昨日の続きです。

日本人が減り、外国人が増え、問題が山積する過程において、
移りくる外国人の背景の一端から、教育や躾が大事であり、
技能実習生の受入は、様々日本にとって都合がよいということまで
お話しました。


時代はどんどん変化していきます。

戦後の高度成長から、バブルがはじけ、混沌とし始める中、
携帯やインターネットの普及、進歩により、さらに混沌が加速し始め、
結果少子高齢化が進み、人口減少社会へと大きなターニングポイントを
折り返してしまいました。


生きていくということは、相当に困難です。

特に私たちは、先人の尊い犠牲の元に、平和を享受してきましたが、
今また新たな戦いに取り組まなくてはなりません。



人種差別が勝つか、人の知恵(学習能力)が勝つか。
歴史は繰り返されることなく、歴史に学び、正に発展できることを
祈ってやみません。



人口減少も外国人増加も、一晩寝たらその人数が逆転しているってわけではないので、
日本人も少しずつ慣れていけばいいのかなと楽観的に思うこともありますが、
この意識があるのとないのとでは、間違いなく問題は多発することと思います。






違う視点をもう一つ。

上の画像のように、外国の子供たちもまた苦しんでいます。
外国人が増えるということは、外国人の家庭もちの方もたくさん増え、
実は小学校にも中学校にも、1学年に何人かはすでに一緒に学んでいませんか?


一緒ではない様々な相違を受け止めきれず、自己否定に入りやすい。

何が言いたいかというと、こういう子供たちが数年後、
貴重な労働人口を支えてくれる一翼となるということです。


地域で育てていかなくては、まっとうな労働力は育ちません。


他人事と思わず、せめて自分の周りにいる外国人とも、
機会があれば積極的に打ち解けてみては、いかがでしょうか・・・?


ていっても、なかなかそうはいかないですよね。

実際には難しい問題です。


だからこそ、この先の日本の将来は混沌としていると思います。

誰もが目の前に差し迫る痛み以外は、『予防』に労力やお金や時間を使わない。


結果、政治が国が、治安維持、事件防止に必要不可欠なインフラとして、
外国人との共生を戦略的に前々から仕掛けていくこと以外に
解決策はないのではと思います。



また、外国人技能実習生の受入が、その免疫として作用され、
ソフトランディングの良い前ふりとなることを願ってやみません。