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ベトナム送り出し機関の視察当日... [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

さて、昨日、今日と、ベトナムはハノイで送り出し機関の視察に来ています。
といっても、予約投稿で書いてる今はまだ日本です。苦笑

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お~い、頑張ってるかい?笑


外国人技能実習制度事業の解体新書企画を、
共に質問対応したり、ご自身の生の経験値をできる限り棚卸頂いた方々と、
一緒に、送り出し機関の視察を兼ねて、
懇親を深めています。



これらの内容については、
本ブログでも少し触れる予定です。

メルマガでは、もう少し触れる予定です。笑


会員の方々には、もっと触れる予定です。笑笑



今回は、私たちなりに...というか、個人的に色々な想いがあって、
初めてこんな形での視察ツアーを組んでみました。


実際には、組合が本気で提携したい良い送出し機関を捜し求めているという
具体的なビジネス訪問ではないにもかかわらず、
快く迎えていただける各送り出し機関の方々には、
大変感謝しております。

この場を借りて、厚く御礼申し上げます。



特に監理団体の方々にお聞きしてみたいことがあります。

今までお仲間内でも色んな話し合いをしてきましたが、
結局、最終的に監理団体側からの要望をできる限り実現させるためには、
どうすれば良いと思われますか?


大手の方が、日本国内でも通訳フォローがしっかりしてて、
内緒だけどキックバックもあるし、
何かあれば裏金か何かで、コネを使ってもみ消してくれるし、
安心して付き合えるから、大手と組んでやってれば良いですか?

それとも、小さな送り出しの方が、改善策を具体的に指示し、
相手も言うことを聞いて協力しようとしてくれるから、
ちょっとしたこと(良い担当者の転職など)でおかしくなる場合もあるけど、
小さいフットワークが軽いところの方が良いですか?



現地送り出し機関でどっぷりハマって現場で奮闘努力されている方と
お話していてたどり着く答えは、やはり...送り出し機関を育てる、ということ。


かつての敬愛してやまない大先輩のプロの方は、
現地にどっぷり漬かって、経営者であるベトナム人に、
口を出させず、運営方針から何から何まで全権一任を取り付け、
送り出し機関のスタッフの教育を、事細かに育て上げ、
評判の送り出し機関を築き上げるまで取り組んでいらっしゃいました。


いくら言っても行って指導してもできないし続かない。
監理団体側で、どういうアウトプット結果を求めているのか。
現場をやっている方こそ、一番わかっているし、
その一番わかっている人間が、たどり着いた答えが、
やはり、無いなら自分で作るしかない、、、という選択であったということです。

そして、その方は、送り出しの現場に直接かかわって、
細かい点まで指導を重ねた結果、
話を聞きつけた知り合いの他の監理団体からもオファーが来てしまい、
送り出し機関のスタッフもやる気満々で、素晴らしい送出し機関を
創り上げました。


その後、紆余曲折の末、籍を離れ、
結果、だんだんと元のだらだら送り出し機関に成り下がったとのことでした。

今でも同じようにしてあるべき姿でいてくれたなら、
真っ先に視察に行ってみたい先でしたが。



実は、これだけ偉そうに言っている私は、
色々な背景から、自身で送り出し機関を選べたことは一度もありません。

その分、思い起こせば酷い送り出し機関ばかりでしたが、
どこまでも当事者責任で、受入企業のため、実習生のため、
そしてそれが自身の仕事であるとして、
必死に送り出し機関のトップと話をして、
改善に努めたこともあったり、
もう一切あてにせず、来てくれた子を必死にグリップしようと
アレコレ人間関係を構築したり、

極論、送り出し機関は当てにできない状況が長かったので、
なんかもう裏切られたりしても、あぁまた面倒が増えた...程度で、
期待もせず立ち回ってきたので、大変でした。苦笑


だからこそ、送り出し機関の重要性も強く認識していたし、
苦労をいとわなければ、
送り出し機関に振り回される(頼る)こともなくなっていきました。
借金だけはどうしようもないのですが、
日本語が話せなければ話せないなりに、
失踪しそうなら気にしてコミュニケーションを厚くしたり、
不平不満がありそうなら、呼び水を作って話を聞き出したり、
様々な現場対応も何とかこなすクセもついてしまったように思います。

(おススメはしません。汗)



ま、要は、今日は視察最終日で、頑張って視察していますので、
また帰国して、いろいろまとめられたなら、
様々報告させていただければと思います。



無事に帰れますように。笑



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現地面接時、送り出し機関にたかっていませんか? [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

かくいう私も中国やベトナムしか受入れしていないときは、
そうでした。

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あ、間違えないでくださいね。

キレイな素敵なオネイサンがいる高級クラブみたいな接待を
強要していたのではなく、
往復の航空券代を請求していたのでもなく、
まして、キックバックをせびっていたのでもありません。

そうではなくて、
空港からホテルまでの移動費とか、
食事代、面接が終わった後の、アチコチ観光などのアテンド、
いや、そもそも夜の動きが取れないからと、
送り出し機関スタッフを飲み屋から
何から何まで夜遅くまで付き合わせていたりとか、
そういうの全部、送り出し機関側に持たせていませんか?


別に、もってもらえること自体がすべからく悪いとまでは言いません。

外国で言葉も通じず、勝手も分からず、
送り出し側にしても確かにお客さんですので、
最低限のお気遣いは願いたいものです。


ですけど、それもこれも全て、
送り出し側にかかるコストでもあります。


例えば、一人、二人しかとらない。
別の会社と同じツアーにしてもらえるならまだしも、
単品で飛ぶ場合、計算合わなくないですか?


他国は具体的に経験ないからわかりませんが、
特に中国、ベトナムしか経験のない先では、
現地に飛んだらほぼ全てを送り出し側が持つのが当然だ...
お客さんを現地でほったらかしていいハズないだろう...
美味しいお店、キレイで安いお姉さんがいる店、
良いホテルを安く抑えるサービスをするのは当然だろう。

そんな意識が、常識となっていませんか?


フィリピンでは、実習生からお金は取れません。
実費はともかく、手数料ってものが取れないルールになっています。
全ては、受け入れたい企業側が出せと。


そんな国の送り出し機関に、アレもコレも負担しろ。
中国やベトナムではそれが当然だぞ!と、押し付けても、
それこそ郷に入ったら郷に従うべきです。

それが嫌なら、中国やベトナムで接待受けれる送り出し機関先と
いつまでもべったり組んでいるのがいいでしょう。


でも、それって本末転倒じゃないですか?
そもそも、有限なコストという原資は、
最優先事項として、募集コスト、教育コストに費やされるべきでしょう。


ぶっちゃけ、キツイですよ。
今まで支払わずにいた数千円どころか、
数万円の負担が響くこともありますので。

でも、その辺りまで覚悟して取り組んだ方が、
気持ちよく面接できます。
さらに、堂々と送り出し側へのコストダウンやブラッシュアップを
求められると思われます。


たぶん、実際、信じられないでしょうね。
特にベトナムに慣れたベトナムオンリーな新設監理団体では。


そして、なぜそこまでして、他国へ行きたがるのかも、
分からない方にはわからないでしょう。


そういう当事者意識、受益者負担の姿勢が、
入国後、配属後にも、表れてきます。


何かあると、すぐに送り出し機関にたかる。

通訳を出せ、途中帰国になる子の航空券代を負担しろ。

言い出すとキリがありません。


ズブズブにハマっていきます。



武士は食わねど高楊枝ではありません。
必要な部分は、送り出し機関にも当然負担いただきます。

でも、その割合やサジ加減は、人それぞれ、
監理団体それぞれです。

そして、送り出し機関によってもそれぞれ。


アナタはどんな送り出し機関を選びますか?


相手が外国人だから、ナメられちゃ困るからって、
うるさく搾り取りますか?


今は、昔と時代が違いますけど、理解していますか?


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ベトナムハノイの送り出し機関の視察について [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

久しぶりに送り出し機関について触れてみます。
4月くらいに5月にも現地視察ツアーに行ってきますと...

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お伝えしていましたが、
メンバーの諸都合にて今月6月に行ってくる予定です。


メンバーも、外国人技能実習制度の解体新書企画に、
お伝えする側としてご尽力くださっている方々と、
一緒に行ってきます...私一人じゃ心細いので。苦笑


どこぞの送り出し機関さんに渡航費やホテル代をねん出いただくことなく、
接待をお願いすることなく、
それぞれに自前の渡航費など負担しあって、
自前の通訳さんまで手配して、
様々な評判先の4つの送り出し機関さんに、お邪魔してくる予定です。
*私たち、こういうところだけは、無駄にプライド高いみたいです。汗


3人でアチコチお邪魔してきますので、
それぞれに見るべき視点が違ったり、質問の仕方が違うでしょうから、
個人的にも大変勉強になりそうで、とても楽しみです。


また、今回は正にご参加いただいていらっしゃる方々からの口コミ含め、
様々評判先をお伺いしてきます。



結果的には、ほぼ日本人の方が現地送り出し機関に所属されていて、
真摯にお取組みされている先がほとんどです。

長らく当ブログをご覧いただいていて、
私の妙なこだわりをご存知の方は、そんな日本人の方々が、
どんなタイプの方々なのか、ご想像がつくのではと思われます。汗



ただし、私たちの無駄に高いプライドから、
送り出し機関の斡旋ビジネスをするつもりは、毛頭ありません。

私たちの目から見て、それぞれに意見を出し合い、
送り出し機関の様々な現実の確認と、

お知りになりたい方にとってお役立ちとなればと、
色々拝見してきます。


よって、
メール会員さんを中心に簡単にご案内させていただく予定です。


できる限り、詳細レポートも作成してみようかなと。


ご入用で未登録の方は、お早めに当方の無料メルマガまでご登録くださいね。

詳しくは、当ブログトップページをご参照ください。



ベトナム行くって言ってたけど、どうなりましたか~?
ってお問い合わせをいただきましたので、
久しぶりにお応えしてみました。



しかし、時期的にスッゴク暑そうで、
建物の中は寒そうで、風邪ひかないように気をつけなきゃ。


19日頃から現地入り予定です。
まだ少し日がありますので、
もし何かリクエストありましたら、お知らせください。

お応えできるか約束できませんが、
参考にさせていただきます。


私からのリクエストって、けっこう考えさせてしまう内容も多く、
気軽にお送りいただければとも思いますが、

そう言うと、ウチの送り出し見て欲しいとか、
他の国の送り出し機関ですとか、
失踪させない送り出しを教えて欲しいとか、
安直なメールも、未だ紛れてきます。


失礼ながら、そういったメールにはお返事を控える場合もありますので、
ご承知ください。

逆を言えば、そういうメールじゃない内容ぎっしりのメールは、
大歓迎です。笑


結果、コンタクトいただく方は、悩み深い方ばかり。苦笑

何はともあれ、ご意見、お待ちしております。




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送出し機関にいらっしゃる日本人スタッフの方へ [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

日本の優良な監理団体が、どういう送り出し機関と
どういうスキームでお付き合いしているのか、知りたくはないですか?

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お金がなければ十分な動きもできない...
こう言ってしまえば、身もふたもないですが、

他国の優良な送り出し機関の視察って、
しないんでしょうか?



様々なご縁があり、各国各送り出し機関には、
日本のあるTV番組のように、
「こんなところに日本人」みたいに、
本当に様々な場所で、それぞれに志をもって
送り出し機関の業務をお手伝いされていらっしゃる方がいます。


日本人であればこそ、客先である日本の監理団体、受入企業が
何をどのように求めているのか、
その国の人間よりも、よっぽどわかるからです。


人によっては、経営者に助言を超えた指導をされていらっしゃる方も。



私の主観で大変恐縮ですが、
どの国も大なり小なりユニークな特徴はありますが、
こと人財についていえば、あまり変わりはありません。

日本人ほど擦れている人財は少なく、
でも、今日明日のことしか考えられない人財も多い。


送り出しのスタッフにしても同じ。

純粋な気持ちから取り組む方がいても、
目の前の自身の利益がぶら下がると、
あっという間に、悪質ブローカーへと転じてしまう。

まるで、次は自分が搾取する番だと言わんばかりに。



しかしながら、数多ある送り出し機関の中でも、
ほんの一握り、まともにマジメに取り組もうと、
悪戦苦闘しながら、現在のやり方、実績を積み上げて続けているところも、
ないことはありません。



現地で現場にどっぷりではない私なので、
これだけ客観的に言えるのかとも思いますが、
もし、私が新規で送り出し機関を立ち上げるのであれば、
そのお手伝いをするのであれば、

優良な送り出し機関を探し出し、
そこのやり方を懸命に盗み出して、
自社へ落とし込むことは間違いなくするでしょう。


実際に、複数の監理団体の実務を経験させていただき、
良いところはご馳走様して、悪いところは反面教師にしてきました。


現在でも、NEXT STAGEや解体新書の活動を通して、
色々な方とコミュニケーションを図り、
自身の立ち位置と、様々な知識や経験を共有することで、
ブラッシュアップを図っています。



今回、口コミなども含めた、優良と思われる送り出し機関を
視察して来れたならと、企画しています。

当然、視察すべきポイントなども色々揉んで事前に準備を整えて、
ぐるりと回ってこようかと考えています。



もし関心があれば、都合あえばご一緒してみても良いでしょうし、
コスト的にご一緒できなくても、
ご希望あれば、この送出し機関のどこがどのように素晴らしかったのか、
どういう仕組みで日々の業務に取り組んでいるのか、
様々お伝えすることも考えています。



とりあえず、最初は最大公約数的な視点かつ、送り出し機関としても、
まだ切磋琢磨が進んでいるベトナムからかなぁ。


ベトナム国内はもちろんのこと、
送出し機関としての様々な点で、
まだ磨きをかける余地が多い他国の送り出し機関としては、
大変面白い視点であり、貴重な気づきがとても多いことと思いますけどね。

そして、よその国へ行くのに何かと面倒なその国の経営者やスタッフよりも、
送り出し関連の他の国へは、ほぼほぼビザもなく立ち寄れるのは、
ありがたいことに日本人だけです。


手前味噌ですが、こういうところに価値を見出せる方は、
日本人にもそう多くはないのかもしれません。
送出し機関の社長さんなんて、ほぼ考えられないでしょう。


だって、少なからず現付き合い先で事業が回っていれば、
先のことは何かあってから対応する方ばかり。
お金は大切なので、当然どうしてもかけなきゃいけないこと以外には、
使えるはずもありません。


でもね。
どうしたらお客さんが増えるかなんてグズグズジタバタしている時間の方がもったいない。
下手したら、何年も低空飛行で鳴かず飛ばずかもしれない。
1年後にどれだけ変わるか、変えられるかが勝負じゃないでしょうか。

言ってみれば、
優良と評判の○○と同じやり方で、同じ対応をしていれば、
(もちろんアレンジも必要ですが)
同じように成功する確率は高まりこそすれ、低くなることはありません。
何より、おそらく自社との違いがたくさん目に入ってくるでしょう。


そして、見る人が見なくては、
何が大切なのか、優良と言われているゆえんに気づくことができません。


百聞は一見に如かずです。

容易に百聞できる環境があれば別ですが、
貴重な一聞もままならない中で、
どれだけのスーパーマンであれば、成功すると思いますか。


新法ができ、新制度として様々厳しく窮屈になったおかげで、
日本の監理団体は、今までの付き合い先よりももっと良いところがあれば、
移り変わる可能性は十分にあります。
*もっと良い先って、もっとキックバックくれる先ではないですよ。笑
 もちろん、もっと接待してくれる先でもありません。

国だって、ピークを過ぎたベトナムや中国よりも、
もっと良い人財を送り出してくれる国と送り出し機関を
探している監理団体も少なくないでしょう。


ただし、どれだけ良い人財を輩出できても、
送り出し機関のレベルが低いと、
監理団体は、二人三脚が面倒だからと言って、
二の足を踏むことがありますが、


ウチは何が強みで、どこが弱いか。

他国、他送出し先と比べて、何が違うのか、
明確に言える方であれば、相手が受ける印象も、
信用も全然違うことでしょう。

『良い子いますよ~』的な営業だけでは、
その国のスタッフとあまり変わりありません。


ウチには日本人スタッフがいますから...

それも聞き飽きました。
そりゃいないよりも、いたほうがありがたいですが、
使えない日本人、現地人化した日本人、
すぐに他社へ移ってしまう日本人には、
あまり興味がありません。



他を知らない人が、自社の強みを深堀できるはずもありません。

まして、同じ国の中だけじゃなく、
他国も競合先だと認識できている方が、本当にどれだけいらっしゃるのか。



別に視察しなきゃ、仕事ができないとは言いません。

でも、その方が、早道じゃないですか?


主観が大いに入っていますので、
違うご意見の方もいらっしゃると思いますが、

今回コンタクトをいただく方々の中で、
ご自身の立ち位置を、どれだけ俯瞰的に見えているのか、
少々疑問に思うこともありましたので、
こんなことを考えてしまいました。


目の前で純朴で夢溢れる元気いっぱいな若者と接していれば、
フツーの日本人は、応援してあげたいとほとんどの方は思うでしょう。

しかし、それと事業とはまったく別物です。


厳しいほどに公平で平等です。

勝つべくして勝たねば、
せっかくの想いや志も夢半ばで帰国か、
他の業界へと流れていくだけではないでしょうか。



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送り出し機関視察ツアーについて返ってきたメールについて [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

まぁ見事に様々な方からお返事をいただきました。

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*詳しくは、先日の案内をご確認ください。

送出し機関ツアー企画検討中です。
http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2018-04-02


しかし、送り出し機関の方からが多かったのも事実です。苦笑

でも、イヤラシイがつがつメールではなく、
良かったら視察に来てください、って感じの真摯な日本人の方が
ほとんどでした。
よくあるその国のブローカー営業からの連絡はなく、
煩わしくはなかったのが助かりましたが。


そして、面白かった?のは、
各国から届いたことです。


調べて欲しいとの先も含めると、

中国、フィリピン、インドネシア、カンボジア、ウズベキスタン。

いやまぁ、見事に分かれています。

ふと思ったのは、中国はともかく、ベトナムがないのは、
そもそも情報はある程度、出回っていること。
付き合いも実績もあること。

そして、中国、ベトナム、フィリピン、インドネシアについては、
それなりにお付き合い先もあることでしょう。

カンボジアやウズベキスタンというのは、
ピークを過ぎたベトナムから考えるに、
面白いとも思います。


現在、お付き合いされている送り出し機関自慢であったり、
今後、検討してみたい先の国であったり、

はたまた、現付き合い先への、改善しきれない不平不満であったり、


もう少し広くご意見をいただけると幸いです。



しかし、ベトナムについては、
レベルの高い送出し機関は、相当な感じです。

私は何故かこれから頑張りマス的な送り出し機関との
提携のお手伝いが非常に多かったんですが、

アレコレと苦労が絶えなかったですね。

ビックリなのは、以前面接して落とした子を、
また別の面接で推薦してきた日には、
どういうつもりだと呆れてしまいましたが。苦笑

この子は良い子で、どこでも欲しがられるような子が、
僅差で落ちたりする場合は、
この子は次の面接にも入れてあげて、と伝えたことはありましたが、
あまりに...な子は、何か別の思惑が働いているようにしか思えません。

どのみち、面接で受かることはないんですけどねぇ。



話がそれましたが、
特に地方では、現実問題として、
手取りが10万円を超えてくるようであれば、
額面も必然的に大きくなってしまい、
監理費など諸経費を含めると、
3年ならしても総コストが25万近く行くようでは、
正直なところ手が出ない先も少なくないでしょう。


そういう意味では、
中国、ベトナムのどれだけ優れた送り出し機関であったとしても、
見合わないとなってしまう受入企業や監理団体もあることでしょう。


この1点において、
どうあがいてもコスト的に整わない先は、
より経済格差のある国、
つまり、手取りが8万、いや7万でも済む先を求める傾向にあるかと思われます。


しかしながら、結局最賃どころか、
日本人と同等の給与を立証する必要がある以上、
勝手に手取りの額も増え続けていきますし、
控除可能額も結果的に企業負担が増えていきますので、
最低限の手取り額=総コストは自然と下限が決まってきます。


全国の最賃の下限が737円。

737円×2080時間としても、一カ月約128,000円。
手取りは、8万円を下ることはないでしょう。


で、この8万で来てくれる実習生は、
おそらくベトナム、中国ではいないのではないかと。

いても、十分な事前教育もなく、
来日後に現実を計算して絶望し、恨みつらみで失踪パターンなのでしょう。


そこで、企業によって、監理団体によって、
組むべき送り出し国、送り出し機関は様々です。


コストを許容でき、人的質のレベルを求める先が多い場合は、
未だに中国、ベトナムで全く問題ないでしょう。
送り出し機関さえしっかりしていれば。



逆に、下限での供給をキレイごと抜きに求める先では、
国を変えてのキリの無い模索が続くことでしょう。



何をもって良い送出しなのか。
そう言えるのかは、送り出しによって、監理団体によって、
はたまた受入企業によって、バラバラです。
*前述のコストの視点だけではありませんから余計に。


なので、視察ツアーを考えるにあたっても、
視察のポイントを整理して、
ご案内、ご報告できるように考えています。


こちらをご覧いただいて、改めて当方までコンタクトいただける方は、
特に日本人の方であれば余計に、

その国と自送り出し機関の良さ、概要、実績、
また、お送りいただく方ご自身のお立場やお考え、進みたい方向性、

さらには、自送り出し機関が理想とする提携希望の監理団体のあるべき姿、
またはどういう監理団体と提携したいのか、

そういう様々な意図を、当方までご教示願えると大変助かります。


いただいたメールには、様々お返事させていただきましたが、

当方はアホみたいに、数年繰り返してお伝えしてきている内容をご覧いただければ、
どういう価値観で、そういう方向性をもって取り組んでいるかは、
多少なりとも感じていただけるかと思われますが、

アナタからは、メール一通いただいて、
どういう方なのか、失礼ながら信用に値する方なのか、
信頼までできる方であるのかは、さっぱりわかりません。


長文、たくさんのリンク貼り付け、大歓迎です。

意味のない営業メールは変わらずスルーさせていただきますが、
真摯な想いで取り組まれている方も多く、
そういう方には、特に面倒だとは思いますが、
相手にその良さが伝わるように、お伝え願えると助かります。

逆に言えば、魅力すら、姿勢すらきちんと伝えられないのであれば、
振り向いてくれる監理団体も、そうは多くないでしょうから。


それでは、ご意見、ご感想など、
また、まだご縁の無いまでも、
素晴らしいお取組みに励んでいらっしゃる方からのご連絡を、
心よりお待ちしております。


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送出し機関ツアー企画検討中です。 [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

国によって、送り出し機関によって、
経営者、担当者によって、まざまざと違いがあります。

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一度付き合いだしたら、その仕組み上、
途中でヤめられない止まらないのが、
送出し機関との提携です。

監理団体側も、色々慎重に視察をし、話し合いを重ね、
提携に踏み切りますが、
時と共に送り出し機関も姿勢が変わったり、
担当者が変わったりと、なかなかにシビレルことが少なくありません。

特に、頼りにしていた日本人担当者が途中で転籍されたりすると、
今までのルーティンワークがかなりの割合で、
とてつもない作業量になり、大変なご苦労をされている
内勤の方もたくさんいらっしゃることでしょう。


例のごとく、
どこと提携すれば良いのかなどの正解はありません。苦笑&涙

よく言われているのは、中国、ベトナムの送り出し機関は、
多少なりともブラッシュアップされている先もあり、
ちゃんとしたところと長年提携している監理団体では、
楽ができていることでしょう。


しかしながら、他国、並びに
ちゃんとしていない送り出し機関が多い中で、
相当にご苦労されている先が、ほとんどではないでしょうか。


個人的には、人であると言い続けていますし、
実際に、苦労を共に乗り越えてくれる方であれば、
経験の有無は最優先事項ではないと思っています。

*でも、特に事務作業のやり取りについては、経験者が必須ともいえますが。
 というか、一から何度も時間かけて付き合って教えていかねば、
 ゼロから教えるにはスッゴク大変です。汗
 気が短い人には絶対無理です。苦笑

つまり、送り出し機関の実権を握っている方が、
どういう姿勢で事業に取り組んでいるかが、
イチバン肝心なことではないかと考えています。


でも、どうやって見分けるの?
何を確認すべきなの?

誰にも120%の判断はできません。

ですが、口コミ、実績、いわゆる客観的評価。
また、本人とのフェイストゥーフェイスでの話の内容、
眼や顔、言葉尻などから、様々わかることもあります。


スタッフや日本語教師などとの会話からも、
はたまた通う子からも、わかることがあります。


見る人が見れば、また経験者が複数の視点で見れば、
それはそれなりに確度の高い判断となるでしょう。


もう一つ。
監理団体が提携目的で視察に行けば、それは売り上げに直結するため、
送出し側も相当な接待や見栄えを様々取り繕いますが、
そうではない立場の人間の相手をすることによっても、
人間の態度は変わりそうです。

外国人にありがちな後出しじゃんけんを、
悪意を持たずして、してあげるのもアリでしょうね。笑


つまり、送り出し機関は、
自身の口コミ情報だけで十分かどうかということ。


OTITが許可した監理団体も2,000を超えた中、
当制度事業に初めて取り組む先もかなり多いように見受けられます。


たまに相談もいただく中で、
現在提供中の解体新書、並びに
現在は新規募集をクローズしているNEXT STAGEでも
そういう依頼をいただく機会がありましたので、

プロが集まって、客観的に送り出し機関の視察ツアーに出て、
推薦できる先か、何が足りない先か、
それぞれ客観的に判断したものを、必要とする方に提供できればと考えています。


もしくは、この送出し機関先が気になっているんだけど、
見てきてもらえないか。
一緒に行ってもらえないか。

現在提携中の送り出し機関について、悪い話を聞くけど、
本当にそうなのかどうか確認して欲しい。

現在の付き合い先のレベルが、はたして他機関と比べて
どの程度のレベルなのか、知りたい。
もしもっと良い送出し機関があれば、提携し直したい。


どうせなら、一緒に巡りたい。
そういう意識の監理団体の方々と認識を共有し、
情報交換したい。


などなど、あなたが考えていることは、
同じように悩み求めている方も多いことです。


ご意見、ご要望などあれば、
個別具体的にも、可能な限り対応させていただきます。


特に、地方で同業他社や、横つながりの付き合い先がないところなどは、
手前味噌ながら、非常に貴重な情報になることではないでしょうか。


私たちも日々ヒマしているワケでもありませんので、
ご要望などが思いのほか多い場合は、
具体的に計画する予定です。

また、一度、実施してみようとも思っています。

例のごとく、ご意見いただけた方には、
個別返信対応させていただきます。


…メンドクサイですよね。
…日々忙しくて興味あっても送っていられないですよね。


そういった方が多いことは重々承知していますが、
お伝えし続けているとおり、
情報は、発信した方に集まります。

いつまでもモヤモヤと悩み続けているほうが、
後回しにしているほうが、
どれだけの目に見えないリスクやマイナスを抱え続けているのか。

ご理解いただける方だけでかまいません。

どんどんブラッシュアップし続けないと、
いつの間にか、レベルの低い監理団体として、
見えないところで受入企業が離れていく時代です。


生き残りをかけ、また事業の健全運営をかけ、
ともにブラッシュアップしていきましょう。



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新しい国からの受入れについて [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

JITCOのアップデートをメール配信していた時に
ふと思ったのですが...

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バングラデシュセミナー開催のお知らせ
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/jitco-prd-nhp/wp-content/uploads/2018/03/16154859/4cf2ec1125b1b83b0667761f8033569f.pdf



経済格差を求めて、安易に違う国へのシフトをお考えの先も
あろうかと思いますが、
肝心要は送り出し機関のレベル、経営者の方針、担当者のモラル、
実績、組織体制、姿勢です。
来日後の通訳の問題もあります。



特に、中国、ベトナムのちゃんとした送り出し機関からの
受入しか経験していない方は、
事務員共に相当なストレス下におかれます。

十分、ご注意ください。

しかし、こういうセミナーはどうしても関東圏での開催となり、
地方在住者には参加できないことが多いため、
せめてyoutubeなどで生放送か何か
対応してくれたらいいんですけどねぇ。

どなたか行かれる方が、会場から、
ツイッターなどでも実況中継してもらえるとありがたい限りですが。笑

それこそ全員が求める情報でもないので、
JITCOもせめて動画のアーカイブでも作ってくれるといいのに。
でも、そこまで重要な情報でもないでしょうけど。苦笑

私は出たことないのでわかりませんが、
こういう場で、担当大臣や政府高官と面識を取って、
その国へ視察に行きたい、しいては便宜や案内を相談したいなどして、
コネクションを作っていくやり方もあるのでしょうか。

良いか悪いかは別にして、
途上国であればあるほど、
上から紹介された送り出し機関は優遇されているのかもしれません。

でもその分、賄賂が裏で必ず回るはずですので、
結局実習生の借金に加算されそうですが。


そもそも経済格差が薄まったから次の国へということに、
この場ではいったん良い悪いはおいておいて、

ベトナムがピークを越えている今、
次の国の開拓は検討している先も多いことでしょう。


そして、個人的には、どの国がいいなんて軽々には言えません。

どの国にも良い人悪い人はいますので、
お金と時間と労力をかけて、
それぞれに開拓する必要があるでしょう。


そういう口コミ情報も、
当方が提供しているコミュニティ内では、
行き交うようにしていければと強く思っています。



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やはり送り出し機関という根っこは肝心ですね。 [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

あくまでも介護を切り口としていますが、
やっと少し制度の実態に踏み込めてきたように思う記事が…

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ボチボチ年末のご挨拶が増えてきている今日この頃ですが、
このブログではあまり関係なくいつもの調子でグダグダと綴ります。苦笑


介護業界、38万人不足で存続困難に…「人身売買的」外国人実習制度を積極活用へ
Business Journal 2017.12.27
http://biz-journal.jp/2017/12/post_21839.html


記事の3ページ目、末尾には、こんな記載があります。

ある監理団体では、
実習生全員に来日までに支払った費用の明細を報告させ、
ブローカーや役人に対する裏金の支払いが判明したら、
送出し国の当該機関に通報して再発防止を求めている。
通報の結果、裏金を受け取った役人が解雇された例もあるというが、
そのぐらい踏み込んだ取り組みが求められるのが制度の実情である。


まともな監理団体というか、
痛い目を味わってきた組合の内、
心ある人たちが取り組む姿勢からは、
もう10年以上前から、こういった施策は
実施されてきています。


そして、それでも、うまく機能しない。

この施策で、うまく機能していたなら、みんなしてると思いませんか。

そんな単純な話じゃないんですね。

書いてあるように、実習生輩出国の国としての役人レベルは、
裏で金をつかませば、たいていはクロも平気でシロにできます。


また、実習生に借金額が妙に多いからナゼだと聞き出すと、
なんと、親がこの借金ができる機会に、
どうせならもっと多く借りてくれと、
必要以上に借金してしまっているケースが。

…返せるかどうかなんて、合理的に考えてもいない。

そもそも素直に書いてくれる子ばかりではなく、
むしろ、ブローカーに支払ってきたのに、
支払っていないと書く子もいる。

それだけ、言いくるめられている影響力が強く作用し、
半年、一年経って、人間関係などができてきて、
初めてポロっと話してくれる場合も。

しかも、来日後しばらく経つと、誰にいくら支払ったのかも、
忘れてしまう子も。(ざっくり総額だけ覚えていている)


送り出し機関もビジネスとして巧妙で、
あの費用この費用と、確かに色々時系列でかかってくるし、
かかるコスト、かからないコストもあるようで、
イチイチ総額(最低いくら~最高いくらまでかかるかもよ)を事前に教え、
踏み絵を踏まさない。
ビジネスでやっているのに、入り口で無教養の出稼ぎ希望者に踏み絵を踏ませていたら、
不確定要素にただただ怖がって『客』を逃してしまうから。
そして、そういう近視眼な希望者に限って、
見た目が安い、たくさん稼げるPRが強いところに
惹かれて行きたがる。

結果、弱者から絞り上げるビジネスへと向かいやすい。


だから、『これほどタテマエとホンネのかい離した制度も珍しい。』
となる。



実は、この制度事業スキームの本質的な根幹は、
実習生輩出国事態にあるといっても過言ではありません。

よく受け入れる企業側に問題があると言われがちですが、
企業側だけにフォーカスを当てていると、
落とし穴にずっぽしハマって、身動き取れなくなります。

どんな大手であっても、同じ結末を迎え、断念せざるを得ないでしょう。



あえて言いますが、このサービスの商品は『ヒト』です。
この商品は、『人権』というとても大きなリスクをはらんでいます。
また、『モノ』ではないので、量産して同じ品質を保証や補償することはできません。
むしろ、購入者が個々に様々保障せねばなりません。

保証…賠償の責任を負う。
補償…損害を償う。
保障…権利、自由、安全を守る。

そして、この商品には『感情』があります。
さらに残念なのは『モノを言います』。

しかしながら、手塩をかけ育てていくと、
期待以上、想定以上の効果効能を発揮し、
相乗効果的副産物が、あちらこちらで発生します。

そして、それは決して目に見えることではありません。

全体的な生産効率などの数字で見えてくる場合も考えられますが、
おそらくは気持ちの問題であったり、職場の空気であったり、
新たな発見であったり。


話が少しそれましたが、
要は構造的にそもそも無理があるこの制度事業が、
曲がりなりにも成立しているのは、
心ある監理団体の皆さんが、
心ある送り出し機関を指導し、共に協力して、
実際の制度趣旨も尊重しつつ、
実態に合わせてボランティアかのごとく、
日々取り組んでいるからです。


そして、取り組んでいればいるほどに、
送り出し機関への注力は、一定以上労力を割いているはずです。

おそらく現実は、少人数の事業規模の組合は、
そこまでなかなか手が回っていないことでしょう。


でもだからこそ、
出来上がっている送り出し機関を探しているとも言えます。

それでも、
組織は腐敗していくものです。
賄賂が通用する国々では、どれだけ清廉な送り出し機関を築き上げても、
節々から徐々に腐っていくものです。


トップがどれだけ裕福で気持ちにゆとりがあって、
実習生たち同胞を困らせてはいけないとして、
手数料を安くしていても、
そこで働いているスタッフたちの懐が十二分に暖かくなくては、
裏家業が当然とばかりに常態化します。
知らぬはお飾りばかりなり。



本来はお国の事業でもあるため、
お国がすればよいものを、ワケあって民間にさせてくれているようです。
でも、お国がやれば、それこそ今以上にズブズブでしょうね。


昨日と同じですが、ガイドラインは当然必須のうえで、
民間に自由競争で切磋琢磨させ、
あの手この手で取り締まりを徹底することが、
イチバン現実的な線だとおもいますが、これいかに。苦笑




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外国人労働者には、性格や人格など人としての気質の判定が求められると改めて思われます。 [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

すごく極論を言いますと、『良い子』だったなら、どこでも受け入れたい。
加えて、法的な諸条件を満たせる子、満たせるレールが求められている。

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受入企業側にとって、大枚をはたいて外国人労働者の受け入れを進めるにあたり、
大枚はたいただけの良質な労働者が求められます。

ここでいう良質な労働者とは、言うまでもなく、
低賃金かつ長時間、強制労働もいとわない、
劣悪な生活環境でも文句も言わず逃げ出さない、
なんてバカな低次元レベルの視点ではありません。


監理団体や送り出し機関がまともに機能している前提において言うならば、

『良い子』


この明確な基準も表現できない、とても曖昧な言葉に集約される子との
縁組が非常に大切です。


この点において言うならば、
やはり人財を集める『送り出し機関』の機能がイチバン大事でしょう。

こういう子を借金額面などのストレスなく集められる仕組みをどう築いていけばいいのか。


ある送り出し機関では、

『日本語学校に入学してくるときに諸費用はもらいますが、
 しばらく学習意欲などの様子を見て、この子は日本には行けないな、
 企業側も採用しないだろうな、という子は、
 いただいた諸費用を全額返金して、
 自主退学(希望者は他の送り出し機関への紹介)をしていただいています。』

など、聞き及んでいます。

また、そういうところでは、

『日本へ行った実習生数百名と、そこの校長である女性が、毎日のように連絡を取り合い、
 何か心配はないか、問題はないか、をSNSを通して話をしています。
 そこから知りえる内容によっては、日本の監理団体に報告して対応してもらっています。』

『すべての受入先には、そして年に何度もは行けませんが、日本へも渡航し、
 直接挨拶かたがた、顔を見て話をし、様子を直接見ています。』

なんてことも、されているようです。

けっきょく、帰国した子の口コミによって、
募集費用をかけずとも人は集まってきて、良いサイクルが生まれています。


これは一つの結果でしかありませんが、
本当に素晴らしい取り組みでしょう。

そして、こういう姿勢の送り出し機関では、
もちろん、それほど高い諸費用を負担させてはいません。


日本語の教育の質など、他にもチェックすべき視点は多々あるので、
これらが全てではないにせよ、非常に根本的な点から、
安心して受入に望める確率が高くなります。


当然、企業にとっての『良い子』の特徴は、
相性なども含め、またそれぞれに違うので、せめて直接面接などの機会が必要です。


「良い子」を求めるのであれば、そうやって、石橋をたたいていくことが求められます。
今までの反省を生かしていくと、自然とこういう慎重な選択肢になっていくものです。

なっていかないのは、経営者が銭に比重がある場合がほとんどでしょうか。

いや、もちろん安定的な量のある発注あってこそでもあるため、
バランスは難しいものです。

それでも、こういうブラッシュアップに励み続けられる送り出し機関が、
求められていることでしょう。




前述の例では、『日本の企業に採用されそうな子』を、
送り出し側(一人の責任者の独断と偏見)でしかないため、
この点がズレていると、台無しです。

また、その方がどれだけ優れた眼力の持ち主であったとしても、
辞めてしまったり、病気や事故などで倒れた時には、
事業そのものが止まってしまいます。


ですので、日本式なのかもしれませんが、
大企業の採用時に行われているような、
足切りシステムが必要になってくると思われます。


まだまだ賛否もあるでしょうけど、
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こういう検査を低コストで受けさせるのも、大きな指標の一つとなることでしょう。
一人500円や800円です。
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日本語、英語、中文(簡体)、中文(繁体)、タイ語、インドネシア語、
ベトナム語、ハングル語の全8ヵ国語の受検に対応しています。

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送り出し機関にとっては、非常に大きな差別化にもなりそうです。

そして、この程度の受験コストであれば、
受益者負担もストレスを感じないことでしょう。


『良い子』は、送り出し機関にとっても、監理団体にとっても、
当然、『良い子』である場合が多いことでしょう。


受入企業側にとっても、3年、いや5年をにらむのであれば、
この程度のコストは、せめて候補者にもかけても問題はないのではないでしょうか、

ちなみに、このテストは、面接当日でも結果がすぐにわかるので、
現地に持ち込んでさせてみるのも手でしょうか。

けっこう当日にならねば、候補者すらわからない場合もありますしね。




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海外出張の本音…案内する側も色々大変なんです。 [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

いやいや、久しぶりの海外出張から帰ってきました。
いつも久しぶりに行くと、色んなことが変わっています。

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日本も変わっていきますが、
当然外国でも変化が激しい。

そのスピードが速い。

なかなか変わらないものもありますが、
変わるものはどんどん変わっていきます。

イチバン大きく言えば、どの国も治安が年々良くなっているように思います。
かといって、日本と同じレベルでは決してないんですが、
夜に一人歩いてみても大丈夫そうかなって思わせるように、
ちょっと道がきれいになっていたり、
浮浪者や危なそうな人影が少なく、いや見れなくなってきているようにも。
*油断は禁物ですけどね。


海外出張、いわゆる選考会では、面接の日以外に、
1日、2日ほど自由時間がある場合も。

そんな時間を監理団体職員の方々は、
どのように対応されているのでしょうか。



人選において、お客さんと飛ぶと、
やはりせっかくお金と時間と使って
海外に飛んでいただくのであれば、
良い人財もちゃんとそろえて選んでいただきたいし、
同時に、ゆっくり羽を伸ばしていただきたい…たまには。
わざわざ海外に出かけているだけに。

つまりは、日中だけでなく、夜の選考も欠かせない。

夜だけではないのですが、
滞在中のいわゆる"お客様"をいかにして、
退屈させずに楽しませるか。

ご存知の通り、ご飯、マッサージ、買い物、ゴルフ、etc


となると、その国のその街で、どんなおススメスポットを
知っているか。

実際に行ったことがあるか、経験したことがあるか、
が、モノを言います。


送り出し機関の方にも教えていただいたり、
たまにはお付き合いいただいたり。



でも、何度も飛んでいると、
お客さんも飽きてきたりもしませんか。


みなさん、どうされてます?


常に新しいところを開拓しているのか。
それは、どうやって?


お客さんを海外での新規開拓に付き合っていただくのもどうかと思うし、
お客さんだけで飛行機乗せて来ていただいたり、帰すのもアリですけど、
懇意にしている先だけですよね。

そして、そんなためだけにお金も時間もかけて残っていることにも、
いかがなものかと。


みなさん、選考会の内容ももちろんですが、
ことアテンドってどこまでどれだけお付き合いされてるんでしょうか。



ちょっととりとめもない話でしたが、
触れてみました。




当ブログ発信は、11月より一部、発信形態を変更しております。
詳しくは、以下をご覧ください。

http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01



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