世界の経済は右傾化に向かっている。
イギリスのEU離脱、フィリピンのディトルテの剛腕、
アメリカのトランプの勝利、イタリアでのレンツィ首相の敗北、
世界は一国繁栄主義へと大きく傾き始めました。



この場合、日本の立ち位置はどうなっていくのでしょう。

中国や韓国などは、以前のまま一国繁栄主義ですし、
日本だけが相も変わらずODAなど世界におカネをばらまき続けていくのでしょうか。

保護主義に傾いた流れは、ベトナムやフィリピン、インドネシア、他、
日本に出稼ぎに行きたいと熱望してくれている方々の流れは、
いったいどうなってしまうのでしょう。

現在、未だ発展途上の国は、この先どう舵を切るのでしょう。
自国の力の身で発展を続けられるのでしょうか。

観光客はどうなるのでしょう?
観光客はどの国でもウェルカムでしょうから、
往来がなくなるとも思えません。


企業はすでに海外進出している場合、
それが既得権となるのか、
はたまた根こそぎその国に持ってかれてしまうのか。


日本も右へ倣えと保護主義に走るとしたならば、
軍事予算も増大し、それぞれが銃や剣を突きつけあう世の中になるのでしょうか。


若年労働者がいない日本という国で、ITや技術の進歩によって、
若年労働者を必要とせずに、様々な事業が回っていくと考えられるでしょうか。

介護は、ロボットがするようになるのでしょうか。
支援ではなく、補助ではなく、機械だけで介護はできるのでしょうか。
働いてくれる人がいないから、ペッパーくんで我慢しろとなるのでしょうか。


経済のグローバル化は、特に人の行き来において国境を越え、
人は、価値観を共有せざるを得ない分野を拡げ続けていますが、
誰もが、このグローバル化のスピードについていけるワケではありません。


そんな変化に対応できない人は、けっきょくトランプ支持者のように、
誰かを悪者にし、つるし上げる人が多数を占めて、
そんな彼らに夢を見せる指導者が、また誰かを悪者にする。

そんな非生産的かつ成長を拒絶することで溜飲を下げる行為を、
いったいいつまで続けるのでしょうか。


そんな世の中に生きている私たちは、
はたしてどうやって将来を考えて生きていけばいいのでしょうか。


現実的な結論は、自身で選んだ道を邁進するしかないことでしょう。

でも、そんなこんなを自問自答してみるのも、
今の世の中には、必要ではないかと考えてしまいます。




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最近現実逃避なのか、抽象的な考えになっています。
目の前のことにも、集中しないといけませんね。


『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/