SSブログ

技能実習も特定技能も、この先、どうなっていくのか、まったくわからない将来 [人口減少社会]

全ての方向性、価値観、判断基準、常識が逆転していく社会。
時代の流れを大きなスパンで俯瞰的に見てみるのも、一つの良い機会だと思う。

DSGzhfgg.jpg

私たちが技能実習だの特定技能だのという、
日本という国が外国人労働者受入に流れている、この30年近く。
(正確には、大きな潮流になってきたのは、10年足らず)

少子高齢化による労働者不足の現象が大きな声となり、
そのひっ迫度合いが新たな法の整備に至るまできたのは、
本当に、ここ数年。


そもそもこの業界が成り立つ大きな要因は、

1、国ごとの”大きな”経済格差がある。

→送り出し各国では、田舎へ行くほど、
日本では考えられないくらいに、日々、食べるに困る不安定な暮らしに苦労している、
いわゆる貧困層は少なからず。

2、日本で若年労働者層がいない、いても就きたがらない職がある。

→情報化×多様性の尊重だと、
就きたくない職種に就かずとも暮らしていける社会を作ってしまっている。
ニートは全国で100万人と言われたり、
10人に一人はニートって見方もあるとか。
(勤労の義務の憲法違反じゃないかと)


この格差と、需要と供給が成立する現実があるから、
この業界が成り立っている。


でも、表を見るとわかる。
というか、イメージしやすい。

100年後、200年後がどうなってるかなんて、
今を生きてる我々には、さすがにピンとこないし、興味関心もそこまではない。

だけど、
画像のグラフのように、
もしかすると、人類で初めて、右肩下がりに突入してく時代ってコト。
(日本がね)

当然、他の先進国でも同様な国はある。
でも、日本より出生率を高くできている国もある。

100年後…
減ってくのが当たり前の時代で生きてるなら、
価値観も判断基準も常識も、
おそらく大きな変化はないんじゃないかと思う。
このレベルでの大きな流れが既にできているだろうから。

だけど、
右肩上がってきた過去の価値観、判断基準、常識にとらわれてる人たちばかりの今、
当然、ドンドン変化を感じ取り、
=常に時代の流れを敏感にキャッチし(深く本質的な部分でね)、
自身の今までの様々を、バランスとりつつ変化させていく必要があるってことです。

それぞれに。


だから、何が起こってもおかしくない。

いつまでも前述の2つの要因が変わらないなんて、
誰一人として言えない。


準備できることは、
どんな時代になっても、
人に求められてやまない人財になっていること。


変化が自分の目の前に、いきなり来ても、
メンタルやられず、生きていける、稼いで行ける、
そんな自分へと成長できていないと、
耐えられない自分がいれば、
間に合わない自分がいれば、
誰かに依存して、誰かに頼って、誰かが強いるレールの上でしか、
生きられない。


世間は、人権だの多様性だのSDGsだのいろいろ言ってますが、
そんなのは、安定して暮らしていられる人たちの世界の話。

現時点だって、出稼ぎ技能実習生にとっては、
その選択以外の道がないから、
やってきてくれている。


近視眼でもない先進国の日本人ならば、
やっぱり、カッコ悪くはいられない。

頼ってくる外国人の若者たちのためにも、
後ろに続く次の世代や、子供たちのためにも。


--------------------------------------------

...こっちのブログは今は頻繁に記事を書いてはいませんが、
コチラで、毎日書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

https://gaikokujin.link/blog/?page_id=1022
--------------------------------------------







nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

監理団体見学ツアーで感じたこと [新しい試み]

実は去年から、監理団体の見学ツアーを開催しています。
かなり赤裸々に懐へ招き入れ、内部を見せていただいてます。

sports1908_05.jpg

一般的に言って、
苦労に苦労を重ねて築き上げてきた内部体制。
ノウハウの塊、紆余曲折の末にたどり着いたステージ。

フツー、外部へ公開することなどするはずもなく、
自団体だけの差別化のミソとして、
むしろ秘匿して当然と考える経営者は多いんでしょうね。

振り返ってみれば、
いったいどんだけのリソースを費やして、
今に至っていることかを考えたら、
当然、軽々に同業他団体に開示するなんて、
とても考えられない。

100万支払われてもフツーはしない。

つか、できない。


それでも、業界の何たるかをわかっていればいるほどに、
クソくだらない自己満足など全く考えもせずに、
良いやり方、良い仕組みが広く伝わればと、
惜しみなく公開してくださる方々が、いらっしゃるんです。

当然、
アホなブローカー集団による、
代理店の作り方、集め方、転がし方などの説明会なんて下卑た話じゃない。

真摯に取り組み、笑顔の量産に邁進している経営者が率いる、
ホワイトな組織でのお話です。


もう一度言いますが、レベルの低い話をしてるんじゃない。

俺様すげー!って自慢したいんでもない。
崇め奉れ!って自己満を満たしたいわけじゃない。

そんなステージはとっくに卒業した方々が、
本気で一歩一歩でも業界が良くなればッて開示してくださっているものです。


ソコに私が、更なるエッセンスを、
ハッキリと目に見えない形で、ふんだんにちりばめているので、
毎回毎回、参加者は「大満足」の評価をいただいてます。


そう、参加者もまた、選んでます。
選ばざるを得ない。


中に招いてくださる先には、絶対に迷惑はかけられない。

くだらんアホなブローカーが紛れ込んで、
せっかくの貴重な機会を台無しにされるのは、
絶対にあってはならない。


人が大満足と評価してくれるのは、
当たり前のことを提供するのではなく、
ビックリするほどのことを提供してこそ、
初めて大満足と評価される。

それだけの内容を、当日お届けしているからこそ、
参加者の中で、参加しなければよかった…なんて結果はないし、
一人一人個別にも対応できているからこそ、
絶対に他のどんな先でも得られない満足を、
お届けしてきているといっても良いと思う。

少なくとも、何十何百の監理団体の方々と接してきた私が感じるに、
間違いなく地に足つけて、実現させている気持ちの良い団体の方々とのコラボなのだから。


ご興味ある方は、以下をご参照ください。

色々と書いておきましたので。


~事前告知…どうして開催したいのか?~
https://gaikokujin.link/blog/?p=7531


~実際の具体的なご案内~
https://www.gaikokujin.link/member/cf/486c5af


~結果報告~
https://gaikokujin.link/blog/?page_id=7831


(2022版…福岡のみだけど)
監理団体実地見学ツアー参加者からの評価
https://gaikokujin.link/blog/?p=9561




--------------------------------------------

...こっちのブログは今は頻繁に記事を書いてはいませんが、
コチラで、毎日書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

https://gaikokujin.link/blog/?page_id=1022
--------------------------------------------








nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

特定技能の転職トラブルが少し表面化してきた… [特定技能]

カネだけで動くモンスターはもちろんのこと、
特定技能者の一時帰国で狭間に陥る法の隙間?が生まれてきている。

images.png


技能実習の転職問題を人権派の方々が鬼の首を取ったかのように、
懸命に訴えている。

(余談)
ちなみにこういう方々の大半は、
次から次へとまた別の問題を見つけ、
廃止廃止と訴えるだけで、
何ら具体的に建設的生産的行動には移さないので、
どうも好きにはなれない。

自分たちが声高に批判し続けたからこそ、
制度を良くしている…
潜在的な被害者を救った…
という自負などあるのでしょうけど、
別にそんなことしてもらわなくても、
笑顔は量産できている。

やはり私は現場で取り組む側を応援したい。




一方、特定技能においては、
転職は可能となっているから、まったくもって批判がない。苦笑


転職…コレが良いのか悪いのか。

現実は屁理屈より奇なり。

転職できる特定技能で、どんなことが起こっているのかを具体的に上げてみる。

ちなみに、正に『風が吹けば桶屋が儲かる』が実現している。

つまり…

Aさんは転職できるからと、
A社を離職した。

このAさん、過去に技能実習生で、
特定技能になってα社からA社へ転職した人。

A社で2年間は特定技能で頑張っていたけど、
さすがに一時帰国したい…

でもA社では有休消化含め、
規定通り、日本人同等の就業規則にのっとった休みしか与えられない。

結果、自分の意見が通らないAさんは、
A社を離職することになる。

同時に、Aさんもアホじゃないので、
自分でB社を見つけてきて採用を勝ち取った…らしい。

B社は、
Aさんは日本にいて、この人材ならと採用を決めたのでしょう。

ですが、B社にしてみれば、
Aさんが一時帰国を希望しているならば、
B社に入社する前に一時帰国してきてほしい。

自然なことだし、当然ですね。

ただしその場合、
Aさんが一時帰国する前に、
B社でAさんの在留資格変更手続き(ココでは所属機関の変更ですかね)の、
手続き申請を行ってもらう必要がある。

これさえしておけば、
みなし再入国での一時帰国が可能。
(入管も就職先あっての入国とわかるから)
*なおここでは細かな条件があるも割愛。


ただし、

Aさんはソコまでわからないけど、
B社ないしソコに付き合いのある業者(行政書士でも登録支援機関でも)が、
この、「Aさんの帰国前に申請手続きを済ませておく」をしないまま、
Aさんを帰国させてしまった場合、

B社は、新たにAさんを招聘する際には、
その国の送り出し機関との提携をせねばならない。
(今回はベトナムのケースであって、他国はまた一味違う)

ベトナムでいうなら、新たに推薦状持参で、
現地日本大使館へビザ申請に出向かねば、
日本へ渡航しても入国は許可されない。

結果、送り出し機関へ1か月分以上のコストを支払うことになるし、
そもそもがベトナムという国では、
特定技能は儲からないからと手続きをやりたがらない先も少なくない。

はたしてB社はそんな送り出し機関を見つけることが可能なのか。
いや、それ以前に、B社にしたら、どうして1か月分の給料を、
現地送り出し機関に支払わねばならないのかの理解が可能かどうか。

そこまでしてB社はAさんを雇用したいのか…


今回のケースでいうと、
Aさんは2年も特定技能で働いているため、
どれだけ日本慣れしてるとしても、
残り2年ちょっとしか働けない特定技能者のために、
ソコまでのコストと手間暇をかけて、
受け入れたいと思う会社は、どれだけあるのか。

結論として、
Aさんは、日本に再来日して稼げる機会は、
確率論的に厳しいものとなるコトでしょう。

コレ、Aさん、B社が求めていた結果にはならないってこと。


ひとえに、
「Aさんの帰国前に申請手続きを済ませておく」
ってことをしなかっただけで、
Aさんの人生設計は大きく狂う。

コレは、Aさんにしてみたら、良かったのかどうか。

就労制限が様々ある外国人労働者の、
今回でいえば特定技能者の転職は、
色んな意味で大きな制限、ハードルが横たわっている。


冒頭、騒いでいる人権派の方々は、
こういう現実を生み出したいから、
騒いでいるのだろうか。


業者がプロとして
俯瞰的に両国にまたがる各手法やルールなどを十二分に承知の上で、
全体最適を実現できるかどうか。

身もふたもない言い方をするならば、
B社も付き合う業者が実力不足で残念でした…でおしまい。

Aさんもまた、支援してもらえる業者がわかっていなくて、
残念でした…でおしまい。

コレ、いくら制度で転職を認めたからって、
実際に機能すると思いますかね?


今あげたのは一つのケースであって、
他にも山ほどのケースバイケースが起きている。

そんで、その都度、
人権保護の複雑怪奇な両国ルールのおかげで、
現実は泣き顔が量産されている。


一方、技能実習は至極シンプル。

3年雇用するか、
途中帰国するか。
(現状でも実習生のワガママな話でなければ、転籍は認められてるし、その努力を惜しまない方は少なくない)

借金で縛られてるから…

はい、ソレがイヤでかわいそうなら、
借金しない国を選べばよい。

いや、先日の調査で6カ国ではありながら、
フィリピンみたいにたかだか数万の「自己都合の借金」程度ならば、
来日後に数カ月稼ぐだけで、借金自体もすぐになくなる。
*自己都合の借金=送り出しや仲介者、受入先へ支払うような借金じゃないって意味。


なお、余談ながら、
Aさんは脱退一時金狙いでの一時帰国でもある。

この場合、
A社ないしAさんの気分や都合で退職するのは構わないものの、
退職日=帰国日(での転出届)にしないと、
厚生年金→国保切り替えが必要となる。

こういうのも適切に手続きしておかないと、
B社での申請もまた、疑義がある…不備がある…などにて、
許可が下りない場合も考えられる。

どこまでも多面的に俯瞰的に網羅的に、
ケアしていくべき問題なんですが、
この関係当事者の方々の中で、
どれだけコレラの視点と全体最適化能力を持ち合わせている人がいるのかどうか。


現状において、
こういう十分なケアができるだけの、
マトモな業者はどれだけいるんでしょうね。



コレって、制度の問題なんでしょうかね。


--------------------------------------------

...こっちのブログは今は頻繁に記事を書いてはいませんが、
コチラで、毎日書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

https://gaikokujin.link/blog/?page_id=1022
--------------------------------------------




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

技能実習も特定技能もドンドン進化し続ける=人材も業者も進化し続けねばならない [実習生の変化]

技能実習は3年で入れ代わり立ち代わりの「使い捨て」サイクルから、
大きく変わってきている。

82186105-282x400.jpg

いや、すでに扉も開いて早数年経つのですが、
当然のごとく、現場ではほとんどがついていけてはいない。


最近、ずっと水面下である「御大」とずっと収録してます。

技能実習の入り口から出口まで。

それも、
受入先=実習実施機関の目線からの入り口から出口まで。
監理団体側の目線からの入り口から出口まで。

今、やっと、この終盤に差し掛かってきたところ。

そんで、
続いて、特定技能編を同様に2種類の目線から、
取り組んでいく予定。


ココで話されていることは、
すべからく解体新書の専用サイトに、
補足コンテンツとして、載せているので、
一般の方々は見れません、あしからず。


ですが、話をしていくにつれ、
やはりそうだよなぁと、あらためて実感がわく。

要は、帰国一択だった技能実習生に、

一時帰国、再入国の選択肢ができていることが、
どれだけ根幹から実態を変えてきていることか。


受入側も監理団体側も、
職業紹介事業者も、登録支援機関も、
はたまたなんちゃって留学生ビジネスしてた日本語学校もまた、
根っこから変わってきていると実感できている人って、
ホントにどれだけいるんだろ。


頭の良い方は、ドンドン【進路指導】の重要性を理解し、
真に人材育成制度へとシフトしていることでしょう。


世界が円安になろうが、物価高騰になろうが、
コロナで2年は時が止まっていたことによる悪影響も好影響も、
全部をひっくるめて、
日本という国がここ数年で切り替えた舵の影響は、
静かに実態を変えている。


ココから、圧倒的な差が開いていく。

2極化とは言葉尻でそういうにせよ、
同じ技能実習受け入れとはいえ、
全く別物に分かれていく。

一方は、
外国人の若者の人生そのものを考慮したうえでの、
包摂的な受入制度事業へ。


もう一方では、
昔ながらの出稼ぎ≒使い捨て労働力受入制度事業。
win-winとはいえ、奴隷労働そのものともいえる。
*それでも日本なので、言葉でいうほどひどいものではないのですけど。

この2種類に分かれていく。


我々もまた、分岐路に立っている。

願わくば前者の道を行きたいものです。

面倒極まりないと思われがちですが、
その方が間違いなくオモロイし楽しいし、
結果的に、楽して儲かるから。



--------------------------------------------

...こっちのブログは今は頻繁に記事を書いてはいませんが、
コチラで、毎日書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

https://gaikokujin.link/blog/?page_id=1022
--------------------------------------------



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

技能実習、特定技能アカデミーとして活用されているサービス [解体新書]

実は、前々から、アカデミー的なるものを作りたかった。
特に新人教育に特化したものを…

久しぶりに、コレらの画像を列挙してみます。

74337061_110726267026447_5770334106009206784_n.jpg

74909814_110726277026446_1267615655603994624_n.jpg

74277728_110726443693096_2153473040023814144_n.jpg

こういう風景は、どんな言葉よりも、
響いてくれると思う。

こんな想いを抱えて、遠い異国、日本の地を踏みに来てくれることに、
心から感謝し、支援するのは、人として当然のことと思う。

同時に、
彼ら彼女らに対して、どれほどの責任をもって臨まねばならないのか。
改めて、身が引き締まる思いにさせてもらえる。

転じて、
日本の若者たちもまた、
とりあえずは、自分が代わりに彼らが従事する現場に入れば、
彼らもまた異国の地を踏むことにもならずに済むかもということは、
いったん横に置いといて…苦笑

こんな彼ら彼女らを応援する仕事ならば、
自然とヤリガイも自身の存在意義も、
また、人手不足にあえぐ日本社会にとっても意義のあることではと、
興味関心を寄せてくれる若者たちは、少なくないと思う。

しかしながら、
長年、現場に従事してきた諸先輩方とすれば、
覚えること、身に着けるべき知識やスキル、
立ち回り方など、
到底、そう簡単には一人前、独り立ちできるまで育つとは思い難い。

余計なお世話と言わんばかりに、
こんなルールもあるんだよとか、
具体的には、こんな言動は厳禁なんだよとか、
このタイミングで、ココまでのことを成し遂げておかないと、
後でこんなリスクやトラブルが勃発するんだよとか、
それらは、彼ら彼女らにとって、不可逆的で、
母国の家族や一族郎党をも巻き込んで、
総出で人生を大きく変えてしまう事態に追い込んでしまうことになるんだよとか、
本当に様々なことを、
同じ轍を踏まずに済むようにせねばと、
伝えたくて仕方なくなる。


ただし、
国によって、
職種、作業によって、
分野によって、
日本国内も地域によって、
管轄機関によって、
送り出し機関によって、
監理団体によって、
登録支援機関によって、
在留資格によって、

様々様々、本当に数え切れぬほどのハードルが待ち構えており、
なおかつこれらが、複雑怪奇に相互に四次元的に影響を及ぼす実感は、
実際にトラブルを対処せねばならなくなる当事者になって、
初めて実感を持って肌感覚で理解できるかどうか。

ちなみに、所属する組織のトップの姿勢によっては、
表でマトモそうなことを言いつつ、
裏で情けない金の亡者になって、腹の中で舌だしてるのもいるし、
それくらいもらって当然だと、マヂで勘違いしているバカヤローも、
残念ながらいる業界。

そんな連中に出来高でしか教えてもらえないと、
残念な悪質ブローカーの劣化版にさえ、
知らず知らずになりかねない。

運用要領などを読み込もうにも、
役所用語でビッチリ書かれている何百ページもの数々。
とてもじゃないけど、読む前に心がへし折れる。

とはいえ、
こんなにも素晴らしい業界が実際に具現化しているのもまた現実。

どうにか、志す若者たちにも、
自然と無理なく、成長を加速させられる場を築けないものかと、
何年も前から、虎視眈々と準備の機会を考えていました。

でもね…既に出来上がっていたんです。
そういう場が。

それも、組織を対象にしたものではなく、
業界に関係する一個人を対象にした切磋琢磨の場。

受け入れ企業側でも、
監理団体でも、登録支援機関でも、
送り出し機関でも、士業でも、
関係する全ての方々が集い、
マトモに、真摯に、交流を図りつつ、
共育をし続けている場が…

ソレが、5年は続いている、『解体新書企画』ってヤツです。

今でも100名前後の有志が、様々な交流を図りつつ、
刺激や励み、支えをもらいつつ、
活動し続けています。

決して、どこぞの一団体だけの既得権益を狙っているワケでもない。
むしろ、誰一人として、金のためにやってない。

全ては、かかわる関係当事者全員にとって、
笑顔と感謝が自然とあふれ出すのが、
当たり前の業界へと向かうために。


https://www.gaikokujin.link/member/cf/5q


興味関心がありましたら、
ぜひ、覗いてみてください。




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

久々に、「王様の耳はロバの耳!」って言わせて欲しいコト [経営者や企業のレベルの問題]

申し訳ない…でも、言いたくなって…
このブログは以前ほど見られてないと思うからこっちで…

images.png

最近、この業界の方々がTwitterで呟くコトが増えてきて、
ここ数カ月、ちょいちょい覗いてみることがある。

FBとは明らかに違うテイスト。
で…ソコでの愚痴が、あまりにも残念過ぎると感じ、
ついつい私みたいなタイプだと、ツッコみたくなってしまう。

具体的に上げてしまうと、
個別批判となり、それは私の本意とは違うので、
さすがに控えさせていただきたく、
その分、なんのこっちゃと意味わかんないでしょうから、
少しだけ加工抜粋して事例紹介しておきます。

・ベトナム人技能実習生が今の給料に不満を述べて、一方的に転職希望を訴えてくることへの愚痴
・現場の都合を考えずに余計なことをいう機構は役に立たないという批判
・帰国費用は監理団体負担と書いてあると責められて、うまくかわせず裏で悪口
・来日後の実習生のレベルの低さに監理団体が怒られることの不満
・隔離費用をケチられてこれまた監理団体に請求を求められる不満

…愚痴りたいのもわかる。
そうは言ってもと、受入先へうまく言えないのもわかる。
理不尽なコトにかみつきたくなる気持ちもわかる。

でもさ、
そんなにイヤなら、辞めればいいじゃん…
そんなにイヤなら、改善すればいいじゃん…
ずっと延々と愚痴を吐き出し続けるの?
ずっとそのレベルで立ち尽くし続けるの?
どうしても、ついつい、そう思ってしまう私。



自分を抑えるために、気晴らししてたら、
オモロイ切り抜き動画を見つけた。


https://youtu.be/SWyzd6OMVnw


自分が間違ってないと思ってるところが、
傲慢極まりない気持ちとして、
こう浮かび上がってきてしまっているモノなのか。

自分もまた、愚かで、醜く、卑劣な人間そのものなのか。
ワガママで、勝手で、狡くて、汚く醜い、人間なのか。

「だからソコから導こうと…」

「ソレが違うんだよ、まずはソコから下りろ…」

自分も底辺の醜い一匹のゴミくずであることを自覚すべきなのか。

たぶん、そうなんでしょうね。

こういう方々を無意識に下に見て、
自分の方が上だ、マシだ、自分はこういう人たちとは違う、
そういう日本人的な価値観で、安心を確認したいんでしょうね。

そう思えたら、気持ちも収まってきました。


雨が降っても自分のせい…
そんな自責志向が強いタイプとしては、
全て自分の責任だからこそ、
自分で何とかすれば良いのに、
何とかできないから、全て受入先の言いなりかと。

また、女性が多い。
女性の場合、そもそもが解決したいと呟くのでは、もちろんない。

ただただ、吐き出して、
ソコに同意し、気持ちわかるよと聞いてくれる相手が欲しいだけ。

私みたいな男性性が強いと、
問題をそのまま棚上げに見なかったことにして、
いったい何がしたいんだろう…、
ついつい害悪でしかないようにも感じてしまうタイプとは、
全く違う軸で生きてる、この事業に取り組んでる。

*ちなみに、部外者にすれば、他でどんなことが起きているのかがわかるので、
そういう意味ではありがたいんですよ。笑


こういった気持ちを、傲慢と言うのでしょう。


でもね。

開き直ってる私としては、
そもそもが完璧な人間だとは思ってないし、
欠点など腐るほどあるし、
気を付けるべきだとは思うんですが、

ソレで言いたいことも言えない方が、
私の良さすらフタをされてしまうと感じるほどには、
今まで取り組んできた自負もあります。


今は情報化時代。
こんな私でも許容くださる方とだけ、
次のステージへとドンドン歩みを進めて行きたい。

くだらない現実に諦めて、立ち止まり続ける方々とは、
やはり同じレベルで見られたいとは思わない。
少なからず、それだけのプライドを掲げて、
新たな世界へと進みたい。

願わくば、同じ目で見られない程度の違いがわかるくらいに、
別次元で取り組んでいる現実を、
世の中に知らしめたい。

別に、愚痴を吐き出すことが悪いコトとは思わない。
愚痴を吐き出し続ける”だけ”のコトが、
現状維持、改善放棄、害悪放置として、良くはないだけ。

ソコに気づけば、もっと深く学び成長したいと願う動機の足しには、
なってくれるものと信じて。



--------------------------------------------

...こっちのブログは今は頻繁に記事を書いてはいませんが、
コチラで、毎日書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

https://gaikokujin.link/blog/?page_id=1022
--------------------------------------------



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

技能実習と特定技能が終わる可能性が出てきた… [最悪な事態]

人材育成、定着化、SDGs、借金問題、妊娠問題、全て同じベクトルを指している。
でも、この業界でついていけてる先は残念ながら多くない現実を直視すると…

20151011094949.jpg

ちょっと気遣うのも面倒なので、
コチラでは毒舌トークで言ってみます。笑

わかってますかね?
外国人の若者たちが日本へ出稼ぎに来てくれる理由。

そもそも最低、3倍から4倍は給与格差がないと、
出稼ぎに行く意味がないと言われます。

今回のインフレと円安のダブルパンチは、
巷で言われている以上に、
この業界ではヘビーなボディブローです。
なんせ、経済格差がガクンと縮まるんですから。


今でこそコロナで並んで待ち続けた経緯があるから、
ベトナムから入国してくるだけで、
ここ数年のうちに、相当ベトナム離れが加速しますが、
コレ、日本がベトナムはもう無理って言ってるんじゃない。
ベトナムに、日本はもう不要って言われているって、
この業界の人、受け止められますかね?


かつて、家電や車、アニメなどの日本製品やコンテンツが、
海外各国で憧れと見てくれていました。

今や各国の若者たちは、
こぞってK-POPにぞっこんです。
かくいう日本の若者たちでさえ。

アニメもどんどん各国のコンテンツ産業が育ってきていて、
日本人が知らないだけで魅力的な絵柄、キャラ、ストーリーが、
世界を席巻しています。

家電や車は言うまでもない。

テスラが数年後、どうなっていることやら。



情報化が進むという事は、
誰もが自分に最適な道を選択できるという事。

グズグズと行動決定ができない日本人に比べ、
海外の若者たちは、こぞって決断と選択を繰り返し、
あっという間に、はるか彼方へと飛翔していきます。

のんきに人権問題だの制度廃止だのと騒いでいる日本のことなど、
ぶっちゃけどうでもいい。

自分の人生に真剣だし、
キチンと自分のYES,NOをもっている。



そりゃ、
円安に負けず、
インフレに負けず、
良い給料を支払える会社であれば、
かつて日出国と言われた日本に憧れて、
日本を選んできてくれる外国人もいると思う。

だけど、
そんな会社、数えるくらいしかないっしょ。

地方の中小企業に、月給額面25万とか技能実習生に出せる先がたくさんあるなら、
未だもう少し時間は稼げそうかもだけど、
そんな会社、建設の元請けに近い会社くらいしか、
それもセコクナイ社長の会社くらいしか、
とても出せないでしょ。

同一労働同一賃金とかもあるし、
ナニジン問わず、ド素人の学歴も職歴もないド新人に、
25万以上の給与設定ができる先はどれだけあるんでしょうね。



ハッキリ言って、
失われた30年の間、
まったく進化しなかった経営者が悪い。

ソレを甘やかしてぬるま湯にズブズブでいさせた日本が悪い。

自分に痛い目を見ないと目も覚めない一般大衆が悪い。

歴史は繰り返すので、
学びのない人たちは、間違いなくこの先、自業自得でツライ思いをすることになる。

それもまた、自分で選んだ自分の人生。
世間が悪い、アイツが悪い、生まれた時代が悪かったと、
誰かを恨んで余生を生きれるだけ生きていくだけのこと。


そう、ここ数年で、進化を強制させられているコトに、
ほとんどの人たちは気づいていない。

そして、その進化の仕方もまた、
わからないまま、そっとふたを閉め続けてきた自分が悪い。

今までの平和な時代がいつまでも永遠に続くと夢を見ているコトさえ気づけない自分が悪い。

誰も教えてくれなかったと言い放つ他責性さえ無意識でいられる自分が悪い。

生き残れる人たちは、
魔法も秘密も何もなく、
「間に合うよう」急いで変化に適応しようと努力し続けている。

誰も個別に寄り添い、お金も労力も優しさも添えて、
一緒に歩いてくれる人…白馬の王子様なんて、
都合よく現れてくれるわけない。
ましてお金も支払うことなくなんて…



さあて、この業界、はたしてどれだけの人たちが生き残れるのかなあ。


2極化って、ご存知です?


--------------------------------------------

...こっちのブログは今は頻繁に記事を書いてはいませんが、
コチラで、毎日書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

https://gaikokujin.link/blog/?page_id=1022
--------------------------------------------









nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

技能実習&特定技能業界の当事者たちがすべきこと [経営者や企業のレベルの問題]

もっと優先順位高く、すべきことがあるんだと思う。
だって、制度がどうあれ、外国人労働者の流入=助けてもらう流れは止まらないのだから。

PK2016030602100002_size0.jpg

先日、「技能実習制度廃止論者に対する私の見解」として、
長々と書いてみました。

たまたま、色んな意味とタイミングで、
自身の考えや判断を振り返ってみるうえでも、
まとめて見たものになりますが、

我々が制度云々の是非をあーだこーだと論じているよりも、
たとえどんな制度になっても、

現場で、
受入側と技能実習生や特定技能者を、
どうフォローすべきかに、磨きをかけていくほうが、
優先順位高く取り組むべきなのではないかと思いました。

私たちのリソースには限りがあります。
特に「時間」…

カワイソウな狭間に巻き込まれる外国人の方々を、
無視して、ホカッておいて構わない…
なんてことを言ってるんじゃない。

ソレは、関係当事者が責任をもって最後までケアすることが、
この業界でメシを食わせてもらっている団体、組織の宿命です。

さらには、そのセーフティネットは、
警察や消防などと同じく、
行政がすべき役割だし、
行政もまた手が回らない隙間に対して、
駆け込み寺やユニオンが対応していること自体、
別に否定はありません。

情けなく残念極まりないヤカラがいるのも、事実ですので。


さて、そんな中、
我々は、底辺やレアケースばかりにフォーカスするのではなく、
もっと前へ、もっと上へと、
歩みをどんどん進めていく方が大切だと考えています。


次のステージへとドンドン進んでいくコトこそ、
時代遅れかつ、レベルの低い方々が棲み難い業界へと進化していく方が、
結果的に、カワイソウな外国人もまた、
減っていくから。


私、先月より、
「賃金アップ」に焦点を当てて、
その対応が自然と可能となっていく仕組みづくりの推奨を提言しています。


おかげさまで大好評にて終了、次回開催を企画中です…『賃金UPのプロ』にお願いして、無料セミナー開催!
https://note.com/ginoujisshuutoku/n/n8f58733c1b81


都会や地方関係なく、
納得感のある賃金条件が明示されれば、
その企業での活躍を目指す技能実習生や特定技能者が増えていきます。

なんもなく、最賃のまま3年とか、5年とか、
何の根拠もなく、「安く使えれば…」という固定観念を、
進化させる方が、
間違いなく、定着化に繋がるから。


やればデキル…
やっても大丈夫…

男性性も女性性も両面から、
業界が目指すべき、根幹の問題ではなかろうかと。

リソースを費やすならば、
こういった『進化』に挑戦していくコトに費やすコトこそ、
次代まで健全にカワイソウ外国人を減らしていく取り組みではなかろうかと。

アナタは、どう思われますか?



--------------------------------------------

...こっちのブログは今は頻繁に記事を書いてはいませんが、
コチラで、毎日書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

https://gaikokujin.link/blog/?page_id=1022
--------------------------------------------




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

私が現場のアナタの「枠」を広げたい理由 [新しい試み]

やっとストレスの無い、相乗効果を生む、現実的なストーリーが見つかった。
最後のピースが当てハマったといってもいい。

point-300x300.png


何年も前から、
自分たちは「どこ」にいて、
「ドコ」へ向かうべきなのか、
ツラツラと思う時があった。

結果、
どうすればwin4allになっていくのか…
に集約されていく。

当初の頃から、
足元も先々も、ポイントは、契約(約束)にあると思った。

ミンナ子供じゃないんだから、
経済活動が土台にあるからこそ仕事としてミンナ動ける。
ビジネスライクな契約、約束の実行部分が根底になくては、
誰も動けない。

・受入先は、3年ないし5年の雇用を全うする。
・外国人労働者側は、その期間、労働力を提供する。
・業者側は当事者間の約束の現実化を常にお手伝いすることで、
活動原資を得られることができる。

結果、win4allを忘れないコト。
明らかに関係当事者が共有できるゴールを、
雇用主側、労働者側に“常に”認識してもらうこと。
ココを目指してもらうこと。

コレで、足元も先々についても、
基本線は定めることができる。

コレを、業者側は成立させられるからこそ、
事業が成り立っているワケです。


前置きが長くなりました。汗

だけど、そのもっと手前の前提が崩れかけている…

そもそもが、人の往来が止まる可能性は、まだこの先も完全にぬぐい切れない…
みんな、目の前の入国再開に沸き踊っている。
無論、進めるべきはドンドン進める。
ただ、特に経営者は、止まるリスク、こういう事態になるリスクから、
目を背けてはならない。

*世界全体的に、もうどんなウイルスが蔓延しても、人の往来は止めない…くらいの空気感もありますし、
日本の国民感情もありますが、
世界を見て、取り残されたくない心理も作用するでしょうし。
ただ、しばらく動かして、また止める…なんて動きも少なからず可能性はぬぐえません。
この1,2週間しか見ていないのではなく、
冷静に俯瞰して手を打っていきましょう。


そもそもが、外国人招聘のストレス(コスト)が増大し過ぎている…

言わずもがなの入国前後の高コスト化です。
みんな受かれて地に足ついていない。

でも、外国人労働者に助けてもらうしかない企業は、
足元を見られて言うなり。

この高コスト化。
陰性証明だの個室管理の隔離だのと、
年内で終わると思いますか?
私は当面…いや先々もダラダラズルズルと延々と続くと思います。
(もちろん、無くなってくれればラッキーですけど)

働く前からコストがかさみ、
あげく転職、転籍の自由度も加速していく。
受入先のストレスはコスト以外でも、増大するばかり。


結果、この業界も、2極化が加速します。
いや、すでに何年も前からドンドンスピードが速まってます。

そもそも、この業界の「2極化」って、 どういう意味なのか、考えたことありますか?

2極化は、三角形の上の部分が少なく限定されていき、
下の部分が増大していくって意味です。

つまり、
当たり前のように法を守れる受入先はドンドン少なくなっていき、
法で言えば、法令違反の片道切符先は、
残念ながらもっともっと増えていく。

コレが、何を引き起こすか…

業者側もまた、もっともっと洗練された業者が求められていくってコトです。
上組に入れなければ、
法令違反先の片棒担ぐ、片道切符先との二人三脚以外、
今までと同じようには、成り立たないってコトです。

監理費を例にすれば、
今までは、3万円前後…ってのが大半でした。
2極化が進むってコトは、
優良な三角形の上のほうでは、
5万でもトータルケアが必要十分に保全され、求められるならば、
喜んで支払う先です。
残り三角形の下のほうでは、
もはや2万とか、1万代とかでしか支払えないってコトになります。
常識では、受入自体出来ないですが、
カネの亡者ブローカーたちなら、常にアレコレ衣替えして、
焼き畑農業を繰り返します。
どちらへ転がりたいかってコトです。

つまり…
平たく言えば、良いお客さんは激減し、
手を切りたくなるお客さんが増えていくんですね。

で、考えた…


監理団体も淘汰されていくのであれば、
今まで全国各地で多文化共生の最前線で戦ってきた職員の方々のキャリアが、
消え去っていくのは、あまりにもったいない。

無理なく成立させていくには、
今のお付き合い先の受入企業を、
高コスト化にも耐えられる企業へ、
より高収益化企業へと導き、促すことが、
難しいようでいて、イチバン現実的なのではないかと。

そして、
「非営利」事業の色濃い当該業界では、
「儲け」を前面に出すコトだけで、
表面しか見てない一般人や人権派からは、
悪質ブローカー扱いされかねません。
同時に、時代的にも、もはや、
直接的に「儲け」を追求する発言は、敬遠されるきらいがあります。

だから、私たちの業界的に、
そのシンボル的なキーワードを、
「賃金UP」としてみた次第です。
どのみち、この点も、強制的に底上げされ続ける、
受入先にとってはストレス(高コスト化)の流れですから。


ただ、もっと儲かる企業へと支援するのは、
経営コンサル的なお仕事であり、
総合力が問われます。

であれば…

自分たちでできなければ、
デキル先とコラボすれば良い。

常々、「誰と組むか…」がポイントだと言い続けてきている通り、
組む相手さえ間違えなければ、
それは、新たな成長でしかなく、
それこそが、
無理なく、延長線上で健全に生き延びていく道だと思う。

難点は…
このストーリーを理解できる人は多くないということ。
(他にも道のりは様々あるのでしょうけど、代案なく否定する"だけ"の人が多いってコト)
理解できても行動に移せる人はもっと少ないということ。
=私の普段のテイストよりは、少し高度なオファーであるということ。


私は常々、半歩先を歩いていくべきだと思っています。

ただ、今回は、大半の方々にとっては、
未だに、一歩も二歩も先のコトなのかもしれません。

でもね、本当にスピードが速いんです、移り変わりの…

なので、準備ができたタイミングで、
リリースしていく運びとした次第。

もう日がありませんが、
良かったらどうぞ。



「最賃上昇に対応できる受入企業へ」
~監理団体、登録支援機関、士業が提案すべきこと~

https://124duneroad.com/member/cf/73vjc





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

技能実習、特定技能業界での私の役割? [余談]

なんだか偉そうにスミマセン。
でも、なんとなく整理してみたくなりました。

fig01.gif

当初…
王様の耳はロバの耳…なんて言いたいことも表立って言えなかったことから、
愚痴や率直な考えなどの吐き出し口として始めた。

なんか当時では珍しかったみたいで、
色んな方々からコメントなどが付くようになり、
双方向での交流がしたくなり、
メルマガを搭載。

2年半くらいアジャアジャやってたら、
手前味噌ながら有償に値するとか、
親しみを持ってくださる方々が増え、
私も発信とやり取りに手が回らなくなり、
一つの事業的にトライすることになる。

飽きっぽい私…何かオモロイことがしたいと、
一人じゃツマンナイと、
集まってくださった方々と、諸々をリリース。

解体新書企画、
アップデートメールの単体売り、
アベンジャーズ、
お茶会などSkypeやリアルでの交流、
海外視察とそのレポート、
笑顔でありがとうコンテスト、
YoutubeLIVE、
美味しい無料セミナー、
監理団体応援メール、
システムや国際送金サービスの紹介、
見学会ツアーなどなど、
先日は、ある方から頼まれて、
入国再開の陳情書集めにご協力させていただいたり、

他にもたくさん、
大なり小なり、
有料なり無料なり、
自分がヤリタイこと、
オモロイ方々とのコラボを中心に、
色々遊んできました。

この後も、
YoutubeLIVEへゲスト出演してくださった方と、
一緒に何かしらの投げかけをしていく予定です。


私は、たぶん現場だけじゃ飽き足らず、
かといって監理団体運営などがしたいワケでもなく、
一貫して、一現場職員の方が、
より楽になれば、
よりお役に立てれば、
と取り組み続けています。

*経営者、一スタッフ問わず、
受入企業、送り出し、日本語教師、士業問わず。

こう見えて、個人の方とのお付き合いが好きでやってます。
*偉い人と人脈を広げたいワケではないし、
特に商売したいワケでもない。
でも、排除してるつもりもない。


自分で言うのもなんですが、
かなりニュートラルなスタンスで、
アレコレと新たな道を切り開くのが好きなタイプなのでしょう。


過渡期の今、全方位で、ドンドン変化していくので、
みんな「拠り所」が欲しいんじゃないかなって。

もっと「成長」もしたいし、
「キャッチアップ」、「アップデート」、
そして、「多様性の尊重」=「一人一人それぞれの幸福」が求められているんじゃないかなって。

みんなそれぞれに、
楽しく、充実した人生を謳歌したいんじゃないかなって。


日々、目の前のコトに取り組み続けていると、
今、自分がどの位置にいて、
この先、どこへ向かっているのか…について、
分からなくなることや、
腰を据えて向き合う時間がない人が多いと思います。
*コロナで少しは考えざるを得なくなった方も少なくなかったりして。苦笑

なので、
私がオモロイと思うコトを投げかけていきながら、
共感、賛同、参加したいと思う方と、
仲良くなっていけるといいなって思っています。


別にプラットフォームとか、
インフラとか、
ネットワークとか、
そんな大それたことは、そもそも考えてもいない。


楽しく生きていきたいから、
気の合う仲間を募ってる。
事あるごとに連絡を取り合っている。

相手の役に立ちたいから、
面倒なコトもやりつつ、
オモロイと思うコトを届けている。


関わってくださる方々と、
共に楽しく生きて行ければいいなあって思うだけ。

そのお手伝いができればいいな。

それが、自分なりに思う役割かな。


--------------------------------------------

...こっちのブログは今は頻繁に記事を書いてはいませんが、
コチラで、毎日書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

https://gaikokujin.link/blog/?page_id=1022
--------------------------------------------








nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。