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皆が知りたいことと、私が言いたいことは違う。 [余談]

先月、ひょんな機会から出版の話があった。
でも、たぶん、やらないと思う、少なくとも今すぐは。

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世界的にポピュリズムの傾向が強くなっている。

「大衆は常に間違っている」という言葉で考えれば、
世界は間違った方向へと向かっているのでしょうか。


偉そうに言いますが、
自分の好き勝手に書いているブログなので、
ご容赦ください。


冒頭の出版というのは、
リアルで書店に本が並ぶという意味の出版です。

出版社もビジネスなので、
売れなければ何の意味もありません。

そして、それは、
売れる=大衆受けするという意味です。

TVや新聞、ネットニュースメディアもすべからく同じ。

売れなきゃ、見られなきゃ、読まれなきゃ、
何の意味もない。
特に資本主義下での民営企業であれば。

この業界で大衆受けが良いのは、
=本が売れるのは、
ショッキングな本のタイトルで目を引き、
ニーズに応える=民衆が知りたいことを伝える本です。

今ならことさらに、特定技能での儲け方でしょうか。
実用書も一定の需要があるようですね。


個人的には、お伝えし続けているように、
法などのルールを知り、
現実で起こりうる諸問題を知り、
入口から出口まで、それぞれが整うように、
管理管轄することが、
外国人労働者業界でのキモです。


でも、誰もが未経験の業界がパックリ口を開けるのですから、
実用書なんて、単なる法の説明に毛が生えた程度です。

言葉通り、ヒトの人生を狂わせ、
ヒトが死ぬことさえありうる業界です。

その言葉の意味さえ、十分に理解もできずに、
参入してくる方々にとっては、
ルール以前にわかっていただきたい現実が山ほどある。


でも、それらは、少なくとも大衆には求められていない。

大衆は、常に、
自身が抱えている悩みに対して、
行動する。

まず第一段階として、
この業界に興味関心を持っている人がどれだけいるのか。
しかも、この業界について、本を買ってまで調べたいという
ニーズやお困りの方が、どれだけいるのか。
(これだけ情報が無料で氾濫している時代に)

さらに、それらの方々にとっても、
大衆として求めるものは、

安くて(無料で)、
楽に(頭も体も使わず何もせずに)、
早く(今すぐに)、
楽しいもの(自分が興味関心のある楽しいと思えそうもの)

に、反応するようにできている。
これは、良い悪いではなく、人間が本来そう言うものであると同時に、
私自身、この業界から派生するもの以外は、
いわゆる全く興味関心なく、
苦悩を抱えていないことについては、
そういう場合にしか反応すらしない。


私が言いたい、訴えたいのは、
現実的に後から求められること、
結果、応えられなければ事業そのものが持続できないコト。

だけど、それらは全て、
大衆にとっては、

すぐにお金が儲からず、
大変な労力や頭脳労働を繰り返し、
時間もかかり、
ストレスフルだと容易に想像しやすいこと、
そんなことに大切なお金なんか、
例え無料であっても費やしたくはないこと。


でも、


結果、大半の常識的な感覚をお持ちの方であれば、
求められることです。



たとえどんな方であっても、
無償で個別に相談に乗っていられるほど、
時間もゆとりもありません。



だから、
本当に価値のある情報を求めている人、
どういう姿勢で、考え方で、事業に取り組むべきかについて、
ソコがイチバン大切だと思える人、
今までに様々苦悩して乗り越えてきた人でない限り、
私が取り組み続けているコトについて、
反応してくれる人はいません。


だから、
やるなら電子出版くらいかな。


でも、どうせやるなら、
せっかく見つけてくれた方、
反応してくれた方にとって、
手に取っていただけた意味を最大限見出していただける中身にして、
リリースしたい。




誠にもって、上から目線で、
非難を承知で申し上げれば、

この業界での事業成立、継続発展を本気で臨む人であれば、
絶対に解体新書企画に参加すべきだと思う。



別に事業と言っても、業者側だけじゃない。
受入企業側こそ、
ナゼ受入したのかについての意味を最大限に持たせるならば、
当事者意識をもって、取り組むことにこそ、
自身にとっても自社にとっても、
そのメリットは機能的価値以上に、
なにより現場に直面する一個人の成長を大きく促進させることができる。


時代の変化は加速度を増す一方で、
どれだけケアすべき領域が広域かつ複雑怪奇であったとしても、
それらをストレスなく(居心地よく)すぐにでも解決していく、
身につけていくべき環境に身を置かねば、
あっという間に、時代に取り残されていく。


これらの焦燥感に気づきもしない、
アンテナの鈍い人が、あまりに多すぎる。


人はそれぞれに価値観が違う。
生まれ育った環境も、おかれている立場も、
全てが違う中、
Aさんはアッチ、Bさんはコッチなど、
歩む方向も、重きを置く優先順位も、明らかに違う。

でも、人として本質的に、同じ方向を向くことができる領域だってある。

同じ方向を向いている人であれば、
その方向への歩み具合は人それぞれであっても、
アプローチの仕方は皆違っても、
協力し合い、励まし合い、刺激し合い、
切磋琢磨をしていくことができる。

そして、それらはとても楽しく面白いと感じられることです。



本当に価値のある楽しいことは、
自身の人生を楽しくやりがいのある幸せなものにすることは、

大衆とは違う道を進むことにこそあります。

大衆が右と言えば左と言う単純なものではありませんが、
それは、少なくとも、
自分が心のどこかで、そうではないと思う選択肢は、
たとえ周りがそうだと思っていても、
その選択をしない勇気を持つことです。
自分に嘘はつかないことです。


一つ一つルールが明確化されただとか、
テクニックとか、本当はどうでもいい。


もっと大切なコトがあるけど、
自分がしっかりしていないと、
あっという間に流されてしまう時代。


情報もモノも溢れかえっている時代。


自分自身との対話を繰り返して、
確固たる自身の信念というか、価値観というか、生き方というか、
そういうものを、ちゃんと築いていくことって、
今の時代だからこそ、
とっても大切なことであり、
時間と労力を費やすに値するコトだと思います。


でないと、
悪い意味で、周りの意見やニュースやルールに振り回され、
いつまでも不安定な不安を抱え続けていきます。

明日を切り開くためには、
やっぱり、自分の足元を常に確認することでこそ、
そこから、どこへ向かいたいのか、向かうべきなのか、
そのためには、何をどうすべきなのか、
その道が自然と見つかり、
そこには何の疑いもなく、
不安になっても大事な拠り所となるのではないかと思います。


また明後日の方向へ行っちゃった。笑


頭が悪いので、整理して言うのが難しいタイプです。
平にご容赦ください。



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