今回は余談です。

こういうお仕事をしていますと、
海外進出を支援するという、
海外に長年精通しているという、
年配の方々との接点が増えます。





私のお客様にも海外進出を狙う企業様も少なくないため、
色んなご相談をお願いすることもあります。


経験豊富なご意見に、勉強不足な国のことであればあるほど、

なるほど、そういうものなのかなと慕っている時期がありました。


しかし、私の大事なお客様には直接の接点は
あまり持たないようにすべきではないかとの
直観も働いておりました。


そして、しばらくお付き合いが続くと、言っていることと
結果とがちぐはぐにしか見えないことが、多くなってきます。



色々と言い訳を言いますが、所詮結果は結果。



結局疎遠になっていきます。


ひどいと相手は、ここまで面倒みてあげたのに・・・
なんて逆恨みまでされる場合もあります。



言いたいこと、やりたいこと、わからないではないのですが、

残念ながら、周りからの客観的な評価は、本当に『詐欺』という答えにしか
行き着かなくなるのです。




私もお付き合いしたのは自分なので、自分で責任を取れる範囲で

仲間内にも協力願いながら、軌道修正をかけていきますが、

こういった自己責任の範囲をきちんと線を引きながらお付き合いしていけば、

同じ詐欺の仲間にはなりませんし、実際にその方のご縁でつながった

同じ思いを持った、地に足つけて進んでいる貴重な仲間とも巡り会えますので、

一つもいいことがなかったとは言えませんが、その方とは縁遠くなります。




可哀そうなのは、その年配者に心底心酔し、

財を投げ打って賭けに出る方も少なくないため、

そういった方々にとっては非常につらい結末となります。




海外進出はチャレンジ精神の強い経営者にとっては非常に魅力的ですし、

何より経験豊富な水先案内人がいれば、色々なことにチャレンジできるとして、

ドンドンお話が進んでいきがちです。



結果を相手のせいにせず、自己責任の当事者意識をもっていなくては、

海外進出は絶対に成功しません。




なぜかは後になって実感するのですが、やはりそういう方は
今までに何も築けていず、痕跡も残せていない方が多いです。



水先案内人は様々ですが、せめて結果を残し続けている方との

タッグを組むことをお勧めいたします。