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これから起きる外国人労働者業界の大混乱 [最悪な事態]

前々からずっと言い続けていることの中に、
人の性として、予防にはお金も労力もかけたがらないという性質があります。

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同時に、この業界は、よっぽど中に入り込まないと、
その実態というか現実が理解できない。


それは、自分で直接痛い目を見ないと分からないということに他なりません。

タバコを吸い続けていても、
ガンにならない人もいるし、

甘いものなど偏食を続けても、
糖尿病にはならない人もいる。


飲酒運転だって、
実際に事故を起こして後悔する。
捕まって、罰金と免許取り上げと会社を辞めることになって、
初めて、しでかしたことの大きさに気づく。


この事業も、軽々に考えて、
個人でもできるからといって、
登録支援機関になろうとする人が後を絶たない。

監理団体が儲かりそうだからといって、
自前で設立を目指す方が未だに少なからずいる。


技能実習制度の業界は、
良くも悪くも、がんじがらめだからこそ、
多少なりともの自浄作用は働いているようにも思われますが、
それでも法をナメ、人をナメている方々が、
少なからず未だに横行している。


それらを踏まえて、
この特定技能の業界が、
今後どうなっていくとお思いですか?


特定技能の業界は、
経済界の要望もあって、
ユルユルでスタートしていきます。


当時のように、
飲み屋で飲んでいても、
警察に捕まらなきゃ大丈夫。
捕まっても社会不適合者の烙印までは捺されない。

そんな時代は、
平気でみんな飲酒運転していましたが、
それが元で好き勝手する輩があまりに多く、
被害者のご家族が声を上げ続け、
今の厳格なハードルが設けられてきた流れがあります。


技能実習制度も同様。
アホでバカな悪さを繰り返す輩が、
あまりにも自身の利益のことしか考えずに、
好き勝手するバカ者どもがいたから、
新法ができ、厳しくなりました。


歴史は繰り返される。



おそらくは、痛い目にあったこともない、
いや、想像すらつかない方が、
最後のフロンティアかのごとく、
この業界へこぞって参入してきていて、

仕事が取れるかどうかも分からないのに、
取れてもビジネスが成立するかどうかも分からないのに、

密に群がるアリのごとく、
大中小問わず、様々入り込んでいる今、

問題が起きないワケがない。


受け入れる人選はでべたら。
なので、受入した後、問題は吹き荒れ、
結局、転職という名の失踪。

登録支援機関は、
お金をもらうために、
一度も顔すら出したことのない受入企業の四半期ごとの入管提出報告書には、
一つの問題もないとし、
虚偽以外の何物でもない書面を出し続ける。


受入企業も登録支援機関も
突然の失踪=自己都合の転職だとして、お咎めも何もない。


ありえない世界が、現実化する。



いや、当面は未だ問題以前に混乱ばかりか。




面倒なことはしたくない、
お金がかかることはしたくない、
責任は取りたくない、
楽にお金が儲かることだけしたい...


はた迷惑を撒き散らし、
メディアがこぞってキャッチーなニュースを流し、
労働組合などが、労働訴訟へと持ち込み、
トラブルビジネスもまた活況を帯びていく。

数年経たずして特定技能ルールの見直しが求められるようになります。


外国人労働者の受け入れの是非は
いつでもいつまでも議論に上がり続け、
何も中身を知らない世論が、
民衆はすべからく間違っている...の名言通りに、
全てを止めよと大合唱まで始まるやもしれません。


イイカゲンに、学習しないものですかね。
少なくとも、私たちのような段階のジュニアの世代は特に。


ぶっちゃけ、法務省をはじめ各省庁全て、
実際には面倒ばかり起きて責任を取りたくないお役人の方々は、
したくはない制度のスタートです。


アナタはこれらの背景や歴史を踏まえて、
同じ過ちを繰り返しますか?

それとも、人間やめて、不感症になって、
自身さえ良ければそれでいいと言わんばかりに、
不幸を量産し続け、後は野となれ山となれ...ですか?



踏まえて乗り越えていく為には、
覚悟も努力も必要です。


それも、紛い物と付き合っているヒマは誰にもありません。


踊らにゃそんそんとばかりに、
阿呆になって踊りますか?

それとも、

自身で後ろ指指されることなく、
自分の生きる道を切り開いていきますか?

...いけますか?



自分の人生、選ぶのはアナタです。


そんな楽して儲かる世界なんてあるはずもなく...


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特定技能の説明会参加報告...かなりヤバイと思われる... [特定技能]

コレは書こうかどうしようか悩みましたが、
読者を信じて書いてみます。

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ぶっちゃけ、ユルユルです。
少なくとも、当方にはそう感じてしまいました。

以前、管轄先へ問い合わせた際に、

『技能実習制度での受入ががんじがらめで厳しすぎるから、
 緩和を望む声が多く、それらを反映させる意向で進んでいる...』

と、言われていた言葉を思い出してしまいました。


個人的に、特に気にかけていたのは、
技能実習で言う、必須作業が半分以上の実習計画でないと、
許可が出ない。
=取り組ませても構わない作業は、必須作業を2日に一度以上、
もしくは半日以上、取り組ませねばならないといったことが、
特定技能では、どう判断されるのかということ。


どうせ、直接ストレートに聞いても、
3月中旬の政令や省令を待って欲しい。

もしくは、3月1日に公開予定の、
各種申請書面の参考様式を確認すれば、
そのうえで、管轄先へ問い合わせれば、
わかることとは思い、
私からは質疑を行いませんでしたが、


説明会の内容から、伝わってくるのは、
分野内であれば、アレもコレも従事させてもいいということ。

つまり、

必須作業などの言葉の縛りは、
特にはないという意味に取れました。


私が危惧するのは、
どう考えても、過去、歴史を振り返れば、
面倒なことは丸投げしたくて仕方がない中小企業の社長さんたちは、
自分で調べて考えるのが面倒で、
業者に責任を押し付けたがる受入企業側の方々は、

必ず、何でも仕事させて良いと考えることです。

=必須作業など10%、いや実質1%もないのに、
N4&技能試験ハードルさえのど元過ぎてくれれば、
後は、片付けだけ、重労働だけ、
3K、4Kだけ特定技能の外国人労働者に、
させても構わないという会社が増え、
(意図的にも、その部分がピンポイントで人手不足だからと言い訳しながらも)

なおかつ、
登録支援機関も【監理責任】ではなく、
どこまでも『支援』に他ならないため、
安く安くあげられるよう、
四半期ごとの報告をテキトーにし、
なるべく手間暇をかけず、
最低限の支援作業だけにし、

結果的に、
事前の教育指導(危険防止や衛生管理など)が十分ではなくなり、
事故などの労災や、転職という名の失踪が増え、
外国人労働者側も、受入企業側も、
好き勝手する先が増えるように思われてなりません。


悲観的にばかり考えているワケじゃないんですが、
どうしてもゆとりがない、
面倒なことはしないという人たちは、少なくないので、
危惧されます。


ビジネスとして頭の悪い、
想像力が回らない近視眼経営者ばかりじゃないとは思いますが、
働き始めてみたら、とても大事にされているとは思えず、
結果、転職先を必死で探し、定着しない。

業者がちゃんと支援しないからだ。

...いそうでしょ、他責志向の経営者。


自身に、自社に問題があるとは思えない会社。
気づこうともしない会社。

どんなスーパーな支援機関でも、
支援者でも、定着は難しい会社。
(まともな支援者なら、逆に転籍先を探してあげるでしょうね、)


ちなみに、
主たる業務(という言い方をしていました)をあまりに従事させることなく、
違う仕事ばかり、日本人もしている作業だからとやらせていると、
それは資格外活動となり、不法就労となる旨、発言もありましたが、

良い悪い抜きに、その線引きが明確ではないため、
はたして、50%なら法令違反ではないといえるのか、
30%でも20%でも良いのか、
1%でもあれば、やらせていれば、良いのか、
グレーゾーンが美味しいとして、
法律が明確な線引きを明示していないがために、
好き勝手する輩は絶対に出てきます。

摘発できる人員や、実地調査が可能かどうかも大きな問題です。

説明会では、「問題がある先には、調査が入る」といわれていました。
問題って何?苦笑
外国人労働者のクレーム?

機構みたいに、母国語相談を受けるの?
協議会?入管?


入管の説明してくれたお偉いさんも、
先進的な受入企業の取り組み例をアピールして、
ちゃんと待遇よくしていれば、
転職もないし、上手に制度活用できると言われていました。


まだまだ、先が、全容が見えないので、
読み切れませんが、
ユルユルは、危惧する悪い面だけじゃなくて、
良い面でもあります。


どこかで書いたように、
いわゆる企業単独型での受入が可能となるという点です。


実習生は、監理団体が間に入らねば、
受入自体できませんでしたが、
今回は、仕入れルートさえきちんと見つけられれば、
整備できれば、
中間業者入りません。

その代わり、相当な知識や経験が必要です。
失敗という屍を踏まえて乗り越えていく覚悟が必要と言うことです。

たぶん、ご自身で実際にやってみないと理解できないと思いますので、
ぜひやってみてください。

そうして、人一人の人生を結果的に狂わせる経験を、
して欲しくはありませんが、
してみないことには、意味が理解できないことでしょう。


コストも時間も労力も、
とんでもないボリュームで降りかかってきますし、
当事者として逃げられませんから。



にわかの登録支援機関は、
安くやってくれるでしょう。

仕事内容の意味がたぶんわかっていないでしょうから。
そして、追うべき責任もたぶん安易な考えでしょうから。
人一人の人生を、その後ろにいる家族の将来を、
大きく狂わせる結果になることなんて、
受益者負担のリスクでしかないと、
ビジネスライクに考えているでしょうから。

確かにその一面はありますが、
理屈だけで済む者じゃないコトに、
どれだけ理解が及ぶかどうか。


それでも、
受入企業側は、背に腹は代えられないとして、
安く安く安く対応してくれる先を、
追い求め続けることでしょう。


安かろう悪かろうの事例は先に述べた通りです。

いくらが適正かなんて、
これもまた、誰も未だ決められません。


支援計画の全部を委託するなどの記載もありましたが、
やはり部分委託も認める方向性で、
現在揉まれていることもあり、
実現すれば、1~10まで全ての支援であればいくら?
1~3までだけで、後の4~10までは自社で対応できるから、
というならばいくら?
ということにもなり、
本当にいくらが相場などは、まだまだ分からないことのように思われます。


さてさてさて...

アナタはこのイバラの道を、
どうやって歩むおつもりですか?


走り続けている以上、
止まれないとして、
どんどんドツボにハマっていきますか?


たぶん、監理団体にいる技能実習生が、
そのまま特定技能者へと移行し、
継続して受け入れしていく先であれば、
イチバン、スムーズなのでしょう。

でも、
日本国内から、もしくは、
新規で送り出し国からの仕入れだとした場合、
相当な様々なハードルが山積していて、
おそらく相当の労力とコストがかかるようになります。


それらを、純然たる労働者だからといって、
受益者負担とばかり、全てが労働者の借金となって、
また借金問題はより大きな問題へと、加速するようにも思われます。

特に送り出した後は、
実習制度以上に、何の責任も負わない送り出し側では、
より一層の1を100に膨らませて送り出す、
悪質ブローカー問題は、また増えるリスクがあるようにも思われます。


あぁ、言い出すと止まらない。。。



新しいレールだけに、
入口から出口までのルートと、
その流れの中で、どこで何が問題となりそうか、
色々俯瞰で想定するのは、なかなか難しいところです。

多面的にチェックしないと、
4者?のwin-winは成立しません。


もう一度言いますが、
屍を踏み越えて、歩みだしていく過渡期が、
この先、数カ月から一年はかかりそうに思われます。


願わくば、慎重に丁寧に一つ一つを一貫的に、
統一性をもって、
戦略的に受け入れの持っていき方からソフトランディングまでを
真剣に考えて助言支援してくれる担当者と巡り合うことを、
受入企業側の方には、切に願ってやみません。


良い業者がいないと嘆く方は、
ダメ元でご相談ください。

もしかしたら、お応えできるかもしれません。




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受入企業が離れられなくなる手法、続き [経営者や企業のレベルの問題]

もう一つ申し上げたいことがあります。
特定技能については企業単独型でできるし、それがイチバン安上がりなんだけど...

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業者側の経験値をナメないでいただきたいということ。

そして、ここに付加価値を見出せない
企業側の浅はかさと、担当者側の力不足。


長年、現場に取り組み続けていると、
外国人はどういう時に、どういう問題を起こしやすいのか、
また、それらはどう回避したり、ケアすべきなのか。

加えて、お役所側がその時々に、
何に力を置いて実地調査に来るのか。


これらの目に見えない、
なかなか費用に換算できない、
それでもかなりクリティカルなポイントだと、
理解が及ぶかどうか。



ここは、担当者の力量に大きく左右される部分でもあります。

上手に受入企業側へ理解させられるかどうか。


どこの国のどの送り出し機関と組む理由。
そのうえで、誰を頼っているからこそ、
募集や人選、教育が滞りなく進んでいるのか。


受け入れるために、イチイチ企業側へ言わないことの中に、
どれだけの苦労やノウハウが押し詰まっているのか。
それらを日々ブラッシュアップし続けている努力が、
いかほどのものなのか。

プロであるほどに、当たり前のこととして、
イチイチ企業側へは言わない分、
企業側には全く見えていない。


特定技能でコストが整わないからと、
企業単独型で実際に自身で取り組んでみれば、
少しはわかると思うので、
それが通るべき道だとも思われ、

受入企業側がやってみるべきだと思っています。


そこで、理解が進んだ受入企業側が、
付き合っている先がどれだけ真摯に取り組んでいたのか、
よくわかるようになると、


その団体や担当者から、離れられなくなります。


特に、地方であればあるほどに、
代わりになる人財など、どこにもいないから。

その分、都会は、競争が激しく、
代わりも色々いそうですから、大変でしょうけど、
こればっかりは付き合ってみないと分からない。

アチコチ浮気?してみれば、
その関係性をそのたびにゼロから積み上げていかねばならないため、
それもまた相当なストレスになることなのでしょう。


色んな意味で、
多少の偏りはあろうとも、
積み上げ続けていられる現付き合い先が、
まともであればあるほど、

受入企業側が、この業界の中身を知れば知るほど、

その組織から離れられなくなります。


逆に、まともな付き合い先を見つけられない受入企業には、
災難ばかりが降り注ぎ続け、
いつまでたっても、安定は訪れません。



どういうルートを採ろうとも、
求めるべき、たどり着きたいゴールは、
おそらくほとんどの受入企業は同じ。



そこまでキチンと導ける業者だけが、
社会に求められていると思います。




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受入企業が離れられなくなる手法 [経営者や企業のレベルの問題]

人は、気が済む済まないに左右されます。
どれだけ大金をもらおうが、やりたくないことはやらないしやれない。

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逆に、一銭ももらうことなく、
自身がやらずには済まないことは、自ら進んでやる。


一介の社長って、多かれ少なかれこういう気質があります。
それなりに自身の信念が無ければ、
組織のトップなんて務まりませんから。


そこさえ押さえれば、まずは問題ありません。

ただし、この社長の気が済む間は問題ないということで、
「気が済み続けなくてはなりません」

俺の目に間違いはなかった。
コイツは付き合っておくに値する人間だ。

そう思わせ続けることが大切です。


でも、そうできる人財って、独立してますよね。苦笑
いや、独立していきますよね。


であるならば、
経営者側が考えるべきは、
一担当任せじゃなくて、
自組織として、社長さんにそう思わせなくてはなりません。

もしくは、
そのできる担当が、自組織を離れられなくさせる必要があります。


話が横にそれるので、
その話はまた次回に置いておいて、


そんな営業力?人間力のある担当を育てることで、
受入企業を離れられなくさせることができます。

であれば、
そういう担当をどうやって育てるか。
ここも、大きなポイントです。


もう一つ。

担当の力に依存することなく、
組織として離れられなくさせることを考えることも大切です。

人間力に頼らずに離れられなくさせることは、
フツーに考えれば、
「自組織でしか提供できないサービス」ってことが、
まず頭にくると思います。

でも、
そんなことホントにできます?苦笑
自組織でしかできないサービス。

それは、
他の組織に真似されることのない、
真似のできないサービス。

モノづくりの技術力などは、
特許などでも守られますが、
サービスに特許なんて聞いたこともありません。


私が一つだけ言えることがあります。

そう、情報発信をし続けることです。
それも、組織としてではなく、
組織のトップとして、自組織はどういう組織でありたい、
あり続ける、あり続ける為に何をしている、
ナゼその組織を目指し続けるべきなのか、
様々な言葉を自分のコトバで発信し続けるということ。

忙しい相手が単なる一業者の経営者の言葉を
まともに聞いてくれるようになるかは、
また別の問題となりますが、

担当者のみならず、
組織のトップとしての言葉が、
相手をグリップせしめたならば、
それは、受入企業が「アナタ=自組織」から、
離れられなくさせることができるという意味です。

そのためには、
色んな手法があります。

ここまでイバラの道を切り開いて、
組織を大きくして実績を積み上げ続けるのも
一つの手かもしれません。

【特集】 “人材革命”の大相場が開幕、外国人労働者関連「最強選抜5銘柄」 <株探トップ特集>
Kabutan 2019年2月23日 19時30分
https://s.kabutan.jp/news/n201902230127/?fbclid=IwAR1sBDfczIgriFtu0b853rvgONJY7GE7OBklTK8wlhrZh_R2jqZwrR_lyTY


でも、
それ以外にも、できることは実はたくさんあるはずです。

経営者がそれらをちゃんとしていないから、
受入企業や、できる担当者が離れていくのです。

逆に、
それらができてさえいれば、
受入企業は勝手に増えていくし、
離れられなくなります。


長年、当方の発信をフォローし続けていただいている、
奇特な方には、なんとなくお分かりいただけるかと思います。


サービスって、実は、
誰から受けているかによって、
相手の気が済むか済まないかが、大きく変わるってことです。


ブログではこんな表面的なことまでしか言えませんが、
ここがちゃんとできていると、
事業が安定して続いていくのでしょうね。


もう一つ申し上げたい角度があるので、
明日、また続きを。



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やっぱり技能実習制度≧特定技能である理由 [特定技能]

見方にもよりますが、なぜ特定技能はダメなのか...
要件ハードルのあるなしが、根本的に全てを変えています。

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特定技能の要件には、
日本語N4要件と技能試験ハードルの二つがあります。

技能実習制度には、
この二つがありません。


コレだけ。

ただただコレだけで、
外国人労働者側の選ぶルートは変わってきます。


怖がりで想像力の豊かな日本人とは違い、
外国人労働者は近視眼です。

後のことなど考えられない人で、
現状での生活に困窮している人、
少なくとも、安泰とは思えない深刻な理由もなく、
若者のファッションかのように
他国へ何年も出稼ぎに行きたがる人なんていません。

こういう人たちが求めるものは、
いかに早く、いかに頭を使わずに、
いかにたくさんのお金を稼げるか、
正確に言えば、「稼げそうか」に踊らされます。


そんな方々が、
早くもない、頭も使わなきゃならない、
いうほどたくさんのお金も稼げない現実を知って、
誰が二つのハードルを好き好んで乗り越えようと思うのでしょうか。



日本へ日本語習得のために、留学に来る。
ナゼだと思いますか?

たくさんの所得を得られるようになれると思われるからです。


これだけSNSが発達浸透したにもかかわらず、
送り出すエージェントによっては、
事実も歪曲させられ、結果騙されて、日本へ来る外国人も、
残念ながらゼロにはならないのですが、

それでも人は学習するので、
これらの認知も少しずつ市民権を得ていきます。


特定技能者のもう一つの仕入れ前ルートとして、
入管は許可率というタズナを緩めるのか、
それとも、
特定技能という出稼ぎ間口を用意したのだからと、
留学生としての受け入れを絞るのか。

いやいや、
技人国の年収300万緩和をしたように、
30万人計画を達成したにもかかわらず、
優秀な人財は確保したいからと、
高度人財の卵でもある留学生を
ある程度は定期的に受け入れ続けるのか、
メディアに出たように、N1要件をつけられるのか。


留学生ルートはまったく予断を許しません。
つまり、先行きが見通せない。



...技能実習制度しかないでしょ。苦笑

別に技能実習制度の回し者でも、
当方がこの業界ズッポリだからでもありません。


消去法でそうなり、今とあまり変わらないような気がするだけです。




別のサイトで書きましたが、
会社側が人財を選べない時点で、
特定技能はもちろん数字は上がると思いますが、
実習制度ほどには増えないように思われてなりません。



たぶん、実習制度での受入をしている先は、
考えることすら面倒になって、
今のままで良いよ...もしもっと良くなるなら教えて、
こんな程度だと思います。

*期間満了で帰すのがもったいないくらいの優秀な子を
 労使相愛で残したいし残りたいともなれば、
 別ですが、その場合はスムーズでしょうね。

企業側にすれば、
自身で選んで連れてきた実習生たちを、
延々回し続けられればと割り切っている先も少なくはないでしょう。

昇給させてまで残って欲しい人財って、
意外とマレなので。

*先々を考えれば、+5年、いてくれた方がマシなんですけどね。



どこかに書きましたが、
もう法で建前つけて縛るのは、限界が来ているように思います。

ちゃんと取り締まりや摘発さえできれば、
法自体は、受益者負担と当事者責任において、
人財側と受入企業側双方にリスクと責任を追わせ、
面倒な書要件は全て撤廃すれば良いかと。


でないと、
他国との受入競争には負けるし、
最賃さえ上げ続ければ、
自然と給与などもしのぎを削り上がっていくし、
給与で労働者獲得できない先は、
違う魅力を築き始めるだろうし、

乱暴な言い方をすれば、
細々した法のチェックなんて、
本来、労力を使うべきところじゃない筈です。


そんなあら探しごっこなんかしていても、
ニュースを日々目を凝らしてチェックし続けなくても、
もっと目を向けるべきところがあるはずです。


入管は、身元を確認し、受益者へ保証を求め、
責任を明確に負わせて、取り締まればいいんです。
処罰を公表し続ければ良いんです。

あとは、神の見えざる手が働きますから。



...なんて、あまりに煩雑過ぎて嫌気がさすと、
こういうシンプルイズベストを求めてやみません。


話を元に戻しますが、
この複雑怪奇な制度やルールの中では、
現実的には、特定技能と騒ぐ以前に、
冷静に様々な角度からリサーチして、
その是非を検討してみると良いと思います。

私はそのうえで、二つのハードルのあるなしだけでも、

技能実習制度のほうが、
受入側にとって、現実的な選択肢のように思えてなりません。


直接、企業単独型のように、
特定技能は業者を入れずに済むとか言ってますが、
そういう方々は、えてして、
間に入っている業者がどれだけ苦労しているかご存じないし、
それだけケアしている先と
お付き合いをしたことのないところだと思っています。

そして、
企業単独でできるものならば、
どうぞ、どんどんやるべきです。

そもそも中間業者に責任を負わせることの方が不自然で、
当事者同士でやるべきことですから。



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ナゼ外国人労働者業界に取り組み続けているのか [基本中の基本]

一言で言えば、『楽しいから』
もうこれだけです。苦笑

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人手が足りないから。
お金が儲かるから。(?)
儲かりそうだから。苦笑
先々くいっぱぐれが無さそうだから。
今まで取り組んできて、これ以外に飯が食えるアテが無いから。苦笑
諸外国との懸け橋になりたいから。
目の前の貧困に苦しんでいる家族を垣間見た記憶が忘れられず、
心が動かされて何とかしなきゃ、自分でもしてあげられることがあるのではと、
突き動かされているから。
日本の将来を大きく変える時代でもあり、
使命として取り組んでいるから。

...


まぁ、色んな方が色んな想いで取り組んでいることでしょう。

当方も、
前述は全てではないものの、当てはまる部分はたくさんあります。


昔から暗い人間かのように、
一人でアレコレ考えることが多かった。苦笑

どうやって生きていくべきか。
どんな人間になりたいのか。

尾崎に感化されることも多かったし、
本やマンガを読んでることも多かった。

ひとまずやりたいようにやりたいことができるように、
他人様のお世話にならずともお金を稼げる人間にはなりたいと、
親をはじめ、多くの失敗と周りへの迷惑をかけまくり、
アレコレ学び、気づき、
色んな人に影響を受けて、
今まで歩いてきました。



自分がイチバン楽しいと感じていたことって何だろう。

そう振り返ってみると、
色んな人と出会い、
人それぞれの考え方や言動、
受ける刺激、励み、新たな発見、
様々なことを通して、心が揺り動かされたときに、
『面白い』『楽しい』って感じてたんですね。


だから、先日のリアルお茶会なども、
実は私がイチバン楽しませていただいたことでもありました。苦笑



この業界は、まったくほんとにもう~って日々言いたくなるほどに、
均一的な答えがなく、
常に移り変わり、海外各国まで含めて、
どれだけ知ろうとしても、知りおおせることもなく、
いわゆるゴールがない業界です。


そして、色んな方々の働く=生き方に直面し、
周囲へ言い続けてきていること全てが、
自分に跳ね返ってきます。


攻略法がいつまでたっても確立されおおせない、
永遠のRPGゲームかのよう。

どれだけ経験値を積み、レベルを上げても、
次から次へと新たなモンスター(敵、ハードル)がやってくる。


そして、こんな情報発信をし続けていると、
よくもまぁ、これでもかと、色んな方からコンタクトをいただける。



これを人生の楽しみといわずして、何を言わんや...みたいな感じです。



人によっては、ストレス以外の何物でもないのかもしれません。


でもマジで、『楽しい』。


巡り合えた人たちと、自然とビジネスにもつながるし、
こんな私を許容いただける方が少なからずたくさんいていただけていることに、
自然と心から感謝まで沸き起こります。

面白いですね。
メール一通、コメント一つで、とてもありがたい気持ちになれます。


コミュニケーションはやはり楽しい。


先日も、ある実習生の寮に出向いて、
些細な話を色々していました。

こちらがニコニコ楽しそうにしているからか、
相手もニコニコ楽しそうです。

この子達の背景にも、
それぞれに生活や親や兄弟子供もいるんだなぁと、
つくづく思います。


ある受入先で会ってきた帰国前の子から、
牛肉のワインなんちゃからの料理を作ったからと、
タッパでプレゼントしてくれました。

12月に伺った際にも、
手作りのケーキをおすそ分けしてくれました。

ちなみに、ちゃんとお返しさせていただきました。


注:当方しがないオジサンです。
  ハゲてないだけマシかもですが、小太りの非イケメンでしかありません。
  お会いいただいた方はおわかりのとおりです。苦笑



楽しい。


だから、続いているし、続けています。


そう思える人であれば、
(いや、フツーはそう思えると思いますが)
この業界には適しています。


その代わり、それ相応の失敗や挫折や苦労を抱えもします。

当時、よく3年続けば一人前といえるようになるみたいな言い回しもあったように思います。
「桃栗三年柿八年」とも言います。

かたや、たかだか3カ月でパン屋出店大成功って方もいます。


何を選ぶかは自分次第ですが、

心から『楽しい』って思えることに出会えるまでは、
もがき続けなきゃならないし、
それらの中から何かしら見出し身につけ、
成長させることって、とっても大切です。


願わくば、ご覧の方々にとっても、
この業界が楽しいと思う人で溢れ、

もっと素敵な世界へと道が続いていることを、
切に願ってやみません。




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特定技能のトリセツ【受入企業向け】 [特定技能]

色々情報が出回り始めていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
個人的に思うところありまして、呟いてみます。

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受け入れる企業の方々も、日々ご多忙なところ、
外国人労働者の受入を考えたく様々情報収集していることと思われます。


でも、はたしてウチにしたら、何をどうしたらいいのか、
まず、何から取り組めば良いのか、
色々お考えのところではないでしょうか。

大変僭越ながら、当方から考え方の順番を、
整理してご提案させていただきます。

以下、ある先へ提供したメモ書きです。


トリセツ

①コストが見合うかどうか。

(キレイごと抜きに、ココがイチバン肝心要なところでしょう。)

・募集、面談コスト
・日本人同等以上の給与設定
・入管への申請手数料負担
・業界協議会への加盟支払い
・登録支援機関の利用の是非

★最安値は独自リクルーティング(全てを自社でまかなう)

 →日本国内からの採用受入 例)観光専門学校卒(職業紹介業者の介在)
 →海外からの採用受入   例)各国送り出し機関への募集依頼

*通訳フォロー体制作りが可能かどうかを基準に、苦に選び?
(自社対応か外注対応か)



②様々な各種法の解釈の幅を全て確認

自社でできるようにするために、最初の入口だけは…

・登録支援機関へ委託するか(明確な役割分担)
・総合的なコンサル支援とするか(当事者はあくまで御社)
 例)具体的にどこへ募集依頼し、どういう条件設定が適切で、どう集め、どう選ぶべきか?
   申請時、実地調査時、各種関係先への最低限必要な書類対応は?
   受入後、四半期ごとに入管への報告書類には、どこまでどう記載すべきか?
   などなど


★ポイント

・転職リスクケアを社内で体制確立すべき。

・各種法が様々に詳細条件幅を後出しじゃんけんしてくるケースが、
 この業界の常のため、施行後、数カ月は様子を見るべき。
(後に管轄先の摘発行為を招くなど不可逆的な問題にもなりかねない)

・最初は試験的視点をもって自社内にて受入し、
 特定技能雇用の基本的な良し悪しとそのノウハウを蓄積し、
 ハンドリング可能との感触を得ることが先決。




差しあたっては、この辺りが整理できないと、
まったくもってウンウン考え悩んでいるだけで終わるように思われます。


自身ができない、してるヒマないなんていっていても、
じゃあ、外注するだけのコストが見合うのかといえば、
そうでもない。

*安い先もたくさんありそうですが、
 まず間違いなく必要十分なケアは遠く望めません。
 責任さえ負いきれるものではないのに、
 安価な先の意味が分かりません。
 人ではなく、モノとしての量効率しか考えていないのでしょう。


とはいっても、人手はいないので、
今まで通り、都合よく働いてくれる人はいませんので、
自社で受け入れに関する膨大な量の法的知識や、
経験を様々積んでいく以外に、道はありません。

*ぐるり回って、
 日本人雇用の求心力構築に成功している先は別です。

今までの前時代的常識は、全く通用しない時代になっています。

間に入る悪質ブローカーを排除するためには、
自社独自で当事者責任&受益者負担にて、
特定技能外国人労働者の受け入れを進めましょう。


官僚もバカではないとしたら、
そう導くための法整備でもあろうかと思われます。


このトリセツを基に、
どこの誰とお付き合いしていくべきかをお考えになられた方が宜しいかと。


もっといえば、
ナゼ外国人労働者を受入したいのか。
受け入れた後、自社がどうなっていくのか。
それらは御社の狙いに合っているのか。

であれば、付き合うべきは誰か。
そのうえで、何にトライしていくべきなのか。



クドクド言い続けていますが、
受入企業側も様々なので、
自社内にてちゃんと考え整理して、
そのうえで、誰と付き合うべきなのかを、
今一度、確認されると宜しいかと思われます。

付き合うべき誰かに巡り合えない場合は、
お気軽にご相談ください。

お約束はできませんが、ご案内できることも少なからずありますので。



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インドネシアの技能実習生の深い闇... [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

インドネシアについて、最近色々情報収集しています。
まだまだまた聞きの部分が多いのですが、、、

ダウンロード (1).jpg


各国それぞれに闇の部分は、表面的には見えにくく、
そもそもの因果関係が複雑で、表面化しているその背景がわかりにくい。

似たり寄ったりでもあるものの、
その国ごとに固有の背景が色々あるので、
また難しい。


いつも思うのは、
例えば、中国だけとか、ベトナムだけとかの監理団体にとっては、
他国の厳しい現実などに理解が許容できず、
結果、ベトナムから離れられない方ばかり。
(違う裏の理由で他国など一顧だにしない先も残念ながら)


大きな理由として、
どの国にも言えるのは、「地理的な背景」。

例えば、日本もフィリピンも、他国とはほぼ隣接していません。
インドネシアも大半はこの部類に入ります。

ある方にお聞きしましたが、
インドネシアの横の距離は、
米国の端から端までと同じ距離とのこと。

東端と西端では、明らかに色々違っていることでしょう。
まして陸続きではない国ですから。


また、近隣諸国との影響も受けやすいかどうか。
隣接国との関係性により、
国民感情や生活も変わってきます。

言葉や宗教の違いも影響はそれぞれに大きくあります。
民族?部族?も少なからずでしょうか。


そして、この業界においてのインドネシアの最大の特徴は、
ある大手団体が、この国の労働行政から直接支援を受けて、
コストなど自体国の負担で、送り出し機関業務を寡占的に行っている実態。


また、送り出し機関業務と、
日本語学習業務とが、完全別個に根付いているようで、
寡占しているがために、
優秀な人財もそうでない人財も、日本への技能実習生としての出口が、
現実的には限られているということ。


インドネシアはそれでも実習生のシェアは3位か4位。
=相当数のインドネシア実習生はある団体一つで
寡占状態にあると言っても過言ではない。
それだけの影響力があるということ...のようです。

(特定技能についてもそのままあてはまりそうです...
 言葉通りならば相当な実質的既得権益ですね。汗)



勘の良い方々は、現場で何が起きているか、
容易に想像がつくものかと思われます。


まぁ、それでも国が負担している分、
それなりにまともに動いてはいるようですが。


地理的要因と、貧困格差の問題から、
どれだけインターネットとSNSが発達しても、
出口が見えないすごく良い子が未だにたくさんいるようです。
(いつも通り曖昧な表現ですが、ココでは性格の良い子としておきます。)


人口ボリューム的にも、
まだまだ多そうなので、
解消には少し年数を要するようにも思われます。
これだけ変化が加速している時代であっても。



ただし、もう一つの要因として、
フィリピン同様に、まともな送り出し機関との締結自体、
中国やベトナムと比べて、相当手間も時間もかかるようです。


また、
特に距離的に、
中国ならば2時間前後で着く先もあるのに、
片道だけで8時間はかかる。

さらにそこから地方都市へ足を延ばすには
さらにさらに飛行機で飛んでいかねばならない。

面接で飛ぶ社長さん方はキレイごと抜きに、
海外で様々な息抜きを楽しみにもして飛ぶケースが多いのですが、
はたして地方でそれだけ発散できる場所があるのかどうか。

コストといい、時間といい、快適度合いといい、
今までの他国と比べてみても、
全てがストレスにしかならない。


良い悪い抜きにして、
人手不足が進み、
なおかつ低賃金や良い子を受け入れたいとする受入企業側にとってみれば、
様々なエアーカーテンを乗り越えてまで、
人財との縁を紡ぎに行き続けなくてはならず、
応じて、監理団体も水先案内人の役割を果たさねばなりません。


どこかでどん詰まりになるのは火を見るより明らかなので、
この外国人労働者の受け入れで時間を稼いでいる間に、
労働者に頼らない仕組みや、
労働者が確保できる仕組みにシフトして行けない会社は、
数年は続いても、十数年は続かないかもしれない。


現時点で60や70を超えていらっしゃる諸先輩方にとっては、
人生上がれるのかもしれませんが、
60代以前の若手に入る私たちは、
まだまだ数十年経済活動に取り組んでいく必要があります。


また話がそれてきたので、戻しますが、
さらっと書きなぐったインドネシアの闇も、
まだまだ私自身、実感していない部分もありますので、
あくまでまた聞き程度にお受け止め願えればと思います。

それでも、こういう答え合わせは、一つ一つ必要です。


特に、一国より、二国、三国とそれぞれに理解を深めていくと、
自身の中にも相当な広がりが生まれます。

つまり、ベトナムしか知らずにベトナムの良さや悪さを語るよりは、
ベトナム以外の軸や基準などを比較対象とできるモノサシがあれば、
それらを踏まえてにベトナムの善し悪しが見えるということです。


ちなみに、
特に送り出し機関の方々こそが、
理解を深めるべきことでもあります。

日本の受入企業側の視点を基準に考えれば、
ベトナムじゃなきゃいけない、インドネシアでなきゃいけない、
中国であるべき理由、フィリピンであるべき理由があって、
その国から受け入れしているからです。

ベトナムの送り出し機関は、
ベトナム国内の送り出し機関との競争だけをしているワケではないというコト。



日本だって他国だって、どの国にも闇はあります。
それらの闇を理解したうえで、
どうあるべきか、どう付き合うべきか、
いや、その国では、誰と付き合うべきか。

色々考えて取り組むべきです。

会員の方々には、先日ご案内しましたが、
5月GW明けにも、協力関係者と共に、
インドネシアへ視察に出向ければと計画中です。

去年のベトナムに続き、第二弾ですね。


現場で日々戦っている一職員の方や、
一受入企業の方にとっては、
こういう動きや情報もなかなか入ってこないことと思い、
たまにこういう動きもしています。



さすがに有料でご支援くださっている方と、
無料でお付き合いくださっている方とでは、
提供させていただく内容に差をつけてはいますが、
根っこの部分については、有料無料問わず、
この業界では知っておくべきこととして、
お伝えできればと思っています。


現在、当方ではインドネシアについて、
様々な情報を収集しています。

ウチの送り出し機関を見に来て欲しいとか、
現地でお会いしてみたいとか、
何らかのご厚意で情報提供いただける方などは、
お気軽に当方までご連絡ください。

逆にご要望などでも構いません。
介護なんて興味関心のある方も少なくはないのでしょうし。


ブログトップページの無料メルマガ登録先から、
ご登録いただいた後に届くメアドへ返信いただくか、

以下より、お寄せ願えれば幸いです。

https://gaikokujin.link/blog/?page_id=969



*当方ではお寄せいただく情報をシェアさせていただくこともありますが、
 個を特定できる拡散などは一切しておりません。
 また、シェアを望まない方は、その旨記載いただければ守秘をお約束いたします。

あ、この投稿へのコメント欄でも構わないですよ~



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外国人技能実習生の監理費などは国が徴収すべき?! [未だにルールを無視する企業と業者]

現在の活動に共にご支援いただき協力くださっている方から、
監理費などは国が徴収すべきとの意見がありました。

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つまり、
受入企業側は、実習生の受け入れをしたかったら、
国へ月々支払ってくださいってことです。

そして、
監理団体は国からその監理費をいただくことで、
国の下請け的に監理支援にあたるという構図です。


未だに、あまりに監理団体としてまともに取り組んでいるだけなのに、
カネを支払う側なんだからと言いたい放題な企業側も少なくないようで、
そういうキツイ現場でのご苦労から、
カネの流れの仕組みを変えれば、
構図的に指導を受け入れやすくなるのではというお考えです。


ぶっちゃけ、当初は監理団体側の営業努力?(指導努力ですね。苦笑)
によるものとも思っていましたが、
そもそもが、この事業自体、国がすべき事業を、
国が、「ようしおおせない」がために、
組合などの非営利を守るならば、民間にもやらせてやろうと、
始まっていると思われるので、

カネの流れを変えるだけで適正化になるならば、
国もそこまでする意味はあるのではとも思いました。


無論、送り出し管理費に対しても、
国から各送り出し機関へ規定額が支払われることになります。

つまり、キックバックする手立てや理由が一つ薄れるということです。


ただし、個人的には、
監理費など企業ごとに相違もあるので、
監理団体と企業で各種額面の取り決めは決定します。

監理団体だって、不適正行為が発覚すれば、
主だった収入源である監理費そのものを凍結されるので、
まともにやらざるを得ないし、

カネの流れという金〇を国に握らせれば、
意外と適正化に傾きやすいと思いました。


ちなみに、
このご意見を主張された方は、
解体新書では「さささん」と名乗ってご支援くださっている方です。

*知る人ぞ知るですが、不特定多数が見るこの場で、
 具体的に個を特定しすぎる紹介露出は、
 何かと角が立ちご迷惑をおかけする場合もありそうなので、
 この程度で留めさせていただきます。


今までにご苦労を重ね、現在問題なく回っている団体先には、
無用のご意見かもしれませんが、

昨今の新規参入も激しい中で、
不幸の量産を防ぐ手立てとして有効であれば、
その選択も十分にありだと思います。


健全な業界に自ら襟元を正していかねば、
フナも鯉もドジョウもカエルも棲めない汚い川にしかなりません。

透明過ぎても、それはそれで何かと物事がうまくいかない場合もありますが、
生き物がたくさん棲めて、生態系の循環が自然とよくめぐる川には、
していきたいですね。

微力ながら、投げかけてみたいと思います。



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外国人労働者のイチバン安い受入方法 [経営者や企業のレベルの問題]

久しぶりに受入側の視点でも考えてみます。
結論は、全部自分でやればいい。

05.jpg


特定技能は、大企業ではなくとも、
いわゆる企業単独型での受入を許容しています。

つまり、実習生で言えば、
監理費が3万円だとする場合、
10人も受入しているところであれば、
月々30万円の管理費を支払うくらいならば、
人一人雇った方が良いのでは?
と思われます。

その代わり、全部自身で調べて準備し、
丁々発止してレールを引いていかねばなりません。

送り出し側とも、日本国内の管轄先とも、
書類作成や申請さえも、自身でできる人は、
結果として失踪させないよう必要十分にケアできる人は、
そうはいないので、どう育てるかにもよりますが。
(いや、たぶん先輩がいないと育てられないですね。汗)


組合や間に入る業者が全て手数料の横抜き商売だとしか思えない方は、
全部、自分でやればいい。

そうすれば、横抜きされずに安く受け入れができますから。

本来であれば、そうあるべきですから。

雇用したい人が、雇用したくなる人を求めて、
自分で探して見つけてくればいい筈です。

法も原則、中間マージンを取ることを認めてはいません。


ぜひ頑張っていただきたいものです。


でも、実際は、
小さな会社であればあるほど、
そんなことやってる暇はないし、
それ用に人なんか入れる余裕もないし、
もっと安くやってくれる先はないかと、
無い物ねだりになってしまうのが現実です。


アレもできない、コレもできない。
アレもやだ、コレもやだ。

であれば、どうしたいのか。
どうあるべきなのか。

ちゃんと考えてみてください。


結論の一つとしては、
日本人をちゃんと集め雇用できる会社に自身がすればよいだけです。


あぁ、これも考えていられない、
考えつかない、
できないから外国人労働者を受入したいんだ、

...本末転倒ですね。


考えても動いても何もできないのであれば、
事業を止めたらいかがでしょうか。


いや、それも借金があるからできない。


...ご自身でお考え下さい。
誰もアナタのことに構っていられるほど、
ヒマな人はいません。


誰も助けてくれない、
こんな事態に陥ってるのは誰か他の人のせいだと騒いだにしても、
現状が変わるワケじゃない。



ならば、やってみるしかないじゃないかと思います。
どの選択肢を進むかは当事者責任ですね。


繰り返しますが、
イチバン安い受入方法は、

受け入れ当事者自身で、
「アナタの会社でぜひとも働かせてください」っていう、
求職者を探すことです。


至極シンプル。


そのためには、何をどうすべきなのか。

当事者責任、受益者負担として、
是非の判断をされれば宜しいかと思われます。



なんかね。
国も雇用主責任を明記している以上、
有料職業紹介事業者とか、
登録支援機関とか、
一切の許可事業を無視して、

あくまで受入企業へのコンサルとして、
助言指導をすることで、
いわゆるブローカーと言われる輩が、
手八丁口八丁で、
「安く労働者あてがいまっせ」
「その代わり、直接当事者は企業さんが前面に出てください」
何もかも段取りも整理も書面作成すら全て色々やってあげるけど、
全部受入企業が自身でしたことにしていないと、
法的にOKでないから...

結果、責任も取らず、困るのは受入企業側。


なんかね、こういう現実が水面下で増えていそうで。


こういうの中小の社長とか好きそうですしね。苦笑


痛い目見ないと分からない輩。

その痛い目は後々になってからでないと身に染みて気づけない輩。
だから、ホイホイと甘言にのる輩。
いや、甘言とすらわからない輩。

ブローカーのせいだと言われても、
当事者は受入企業側であり、
法的な責任の一切は受入企業側にあるという現実。



真逆に、主体性のある企業であれば、
コンサルを受けるに値するその付加価値を理解し、
コンサルを十二分に活用して、
自社独自の適切なレールを引ける企業もあることでしょう。

そういう会社さんであれば、
コンサルの意見はあくまで助言指導であり、
当事者責任は自社にあることを常識的に理解しているので、
そのうえでコンサルへコストを支払っているので、
素晴らしい良縁となります。



繰り返します。

コストばかりかけていても致し方ないのも事実です。
外国人労働者の受入コストを最低限に収めたいのであれば、
自身で全てやることです。


頑張ってください!



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