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アナタはこの外国人労働者支援業界が好きですか? [人口減少社会]

いやはや、パラダイムシフト=新たな考え方や価値観を受け入れられなければ、
生きていくことすらままならない時代に、すでに突入しています。

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「好きなことを仕事にしなければならない」という“残酷な現実”に直面している理由
2019/09/17
https://www.sbbit.jp/article/fj/36953

以下、本文より。

「老後問題」の本質は、「老後が長すぎること」にあります。
これを解決するもっともシンプルな方法は、「老後を短くする」ことです。

たとえば今50歳で、高校生くらいの子どもがいて、
住宅ローンを返している状態だとしたら、貯金はほとんどできません。
そんな人に「60歳の時点で2,000万円の金融資産が必要です」と言っても、
どうしていいかわからないでしょう。

だとすれば、60歳以降も働けばいいのです。
「人生100年」として80歳まで働けば、そのぶんだけ生涯収入が増え、
40年あった「老後」が20年に縮まります。
これだけで老後の経済状況はまったく違うものになるでしょう。

このように考えて、
2010年の『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』で、
“好きを仕事にするしかない”と書きました。

これに対して、「そんな甘い話があるわけがない」という
たくさんのご批判をいただきました。
たしかに、好きなことを仕事にできれば、
それに越したことはないと誰もが思うでしょう。
同時に、好きなことでは食べていけない現実も知っているはずです。

しかし、これからの「生涯現役」社会では、
誰もが20歳から80歳まで60年間働かなければならなくなります。
日本人は「置かれた場所で咲きなさい」が好きですが、
“石の上にも3年”ならぬ、“石の上に60年”なんて耐えられるわけがありません。
そう考えれば、重要なのは、
「好き」をマネタイズする戦略をもつことです。
もちろん、すべての人ができるわけではないでしょう。
だから、「残酷な世界」なのです。



...もうね、おっしゃる通り。
それ以上もそれ以下もありません。

生きていく為には、カネも必要。
カネを稼ぐには、誰か他の人から自分へ支払ってもらう過程が必要。
一般的に言えば、それらは働くことで給料という形で入ってくる。

しかし、その職場も労働力も、求められている内容は、
どんどん高レベルなものへと変化してきている。

働き方改革は、生産性向上だと言われて久しくなっているように、
厳しいコトを言えば、使えないヤツに支払う銭はないということ。

一方、生活費だってドンドン値上がりしている。
いわゆる物価の上昇圧力は多方面から押し寄せ、
いつまでも安く暮らしやすい国日本であり続けるコトなどない。


長く働く。
これは、働けるという意味が必須でついて回る。
つまり、若い時と同じように体を動かし続ける仕事は、
70代にはとても無理だ。

であれば、70代まで若い頃と同じように働ける仕事に限られてくるのも、
また現実だというコト。

つまり、誰からに何かを教える仕事。
年配者が人生経験を通して、若輩者へと指導する仕事が、
イチバン無理なく自然に考えられる。


外国人労働者もいつまで日本へ働きに来てくれるのかはわからない。
もしかしたら、
近年、日本人こそが世界へ出稼ぎに行く時代はもうすぐそこに来ているのかもしれない。


言葉の問題も当然ながら、
今の時代、本当にホンモノしか生き残ってはいけない。
二極化は静かに差し迫ってきている。


平和ボケした日本人は大半が時代の荒波に流されて、
おぼれ死んでいくように思う。


外国人労働者を支援するこの業界では、
当然ながら、これから10年、20年は成長し続けるであろう国々と繋がれることでもある。

もしかしたら、
我々も、優秀?な日本人改め、どうしようもない日本人を、
海外へ送り出す、送り出し機関の役割を果たさねばならないコトも考えられる。

現地では当然、監理団体なのか登録支援機関なのかはともかく、
送り出された日本人を適宜支援する側に代わっていく。


海外の色んな変化にも肌で感じ取りやすいポジションにいるのも確か。

なにより、メンドクサイことこのうえない『人』に特化して、
海外をまたいでまで支援し続ける仕事は、
何よりも関わる人を成長させていく。
(マンネリとぶら下がっているだけの人や、
 ただただ目の前の自分の利益確保だけに刹那的に動いている人はともかくも)


人口ボーナスの時期を過ぎた国が、
人口オーナスに入った国が、
(人口構成の変化が経済にとってマイナスに作用する状態。
 オーナス(onus)とは、「重荷、負担」という意味。)
どういう現実を経験するのかは、
これから日本が先頭を切って体験していく。

日本からの出稼ぎは、
もしかしたら出遅れている他送り出し小国とも競合していくのかもしれない。

いやいや、年老いた適応力も元気もない中年以降の労働力など、
欲しいと言ってくれる国なんかあるワケがない。
(若くて元気のいい本人ならば欲しがる先もありそうですが)

国のせいにして、国にぶら下がって生きていくしかないのか。


まぁ、なにはともあれ、
この業界、目の前の人のお世話をすること、
支援すること、手助けすること、寄り添って歩いてあげるコトが好きな方には、
やりがい詐欺という人もいるくらいに楽しい仕事。

同時に、どう転がっていくのかわからない今の時代において、
どこかで誰かの役に立てる人財であれば、
どこかで誰かが必要としてくれるのではと願いたい。

特に歴史ではなく個人の経験がものをいうこの業界のおいて、
言葉の壁を越えて、人を育てるというスキル=人間力は、
どの国であっても、同じ人ならば、通用する。
そういうスキルを身につけるコトが、
アナタ自身の老後を守っていける唯一無二の強みなのかもしれない。




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...こっちのブログは頻繁に記事を書いてはいませんが、
まぁ丸4年強書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
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ダメダメな営業マンと、それに乗っかるダメダメ受け入れ企業 [経営者や企業のレベルの問題]

外国人技能実習生や、特定技能に代表される、
外国人労働者の受入は、業者選定で、ほぼ決まるといって過言ではありません。

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特に大手はカネがある。
そして、カネが潤沢にあるというのは、
一つの信用ではある。

でもね、『信用』と『信頼』は、大きく違う。

目先のマネーゲーマーには、信頼よりも、信用の方が大事。

一方、
長い目でコスパを考えられる大人なビジネスマンは、
『信用』も『信頼』も狙う。

そして、『信用』のみに振り回されない。

ちなみに、少しだけ、『信用』と『信頼』の違いを書いておきます。

『信用』...クレジットなどがわかりやすい。
つまり、信用とは実績などの事実であり、その履歴や経歴のこと。
大きな違いは、『信用感』とか、『実績感』などの言葉はない。
厳然たる事実というだけ。
ちなみに実績も何もかも、取り繕うことは可能です。
また、カネが全てと言えないコトもない。

一方、『信頼』...コレは客観的なものではなく、
主観的な感情に過ぎません。
この人は『信用』できる人だ、などゴッチャに使われがちですが、
本来の意味は、大きく根本的に違います。
信用から信頼へは移行させやすい感もありますが、
そもそも信頼とは、人が相手にする感情的な言葉に過ぎません。
人が、ナゼ、この人は信頼できると思うのか、その理由は、
信用とは違う部分にあります。


大手が全てとも言わないし、
中小がすべからく良いとも言えません。

ただ、大手を悪者チックに(アンチテーゼ的に)書いたほうが、
わかりやすいので、受入失敗の典型例として、
以下に書いてみますね。


ダメな営業マンは、売りたい人材を売ります。
他所がどうかなんてどうでもいい。
自社で抱えて、自分にとってポイントとなるモノやサービスを売ります。

この業界で言えば、例えば、在庫を売在庫を売ります。
つまり、水面下でお金がたくさん動いている人材を、
良い悪いなどお構いなく、この子はおススメですとして紹介してきます。

ナゼならば、
相手を一限さんと見て接するだけだからです。

欠陥品(失礼)であっても、モノかのように、
クーリングオフ期間を設けるくらいが関の山。
国もたまたまツテ(在庫)ある国でしかない。
(ココは真逆の意味もあります)

極論、生涯のお客さんとは思ってない。
一般的な広告代理店、不動産屋、保険屋さんのようなもの。
どうにも情報格差があるので、
コレ等が成り立っちゃうんですね。

そして、それらを見抜けない受入側も、
悪質ブローカーに乗っかり被害者面するのも、
そりゃそうだよと言いたくなる人ばかり。

相手が自分の社員のことなのに、
学び考えるのがメンドクサイので、
丸投げしたがるから、
テイよく在庫のハケ口先に見られる。


イイカゲン、学べばよいものを。

いや、学ばないから、こんなシチメンドクサイことしか言わない、
私のようなものが書きなぐっているブログなどには、
たどり着かない。


頑張ってくださいねーとしか、言いようがありませんね。


そういう方には、マトモな業者=担当者は、相手にしたがりませんから。

かくして、ダメダメ先は、ダメダメ先と繋がって、被害をまき散らし、
この業界を全体的に悪い目で見られるような事件を引き起こす。


このサイクルを止めるには、
業界の底上げしかない。

底上げは、ちょっとしたマトモな情報ならば、
無料でアチコチで出回っていて、
ちょっと調べれば出てくるくらいがちょうど良い。

巷で受入成功事例が広がり、
笑顔が咲き乱れ、
口コミで、この会社へ働きに行きたいと、
数珠つなぎで並んで待ってるような会社が、
たくさん増えるといい。


ぶっちゃけ、外国人労働者側も、
ちゃんと適正で評判の良い業者を探して、
上っ面だけで選ばず、自分の人生を左右することなんだから、
これだけSNSなどでも口コミ情報は氾濫しているんだから、
ちゃんと選ぶ子が増えて欲しい。


昔、ヤクザが社会から消えたように、
悪質ブローカーだって、消していくことはできる。
国家権力がもっと厳しくしろとか、
色々他人のせいにしたがる人ばかりだけど、
自分でできるコトを広げて地震が成長していくだけでも、
全然世界は違って見える。

変えていくことはできる。

少なくとも、
変えられないと嘆いている人には絶対にできないが、
できると信じてやまない人には、
少なくとも自分の周りだけでも、環境を変えることはできる。
それができる時代なんだから。


手前みそながら、
昔から意外とマトモだった分、
変な輩は私の周りにはいませんが、
かつてこのブログを書き始めたころと違って、
今は段違いのハイレベルな方々ばかりが周りにいてくれる。


世界なんて、そうやって変えて行けるもの。


アナタもそう動けばいいのに。

もう一度だけ、
変えられないと思って諦めている人には、
いつまでたっても変わらないし誰も変えてくれないし、
何ならもっとドンドンひどくなっていく。

自業自得が、クリティカルにならないと、
人は変われない難儀な生き物ですが、
頑張ってくださいねとしか、言いようがない。


個人的には、偉そうですが、
見捨てて他人は知らんぷりもヤなので、
グループを作って、切磋琢磨できる場を用意しているつもり。
無理に誘うこともなく、
入りたい、変わりたい、成長したいという人だけ。

そうではない人は、自前で頑張ってくださいとしか言えない。


いずれにせよ、業者選びには、お気をつけください。

https://ginoujissyuusei.blog.ss-blog.jp/
















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