもある。


そして、
この業界の酸いも甘いも分かっていればいるほど、
移り変わる法や現実をキャッチアップしていなくてはならないことも、
よくわかっている。

そして、
それは、ただ待っているだけで得られるものではなく、
自ら探し求めて、手に入れられることだとも。
そして、複数の情報源から様々入手して、
自身で判断すべきことも。


私が発信し続けているのは、
ひとえに、真摯に取り組む人たちにとって、
少しでもリソースを余らせられればという意味もある。
つまり、時間を節約できればということ。
自身で探しに行かなくても、
たくさんチェックしなくても、定期的に入手し続けられるように。


それらを、
新規参入者は、見事にはき違えて、
外国人技能実習機構へ聞くべきことも、
労基へ聞くべきことも、
入管へと問い合わせるべきことも、
何もかもを、誰かに聞けば良いとさえ、
思っている。

そんな都合の良い人間が、どこにいるものか。


いたとすれば、
それは悪質ブローカーの確率は高く、
上手にお金を取られて終わり。

彼らの常とう句は、面倒なことは一切私がやるから大丈夫というもの。

そこに、姿勢や考え方など一切話し合うことはなく、
どこまでもカネの付き合いだけ。
受入企業も実習生も、全ては置き去り。


最近も今までも、
ちょっと検索でもすれば、
メディアを賑わす社会問題にまで発展しているトラブルの数々は、
ごまんとでてくる。
それらを、ケーススタディとして、一件一件、ちゃんと調べることなど、
どうしてそういうことが起きてしまったのかなど、
考えもしないのでしょう。


走りながら考え、トライ&エラーを繰り返しつつ、
物事を進めていくことは大事です。

だけど、参入したい自身がラクをして、
ロクに考えることもなく、
いや、自身の金が増えることしか考えもせず、
誰かに任せて金だけ出すから言うことを聞け...
情けない経営者ですね。

そんなの通用する業界じゃないですよ。

ちなみに、名前を出していれば、刑事罰で捕まるリスクすら
ご存じない新規参入者ばかりでしょう。
例え知っていてもナメてる人ばかりでしょうね。

まぁ、ナメられる役所も役所ですが。




とまぁ、先日に続き、
ちょー上から目線で、一方的な愚痴を、
王様の耳はロバの耳を言わせていただきました。


社会では、誰もイタズラに敵を作りたくはないし、
どこで誰に刺されるかわからないと、万が一を心配する人や、
本気で怒り出すプライド?の高い経営者さんもたくさんいらっしゃるし、
人づて紹介であれば特に、相手の顔を立てて、
言いたいことの一つも言えない場合もたくさんあるので、
こんな場所で吐き出してみました。


ホント、人を大事にできない人。
人の顔をお金でしか計算できない人。
自分にとっての敵か味方かでしか判断できない人。
損得や勝ち負けのプライオリティーが高い人は、
あまり向いていないのかもしれません。
(それって、元来の経営者の性質なんですけどね。汗)


そういうレベルの方は、
どうか私の見えないところで、
縁が遠いところで、
いつまでもどこかで誰かとドンパチやっていてください。


特定技能がどうなろうと、
技能実習制度がどうなろうと、
国がどうルールを変えてこようと、
ちゃんとキャッチアップして変化に対応していきますし、
そもそも
諸外国と交わるビジネスは不可逆的に無くなりようがありませんので、
どんどん、次の様々なビジネスへと、
私たちは展開していきますから。


それと、
新規参入者すべてが大っ嫌いなわけではありません。

どこまでも金儲け至上主義者が嫌いなだけで、
自ら学ぶ姿勢があり、交流を深め、コミュニケーションを図り、
法や現実などを学び、広く深い知識や良識、
そして、自らの成長を求める方は、
お仲間として、ぜひ集っていただき、
一緒に成長していければと思います。


もちろん、他にも手法や選択肢はたくさんあることでしょう。


それでも、向かうべきゴール、目指すべき道は同じだと嬉しいですね。



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