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監理団体と送り出し機関が適正に儲からねばならない理由 [監理団体と送り出し機関、他]

この制度、キレイごと抜きに、特に監理団体こそ儲からねばなりません。
最近、この業界を覗いている方々には、ピンとこないとは思いますが。

kaifp-money43.jpg



誤解を恐れず、ちょっと偏った言い方かもしれません。
でも、たまにはあえて申し上げさせていただきます。


ポイントは見極めです。

悪質かどうかで180度変わります。

キレイごとに聞こえるかと思いますが、
世のため人のため、実習生のため、受け入れる企業のため、
懇切丁寧に四方八方に気を配り、先手先手で適切な見通しと判断を下し、
日々ブラッシュアップと現場の面倒極まりないことに、
嫌がらずに注力し続ける。

そんな姿勢は、安定的な生活基盤が確保されないことには、
実現できず、集中して事に当たれません。


かといって、フェラーリを乗り回すほどに、
一個人が潤うことまでを求めるべきでもありません。


誰も言ってくれないので、私が言いますが、
本当に目に見えない、気高く高潔な信念をもって
取り組み続けている方々は、やはり称賛され、評価されてしかるべきです。

そんな方ほど、所得もそれなりに潤うのがあるべき姿だと思われます。


だから、多少監理費が高くとも、
この人にお願いしている安心感を買っているんだ、
といえるお客さんを、ファンを一定数作ることが必要です。


そして、そんな人財(スタッフ)に長く勤めてもらうことで、
監理団体は潤わねばなりません。


ちょっとやそっとの事故や事件でおかしくなることがない程度には、
内部留保も必要です。


*ここでは非営利だの、監理費管理簿でプラマイゼロにせよだの、
 そういう表のルールにはあえて触れません。


そうして、後顧の憂いをケアすることで、
より職員一人一人が成長し、もっともっと広い視点で、
もっともっとより良い手法を模索し続け、
ある意味、監理団地の業務の幅を超え、
送り出し機関側の各種手法や経営の在り方にまで、
助言指導し、正に入り口の募集から帰国後、
はたまたせっかく受け入れた人財の実習期間終了後までを
様々ケアできるくらいにまで、進化してくことが、
より良い制度事業にもつながることと思われます。


制度全体を見て、受入企業だけでなく、
実習生、送り出し機関、監理団体(自身)、受入企業、
4者すべてを『監理』できるのは、
おそらく監理団体の立ち位置でしかできにくいことだからです。



以前、有料会員の方にはお伝えしましたが、
送り出し機関のレベルによっては、
送り出し機関側でも監理団体や受入企業は選べるので、
送り出し機関側でも入口から出口まである程度ハンドリングできますが、
やはり超レアなケースなので、一般的には監理団体でしょうね。



だから、『適正に』監理団体は儲からねばなりません。


そして、十分儲けたならば、世界に数台しかない車を買うのではなく、
現地にキレイなおねーちゃんを囲うことではなく、
関係各所各者のブラッシュアップにこそ、コストを費やすべきでしょう。


人間、苦労した分、楽したい気持ちはよくわかります。

でも、そんなことは一時だけで十分でしょう。
その一時で終わらず、一時を延々と続けてしまうような経営者の下では、
誰も成長に貪欲にならず、やっつけ仕事にしかならず、
問題勃発の諸悪の根源となります。



そもそも監理団体が儲からねば、安定受入継続すらままなりません。
スタッフが入れ代わり立ち代わりしているところでは、
情報齟齬や付け合わせのミスが様々発生し、
個々の担当者の経験値などの蓄積はほぼ活かされません。
企業側にしても、また一から説明し直さねばならないのかとうんざりです。


更には、皮肉にも非営利とか言いながらも、監理団体の財務状況は、
監理団体の許可そのものにも響いてくるからです。

債務超過では、許可すら取り消されます。


安定的により優れたサービス?いわゆる監理体制を改善し続けるためには、
監理団体は儲からねばなりません。


監理団体ばかり書きましたが、
これは送り出し機関においても全く同じことが言えます。

実習生からおカネばかり巻き上げて私腹を肥やして儲けるのではなく、
適正な利益で儲けねばならないということです。

特に教育に関わる方々の成長を促すためには、
安定的な給料の支払いと、昇給などの仕組みは必須でしょう。


こんな話をすると、儲けを出すために、
えり好みをしろという矛盾したような感じがしてしまいますが、
事実そうなんですね。

正確には、二人三脚できる企業(監理団体)とのご縁を
いかにして紡ぐことができるかどうか。



どれだけ丁寧に素晴らしい対応ができる職員でも、
良いお客さんを捕まえてこられなければ、
その能力を生かす場がないということですから。

給料を支払う原資が無いということですから。



ちなみに、経営者や理事などのトップが優良な顧客を取ってきて、
優秀なスタッフに対応をお願いするというのも、
一つの常とう手段でもありますけどね。



適正に儲からねばならないし、適正に儲けるためには
色々やり方も限られていて、大変だということです。



最後にもう一度だけ、

笑顔と感謝を一つでも多く生み出そうとしている現場職員の方は、
本当にもっと評価されてしかるべきだと思います。
それは営業だけではなく、事務職員だけではなく、
経営者の方までも。

だからこそ、これまた適正に儲かる仕組みを築くことが大切です。


ドリルダウンしてくと長くなるので、今日はここまでで。



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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

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監理団体職員は人材コーディネーター、いや人材コンサルタントであれ! [監理団体と送り出し機関、他]

人材派遣会社、有料職業紹介会社では、人材コーディネーターって
言うらしいですね。

person1.png



外国人技能実習生の受入には、様々な打ち合わせと書類作成をもって、
事前の準備がこれでもかってほどあります。


大丈夫、候補者準備しておくから、面接にベトナム行きましょう!
いつなら空いてますか~?


面倒なことは全部職員任せの代表理事や専務理事、はたまた
他の理事という組合で言う役員の方々には、
こんな軽~い営業をしている人もいます。

後始末に動く職員は大変ですが。。。苦笑


くどくど申し上げ続けているように、
入り口でのボタンの掛け違いは、
本当に悲惨な結末に向けて、わざわざスタートを切るに等しい。


どんな人材が必要なのか。
させたい業務は?
受入企業にとっては、どんな条件ポイントが優先順位が高いのか。

対象職種によっては、どれほどの手取りが必要であり、
雇用契約はまだしも、雇用条件の詳細に至るまで、
コンプライアンスがきちんと満たされているのかどうか。

様々な視点から求人票的なものを作成し、
送り出し機関へ投げ、ちゃんとストライクゾーンにハマる素晴らしい人財を、
三倍算程度ちゃんと準備させられるよう、
責任をもって、事に当たらねばなりません。


これらは適正な監理責任を全うするため、
当然の業務であり、
だからこそ、これを人材コーディネーターといわずして何というのでしょうか。

業務はコーディネートに止まりません。


ミスマッチングを無くすために、動画、せめて画像をもって、
現地で合格時に従事する業務内容を見せ、
後で、こんなはずじゃなかったと言われぬよう、
細心の注意や準備を怠っていないか。

いざ面接時に、取ってはいけない子を採ろうとする企業の選考担当者を
諫めることはできるのかどうか。


外国人人材コンサルタントといっても、
過言ではない業務の質を問われます。



監理責任とコンサルって、なんとなく似てませんか?

いや、個人的には、

監理責任>コンサル、くらいの勢いで、責任は様々重く、明確です。



駆け出しには正直荷が重い場合もありますが、
受入企業側が求めているのは、
正にこのコンサルです。

そこにコストを支払っているといっても過言ではありません。


入り口から出口まで。


どこまでも、継続的に安定してお受入れを続ける限り、
永遠とその受入企業のコンサルに都度励まねばなりません。



人材コーディネーター、いや、人材コンサルタントであるためには、
日々移り変わる様々な情報をキャッチし続けねばなりませんし、


奥が深く、ケースバイケースな案件毎に、
どれほどの情報をキャッチアップし続け、
労基も入管ルールも、隅から隅まで、把握して居ねばなりません。


でも、そこまでできれば、どこへいっても、
一人前の外国人労働者支援プロとしてのコンサルタントとして、
どこでも飯のタネとして、活躍して生きていけると思います。


人財支援業界は、本当に面倒なことばかり。

これらを面倒と思いごまかしごまかし対応するのか、
相手の顔を思い浮かべて、熱心に励むか。


プロとしての振る舞いが求められています。




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ちょっと気になったお話 [監理団体と送り出し機関、他]

私と同じように、お世話を支援する側の方とお話していて、
気になったことがあります。

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『それって、私に何の得があるの?』


同じ分野で、
お互いに様々頑張って取り組んでいる方同士を
お繋ぎしようとした際のことです。

お付き合いがあり、能力が高いなぁって思った人に、
当方とも別でお付き合いをいただいている信頼できる人とを、
良い意味でお繋ぎして、双方にとって、何らかのプラスになればなぁと
お話してみたときの、
能力が高いと思った方からの言葉でした。


私の伝え方がまずかったのか、
目の前の損得を最優先で考えるしかない精神状態だったのか。

同じ外国人人財業界で様々活躍する方であったので、
ちょっと残念でした。


この意外と狭い業界(いやどんな業界でも同じですが)、
どこでどう繋がるのか、定かではない中で、
この人は損得で動くんだ...って、思ってしまうと、
実習生対応も、全ての外国人労働者と受入企業への対応は、
全て損得で動いているんだ...
それは、私との付き合いに得が無くなったら、離れていく人なんだ...

そんな受け止め方をしてしまった一瞬でした。



キレイごとで世の中は回りません。
ですから、損得はとても大事です。

でもね、非営利なんて面倒なことは言いませんが、
損得が最優先であれば、
たぶん人のお世話は十分にはできないのではないでしょうか。


人から言わせれば、バカじゃないの?
もしくは、偽善者など言われてしまいがちですが、
特にこのビジネス、
9割ボランティア1割ビジネスくらいの姿勢でなければ、
たぶん、十分には回らないと思っています。

この実習生で考えてみても、
損得でみても、実はそのほうが、周り回って得が増えるからです。

実習生や送り出し機関、また受入企業の方、
管轄のお役人の方、それぞれに取り組む姿勢の問題が、
見えないところで、先々に大きく影響を及ぼします。

結果、信頼関係が築けて、後にトラブルが起きなくなる。
(少なくなる、起きてもコントロールしやすくなる)

これらは、その時には目に見えないし、
先々起こりうるかどうかも分からないことです。

でも、実はこの点をきちんと最初のうちに手間暇かけて相手をおもんばかって、
支援すればするほど、お互いの並行する考えや気持ちは、交わるようになるし、
最初こそ並行する考えや気持ちが同じ方向から外れてしまうと、
先々、とんでもないギャップとなり、結果、手間暇は増え、
利益が途中で途切れるようになります。

こんな感じでしょうか。


時間軸
→→→→→→→→→→→→→→→

Aさんの気持ち
---------
----------
----------
----------
----------
---------
Bさんの気持ち


↑こうなっていくのが、理想ですね。
この真逆は...そりゃ、失踪とか、喧嘩とか、トラブルばかりになり、
いくら借金がとか、契約とか責任とか言われても、
人間関係が終わってしまいます。
遅かれ早かれってことですね。


能力が高い分、相手がトロイと、イライラしてしまうのでしょうか。

こういうことを伝えても、あまり意味がないと思い、
お話は途切れましたが、自身の立ち回りの下手くそ加減を
改めて実感したエピソードでした。

私自身、偉そうに言えるほど人間出来ていませんので、
こういう場でも整理しているつもりなんです。

器用じゃないし、金儲けも下手くそです。
人付き合いだって、十分上手に立ち回れていません。


でも、半分開き直って、
私のように嫌われてもかまわない...ほどまでいっても、
そこに、実習生のため、受入企業のため、ひいては社会のためになるのであれば、
自身の損得だけで物事動いていなければ、
ご理解いただける方がいらっしゃることを、
このブログを通じて、皆様に教えていただき、
本当に感謝しています。



たぶん、私は億万長者にはなれないし、なりたいとも思ってはいません。

それよりも、やっぱり関わっていただけた方々にとって、
笑顔と感謝が増えれば、素直に私も嬉しい限りです。


そんな中で、なんとかご飯を食べて子供を育てて、
親の面倒を見れて行けたならと。


だから、奇特な私にお付き合いいただける方々と、
損得だけじゃないお付き合いができれば、
嬉しく思います。


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監理団体組織が腐っていったときに職員はどうすべきか? [監理団体と送り出し機関、他]

監理団体は儲けねばとここ数日お伝えしてきましたが、

point-300x300.png


みんなで頑張って苦労してきても、
儲かるようになったところで、
それらの苦労は全て俺様の実績とばかりに、
利益の分配、いわゆる職員としての給料が上がらない場合があります。

これは何も監理団体に限ったことではないですが、
えてしてそういう経営者も少なくありません。

こういう時、職員には選択肢があります。


どこかのTV番組ではありませんが、

『アナタには会社を辞めるという権利があります。』


これがまず大前提ですね。
一緒に汗水流して苦労して築き上げた儲かる組織が、
アナタを大切にしないのであれば、
アナタにも考えがあって当然です。


そして、歴戦練磨のアナタの経験と実績を必要としている監理団体は
おそらく多数あります。

都会であれば特に第2第3の選択肢を探すことは、
それほど大変ではないでしょう。
何なら、OTITのリストにある最寄りの監理団体に片っ端から電話して
聞いてみるのもアリです。

しかしながら、地方で監理団体そのものの選択肢が、
限られている方もいらっしゃることでしょう。

であれば、仲間を募ってご自身が理想とする監理団体を
ご自身で設立してみれば良いのではないでしょうか。
ご自身がどれだけ受入企業の方々をグリップしているかによっては、
受入企業の方々こそが応援してくれます。


たぶん、基本的にはどちらかしかないことでしょう。


そして、どちらも選択できない場合は、
残念ながら、現状に甘んじる以外、選択肢はありません。

*他業界への転職自体も悪くはないでしょう。
 もしかしたら、受入企業側での実習生担当スタッフとしても
 席があるやもしれません。


マレに送り出し機関側に移る方や、
コンサルとして独立する方もいらっしゃいますが、
どの業界も同様に100人中99人が
継続して取り組めない事態に陥っていきます。
悪質ブローカーに転がる方は特に...。


経営者側の立場から見れば、
一職員として確かに頑張ってきたことは承知していても、
こと経営となると、そう容易には昇給できないこともよくわかります。

なので、良い悪いは別にして、
歩合制になることも多々あることでしょう。

歩合制の良いところは、自身で稼いだ実績に応じて、
利益を最初から分配することが明確だからです。

つまり、稼ぐまでは全部自腹。
その代わり、稼いだら稼いだ分だけ利益が入ってきます。


組織としては非常に自然な形なので、
ある意味、あるべき姿の一つでもありますが、
法的にきちんとケアされていない限り、
これもまた悪質ブローカーとしか見られません。


要は、どちらも中途半端に良いとこ取りは
なかなか難しいということ。


ただし、自身の付加価値を上げていけば行くほどに、
自身にとっての選択肢もまた広がりを見せることでしょう。


社会はとんでもなく冷たいくらいに公平平等です。

結果が全て。

自身が思う十分な結果ではないのであれば、
自身の努力ややり方、立ち回り方が十分なレベルではないということ。

失敗を恐れて選択ができない場合は、
現状に甘んじるしかないということ。


注:現状に不満を感じ、内部で話し合うことはとても大切ですが、
  最終的に自身が矛を収められるか、ハミ出るしか答えはありません。


どの道も大変です。
大変じゃない仕事も人生もありません。


願わくば、適正な人財が適正に活躍できる場に巡り合えることを
願ってやみません。




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★『解体新書』企画は当メール登録会員限定にてご案内中。
 最近、企画参加者との実際のやり取りについても、
 一部お伝えするようにしていきます。
注:解体新書については以下、ご参照ください。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/5

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受入企業側の視点、コストを支払う側が言いたいこと [監理団体と送り出し機関、他]

ご指摘いただきましたので、コメントしてみます。

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言われて初めて認識できましたが、私を含めて、
確かに、監理団体は、「やってあげてる」感の人が多い。

体裁上は、受入企業側のために、実習生のために、といいつつ、
実際心の中では、

「どうせよく知らないんだから、
 指摘してあげるから、
 言うことちゃんと聞いてよね…」

そんな気持ちがどこかに無いでしょうか。

監理費もらってるから、面倒だけど、やってあげてる感。


支払う側にしてみれば、言外に伝わるものだし、
いい気がするはずもないですよね。


支払う金額に見合う顧客満足度が欲しい…


支払う側に立てば、当然です。

私は前々から、当事者意識、受益者負担をお伝えしてきてます。
それは、受入企業にとっても同じです。

ですが、依存心とは違い、
安心して安定運用を任せられるからこそ、
それぞれのコストをお支払いしているとした、
満足度は、絶対的に必要です。


建て前が営利を伴わないからと言って、
監理団体は決してお役所ではなく、
またお役所仕事で良いはずもありません。


バランス感覚が難しいところですが、
基本的には、サービス業です。


監理団体の担当者は、老若男女問わず、
経験が長かろうが浅かろうが、
お金を支払う側から見れば、プロの仕事を求められます。


個人的には、コストを意識させてしまう対応をしていること自体が、
ちゃんと企業の心をグリップできていない。

共に紆余曲折を乗り越えていく中で、
信用、信頼は、初めて生まれ育まれていきます。

特に最初の内は、二人三脚どころか、
おんぶに抱っこをするくらいの姿勢でちょうど良いでしょう。
だって、受入企業にしてみれば、
アナタがどれだけ頼りになる担当者なのかわからないですし、
どれだけ真摯に懸命に対応してくれるのか、具体的に分からないのですから。
一緒に苦労を、壁を越えてない、ただの一担当者なんですから。
だから、初対面の時から、鑑定が見定められてしまうまでに、
ちゃんとしたアナタの姿勢や考え方を、きちんと伝え、
また、企業側が何を要望しているのかを、
懸命に察知し、汲み取る必要があります。

監理団体職員側も、企業を身定める必要もあります
もしかしたら、自身が苦労して「教育」するだけの覚悟が必要です。
もしくは、「教育」以前の問題かもしれません。

*あまり教育という言葉は好きではないですが、
 基本的には、自身の考え方ややり方に共感してもらうという言い方が
 望ましいかもしれません。


最初の鑑定を乗り越えても、
面倒くさそうにしたり、
イイカゲンな対応をしたり、
知ったかぶりをしたりして、
テキトーに付き合っていれば、
相手は経営者やそれに近い方々ですから、
簡単にアナタの気持ちや考え、甘えを見通してしまいます。


人間誰にでも失敗はあります。

繰り返さないこと、
加えて、その失敗時にどれだけリカバリーするか。

担当者の考え方や接し方ひとつで、
受入企業側の顧客満足度は、大きく変わってきます。


ちゃんと対応していないと、企業側もビジネスですから、
浮気というか、乗り換えされますからね。


新制度では特に受入企業側に当事者責任が明確になりましたし、
監理団体職員も同様に刑事罰の対象になります。
民事だけではありません。

不適切な事業運営に付き合っていたら、
受入企業側は自己防衛のため、
適正な制度事業に取り組む先を探すに決まっています。

学びをしないところは、
ズブズブから抜け出そうとすらしないでしょうけど。


企業側にすれば、税理士や社労士との付き合いのようなもの。

税理士や社労士はまだいいですよね。
やること決まってますし、
それに対してのコストの支払い感は、
その作業量や気遣いの質から言っても、
制度事業の監理業務の方が大変だと素直に思いますが、

それでも、求めることは人や法の監理だからこそ、
やってあげてる感では、当然不満を覚えます。


改めて、取り組む姿勢は自身のためのみならず、
当然ながら、お金を支払う側の気持ちをきちんと汲んで、
対応すべきだと思いました。


コチラの方には、様々なお話をしたうえで、
当方から代替案のご紹介をさせていただいた覚えがあります。

まだスイッチを検討している最中かと思われますが、
もし気にかかり、苦悩されている方は、
お気軽にご相談ください。

せめて、ご本人の目が届く範囲以外の、
違う選択肢を提示できるかもしれません。


それこそ、当方がお伝えし続けている価値感や
向かうべき方向性に共感いただく方々を
ご紹介させていただきます。
*ニーズや地域によっては、お約束はできかねます。


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口座の売買は犯罪です!という指導までしていますか? [監理団体と送り出し機関、他]

何かとやらねばならないことが、てんこ盛りの外国人技能実習制度。




たまたまこんな動画を見つけましたので、
ご紹介です。


法に関することだけでも、とっても大変なのに、
こんなことまで、イチイチやってられるか!
なんて声が聞こえてきそうですが、

やっといたほうがいいですよね~苦笑

もしかしたら、上記動画はベトナム向けですが、
SNSなどでつながっていたなら、
この動画のリンク先を送って、見といてね!っていうだけですから。

いや、見といてねっていう必要すらないでしょう。
母国の言葉で流れる動画を、日本人からシェアされるだけで、
気になってみてしまうでしょうから。



口座の売買は当然、犯罪ですが、
実際には、あまり気にされていない方も多いのではないでしょうか。


特に帰国前あたりでしょうか。

わざわざ銀行口座の解約手続きすら、
きちんと対応していない方々も多そうです。

お互い、別れなきゃならないんだから、
会社側も離れていく実習生のことまで、
責任持つ必要もないし、もてないし。

実習生側も、もしかしたら二度と来ないかもしれない日本で、
例え犯罪であったとしても、
やり逃げごめん的に、小遣い稼ぎして、
帰国後は、野となれ山となれ。


フツー誰もが本音は、こういうところでしょう。

だって、ホントにやんなくちゃならないことが、
日々たくさんあるんですから。

いえ、もっと率直に言えば、
面倒くさいんですから。笑



でも、特に監理団体側では、
すべきことをちゃんと指導していたという証拠が必要です。
いや、この口座売買禁止の指導は、必須じゃないですけど、
様々、ちゃんと指導していたという証拠、書面が必要です。


新制度の書面では、これでもかってほどに、
誓約書だの責任の所在を明確に言質を取られています。

いや、今までだって、監理団体は、
様々入管への提出書面で証拠を取られていたんですけどね。


要は、気になるのは、
ある一定の監理団体の実習生の銀行口座が、
売買されていることが発覚したら、
ある企業の…以下、同文。

特に『一般』など優良とされる監理団体や企業で、
そんなことが結果として発覚したなら。
OTITや入管や警察?はどう思うかってことです。

いや、監理団体の職員や、企業側の担当者サラリーマンにしたら、
そんなことまで考えていられるか、
考えすぎでしょって思われますが、

そんなことまで考えさせられてきた制度だってことです。


そもそも、良かれと思って取り組んできた自身の仕事が、
結果的に、犯罪行為の温床となっているかもしれないなんて、
決して気分の良いものではないですよね。

そして、こういうことに無関心な方のご両親などが、
えてして巡り巡って、
オレオレ詐欺の被害にあったりするのかもしれません。苦笑

お世話をした、ないしお世話になった実習生の子たちが、
軽い気持ちであったとしても、犯罪者に成り下がるのを
良しとしないためにも、
注意喚起の指導は必要だと思います。


あくまで、手間をかけずに、ルーティンワークの一環としてね。


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監理費平均は送り出し含め25,719円?!無理でしょう... [監理団体と送り出し機関、他]

とんでもない数字が出てます。
どんなに安くても、通常では国内監理費だけでも3万円はくだらない...

pic-e03.jpg

皆さん意外とご存じないようですが、
外国人技能実習機構のHPが1日から様変わりしてます。
さらに、許可が下りている監理団体の一覧(一般、特定別)が
公表されています。
なお、6月30日スタート直後に受け付けた先から、
順番にということのようですね。
11月1日時点で合計約300弱の監理団体の公表があります。

気にかかっている方は、ぜひご確認ください。

外国人技能実習機構
http://www.otit.go.jp/


さて、

JITCOより
2017年度「技能実習生の労働条件等に係る自主点検」提出の御礼及び
集計結果とポイントの解説掲載のご案内
http://www.jitco.or.jp/press/detail/3233.html


一人あたり3年間の監理費総額 925,886円
36カ月で割ると…25,719円


3万とか4万とか支払っていらっしゃる受入企業の方にしてみれば、
高いと思う方もたくさんいらっしゃることでしょう。
でも、2万5千円では、とてもじゃないですが合わない。


もちろん例外も多くあります。


現実論で言いますが、

まず、地方による違いもあります。
東京と九州では、最賃からして全然違います。

また、
3人受入してるところと、10人、いや50人、100人と受け入れしてるところとは、
当然、一人頭の監理費額面は変わります。

何年もお付き合いいただいていて、
自社での実習生監理が非常に優秀で、

仕事面、生活面の両面でトラブル発生においても、
ちゃんと社内で対応が出来ているようなところは、

本当に最低限の月例訪問、ないし監査訪問、
技能検定においても対応確認などだけで済むところは、

それほどに受け入れ人数が多くなくても、
一人頭の監理費は下げることも可能でしょう。

無論、賃金に対しての計算や、最賃更改などの対応についても、
同様にちゃんとしていて、チェックの必要すら感じないほどの企業である場合です。


もしくは、
監理費以外の部分で費用徴収している場合です。

実際に、組合費として毎月一社当たり5千円、8千円、1万円とか、

ひどいところは、監理費は1万円ですが、
コンサルフィーとして別会社と提携しているため、
そこに3万円支払ってください、ウチはそういう仕組みですので。
とか。


そして、確かに、2万円台、もしくは2万円を切るところも聞いたことはあります。
ですが、一度も訪問されたことはない。
受け入れる側も、安ければそれでいい。


どうぞ、そういうところは、そういう世界で。
私は到底お付き合いできません。

お気持ちは痛いほどわかりますが、無理なものは無理です。
もしかしたら、のど元を通るまでは良いのかもしれませんが、
結果、遅かれ早かれ取り返しのつかない痛い目を見るのが分かっていて、
とてもテーブルにはつけません。

まともに取り組んでいただいている受入企業さんが、
その監理団体の姿勢が、バカバカしくなりますし、

特に新制度以降では、外国人技能実習機構が現地に入り、
いくつか質問されただけで、その後の全ての外国人人財の受入は不可能になるでしょう。
もしかしたら、即刻受け入れ停止にもなりかねません。
懲役刑すらありますから。
http://www.otit.go.jp/files/user/docs/abstract_031.pdf


缶コーヒーは同じ製品であれば安いにこしたことはありませんが、
こと人財、しかも外国人を招聘してくる事業においては、
そんなに安易に考えていると、
不法就労助長罪にもなります。




何を申し上げたいかは、長くご覧いただいている方にはお分かりかと思いますが、
一般的な中小企業での監理費額面でいうならば、
監理団体側は、到底、ちゃんとした監理ができない、ということです。


受入企業側には見えにくい、担当職員もイチイチ言わない面では、
相当のコストがかかっています。


担当職員の人件費はもちろん、
裏方の事務員の煩雑な書類手続きは、相当な間接コストです。

送り出し機関の教育なども、手間暇かかり、
まともに取り組めば取り組むほどに、
相当のコスト(労力)がかかります。


そういえば、
監理費額面の設定についても、
うろ覚えながら、

なぜ監理費額面が一社一社違うのかについて、
正当な理由を説明せねばならぬような記載もどこかにあった気がしますが、

現実的には、手間暇のかかり具合が違うからなんて言えません。

この点もいったいどうなっていくんでしょうかねぇ。


適正な額面はケースバイケースですので、
一概には言えません。
ただし、安かろう悪かろうでは痛い目どころで済まなくなるリスクも、
ちゃんと承知いただいたほうが宜しいかと思います。


そういえば、某大手さんは、とんでもない額面になっていることを
思い出しました。
月だけに換算していえば、5万、6万にもなるでしょう。
もちろん国内監理費的なコストだけで。
当然、そこには監理費以外にもさまざまなサービスとコスト負担を願っているので。

本当にピンキリですね。




当ブログ発信は、11月より一部、発信形態を変更しております。
詳しくは、以下をご覧ください。

http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01


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外国人人財にとっての無料日本語教育サービス [監理団体と送り出し機関、他]

外国人が日本で就労するにあたり、日本語能力は必要に迫られます。
そして、できるなら入国前に事前にある程度の習得が望ましい。

01.JPG


しかし、借金してまで現地の日本語学校などにて
日本語の勉強をする以外、選択肢がないのが現実です。


だけど、実は探してみれば、こういうサービスがありました。


それこそ、外務省が後押ししているサービスです。

外務省 文化の交流 日本語教育
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/culture/koryu/edu/index.html


このページの最下部にあるリンク先を一通りご確認ください。

中でも、

JFにほんごeラーニング みなと
https://minato-jf.jp/#about-course

ってサイトがあると思いますが、

このサービスは受けたことがないので私にはその良し悪しがわかりませんが、

6カ月にわたり、ほとんどのコースが無料で受講できます。

本当に様々なコースがあります。


真面目な実習生が、日本で日中の仕事が終わった後に、
来日前に学んだボロボロの教科書を見返しつつ、
一生懸命勉強していた子を思い出しますが、
そういう子にこういうサービスを教えてあげたいと思いました。


いや、そもそも送り出し機関にいて来日が決まった子には、
一律、こういう無料のサービスをちゃんと提供してもらえればと思います。

なんなら、無料なので、お金がなくて日本語を勉強したい、
その必要に迫られているような子にはすべからくシェアしてあげたい。


関係者の方々におかれましては、上手に活用されると良いのではないでしょうか。



余談ですが、実は無料というよりは、ある程度お金を支払ったほうが、
勉強は身に入るというデータがどこかにありました。

要は、お金払ったんだからもったいないって思い、
その分、一生懸命に取り組む確率が高いようです。

逆を言えば、無料だからこそ、いつでもできる、
いつかやればいい、などとなり、結果、勉強に身が入らない。


コレって何につけても同じ理屈ですので、
覚えておいて損はないと思います。


おそらく日本語のeラーニングサービスは、介護のN3条件などに後押しされ、
様々なところで様々リリースされていることでしょう。


有料サービスは、得てして民間のほうが絶対に優れています。
もし良さげなそういうサービスも、ありましたら、
紹介させていただければと思います。






11月をメドに情報提供の形態を変更する予定です。 
http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-10-17


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送り出し機関の方からの苦情について(昨日の続き) [監理団体と送り出し機関、他]

なるほど~、そういう監理団体もあるんですねと、今更ながらに知りました。
送り出しではなく、イイカゲンな組合について。

ダウンロード.jpg


昨日のfacebookページのコメント欄をご覧の方は、
お分かりかと思いますが、

マジか~、って監理団体があるものなんですね。


最初に提携する場合、様々な諸条件を取りまとめます。

そして、当然ですが、申し込みの時点でいくら、
月々の送り出しに支払う管理費はいくら、
などと取り決めをします。


細かいことを言えば、選考会のときの、
アテンドや、諸経費の割り振りまで、大方話し合い、
確認することもあることでしょう。

意外と細かく確認してないのが、
合格後の日本語教育などについて。

個人的には、借金の額面などまで確認します。


そうして、後々発生する諸問題については、
ケースバイケースにて話し合いをします。


色々あるとは思いますが、おおよそそんなところではないでしょうか。



しかしながら、悪代官の組合は、
ここから後だしジャンケンをするようです。

私は、されることのほうが多かったので、よくわかっていませんでしたが、
おそらくは・・・


日本に配属が決まってから、通訳は用意してくれるよね。
あれ、日本国内に通訳さんは常駐してるよね。

配属後に、受入企業側でトラブルが発生した時は、
オタクの通訳さんが駆けつけて対応してくれるんだよね。


他の送り出しは、一人当たり○○万円のキックバックをくれるんだけど、
オタクはくれないの?


三ケタの人数になったら、袖の下はいくらくれる?

俺がつないであげたんだから、たまには接待してよ。
飲ませてよ、遊ばせてよ。



・・・え?



注:テキトーにありそうなことを書いてみただけで、
  実態は知らないですので、悪しからずご理解願います。


なんだか、裏ではそういった理事長さんなのか、代表理事さんなのか、
はたまた専務理事さんなのかがいらっしゃるのでしょうか。

実は、昔、中国ではよくありましたね。

賄賂でズブズブにして、中国のその送り出し機関から、
今でも離れられない組合さんも、実はまだいらっしゃるのかもしれません。


・・・情けない。


意外と現場の現実を知らない上役さん方に多そうな気もします。

現場で必死に借金漬けの実習生をフォローしている部下を横目に、
ご自身はノーノーと遊び半分、物見雄山で海外へ。



実は、悪知恵を働かせれば、担当職員レベルでも
大なり小なり悪さはし放題でしょう。


監理団体の職員も、何を勘違いしてなのか、
現地にガールフレンドを囲って、受入企業の目を盗んで、
お楽しみの方もいらっしゃるようで。



確かに、海外と言えば、男は遊ぶと思われて致し方ないことは、
否定できません。苦笑


しかし、よくありがちなのは、ミイラ取りがミイラにというように、
ものの見事にハニートラップにハマってしまう方が、
本当に少なくはないのでしょう。


そこからズルズルとアリ地獄にはまっていきます。


話はそれましたが、そりゃ真面目に取り組んでいる送り出し機関の
方々もけっこういらっしゃるので、そんな日本人を見れば、
怒れてならないでしょう。


介護の親切に動いている方にしても、
身に覚えのあることなのかもしれません。


今やそんな時代は、当の昔に終わっています。

百歩譲って、受入企業の社長さんがたまに羽を伸ばしているのは、
こちらがとやかく言うことではありませんが、
色々海外も変わりつつあろうかと思いますので、
少なくとも、日本から海外に飛ぶ方は、
今まで以上に脇を締めていたほうが宜しいと思いますが、
いかがでしょうか。


話がそれましたが、送り出し機関とは、
協業して、受入企業と実習生のために尽くさねば、
事業はうまく回りません。

当然のことですが、実習生事業が儲からないからと言って、
送り出し機関を搾り取っても、結果は組合に返ってきます。


常識をもって折衝し、対応することをお勧めします。



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ご関心のある方は、以下よりどうぞ。


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 個別相互のご相談も可能です。

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対象:受入企業でも監理団体でもない方

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 協業や提携、ご相談などコンタクトをお寄せいただければと思います。
 例)送り出し機関、日本語学校、人材サービス会社、士業の方などなど。

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ある送り出し機関のご担当者からお聞きした現実 [監理団体と送り出し機関、他]

ふと思い出したので、ケーススタディがてら紹介させていただきます。
監理団体は送り出し機関との折衝の都合から、
日本人スタッフがいる送り出し機関を選びがちです。

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久しぶりにお会いし、色々お話していましたが、
本当にいろいろな監理団体があることが、
よくわかります。


その方は、日本在住にて、ベトナムの送り出し機関より
給料をいくばくかいただき、契約社員?のような動きにて、
日本国内の提携先である監理団体や、その受入企業に出向いたり、
折衝、管理に努めていらっしゃる日本の方です。

これまた余談ですが、アジア各国の方を奥さんにされている日本人が
非常に多いのも、この業界のあるあるです。


その方からお聞きするに、面倒な監理団体は、
おそらくこの先、事業継続はできないでしょうとのことでした。


つまりは、送り出し機関に対して、言いたい放題なわけです。

実習生が問題を起こした。
送り出し機関として何とかしろ。

制度上、ダメなことを平気で未だにしていて、
それでいて収拾つかなくなったら、実習生を黙らせろ。

通訳が欲しい、手配しろ。

現地で接待、色々もて。



・・・お聞きする限り、そんな組合と付き合わなきゃいいじゃん!と
言いたくなるほどに、自分たちの監理業務をほぼしていない。


そんな監理団体と付き合い続けていると、
新制度においては送り出し機関の点数すら下がる一方なので、
やめたほうがいいのは当然です。


でも、すでに送り出した実習生までホカっておくことはできません。
そんなフォローをしている間に、次の実習生が送り込まれてきます。

エンドレスですよね。


正直ビックリでした。


送り出し機関にも、それらの報告は上がっているのでしょうけれども、
結果として、ビジネス優先にて、日本にいる以上、
その担当者の責務でもあるかのように、
監理団体を指導しろ、考え方を返させる努力を行え、
そう言わんばかりに、継続している始末。


送り出し機関側にも、問題大ありでしょう。


入口の手配だけ仕事して、送り出した後、
何もしない送り出し機関も問題と思いますが、
送り出した後、結果、担当者の責務に任せて、
何でもかんでもやり過ぎる送り出し機関もどうかと思います。


特にベトナムは、通訳は当然、裏金まで含め、
どれだけ儲けてるんだと聞きたくなる送り出し機関も少なくありません。


二国間取り決めにて、こういった送り出し機関のみ残ることになるとすれば、
違う意味でベトナムの実習生受入は困難を極めるでしょう。

そして、経済格差の縮小と相まって、
ベトナム人を受け入れる企業も、かつての中国同様、
少なくなっていくのでしょう。

ただし、口コミにタイムラグがある以上、
そして、全容どころか氷山の一角すら見えない、
初めて受け入れる企業の経営者においては、
未だにベトナムベトナムと熱さがしばらくは続いていくのでしょう。


今更ながらに、難しい制度です。


これから受け入れを考えている企業の方は、
頭の片隅にでもとどめておくと宜しいかと思います。




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