その1では『技能検定』を整備している業界でしか、

3年の受入が認められないとお伝えしました。


3年受入対象職種の不公平さ。その1。
http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2015-03-13




よくある話ですが、3年受入のテクニックの一つです。


あるリネン会社が受入を検討しています。

しかしながら、リネン業務で技能実習が3年で認められていません。

社長 『組合さん、何かいい方法はないかな。
     3年いてくれないとコストパフォーマンスが悪くて
     受入できないよ。』

組合 『社長、「縫製業務」があれば3年で行けます。』

社長 『ウチ、縫製業務はないよ』

組合 『なければ作ってしまえばOKです』

社長 『じゃ、縫製で申請しよう。』

社長 『何か問題はあるかな?』

組合 『縫製用のロックミシンを入れてください。』

社長 『わかったよ』

・・・

こんな感じで受入対象職種に合わせて受入の体裁を整えます。

・・・

技能って何って思いませんか?苦笑


個人的には、どんな仕事であれ、組織で仲間と助け合いながら、

日本語でコミュニケーションを図ること。

これがかけがえのない経験となるのではと思っています。


技能はそもそも母国で同じ設備や道具がない、

その国で今求められていない、なんて現実では意味のない

技能ばかりです。

政府や国は、現場の現実をちゃんと認めて整備し直すべきだと

思います。

みなさんはいかが思われますか?