私がお付き合いいただいている、信頼できる方がご指導されている組合が、
ある理由をもって、技能実習事業の実績のある組合を手放そうとしています。




当記事タイトルの前に、別案件のお話をします。

たまたまですが、当方に売りたい組合と、買いたい企業の方がいらしていて、
ある組合の売買について協議しているところです。

その組合は、受入実績はありませんが、設立後数年経過しており、
器として、おそらくは瑕疵がないであろう組合です。



株式会社の売買と違い、組合の売買というのは、
正確に言えば、「ない」んですね。


どこかの時点で、代表理事が変わるくらいでしょうか。
もちろん理事構成メンバーも変わると思います。
組合員も少しずつ変わると思います。


組合に出資している口数によって、
その発言権に大小の差がつくのではなく、
1口1万円の企業(組合員)も、100口100万円の企業(組合員)でも、
1票は1票なのが、組合のルールです。


まぁ、やり方はともかくとして、組合の売買についてです。


この場合、実習生事業の実績がない組合なので、
実習生の申請を入管にして、在留資格が下りたなら、
その組合は、ひとまずOKな組合ということでしょう。

こういった器として機能することを確認できた時点で、
売買成立し、事前に取り決めた金額が実際に動くことになります。



さて、そのうえで、タイトルの組合の売買についてです。


こちらの組合では、すでに現時点でも問題なく
実習生の受入事業に邁進しています。

また、立ち上げからその道のプロの方がちゃんと導いて進めてきた組合ですので、
瑕疵はほぼないといってよいでしょう。

ちゃんと申請すれば、受入も問題なく進むことでしょう。


そして、売買成立し、運営権外交された暁には、
現存の実習生分の監理費も組合の利益として入ってきます。


現在、私が知る限りにおいても、こういう組合を欲しがるところは、
ごまんとあります。

それも、本気で熱い方から、冷やかしの方まで。


冷やかしの方は、適当にお相手させていただくしかありませんが、
本気で熱い方がいらっしゃれば、ご相談には乗らせていただきます。


費用については、当然ながら前者と後者で値段は段違いに違います。


また、本気で買いたい方は、費用だけでなく、
ちゃんと組合運営できるのかどうか。
実習事業が監理できるのかどうか。
その人員と体制は問題ないのかどうか。


双方共に、コストパフォーマンスは、受入企業とその受入人数によって、
1年で回収できるかもしれませんし、3年かかるかもしれません。
まして、5年、10年かかっても回収できないのかもしれません。


あとは、現在大注目の新制度での許可手続きなども絡んでくることでしょうか。



私は別に組合売買を仕事としてはいません。

でも、こういう案件が回ってくることがあります。


特に、前者は話が進んでいますが、
後者は、その出元が「結構本気です」なんておっしゃっていたので、
ネタとしても今回取り上げさせていただきました。


例のごとく、ご関心のある方は、ご連絡ください。


今回のような話の方が、暴露っぽいのかなと、ふと思いました。(笑)



宣伝です。


ご関心のある方は、以下よりどうぞ。

●『受入企業専用メール配信登録フォーム』

対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
   また受入を希望、検討されている方。

*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
 法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
 現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
 個別相互のご相談も可能です。
 監理費が適正価格なのかどうかも、
 私の主観でしかございませんが、お答えいたします。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y


●『監理団体専用メール配信登録フォーム』

対象:監理団体の方

*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
 様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7


※サイト内に就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
 サイト内のメールアドレス宛に直接メールください。