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外国人労働者ビジネスの収益イメージのポイント [組合などの監理団体について]

特定技能のみならず、高度人財、技能実習生、他、
外国人労働者の受入ビジネスにおいての収益イメージについて。

1116558.jpg


特定技能創設を前にして、有象無象が群がっているので、
業者側の視点で書きます。

簡単に説明しましょう。


細かいこと抜きにして、
毎月いくら入ってくる...これが基本形です。

*有料職業紹介として、初期でいくら頂いて終わりなんて話もありますが、
 入口でコストが高いと、そもそも受入自体が難しくなります。
 また、定着しないと本当の意味でビジネスは成立しません。

よって、ある程度は人数を積み上げ、
次から次へと受入を増やし続けねばなりません。
実習生の場合は、3年 or 5年。
特定技能の場合は、今公表されている諸条件案の想定で言えば、5年。
細かいルールはありますが、
その後も増やしたいのであれば、一定数は増やせるし、
また、期限が来て帰国し、その分が減ると困るからと、
また新たな受入が続く場合も多くあります。


要は月々1万円入ってくるとすれば、
100人受け入れていたら、毎月100万円が、
一人2万なら200万、3万なら300万が入ってくるワケです。


この皮算用から、将来明るいとみて、
どんどん参入してくる(しようとしている)輩が増えています。


机上は楽しいですね。
たられば話は余計に。苦笑


でもね、
(いつもこんなんでスミマセン。汗)


そう易々と積み上がり続けるとお思いでしょうか。

積みあがったら、そう簡単には崩れていかないとお思いでしょうか。


ビジネスなんだから、そんな簡単にいかないくらいわかってる!
なんてツッコミも聞こえてきそうですが、

ホントにお分かりの方は、実際に取り組み続けているからにしか、
やはりわからないことでしょう。


最初は特に、数字が欲しいからとOKOK言って、
楽に、簡単に、受入できて、何でも仕事していいと、
勝手に拡大解釈が始まり、後で大変な目に合うという。


いや、それ以前に、器をつくっても、
結局のところ、入管から在留許可が下りてこなくて、
そもそもがビジネスとしてスタートすらできないなんてオチも
十分ありそうです。



ポイント①
入管から在留資格が下りないと、そもそも入国招聘できません。

申請は摩訶不思議です。
それぞれに申請の仕方が、どこぞに記載はありますが、
HPなどに書かれていることを全てしたとしても、
許可が出るかどうかは何とも言えません。

入管がどこを見て、何を基準に是非の判断をしているのか、
この辺りが、申請カテゴリーによっても、バラバラです。
無論、管轄先や、その審査担当者によっても。


入管が許可してくれなきゃ、そもそもビジネスのビの字にもなりません。
むしろ、真っ赤ですね。



ポイント②
積み上げた数字は、意外と減っていくことがある。

人財のお父さんが母国で急逝した、
重い病気で長期入院となった、
などによる途中帰国。

借金額が多すぎて失踪した、
受入側に問題があった、
実態と申請内容との齟齬があり、取り締まられて、
受入ができなくなった、
人財が万引きなどで捕まりクビになった、
そもそも団体自体が思うように収益を上げられずに、
途中で身売りや事業中止となった、

などなど、様々な理由で人財側も長続きしなかったり、
受入先が外国人を雇い続けられるほど体力もなかった、
他、受注さえできれば、安定してずっと数字が上がり続けるというのは、
明らかな間違いであり勘違い。




ポイント③
法がどんどん変わっていく。

つまり、せっかく苦労して築き上げた様々なスキームが、
ある日から突然、使えなくなることがあったり、
対応すると、膨大なコストを必要とすることに。

そして、そもそも、法が変わっていることにすら気づくことなく、
書類が違っていたり、十分な立証とならず、
出し直しや却下となる。

不適切な手続きとなり、法令違反のそしりや認定を受ける。
許可など取り消される。



言い出すとキリがないので、今回はこの3つ。



人間、本当に自分で痛い目を見なくては、
わからない。

なんど痛い目見ても、理解できない方も少なくない。


せめて、法はそれぞれ広くケアし続けなくてはならない。
当然、送り出し国側のルールも。



考え方とすれば、
買い物袋、いわゆるビニール袋に、水というお金を入れるイメージ。

最初は袋を用意する。
そこへ水を流し込む。

すると穴が開いていることがわかるから、
その穴を埋めていかねば、水はいくら注ぎ入れても、
次から次へと流れ落ちていき、いっこうに溜まらない。

次から次へと穴をふさぎ続け、
それで水が思うようにたまり続けるかどうか。


そんな感じが収益のイメージでしょうか。


個人的には、
この業界にてビジネスとして取り組む場合は、
徒手空拳で何度も何度も壁にぶち当たるとすれば、
ビニール袋に穴が次から次へと見つかり、
そのふさぎ方もわからない、
いや、穴そのものがどこかすらわからない、
なんて状態であれば、
そもそもビジネスにはならないと思います。

事前にアレコレ様々調べ、
見切り発車せず、慎重に少しずつ進めていく。
それも、少しずつ進めて、
例えば実習制度であれば、お試し?的に一度受け入れてみる。
3年経験してみる。
ちゃんと喉元が通るのか、突っかからずに3年を全うできるのか。
一つ一つを丁寧に気を配りながら経験してみるのが、
イチバンの近道です。

そんなの事業でもなんでもない。
そうですね。
でも、そうしてみないとわからないことだらけでしょうね。
初心者マークのドライバーが、
いきなり時速300キロでも、安全に突っ走られれば、
目的地へ着くのも早いのですが、
カーブ一つで大事故にもなりかねません。
そんなの元も子もないですよね。

それに、一台の車に乗れる人数も限られています。
人財ビジネスに場合、車をたくさん用意する必要はありませんが、
ドライバーは増えれば増えるほど必要になります。
しかも最初から熟練のドライバーが。


法もろくに知らないのに、
現場もろくに知らないのに、
送り出し国へ仕入れの確保に余念のない方は、
ことごとく実現できないでしょう。


ルールすら知らずに、ゲームやスポーツで勝てるわけないのは、
当然ですよね。


ルールをちゃんと俯瞰的に網羅的に理解し、
さらにその変化に対応することが、求められます。


ルールを把握したとしても、
そのルールを守る場合、どういうことが起きうるのか、
言い出すとキリがありません。


新規参入者は、そもそも
収益を上げたくて参入するのでしょうから、
頑張って色々調べてみてくださいね。

そして、しっかり腰を据えて、
おカネを出す人自身が当事者意識をもって自らが取り組むか、
任せる担当者がよほど能力の高い方で、
相当な力を注いで集中して知識も経験も積み上げられて、
それも数年かけて、初めて事業としての体をなせるかどうか...かなぁ。

特に、現場をやって長い経験の、良心的な方に、
しかも、複数の方々に、様々ヒヤリングしましょう。


それが、リスクヘッジにもなります。

皮算用は楽しいですが、
いくら水を注いでも、
ビニール袋が穴だらけだと、
ふさぎ方すらわからないと、
事業にはなりません。

十分気をつけてくださいね。




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外国人労働者は全員帰国させてしまえ!? [未だにルールを無視する企業と業者]

もう何年も技能実習生の悲惨なニュースを見てきていると、
技能実習制度が現実的に成立しないならば、廃止してしまえとすら思うことがあります。

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今回は超絶辛口皮肉トーク全開で言ってみます。苦笑

外国人排斥論者の方は、皮肉も通じなく、
そうだそうだと本気で言ってそうですが。。。


マジメに…というかフツーに取り組み続けていると、
本当に様々な気づきや学び、成長があり、
関わる人全員に、みんな幸せになれる現実が多々あるので、
制度自体は素晴らしいと思うのですが、
(実習生に限らず...ですね)


情け無い身勝手な方々があまりにも多過ぎるならば、
全部やめて外国人は全て、人権問題のリスクが高いからと、
帰してしまえばいいですね。
技能実習制度も特定技能も留学生も高度人財も難民も何もかも廃止にして、
全て外国人と名の付く人間は、出身国へ送り帰してしまえばいい。
国という権利を主張し、受け入れない、
強制帰国、入国させない。
鎖国する。
帰国拒否ならば、海へほおり投げればいい。
国家の権利を侵す輩に人権問題はない。

それで誰がどれだけ困るか、よくわかるでしょう。
そうなったらなったで、過去に遡ってやり直すことはできないですけど。


特に地方では中小企業はことごとく潰れていくでしょう。
低賃金で外国人をこき使っている会社なんて潰れて当然ですよねぇ。
連鎖倒産もいくつもあるでしょうね。

加えて元請けも困るでしょうね。

失業者も溢れるでしょう。

ちょうど良いんじゃないですか。
人手不足なんですから。

あぁ、でもミスマッチで、自分の能力が発揮できない、
自分にこの仕事は合わないとかあるから、
どうなんでしょうか。
そこは国の責任だから国が何とかしてくれるのでしょうかね。
国はちゃんと個別に何も悪くないアナタを救ってくれるでしょうよ。笑


でももしかしたら、生活インフラまでおかしくなるかもしれません。
農業が一部成立しなくなるので、
野菜などの農産品は今よりもさらに高騰するでしょう。

建設の現場を頑張ってくれる人が少なくなるので、
新たな建物を築くのは地方ではなかなかできなくなり、
都会であっても相当高騰することでしょう。


でも、ちょうどいいじゃないですか。
人手不足で外国人を受入しなければ、
賃金は上がるという学者やエコノミストもいらっしゃるんですから、
その通りになるでしょうよ。
賃金さえどんどん増えていけば、働きたい人も集まってくるのでしょ。


使えない労働者もいないよりはまだマシだとして、
ロクに役に立たなくても、万が一出てきてくれたらラッキーとして、
企業も囲い続けることになるかもしれませんね。笑


失業していたならば、
失業手当が出るでしょうから、しばらく働かなくても大丈夫。
でも、仕事が溢れているにもかかわらず、
万が一、自身の能力を認めてくれない会社ばかりだとしたら、
もう即刻生活保護対象でしょう。

失業手当も生活保護支給もどんどん増えて、また財政を圧迫するのでしょう。
そんなの国の責任なんだから、国が何とかするのが筋なんですよね。
自分の知ったこっちゃないし、そこまで面倒見切れるかって当然ですよ。笑

税金もバンバン上がるでしょう。
だって、賃金高くなるんですからねぇ。

物価は高騰、賃金も高騰。
デフレも脱却、万々歳。


外国人もいないから、人権問題も起こらない。
日本人の雇用は守られる。
賃金も上がる。
人手不足も解消される。

良いことづくめで、言うことないじゃないですか。笑

監理団体や送り出し機関という
悪徳仲介業者は全滅するし、
外国人関連の問題は全部解決ですよ。


...一面だけを切り取って報道されている、
その局面や事例だけを見て、安易に批判だけしている方々は、
こういう世界をお好みなのでしょうね。

言ってることはそういう意味だとも、
まったく意識もせずに。


生意気言いますが、
この業界で踏ん張っている方々ならば、
例えこの業界が無くなったって、
それだけ真摯に仕事へ取り組み続けてきた信用や信頼があれば、
何かしらどこかで必要としていただけることでしょう。

だから、別になくなったって一向にかまいません。


自らの意見や提案すらできない野党といい、
メディアのニュースに自ら踊らされている方々といい、
そして、弱い者いじめをして喜んでいる輩といい、
大っ嫌いです。


批判者はともかくも、
特に悪質ブローカーを増やさない、生き延びられない、
自然増殖させないためには、
「悪質ブローカーは儲からない」という常識を作り出すことです。

生きてる恥、最低の意地汚い人間、決してなりたくない人種、
というレッテルを貼ってあげることです。


ちょっと話がそれますが、
一昔前の暴力団みたいですよね。


暴力団は名前を売ってくれていますから、
その名前を名指しで指定することで、
反社会勢力というレッテルを貼って、
暴力団、いわゆるヤクザになるのは割に合わない。
集中砲火でイジメられるから。(いや当然ですが)

企業舎弟など未だに水面下で必要悪だとして
今でもゼロではないですが、
それでも暴力団=悪という常識が、
市民権が浸透しているから、
それほど知識や経験のない人でも、
好き好んで暴力団になりたい人は、
激減しましたよね。


でも悪質ブローカーは、名前を売らないから、
取り締まりがなかなか難しい。

でも、厚労省が公表しているブラックリストのように、
被害者を生み出した先は、公表すればいい。
個人名を追及して、預金口座含め財産を差し押さえて、
弁済させればいい。
*政治家や官僚の不正も同様ですが。
もちろん、悪質かどうかのヒヤリングは必要不可欠であり、
いわゆる冤罪は回避せねばならないでしょう。


どう転がっていくにせよ、
諸問題は、時間と共に解決されていきます。
今までの歴史も証明しています。
でもその陰には、たくさんの方々の努力があったからこそなのでしょう。


国という個別対応しおおせない問題は、
関わる担当者が責任もって対応せねば、
誰も解決できません。

相談すべきところ、ちゃんと取り締まるところ、
そういった環境整備も必要でしょうけど、
あくまで直面しているのは担当者です。

周りのせいにするのは簡単で楽で自分を責めなくても済みます。
でも、何にも解決しない。
当事者意識をもって、一人一人丁寧に取り組んでいれば、
問題は激減します。


そんなプライドをもって、取り組んでいきたいものです。


今更、外国人の方々を帰国させて今後の入国を拒否することはできません。
また色々考えてみても、
外国人の方々に助けて頂かねば、
立ち行かなくなることがあまりにも多いのが現実です。


ありきたりながら、共生をいかにして実現していくかについてこそ、
頭をひねって取り組んでみて、ブラッシュアップしていくことこそ、
注力していくべきことだと思います。


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アクセスが多かった記事を振り返ってみた [余談]

9月くらいまで、ここ最近の記事で、
一定数以上のアクセスの多かった記事をまとめてみた。

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以下、列記します。


殺したくなるほどにムカついた外国人技能実習生の身勝手
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-09-01


監理団体の営業説明について
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-09-05


外国人技能実習生の来日後集合講習を請け負うというビジネス
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-09-08


外国人技能実習生が小説にまで登場している時代
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-09-0011


介護では外国人留学生と技能実習生、どちらで受け入れるべき?
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-09-13


特定技能(1)号、特定技能(2)号...?! 
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-09-15


送り出し機関の拡販について
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-09-17


特定技能の見切り発車がハイリスクな理由【必読】
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-10-02


新しい日本語能力テストについて
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-10-10


特定技能と技能実習制度、どうなっていくのか?
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-10-13


特定技能についてのポイントまとめ(骨子案より)
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-10-15


日立の技能実習生解雇問題:続報...支払いが業界に与える影響
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-10-21


特定技能などではなく、この先も技能実習制度を選ぶ理由
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-10-26


特定技能の登録支援機関の要件とは
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-11-12



ちょっと多かったかな。汗


特定技能ネタは、この時期当然としても、
まぁ、色々あるもんだと。

どこで切っても、問題あるし、
それに対しての意見もあります。


また、ポジションごとに、...ならではの局面が、
これまた様々。


時代も動くし、法も変わる。

まぁ、言いたいことが無くならない無くならない。



ふと計算してみた。

約1,350記事。


へ~...って感じ。汗
我ながらよくやるわ。笑
来春まで続いたら、約1,500。苦笑


でもね。
だからこそ、色々ネタを探すし、仕入れるし、
何を、どんなことを求めているのか考えるし、
何より、自身の頭を整理していかないと。


良かったら、振り返って、
改めて関心のあるネタを、のぞいてみてください。


次から次へと更新し続けていると、
自分で振り返ってみても、なるほどと思い返すことすらあります。


ココにある記事ばかりじゃなくて、
もっとたくさんたくさん書いてありますので、
良かったら、たまの日曜、
検索窓などでブログ内検索してみてください。


それでは、今日はこれで。



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特定技能の要件変化が多すぎてまったく先が読めない... [特定技能]

さてさて、見切り発車してる方々にとっては、
振り回されっぱなしの特定技能ビジネス?ですね。苦笑

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【独自】“特定2号”は「建設」と「造船・舶用」 より専門技能が必要
FNN PRIME 2018年11月14日 水曜 午後0:24
https://www.fnn.jp/posts/00405457CX?fbclid=IwAR397bVn1pRGpTc6FXqN0OVWvhjjQ_KV9IRpE_4Wz_wIsZXMcf_KB2_8ubo

特定技能2号、半永住で稼ぎ続けられることをニンジンにして、
募集をかけているところなどは、
詐欺になりますね。

でも、ウソとは言えないので、
送り出した後は、知~らねっ!(テヘペロ)って感じなんでしょうね。

そうして、日本側でトラブルが起きるのでしょう。
送り出した人は、俺の仕事は終わったんだから報酬をもらって何が悪い?
そんな感じなのでしょう。



「特定1号」技能水準示せず 外国人就労拡大で法務省
2018年11月16日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201811/CK2018111602000141.html

法務省の和田雅樹入国管理局長は、
特定技能1号に必要な「一定程度の技能」について、
対象者に何らかの試験を課す考えを示した上で
「どう技能水準を測るかは、最終的な詰めを行っている」と説明。
「限られた人のみが候補者になるような技術とは違う」と強調した。

限られた人のみが候補者になるような技術とは違う...???

これは技能検定を言ってるの?
いや、技能検定が要件じゃなくなるの?
いやいや、技能検定だけじゃなくて、
他にも何かしらの試験を新たに設けて、
それに合格すれば、要件を満たすとするの?

何をもって要件を満たすのか、
ちょっとわからなくなってきそうな感じも。

おそらく、4月までに間に合わせるためには、
既存の仕組みである、技能検定を活用するのみでしょうけど。


でも、技能検定の整備が間に合わない先は...
まぁ、外枠だけ国会で決めれば、
後は省令で順繰り確定決定公表していくだけだから、
早めたければ、業界ごとにガンバレって感じで良いんでしょうね。



技能実習制度も、
新制度に移って、一年経ちますが、
まだまだ機構も機能していないようです。

ご挨拶方々の改善指導ばかりで、
まだまだ全受け入れ先など回り切れていないのでしょうね。
そりゃそうです、次から次へと入国してくるんですから。

複雑怪奇な制度だけあって、細則もすべて頭の中に入り切れていない、
そのうえで、全て頭の中で連動していない、
監理団体や受入企業側よりも未熟な未経験の機構の担当職員では、
とても十分な実地調査はできていないのでしょうか。

改善命令や行政処分、認定取り消しなど、
せっかく法整備したにもかかわらず、
責任問題やイの一番はイヤなのか、
日産、三菱、日立の問題に結論が出ないので、
他の受入先の結論もでないのか、
スケープゴートが一向に上がってこないので、
メディアは、過去の問題をここぞとこれでもかと、
注目を集められるとして、
実習制度の問題例ばかりが溢れかえり始めています。

新制度移行したおかげで、
これだけ取り締まって改善、許可取り消ししている実績アピールなどは、
必要なのかもしれませんね。

でも、それでまともな先まで重箱の隅をつついて、
また法令違反先は〇割以上とかは、切にやめていただきたい。汗&苦笑

まったく、取り締まるべき先をナゼ処分しないのか、
処分した事例の公表がなされないのか、
不思議でしょうがない。

自ら、「ちゃんと機能しない機構です」と、
無能を無言でPRしてるかのようにさえ見えてしまいます。



昨今の問題事例ばかりのニュースは、
私ですら、だんだんイヤになってきて、
もういっそ技能実習制度自体、
全て止めて一方的な国の都合で帰国させてしまえばいい...
とさえ、思いたくなるほどです。

それがどういう現実を呼ぶのか、
一度、日本国民がすべからく経験してみるといいでしょうね。


こういう世論の動きや、
様々なツッコミや暴投に影響され、
政府与党も、官僚への指示が変わってくるのかもしれません。


さぁて、特定技能含め、
日本のこれからの在留資格は、
どう転がっていくのでしょうね。

群がる方々は、どう振り回され、振り回していくのでしょうか。

資格の違いはともかくも、
海外から日本へ働きに来てくれる外国人の受入という本質は
何も変わらないはずなのに...ねぇ。

優秀な官僚と政治家に期待したいものです。笑
(スミマセン、皮肉を言いたい気分でしたので。)


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特定技能創設などによる事業展開絵図の変化とは [特定技能]

先日、ある日本語学校の経営者の方とお話してきました。
そこで色々話題になったことを、少し整理してみます。

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今まで、外国人の労働就労的な稼ぎ方は、
(マイナーは入れません)

・技人国
・技能実習
・留学生
・永住、定住、配偶者など

でしかありませんでした。

なので、日本で働き続けたい人たちは、
こぞって、


技能実習 → 留学生?
技能実習 → 留学生? →技人国

留学生 → 技能実習?
留学生 → 技能実習? →技人国

留学生(日本語学校) → 留学生(大学または専門学校) → 技人国就労 


だいたい、こんな感じ?
だったかと思います。
いや、今現在ですね。


そして、
特定技能ができると...
(いっぱいいっぱいありそうなので、代表例として考えつくところを。)


技能実習1,2号 → 技能実習3号(→特定技能1号など)

*あくまで地方で縛って5年いて欲しい。
 ただし、3号移行時に転籍リスクはゼロではない。


技能実習1,2号 → 特定技能1号

*受入側は3年+5年を狙う。
 人財側は、現状に満足できない場合、より良い転職先も探す。


特定技能1号 → 特定技能2号(→ 技人国など)

*がんじがらめの実習制度を嫌い、
 まだ幅のありそうな特定技能でカスタマイズ人財教育で、
 求める人財を量産化。
 全て現地で日本語教育と技能検定対策を施すことを最低条件とし、
 それ以上のカスタマイズ教育も実施。
 もちろん、2号への道筋も用意し、定着人財も育成確保。
 非営利や国際貢献など抜きに、堂々と労働と報酬という利害を前提とできる。


留学生 → 特定技能1号 (→ 特定技能2号 さらには技人国など)

*日本語学校で在学中にN4合格し、
 その間に、目指す技能検定合格対策。
 受入企業側の金銭的支援を基に、技能実習制度をすっ飛ばす。


留学生(日本の大卒、一部専門卒資格持ち) → 技人国?

*留学生の就職緩和も来春から本格スタートするならば、
 年収300万以上の捻出が可能であれば、
 日本側、送り出し側、両業者へのコスト支払いを必要とせず、
 直接自社だけで受入対応ができる。
 (ただし、自社だけなので、自社で全て賄わねばならない)


こんな感じでしょうか。
他にもなんか色々ありそうですが、ひとまず。


どこまでも特定技能の各業界ごとに詳細確定後となりますが、
こういう受入側、業者側の意図するところに、
現実的に、外国人労働者側が乗ってくるのかどうか。


外国人労働者輩出国側では、
すべからくライセンスやエージェント通しでしか、
送り出せないものの、

留学生という労働者ではなく、学生という立ち位置から入国してきての、
労働者化って流れは、今まで大卒進学をほぼ必須とし、
なおかつ間口の狭い技人国という選択肢以外ができることで、
色々様変わりしていくようにも感じられます。


あんまり言うと、
また勝手な解釈や思い込みで、見切り発車をする方が
たくさんたくさんいそうで、気がかりでもありますが、

選択肢が増え、更にややこしくなっていくのは、
間違いないでしょうね。


そして、それは、
技能実習制度バカだけでは、
なかなか難しい時代になっていくともいえるのかと思っています。


つまり、技能実習制度事業も、
特定技能も、留学生も、技人国も、
アレコレの選択肢の実態を理解し、
俯瞰的に見るべき視点=人財側へ提示できる選択肢とその諸条件を、
ちゃんと理解していないと、
またまた受入側、人財側を振り回したあげく、
信頼をなくし、後ろ指を指されることになるということ。


以前指摘した、入管提出した外国人労働者の経歴は、
申請毎に一貫して同じ経歴を踏襲し続けねばならないということ。


そういったリスト管理ができている先など、
行政書士の先生方程度かもしれません。
それも個人情報なので、
現実的に保管し続けているのかどうかも定かではありませんが。

*この点、IT化、縦割り行政の横連携なども方向性としては
 上がっていたため、ゆくゆくは自身の申請履歴なども、
 自身でチェックできたり、
 一部追記修正をネット上でできるようになったりもしていくのかもしれませんが、
 そうなったら嬉しい限りだけど...まだまだだろうなぁ。


これからは、リストが宝になっていきそうですね。苦笑
でも、そのリストホルダー=業者にずっと縛り付けられることにもなるので、
入管申請資料は、全て入管で本人確認さえできれば、
いつでも確認できるって仕組みはできて欲しいなぁと思います。


みなさん、情報をチェックして、
人財にとって偽りのないベストな選択肢を提示できるようになりたいものですね。



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特定技能で従事可能な業務の幅って考えたことありますか? [特定技能]

臨時国会、紛糾してますね。(1113時点)
どう転がっていくのでしょうか。

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特定技能について、連日各メディアを賑わせているからか、
注目度が高く、ほぼ全ての業界の方々にお会いするたびに、
話題に必ず上ります。

どうも安易に考えている素人、半素人の方が多いようですね。


先日ある方から、営業先で、
これまた特定技能についての話になったので、
面倒だったからなのか、
当方の月曜の特定技能の登録支援機関の要件について、

https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-11-12


このブログをお見せしながら、
説明されていたようです。


なんか、
私の知らないところで、
色々活用いただいているのであれば、
それが、少しはご覧いただく方々のためになっているのであれば、
恐悦至極でございます。


さて、今日も少し違う角度から頭の中を整理してみようと思います。

特定技能について、
色々ビジネスを描いている方が本当に多い...

だけど、

はたして、それらは実現するのでしょうか。


タイトルに書いた通り。


特定技能で受入するのは構いません。

ですが、


受け入れた外国人労働者には、
どこからどこまでの業務へ従事されることが許されるのでしょうか。


登録支援機関的な視点でお話します。


登録支援機関の要件には、
業界経験などの縛りはないとの表記がありますが、

特定技能自体が許可されるのは、

建設ならば建設。
農業ならば農業。
介護ならば介護。

農業で受け入れて、
施設園芸の技能検定合格で受け入れて、
畑作野菜や果樹の仕事をさせることって、可能なんでしょうか。

もっといえば、出荷先での販売場の設営や販売、
もっともっといえば、免許取って軽トラの運転とか、
同僚先の違う職場の手伝いとか、
何でもかんでもできるようになるとお思いでしょうか。


これらは、例えば愛知県の特区許可であれば、
可能なようです。
つまり、就職した農家が行う業務全般。


これと同じように、就労制限はどこまで可能となるのか。


そして、

誰がそれをチェックするのか。

フツーに考えれば、登録支援機関が、その責を負いそうな気もします。


要は、
そういう一定の縛りをしないと、
入口さえ通れば、何でもできる、させられるってことになりかねないということ。

それは、


例えば、フィリピンのお姉さんが特定技能で来れたら、
夜はアルバイトに出かける場合があり、
それらは許されないと縛りをつけねば、

土日の他のアルバイトなどは公序良俗に反しなければ、
なんでも良いのかどうか、
そういう縛りをつけねば、

人手不足で困った業界だから許可しているという
法設立の背景に反するとして、
一定の縛りが出て来るのではないかと想定されるということ。



私が技能実習被れしすぎているからの危惧であれば、
とは思いますが、
今までの入管など法の定め方を見てきていると、
絶対、一定の縛りが定められると思われます。

それらが、どれだけの幅になるのか。


最初はユルユルで、
そこかしこでまた奴隷労働などの諸問題が勃発して、
厳しくしていくのか。
(飲酒運転の厳罰化への過程踏襲ですね)

それとも、

技能実習で実際に起きている様々な諸問題をケアすべく出来た、
技能実習法のように、
最初からかなりがんじがらめでいくのか。


技能実習は非営利だから、厳しくしていったけど、
今回は単純労働受入なんだからと、
ある程度の幅を最初から持たせていくのか。


その辺りは、
適正、適切を無視して、
現実では、
経済界各業界のロビー活動と官僚との綱引きなのでしょうか。



少なくとも、
技能実習制度では、
必須、関連、周辺作業と、それぞれに従事できる業務(実習)の幅が、
定まっています。

実習じゃないんだから、
技能実習制度ほどには、絞らないとは思いますが、
じゃぁといって、アバウトにしたならば、
また入管行政の裁量権の幅に、様々苦しめられることでしょう。


私も最初そうでしたが、
え、こう書かれていることって、
あくまで指標というか、モデル例なんだから、
こういう解釈で別にそこまで小うるさいこと言わないでしょ...

技能実習制度では、そんな身勝手な解釈は通用しませんでした。

特定技能は、
それぞれの職種ごとに、どこまでどう決まっていくのでしょうか。


これも業界によって、ガイドラインが出ることでしょう。
それは、ガイドラインなのか、死守せねばならないのか。


その辺りが、明確にならない限り、
業界として、それじゃ受け入れる意味ないよと、
言わざるを得ない受入側の現実もあるかもしれません。


登録支援機関にチェックしろって言われても、
どこまで何をチェックすべきか、
その指標が整備されなければ、
個人個人の感覚で、OKOKって報告上げればいいだけになりますからね。



そもそも、
技能実習制度的に言えば、
受け入れできる受入企業なのかどうかの
判別ガイドラインもまだまだ出ていません。


お分かりでしょうか。


ウチは建設で、とびの仕事も一部やってるっちゃやってるから、
とびで入れればいいでしょ...?

そんなアバウトでテキトーな答えで通るとお思いですか?


会社の登記簿謄本の事業の欄に、

飲食料品製造業
素形材産業
産業機械製造業

とか、テキトーに書いとけば、受入ができるとお思いですか?



ウチは素形材産業なんだよって、言い切れば、
受け入れできるとお思いですか?



農業って書いてあるんだから、
農業ならば何でも受け入れ可能だとお思いですか?

技能検定に合格した特定技能者なんだから、
その培った技能が発揮される業務でない限り、
受け入れ可能となるわけないですよね?



かくかくしかじかの条件を満たす企業に限り、
受入を許可する...のが公平であり平等であると、
誰もが言える線引きも、絶対に出て来ることでしょう。


ここも...いわずもがなです。


アナタはそれらを考えたことがありますか?


技能実習制度経験者でない限り、
あまりピンと来ないかもしれませんが。



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外国人労働者が増えると本当に賃金が上がらないのだろうか [人口減少社会]

外国人労働者が増えているから、賃金が上がらないという主張がある。
なぜそういう指摘があるのか、またそれは本当なのか。

IMG_0098-770x578.jpg


経済学者でも、なんかの専門家でもなんでもない私が、
思いつくままに書いてみる。


とりあえず、こちらの記事をご参照願いたい。


これじゃ賃金上がるわけない-外国人労働者の急増-
みんかぶマガジン 叶 芳和 2018/10/17 18:54
https://minkabu.jp/news/2229055



企業が労働分配率を下げ、
会社の利益をひたすらに出し続けている結果がある。
(中小企業はともかく特に大企業)

それは、日本人の賃金を上げずに、
安い外国人を雇うようになったから。


...ということらしい。


うん、実習生で考えれば、
外国人技能実習生でもできる仕事であれば、
それほど高額な賃金を支払いたくないし、
簡単な仕事であればあるほど、
誰でもできる仕事であればあるほど、
賃金は高額になるはずもない。

1時間に100個作る仕事を40年続けたら、
年功序列の終身雇用として、
ひたすら給料が勝手に上がっていった時代でないのは、
誰でもわかることだと思うものの、
日本人の賃金を、仕事としての成果もなく、
ただただ上げろという意味が分からない。


あとね。
労働分配率について。

人件費に全てが計上されているのではなく、
渡航費や教育費用、監理費などは、
おそらく別勘定項目で計上されています。

つまり、人権関連費の総額でいえば、
総合的に企業側は、日本人を雇用する以上のコストを、
現在でも支払っていることは、
実は有識者でもわかっていない場合が多い。



最賃で雇用している外国人労働者がいるならば、
それが、日本人スタッフとスイッチされ、
日本人の雇用が奪われているならばまだしも、

特に中小のほとんどの外国人労働者受入先では、
そもそも日本人スタッフが来ないから、
高いコストの外国人に頼らざるを得ないだけであり、
同等コストならば、日本人を雇いたいに決まっている。


ただし、労働の質的問題からしても、
日本人よりも外国人を雇いたいという先も確かにある。

だけどそれは、
日本人よりも安いから外国人を雇いたいのではなく、
あくまで日本人は使い物にならないから。


日本人がやりたがらない仕事という実質的意味合いは、

ワガママで贅沢で、苦労せずして楽してカネだけ欲しいという、
なんかあれば文句しか言わない日本人様には到底勤まるはずもない、

もっと苦労していて、何事にも踏ん張って生活していこうという、
稼ぐことにも貪欲な、出来た人間である、
日本人様とは比べ物にならない外国人労働者のレベルだからこそ、

勤まる仕事であるということ。



さらに利益が増大していることで言えば、
(ここは税理士じゃないのであってるかわかりませんが。汗)
昨今のモンスタークレーム、
内部隠蔽の発覚、
先日ご紹介したフェイクニュースなどによる風評被害、
ここ数年増え続けている自然災害、
日本市場のシュリンク(縮小)、
否が応でも海外を相手に出ていかねばならない、
もしくは、他の事業を育てていかねばならない、
ポピュリズムの台頭による世界の変動、

まぁもう、キリがないほどに、
企業が何らかのちょっとしたトラブルで、
大コケするリスクはかなり高まってきているともいえる。

つまり、国が助けてくれる銀行などと違い、
当事者責任で自社が有事にあっても倒れない程度の、
内部留保はある程度確保しておかねばならないという考えも
ありそうな気がする。


それと、大企業はやはり強い立場にあるので、
中小をいくら泣かせても、変わりはほかにいくらでもあるという
無言の圧力は決して小さくはない。
=中小から利益を吸い上げている要因も大きい。

縫製業界の諸問題の一因が下請けをイジメる元請けにあるという現実が
わかった以前のガイアの夜明けなどでも、
それは感じられるのではないかと思われる。



それらを踏まえたうえで、

それでも、

ここ数年の最賃のボトムアップが、
特に中小では既存日本人スタッフの昇給への圧力にもなっているだろうからして、
外国人然り、高賃金を支払えない会社は、
遅かれ早かれ立ち行かなくなっていくのでしょう。


それだけ、生活費は一般的にそれほど贅沢をしていないまでも、
年々ジワジワ上がってきているから。
消費税もまた上がるし、物価も乱高下する品は少なくない。

特に健康保険とか厚生年金とか、フツーわかりにくいところも、
実はジワジワ上がり続けている。


全体的な数字はどう推移していきそうなのかは
私などには全く分かりませんが、

結局、勝ち組、負け組との差がドンドン開いていくように感じます。


人が集まる素敵な会社は、ドンドン発展し、
そうでない会社は、片道切符となり、周りを巻き込み、
迷惑を撒き散らす。



なんかね。
全社会人個人事業主化なんて、書いてみてるけど、
生き残っていくには、
自身が、社会に会社に振り回されることなく、
稼げるスキルは、
年々求められていくように思えて仕方がありません。



社会に求められる人には、賃金は何人問わず、
上がっていくことでしょう。



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有料級、無料級の情報提供の違い? [新しい試み]

私が、またコミュニティ含めて、
有料と無料をどう区分けしているのかについてお伝えします。

images.png



誠に僭越ですが、
当方の有料会員の方には、
有料でご参加くださっているのに、
当方のブログがイチバン参考になるとおっしゃっていただける方が
チラホラいらっしゃいます。


有料ならではの体制や場をご用意しているのは
もちろんですが、
無料で綴り続けているこんな私の、
ボヤキだったり、
自身の頭の整理のため、
自身のアンテナを磨く行為の延長線上でしかないのに、
そのコメントを心待ちにするファンかのように、
毎度チェックいただいている方が
そこそこいらっしゃることには、
心からこそばゆく、また大変ありがたいことであり、
改めて感謝申し上げます。



そして、昨日の記事に対して、
玄人の方から、こんなご意見を頂戴してしまいました。

--
(昨日の記事は)
一般の方々に閲覧されるにはもったいない内容な気がしました(^^;)
あれこそ有料会員向けのお得感のある情報提供だと思います。
私の〇〇する監理団体出身で、
同じような活動(有料情報提供)をしている方も多々いますので、
パクられるともったいないと思いました。
--


お世辞にしても大変過大なご評価に、恐縮です。汗

コレをお聞きした時に、
お返事に困りましたが、
こうお返事させていただきました。
(少しアレンジしてます。汗)


もったいないお言葉、ありがとうございます。

難しいところです。汗

有料級?の発信をしていなければ、
当方を信用信頼いただけないし、
そもそも訴え続けていることに
どなたも関心もお寄せいただけないことでしょう。

当方では、有料も無料も発信している内容に区別はつけていません。
どこまでも、有料の方には色濃く、
無料の方には、その一部をお伝えているつもりです。

なので、無料で満足されている方もいらっしゃると思いますし、
もっと知りたい、近づきたいという方、
お返ししたいとさえ思っていただける方が、
有料というハードルを越えてまで、ご参加いただけるのかと。

同業さんが増えるのはむしろありがたい...
趣旨さえ同じ方向を向いているのであれば...
もっと正しい適切な情報や考え方や姿勢が広がってくれて、
それらが常識といえるまでのスタンダードにすらなってもらえるなら...

そんなことすら思う私は、やっぱりおかしいのでしょうか。汗

こんな私の発信をパクるほどご評価いただけるくらいならば、
どんどんパクってどんどん広めていただければ、
それでかまわないとさえ思いました。



上っ面だけ、ビジネスニーズやチャンスを狙う、
浅いパクりはご容赦いただきたいものですが。


*余談です。
どこかのベンチャー?の方が、
(特にWEB系のマーケティング会社がほとんど。苦笑)
おススメ送り出し機関サービスを始めたと
プレスリリースが出ていましたが、
送り出しのおススメは現実とても難しい。
人も変わるし、いくら現地へホントに何度も出向いていても、
結局、素人の方にはとても人財からの横抜きは見極められない。
(極論、誰にも分らない)
さらには、そこがお勧めと言えるだけの横のリサーチ根拠も薄く浅い。
そんな実質的な中身以上に、そもそも紹介送り出し先からの
バックマージンをもらう契約になっているであろうことが、
そもそも好きになれない、、、あくまでも個人的にですが。
そして、そういう先に限って、
そこまでは自身のビジネス範疇じゃないというのでしょうし、
そもそも自身のビジネスしか考えていないから。
そして、キックバックを支払おうが、
提携客先が欲しい送り出し機関ばかり
=実習生候補者に借金させて回収すればよいというところばかりが、
お勧め先として提携しているのでしょう。
そういうことまで、わからない方ばかりでしょうから、
そういう意味で、
浅いパクリはご容赦願いたいと思います。



私が発信する情報が全て正しいのではなく、
むしろ振り回したり、混乱させてしまうこともあるかもしれません。

ですが、
色んな考え方や視点、気づき、学びが深まること自体は、
業界に関わる方々に、ご自身だけではない、
違う人がどう考えどう見ているのか、
色々取り入れてみることは、
決して良くないことではないと思い、
そう述べている次第です。


大事?なことなのでもう一度...

当方では、発信する内容自体に、
有料無料でその内容に区別は特にしてはいません。

当然ながら、有料の方には、
他の方のご意見までいただけたり、
その伝達の量や頻度については、雲泥の差があります。
そして、そこに付加価値を見出せる方しか、
ご参加を募ってはおりません。


でも、無料も大事。

なぜならば、
そもそも偉そうに、
9割ボランティア1割ビジネスとか、
笑顔と感謝を掲げ、
悪質ブローカーを撲滅し、
広く業界全体の底上げを目指すべく、
また、より適正に適切に稼ぎが可能となるよう、
努めている私からすれば、

言ってて自分がやりきれていないのは、
そもそもどうかと自分で思うから。


区別している部分があるとすれば、それは対応でしょうか。

当然、有料会員の方からのご相談には、
優先的に対応させていただいてますので。



私も聖人君子ではないので、
パクられて儲けている方がいるとすれば、
そりゃ気分の良いものではありません。

でもね。
私もSNSなどではよく引用させていただいたり、
様々勉強させていただいているメディアの記事だって、
当方もパクって使わせていただいていることだし、
そもそも情報は、情報自体に価値はなく、
その情報をキャッチした人が、どう活用するかにこそ、
付加価値を実際に生み出すことなのではと思います。


本物しか生き残っていけない時代であるならば、
私が本物になれれば、生き残っていけるのでしょうし、
パクる人が本物であれば、
またもっと違うステージへと導いてくれる方が増えるのでしょうし、
そうではないことを祈るばかりです。


そんなことを、ツラツラ考えていました。

取り留めもなくスミマセン。


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特定技能の登録支援機関の要件とは [特定技能]

先日、今月月初の自民党法務部会で了承された、
特定技能創設の法案の写しを頂戴しました。

9.jpg

ポイントを列記してみます。


登録要件
1、登録拒否事由(欠格事由)に該当しないこと
  ・5年以内に出入国又は労働に関する法令により罰せられたものでないこと等
2、中長期在留者の受け入れを適正に行った実績や
  中長期在留者の生活相談などに従事した経験を有する職員が在籍していること
3、情報提供体制を確保していること等

※要件を満たせば登録支援機関として登録される
(登録支援機関となる主体は特定の業種に限定されない)

登録手続き等
1、登録の申請
 ・代表者氏名、住所などの必要事項や疎明資料を掲出
2、出入国在留管理庁長官による登録
3、登録の取り消し
 ・支援計画に基づいた支援を行わなかった場合
 ・不正の手段により登録を受けた場合等

とありました。

さて、一つ一つ行きます。

登録要件
1、登録拒否事由(欠格事由)に該当しないこと
  ・5年以内に出入国又は労働に関する法令により罰せられたものでないこと等

→まぁ、言葉通りですね。
 技能実習だろうが留学生だろうが、入管から罰せられていないこと。
 そして、同様に労基などから罰せられていないこと。
 つまり、改善指導程度なら問題ないけど、命令まで下されていたりすると、
 おそらく審査に引っ掛かってきそうな気がします。
 たぶん、こういう部分も裁量行政となり、
 登録できなかったりすることもあるのかもしれません。


2、中長期在留者の受け入れを適正に行った実績や
  中長期在留者の生活相談などに従事した経験を有する職員が在籍していること

→ここは、正に監理団体の職員や、受入側での生活指導員や、
 留学生、技人国、難民、他、様々なお世話係をちゃんとしていたとする
 証明が必要なのでしょう。
 問題は、5年などの期間の明示があるかどうかですね。


3、情報提供体制を確保していること等

→これだけじゃさっぱり。苦笑
 ただただ、技能実習で言う月例訪問や監査報告などのように、
 指定のフォームまで出ると思いますが、
 必要とされる支援を誰がいつどこまでどのようにしていて、
 それらを記載の上、入管へ提示報告しますって感じの、
 誓約書などの踏み絵の提出でしょうか。


総じて読めないのは、
最初はザルのルールで、諸問題が勃発してから、
初めて厳罰化細分化して改正をかけていくことになるのか、
それとも、過去の反省などを活かして、
ちゃんと最初からルール詳細などの縛りを手厚くしていくのか。
これからそれらの具体的な規則や指定が公表されていくのか。

※要件を満たせば登録支援機関として登録される
(登録支援機関となる主体は特定の業種に限定されない)

この文面からは、意外と許そうにも感じ取れてしまいます。

新制度移行の技能実習法のように、
刑事罰まで含めた厳罰化の表現も見当たらないし、
まだそこまで決まっていないだけなのかどうか。



登録手続きについては、そのまんまなので割愛します。

あぁ、一つだけ。
疎明(そめい)資料ってありますが、
本人以外の方が交付請求する場合の請求事由
(発生原因・内容・理由)について
客観的に確認することができる資料のこと...だそうです。

つまり、
受け入れを適正に行った実績や
生活相談などに従事した経験を立証する必要はあるということですね。



さて、次は、支援内容です。
支援計画...実習計画ですかね?苦笑
とは、

1、入国前の生活ガイダンスの提供
  (在留活動の概要、保証金の徴収などは違法であることの教示等)
2、住宅の確保
3、在留中の生活オリエンテーションの実施
  (行政手続き、各種届出方法、生活情報、医療、防犯等)
4、生活のための日本語習得の支援
5、相談・苦情への対応
  (労働条件、転職、生活全般、医療等)
6、非自発的離職時の転職支援
7、その他


とあります。

また一つ一つ行きます。

1、入国前の生活ガイダンスの提供
  (在留活動の概要、保証金の徴収などは違法であることの教示等)

→技能実習で入国前、ないし入国後講習でやってるヤツやん。
 当然にて割愛...また外部の専門家を呼んでとか、
 公的機関のとか面倒なこと言わんといてほしいなぁと思いますが。


2、住宅の確保

→こういうこともちゃんと書くのね。
 また4.5平米とか、寄宿舎規定とか、小うるさいこというのかしらん。


3、在留中の生活オリエンテーションの実施
  (行政手続き、各種届出方法、生活情報、医療、防犯等)

→空港から出迎え、会社と住まいまでのアテンド、
 市役所などへの住民転入届、マイナンバー、健康保険加入の知らせ、
 給振り用銀行口座作成、住まいのカギ、電気ガス水道の使い方、
 家具、食器他備品の説明、近所のスーパーなどの買い出し、
 100円ショップなども教えて、自転車?のカギ、通勤経路の説明、
 シャワーの使い方、消火器?火災報知機の説明、ゴミの出し方、などなど、
 これもまた監理団代の配属と同じ。


4、生活のための日本語習得の支援

→ICTなど遠隔での無料サービスの紹介などで良さそうですね。
 近くでボランティアの日本語講座があれば教えてあげたりとか、
 自身がたまに話し相手として付き合ってあげたりとか、
 最低限はその程度でも良さそうですが、具体的に何か縛りが出て来るのかどうか。


5、相談・苦情への対応
  (労働条件、転職、生活全般、医療等)

→給料の昇給や、控除の変更や、懇親会、忘新年会、
 社員旅行などなどの説明、病気の際の医者への付き添い?
 必要に応じた通訳対応、住民税が途中から発生するとか、
 まぁ、諸々もろもろありますよね。
 支援は、受け入れた企業側の相談や苦情に対しても、
 仲裁役として立ち回る必要はありそうですね。
 これも通常の監理団体のお仕事と何ら変わりないことでしょう。
 一つだけ違うのは、転職相談でしょうか。
 ただし、特定の技能の範疇のお仕事に限られますので、
 実習制度同様に、お役所が範疇内毎に人財登録させて、
 受入企業にも登録させて、
 転職受付とその対応フォローをしてくれればいいのですが、
 そうでもない限り、自前で転職先を探してあげなくてはならず、
 結果として、見つけられないから帰国って問題も発生しそうな感じがします。
 しかし、会社を辞めた後の転職先探し期間って、
 どの程度取れるものなのでしょうね。
 なんか、派遣の違う派遣先探しみたい。苦笑


6、非自発的離職時の転職支援

→会社側の都合による雇用打ち切りであれば、
 一定期間は在留を認められそうですね。
 でもその間は給料ゼロでしょうから、果たしてどうなるのでしょうか。
 失業手当って、すぐでるものでしたっけ?
 そして、見つけられなければ、失意の帰国も十分あり得るお話です。


7、その他

→う~ん、言い出したらキリがない。
 もしかして、支援計画って、日本語指導が年間で計何百時間とか、
 技能実習同様に、意味ない計画書をまた作成させられそうな気も。
 また、この支援計画が認定されたからこそ在留許可が下りているとして、
 年にこの支援が何十時間、生活指導が何十時間とか、
 わけわからない縛りが出たりするのかしらん。



とまぁ、こんな感じです。
他にも色々書いてありますが、
下記おおせないので、一部抜粋で。


ざっと見る限り、技能実習制度事業に関わっている方々ならば、
それほど難しくもなく、むしろ簡単そうにさえ見えます。


しかし、この支援計画は1年間なのでしょうか。
それとも5年間なのでしょうか。

雇用期間に応じて、1年だったり、5年だったりするのでしょうか。

また監理費ならぬ支援費とかで、毎月頂くモデルになるのでしょう。

入口でのコストは別で。


しかも、財務状況のハードル表記も特にないので、
もしかして個人でもできちゃうの?
なんて受け止めることもできそうです...あくまで現状であれば。



さて、審議も後少し?

法案が無事臨時国会を通ったとしても、
その後に、省令として、どんな具体的要件が出て来ることか。


いつもながら、くどくど申しますが、
焦って急いで、取り返しのつかない失敗や、
後戻りできない動きにならぬよう、
結果として、こんなはずじゃなかったとならぬよう、

見切り発車は危険ですからおやめください。
黄色い線の内側まで下がって、
詳細が出揃うまで、お待ちください。

技能実習制度の監理団体の現場の実務をお知りになりたければ、
解体新書企画へご参加ください。

わからないことを聞きたい方は、
解体新書企画へご参加ください。


たぶん、答えはそこにありますから。



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私のコミュニティビジネスの売上について [新しい試み]

現在募集中の解体新書ですが、
ご支援金を集めて何をしたいかについて、少し書いてみます。

20151011094949.jpg


キレイごと抜きに、いつものぶっちゃけトークです。苦笑

この一年、ずっとですが、
毎日、誰かからのメールやコメントへの返信で数時間かかってます。
毎日、このブログ、SNSなどのニュース速報シェアなどと、
法務省、厚労省、機構、JITCOのHPチェックとそのメール配信と、
色々やっていて数時間かかっています。

数は少なくしてしまってはいますが、
色んな種類の現場の実務や訪問もあります。


そう、自分が好きで始めたことなので、
後悔も何もないのですが、かなりの時間を費やしているので、
これ自体仕事にしていないと、回らない...汗

なので、私の生活費の一部の足しにも、
もちろんさせていただいています。


さらに、ご支援いただいた半分は、私にお付き合いいただき、
ご多忙な中、ご協力くださっている方々へ感謝をもって、
分配していますので、
100人強からご支援いただいていますが、
実際はそれぞれ微々たるものです。苦笑

特に最初は今よりもご支援金は格安でしたから。

(実績もコンテンツも今ほど手厚くなかったので当然ですね。)
(でも、先にご参加いただいた方がイチバンお得な状態です。)


いっときますが、私はビジネスはヘタクソです。
えっへん、自信も自覚もすごくあります。笑&涙


正直もう少し会員さんを増やさないと、
とてもご飯すら食べられないので、
大変なんです。

でも、誰彼構わず入ってね!とは言えないので、
自分で自分の首を絞めてます。汗


えっと、いつものごとく話がそれました。
私の生活もそうですが、
それ以上に、まだまだやりたいことがたくさんあり過ぎます。
できればご支援いただきたい。


以前も開催していますが、

『各国の視察ツアー』

お集まりいただく方々から、
また多数の入国後講習を受け入れている先から、
またまた現地にいる方から、
色々情報収集して、ここは素晴らしい、
もしくは、この方がいる送り出し機関を見てみたい、
など、私たちが与り知らぬ現地の現実を
プロの方々と視察に行って、
色々な発見や気づきをえて、それらをまた会員さんにお伝えしたい。
できれば年に数度、アチコチの国へ伺い、
定期的にチェックし相互評価し、シェアしていきたい。


『リアルお茶会』

セミナービジネスがどうも好きになれない私は、
どうせならコストもそれほどかからずに済むので、
=これで収益上げようとは露も考えていないので、
会員さん同士でのお茶会を定期的に開きたい。

リアルでのコミュニケーションは、やはり求められるし、
何より、同じ想いをもって集っていただけている、
全然違う立場でご活躍されている方々同士で、
ご面識をいただいての交流は、
かなりプライスレスです。
1テーブル4人くらいでやりたい。
でないと、話が盛り上がらないし、
ちょうど良い塩梅だから。


最初はやはり東京でやりましたが、
できれば、地方都市を少し回ってみたい。


地方ごとに違いもあるし、
取り組み方もまるで違うから。

そういうことも、配信していきたい。



『送り出し機関セミナー』

これはちょっと難しそうですが、
真摯に取り組む送り出し機関を紹介したい。
小さくても、特徴や強い想いで取り組んでいるところ。
大手のまともな一部門。
特に、それらを動画にとって、
各資料と共に、
他の送り出し国を検討したい方々に、
必要とするタイミングで、伝えられるようにできたらと思います。

各国各送り出し機関が横一列で並べば、
比較もしやすいし、特徴もわかりやすいでしょ。


『監理団体口コミサイト』
(送り出し機関や特定技能の登録支援機関もあるかな。
 逆に実習生向けにそれぞれの母国語で、
 受入企業の求人票サイトも面白そうですね。
 でもどれも、言ってはいけないことまで言い出しそうです。汗)

これは監理団体側には
あまり好まれないのかもしれませんが、
受入企業側にとっては、
求められている食べログ口コミのようなもの。
じゃらんや楽天トラベルの口コミサイトのようなもの。

ちょっとこれも2000強もある監理団体の一覧を、
リアルタイムでの情報整備が難しいんですが、
システム的におカネさえかけられれば、
またできそうな気もしています。
ただし、有象無象の抽象批判を避けたかったり、
管理上、これもまた大変そうだし、
何より口コミを自然発生的に集めることに、
時間がかかりそうなので、どうしたものかと。


『合宿』

コレは単にお祭りイベントみたいなものでしょうか。
協力者と共に、各地へお泊りでお出かけしてみて、
その間、お付き合いいただける方と交流を図ってみたいですね。

希望者がいれば、合宿的にプチ講習会などでも
かまいません。
一年に一度くらい、
お疲れ様会みたいなことができるといいかなぁと。

リアルお茶会のちょっと豪華版みたいな。

協力者と共に、専用サイトのブラッシュアップ的見直しなどの
合宿も考えています。
お互いバタバタ都合もあるので、
集中して皆で顔を突き合わせて、できるといいなとも思っています。


『その他企画色々』

一から何度も説明するのも大変なので、

・監理団体事業に取り組みたい方にとっての組合設立の仕方
・組合設立後、機構への監理団体許可申請の具体的なポイント
・技能実習計画の作り方
・月例訪問の仕方
・監査業務の仕方
・外部監査人業務のポイント
・現地送り出し提携先の決め方
・・・

既に書いてあるものも書いていないものも、
もっともっとドリルダウンして、ケーススタディを入れて、
場面場面ごとに、解説し、ココまですべきでしょう的な、
ひとつのモノサシ基準を提唱してみたいとも思っています。

今話題と興味沸騰中の(苦笑)特定技能の登録支援機関の
登録の仕方なんぞも、特に行政書士の先生方は、
ビジネスとして考えて、下調べ中な気もしていますが、
その補強版としても、
実務の現場の現実を知るからこそ指摘できるポイントとして、
準備してみたら、喜んでいただけるかなぁとか。


それぞれ当方の勝手な想いでもあり、
求めていただけているのかすらわかりませんが、
色々色々やりたいことや、知りたいことがあふれ出てきます。

他にも、日本語教師の集いとか、
外国人への教育指導の仕方とか、
共生のコツとか、国内各国の通訳の集いとか、
留学生の年収300万就職斡旋の現実とか、
インターンシップの活用方法とか、
介護や業界に特化したこともしたいし、
国ごとの集まりもしたいし、
受け入れた実習生の母国へ帰国してからの活用事例とか、
海外進出事例とか、
逆に日本人スタッフを受入したい海外需要と、
それに応じたい日本人がどれほどいるのかとか、
特定技能の送り出し国は、東南アジアに限定されなさそうだとしたならば、
オーストラリアとか米国、欧州での需要はどれだけあるのかとか、
もうそりゃもう、次から次へと興味があることだらけです...


勘違いしないでいただきたいのは、
私の勝手な想いもありますが、
特に最初に例に挙げた一部は、
やはり会員さんからのご要望でもあります。

つまり、会員さんが求める声に応じて、
どうプラスアルファを提供していけるのか。
決して独りよがりで実行には移していません。


時間もお金もあればあった分だけ、
やってみたいことは限りなくあり、
それらは全て、会員さんにとっての
プライスレスなネタや経験になることでしょう。


そして、そんなことしてる暇もコストもない方々にこそ、
共有していきたいものですし、
必要に応じて、経験値の個別供給や、
水先案内の一事例ともなれば何よりです。


アホみたいにウソ偽りを言えないタイプの当方からすれば、
何より私自身が、成長したいし、楽しみたいし、
そうしていくことが、会員の方々に対しても、
楽しく伝えられると思うし、
選択肢が増えたほうが、活性化するし、
色んな需要にお応えできるし、
そんなことを考えている次第です。


なので、悪質ブローカーや、
〇〇の一つ覚え営業の相手をしている時間は、
ありません。


もっともっと先へ、次のステージへ、
早く歩みを進めていきたいと思っています。


良かったら、ぜひご支援ください。

お仲間になってくれたら嬉しい限りです。



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