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受入企業のための監理団体探しについて [技能実習生受入時の本音の問題点]

実習実施機関である受入企業にすれば、
本当に良い監理団体はどこなのかなんて、さっぱりわからない。

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社長の紹介だろうが、
探しに探して、何度も提案をもらっての先であろうが、
実際に付き合ってみなくては、
どうにもわからない。


有料会員さんの中でも、
受入企業の方だけのグループの会話の中で、

ミシュランガイドがあったらいいのに...
ヤフオクの評価みたいな口コミがあればいいのに...

と言われていました。


特に、監理団体の対応がまともじゃない先と一度組んでしまうと、
お付き合いがしばらくは消えないので、
(途中での組合乗り換えはなかなかに難しい)
相当なご苦労をされていらっしゃいます。

そんな方の強いお気持ちが、ひしひしと伝わってきました。


そうそう、なんちゃから.comなんて
監理団体や送り出し機関まとめサイトもありますが、
アレも団体ごとの中身まではわからないですからねぇ。汗





これもまた、
この外国人技能実習制度の難しいところです。


結論を申し上げれば、
いくらミシュランガイドを作っても、
三ツ星認定する団体が利権化し、
残念ながら、腐っていくだけです。

ヤフオクの口コミ評価をつくってみても、
しょせんは担当職員が辞めて、ヨソへ移れば、
そこの団体は全く評価通りにはなりません。

(だからと担当職員の個人名を口コミすることは、
 はばかれますので。)

実際、私も検討してみたんですが、
コメントも自作自演をされたり、
誹謗中傷の恨みつらみばかり載せられても、
それはそれであまり宜しくはないでしょうし、
こういったコメント管理は相当な労力を強いられます。

楽天トラベルとか、じゃらんとか、
食べログとか、色々やりようはあるのかもしれません。
どなたかやりたい方いらしたらどうぞ。
一覧整備して、広報まとめサイトとしても、
トライしてみたら、結果として、半営業サイト集ともなり、
広報コストももらえそうで、面白いのかもしれません。


おカネの融通を利かせて、
一気に2000強のページ作成とサイト構築して、
ページに口コミ欄をつくるだけです。
宣伝して口コミが広がるのかは定かではありませんが。




ただし、実際には難しい。


監理団体も送り出し機関も、どんどん移り変わっていきます。
法律もどんどん動いていきます。

そして、この事業の特性として、

介在するのが監理団体と送り出し機関とあり、
お世話をするのは『外国人』という
『日本語での会話もロクにはできない』『人』であり、
両国共に、それぞれ様々に縛りを強いているので、
助かる面もあるんですが、トラブル時に融通が利かない。


ホテルのように、
施設サービスが売りであったり、
食べ物のように、
一度食べて嫌だったら二度と来なければいいほど身軽ではなく、
ヤフオクのように、
モノを売っているのとはわけが違う。

特に、一度の付き合いで終わらないということ。


だから、

どこまでもいつまでも、
たぶん私は同じことを言い続けますが、
しょせん、人のお世話を、人と人の間に入って、
人がするので、
どこまでいっても、受入企業の方にとっては、
担当職員に恵まれるかどうかだけ。

つまりは、組織や団体によるものではなく、
『人』によるものと思っています。

監理団体職員のまとめサイトなんてそもそも作れないし、
その人、特定の個人への口コミ投稿なんて、
とてもできないですから。汗



極論言います。
信頼できる担当職員とのご縁ができたならば、
たとえその担当職員が既存の監理団体を去ったとしても、
その担当職員へ付いていくことをお勧めします。

それくらいの気持ちで、監理団体探しを、
長く付き合えそうな担当職員探しと考えるべきです。


担当がどれだけ頑張ってくれていても、
監理団体の方針は変えられないし、
提携している送り出し機関も変えられない。

軋轢の中、何とか耐えてバランスを取りながら取り組みますが、
私が知る限り、
まともな方であればあるほど、
そういう監理団体には所属し続けられず、
他のまともそうな監理団体へと鞍替えしていきます。


もちろん、経営者になってもっと甘い汁が吸いたいという動機で
お客である受入企業先を複数抱えて独立を図るという、
はき違えた職員もいそうですが、
全ては、人を見る目でしかありません。


また、
職員もそうみられる努力は怠らないほうがいいですよね。
自分がどこへいっても、ついてきてくれる受入企業であるほどに、
信頼関係を構築できるよう、
努めなくてはならないでしょう。


長く付き合える担当職員は、本当に貴重です。

様々な苦楽を共に乗り越えてきた戦友と言っても過言ではありません。
それらを、担当切り替えなどで、
またゼロからコンセンサスの構築を...なんて、
私であれば、考えただけでゾッとします。汗


そういう職員と巡り合い、
また時に育てつつ、最良のパートナーとの付き合いを構築することが、
受入企業にとって、最大の監理団体探しであると思います。


アナタの担当職員は、
この先も長く付き合えそうな信頼のおける方ですか?

(例のごとく、自分自身に言い聞かせてもいます。苦笑)


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