諸先輩方にとっては、何をいまさらなことかもしれませんが、
どうもお役所への問い合わせの仕方について、あまりお上手ではない方が多いように思います。




かくいう私も、偉そうに言えるほどでは決してないと思いますが、
先日、久しぶりにOTITの支所にお問い合わせしてみました。


目的は、『日本人と同等以上の給料と適切に表記するにはどうすべきか』について。

ある意味、テクニック論でしかありませんが、
お役人様の立場に立って、こちらが求めることを、上手に聞き出し、
どのような表現が望ましいとお役所は考えているのかを、
できるだけ具体的に聞き出すためには、どう話をすべきか。


この視点を持たずして、一方的に自身が聞きたいことだけを、
直球ドストライクで問い合わせて、相手を困らせ、
結果、聞き出したい内容が聞き出せずに終わる方が、
結構多いのかなと思われます。



『例えば…』

『参考までに…』


言葉を操るのが仕事の監理団体にとっては、
意外とお役所との折衝にて、どうすれば教えてもらえるのか。
いろいろ考えてみることをお勧めします。


ここが上手になると、意外と越えられない壁に、
手がかりを見つけたり、
話をしているうちに、見えてくるもの、気づくことがあったり、
書面命の仕事について、適切な表現方法が磨かれていくのではないでしょうか。



コレって、横で聞いててもらわないとなかなかわかりにくいことだったりもします。

長年の組合には、経験豊富な頼もしい先輩方もいらっしゃると思いますので、
上手に頼ってそのテクニックを盗めば早いのですが、
新設の組合では、そうはいきません。


それでも、自分の工夫や知恵を絞ることで、
何度も問い合わせをしてみる中で、お役人様がどういう立場なのか、
落としどころや逃げ道へ上手に誘導して聞き出したいことを引き出すか、

そういう意識で取り組んでいると、自然と身についてくることでしょう。



その部署でのその方の立場があります。
下手な言質を取られて、自身の首を絞めたい人は一人もいません。



冒頭の目的にて、久しぶりにいろいろ相談してみましたが、
何とか目的に沿った返答を聞き出せ、なるほど、こういう風に立証すればよいのかと、
かなり具体的に見えたので、参考方々、有料コミュニティの方には、
情報共有させていただきました。
*多少は差別化させていただいております。汗


繰り返しますが、
このようなことは、おそらく歴戦の方々にとっては、
当然のノウハウです。


ある方から、他のお役所に問い合わせる仕方とは、
少し違うので戸惑っているといったお話もありましたが、
傾向や癖、いわゆるポイントを根本的に理解していさえいれば、
お役所の方も人間ですので、気を許して色々親身に相談に乗ってくれるものです。

厳しい言い方になってしまいますが、
特に内勤事務員さんに多いのは、例え膨大な作業量を押し付けられていたとしても、
担当官の方々にとっては関係なく、
言われたとおりに、言われたことをただ聞くだけの姿勢だとしたならば、
永遠にお役所嫌いや苦手意識をもって、自身の作業が楽になっていきません。


お役所の方は、上手に利用して、自身の手間暇を少なく済むようにしていくことを
お勧めします。





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