SSブログ

彼らがどういう想いで日本まで来てくれているか、忘れてはならない。 [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

ある国の空港での風景。
私たちは、こういう現実に思いを馳せて、忘れてはならない。

74337061_110726267026447_5770334106009206784_n.jpg

74909814_110726277026446_1267615655603994624_n.jpg

74277728_110726443693096_2153473040023814144_n.jpg

誰にだって大切な家族がいる。
自分を愛してくれている人がいる。
離れ離れになることを悲しむ人がいる。

様々な思いを胸に、
一人一人が、日本へきて働いてくれている。

毎日が矢のように過ぎ去っていく日々。
どうしてもこういう現実は忘れがち。

人は周りに見える景色の中で暮らしている。

どうやっても、一人一人に寄り添えない時がある。

でも、こうやって思い出すことはできる。

彼らにも、たくましくなってもらわねばならない。


『外国人労働者』

ひとくくりで表せば、一人一人の顔は見えてこない。

でも、一人一人、それぞれにそれぞれの事情や歴史があり、
理由があって、日本へ働きに来てくれている。


残された家族にしたら、
例え3年間と期限が区切られていたとしても、
次はいつ会えるのか、
本当のところはわからない不安も心配もあるのは当然だ。

まして幼子がいれば、こうやって足にしがみつき、

『お父さんいかないで...』

そう言葉に表すまでもなく、別れたくないのは当然のこと。


別に特別扱いをしなくちゃいけないわけじゃない。

だけど、
いつでも辞めて、どこでも働ける自由は、
良くも悪くも彼らにはない。

だからこそ、区別して、
日本人以上にお世話に努めてあげることは、
何ら特別扱いでもなんでもない。


彼らにも強い感情がある。

想定通りにいかない場合は、
やっぱり人の生き死にまで行き着いてしまう場合も。

そういう彼らを自社の都合で受け入れる企業には、
やはりそれ相応の責任がついて回るのは当然のこと。


彼らは家族の為に頑張る。

決して企業の為ではない。
少なくとも、この空港で別れを惜しんで旅立つ時点では。


労働力ではなく、人。

目の前のことしか見えない人ではなく、
その人それぞれの背景にまで、思いを馳せられるような人でありたい。

愚者は経験に学び、
賢者は歴史に学ぶ。

自分の経験にしか学べない人より、
他者の経験からも学べるのだからこそ、
日本は先進国であり、日本人は彼らを温かく迎えられるべきなのは、
当然というプライドをもっていたい。




nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:仕事

ある方との会話...無論、外国人技能実習制度、特定技能の今後について [情けない日本人]

経営者に、このままじゃダメだから、
自ら決断して、どうにかもっと良い取り組みに変化していこうと気づいて欲しい。

d668bdbac262071f97fe877865f7e520.jpg


だから、公表されているデータを様々な指標から、
総合的に、客観的に、資料を作成してお届けしたい。


そうおっしゃる方がいらしてて、
ぜひ協力させていただきたいと願いはしたものの、
それだけではたぶん変わらないだろうなという、
欲深い自分がいます。


たぶん、実習生や特技者は自分勝手に動きます。
目の前の金額だけで動き、
動いた後で、こんなはずじゃなかったとして、
また次へと放浪します。

そんな人財をラッキーと言って受け入れる会社は、
そんな会社に行っても、また元の木阿弥。

じゃあと、企業側も、外国人労働者の現実など理解できている先ばかりではないので、
期間限定の使い捨てとしか考えていない先が多く、
手痛い失敗を経験し、他に具体的な手立てもないのがわかると、
そこでやっと、非を自分に責めるか、業者や相手のせいにするか、
そうやって、二極化が広がっていきます。


ここ数年は、外国人労働者の受け入れって、
特定技能の受け入れって、
技能実習制度での受け入れって、
混沌として、アレコレと皆さんさまようことでしょう。


でもね、
法や世情は色々移り変わっても、
人の心情に変わりはありません。


けっきょくのところ、
お互いに苦労して、勉強して、経験して、
成長していかねば、
労働力が欲しかったのに、労働者がやってきたという、
歴史を繰り返すのみです。


どうせならば、変化を愛し、
積極的に迎え入れるくらいの姿勢や考え方が望ましい。

あわよくば、先手を取って、自身にとって都合の良い未来へと、
書き換えていくほどに、
立ち回れる会社が、生き残っていける。


この先、業界が広がろうとも、冷え込もうとも、
強烈な個人か、大企業かが生き残り、
そうでもない一般的中流階級は、
底流階級に押し流されていくことでしょう。

勝ち組、負け組、二極化って、そういうことです。


誰もが勝ち組に入りたい。

ならば、なれたらいいな~ではなく、
成れるように取り組むのみです。


成長しない個人には、やっつけ仕事しか残らないもので、
まして高給取りなんて、なる筈もないでしょう。


みんなと同じことやってれば、
みんなと同じように沈んでいくだけ。


どうせなら、楽しくみんなで支え合って、
協力して切磋琢磨して行けたら、
自然と成長して行けるのに。


そういう環境づくりを、自身で行うと、
とても生きやすくなる時代な気もしています。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。