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人間は目先に差し迫らないと動けなくて、その時にはもう遅いから滅亡する [人口減少社会]

やいやい…涙
3月からぐちゃぐちゃな毎日を過ごし続けていたので、こちら、ついつい忘れてました。汗

20151011094949.jpg


日本人、全都道府県で減少 調査開始後初、計80万人
https://nordot.app/1056663317817246459

こんな記事がありました。

誰も避けられない、日本人滅亡のカウントダウンタイマーが、
規定通り、あるマイルストーンを通過したって記事です。


昔から、行くも地獄、戻る…はできないから、立ちすくむのも地獄。

誰もケアできない。

滅亡すべく滅亡していく。

そう、勘違いしないでくださいね…人類の滅亡は、もう少し先です。

その手前で、日本人というカテゴリーが、まず滅亡するって意味です。


どう考えても、外国人と日本人が混在していく。

混ざりあっていく速度は加速するばかり。

イヤだ!とか、怖い!とか、そんないつの時代でもあるくだらない感傷は一切置き去りにして、
否応なく、進んでいくばかり。


ナゼ、地球上で人間がこれだけ栄えたかといえば、
圧倒的な数と、その才覚のおかげと言えます。
数だけなら繁殖力旺盛な生物はいくらでもいますからね。

その数が減る=才覚が生まれる確率も減るってもんです。

なんせ磨かれる要因(数)が薄れていく一方なんだから。


人間は群れたがる。
生物的に身の安全を守るためには、集団でいることが望ましいことを本能で叩き込まれてるから。

同時に、子をなし、群れを存続させる生物としての宿命を負っている。
なぜならば、永遠には生き続けられないから。


その生物のおきてに逆らって、子をなさない自由の権利を主張し尊重し始めたから、
カウントダウンタイマーは始まった。


外国人は嫌だ…だったら子を産め、育てよ。

それだけの話。

どっちが良いですか?って結論を突きつけられているだけで、
みんな外国人は嫌だけど子を産む方がもっと嫌だという連中が増えたから、
今の現実があるだけのこと。

極めて自然になるべくしてなっている事態。


女性が犠牲になる?!

まるで男性は犠牲にならないみたいに…
LGBT的な方々はどうなんだっていう…


みんな好き放題に生きられる、ある意味平和な時代は、
地獄へのカウントダウンをスタートさせただけに過ぎないのかもしれない。




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少子高齢化は、人類という種の滅亡への片道切符…どう乗り越えていくべきなのでしょうね。 [人口減少社会]

生物は、その生存競争に打ち勝つため、
永年寿命ではない分、子を残して、歴史の淘汰圧に抗っていく。

20151011094949.jpg

絶滅してきた生き物を見れば、
変わりゆく環境に進化適応できなかった種が、
滅亡していくことは、現実として、自然の摂理として、
太陽が西から登らないのと同じく、
一日が24時間、一週間が7日間、一年が365日であるのと同じく、
変わらない事実。


子を産まない人間など、
日本という国そのものも、
緩やかに滅亡していく一途をたどっているばかり。

理由は原因などいくらでも想像がつくにせよ、
良い悪いではなく、現実がそうだということ。

自分の頭で考えない方々は特に、
意識すらすることなく、
今までの暮らしが、今後も続くと信じて疑わずに生きている。

どこかで誰かが何とかしてくれるし、
それらにギャーギャー不平不満を言い続けて、
生きていけるという前提を信じてる。


外国人の方々に助けてもらって成り立っている現実もまた、
同じようなコト。

日本滅亡への階段を緩やかにしているだけのコト。

それらに気づかず、イイだワルイだの、好きに騒いでる。

流れってのは、変わらない。

私達は、滅亡への片道切符を自ら選んで生きていく。


大事なのは、流れに逆らわずとも、抗うこと。

アウフヘーベンするコト。
昇華するコト。

踏まえて、乗り越えるコト。


どうやって踏まえるか、
どうやって乗り越えるか、
ソレが大事。


その結果、流れもまた、変わっていくのだから。


変わらない現実の一つとして、
進化適応が難しい面の一つとして、
人は、本能的に、社会を構成しないと、生きてはいけない生き物。

要は、一人じゃとても生きてはいけない。

人口ボリュームもまた大事なポイント。

中国がアレだけ我が物顔で好き勝手できているのも、
全ては、人口ボリュームが根源、根幹。


人口ボリュームが全てじゃないにせよ、
一定の数は、確かなチカラの一つ。


外国人の若者たちと共に生きて行けなければ、
日本が終わるのも事実。


2022年は分岐の年だったと思えば、
2023年は、スタートの年。

相も変わらず混迷、迷走を続ける日本ですが、
どこを目指すことを指針として、
ソコへ向かって歩むのが大事だとしたなら、

いつまでも議論ばかりしてる時間なんてないんだから、
議論だけじゃなく、実践、実行へとドンドンシフトしていかないと。


国は国の事情があって、
時代のスピードに追い付けずに、遅々として間に合わない。

ならば、主役である私たち自身が、
動いていくのが当たり前のコトでしょう。

それも現役世代の私たちがリードしていかねば、
この先の50年、100年はマトモに発展が積みあがっていかなくなる。

次世代や子供たちに、そんな社会しか残せないのは、
繋いでくれた諸先輩方に申し開きが立たない。

人間は、私たちは、進化適応を加速させていかなくてはいけない。


さぁ、学び、気づき、もっと進化しよう。
支えあい、励ましあい、背中を押し、引っ張り、
先頭に立って、導いて行こう。

家族、会社、団体、組織、取引先、
自身が関わり、大事にしたい関係性の中で、
相手のコトを思い、気遣い、喜ばせようと思えば思うほど、
結果として、リーダーに成ってしまっているハズなんです。

コレマタ、意識しててもしていなくても。


時間やおカネ、そして物理的なモノも限界はありますが、
知恵も工夫も、そのリソースに限界はありません。


もがき、走りながらも整えていくコトで、
結果として、
少子高齢化もまた、乗り越えてしまっている現実が、訪れます…きっと。

でなかったなら、
知恵も工夫も及ばなかったって答えが出ますし、
人という種は滅亡するだけのコトです。

ココで求められ迫られてる進化を、人類2.0というなら、
人類2.0...とは、
○○さん2.0(あなたのお名前)に他ならないのですから。


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技能実習も特定技能も、この先、どうなっていくのか、まったくわからない将来 [人口減少社会]

全ての方向性、価値観、判断基準、常識が逆転していく社会。
時代の流れを大きなスパンで俯瞰的に見てみるのも、一つの良い機会だと思う。

DSGzhfgg.jpg

私たちが技能実習だの特定技能だのという、
日本という国が外国人労働者受入に流れている、この30年近く。
(正確には、大きな潮流になってきたのは、10年足らず)

少子高齢化による労働者不足の現象が大きな声となり、
そのひっ迫度合いが新たな法の整備に至るまできたのは、
本当に、ここ数年。


そもそもこの業界が成り立つ大きな要因は、

1、国ごとの”大きな”経済格差がある。

→送り出し各国では、田舎へ行くほど、
日本では考えられないくらいに、日々、食べるに困る不安定な暮らしに苦労している、
いわゆる貧困層は少なからず。

2、日本で若年労働者層がいない、いても就きたがらない職がある。

→情報化×多様性の尊重だと、
就きたくない職種に就かずとも暮らしていける社会を作ってしまっている。
ニートは全国で100万人と言われたり、
10人に一人はニートって見方もあるとか。
(勤労の義務の憲法違反じゃないかと)


この格差と、需要と供給が成立する現実があるから、
この業界が成り立っている。


でも、表を見るとわかる。
というか、イメージしやすい。

100年後、200年後がどうなってるかなんて、
今を生きてる我々には、さすがにピンとこないし、興味関心もそこまではない。

だけど、
画像のグラフのように、
もしかすると、人類で初めて、右肩下がりに突入してく時代ってコト。
(日本がね)

当然、他の先進国でも同様な国はある。
でも、日本より出生率を高くできている国もある。

100年後…
減ってくのが当たり前の時代で生きてるなら、
価値観も判断基準も常識も、
おそらく大きな変化はないんじゃないかと思う。
このレベルでの大きな流れが既にできているだろうから。

だけど、
右肩上がってきた過去の価値観、判断基準、常識にとらわれてる人たちばかりの今、
当然、ドンドン変化を感じ取り、
=常に時代の流れを敏感にキャッチし(深く本質的な部分でね)、
自身の今までの様々を、バランスとりつつ変化させていく必要があるってことです。

それぞれに。


だから、何が起こってもおかしくない。

いつまでも前述の2つの要因が変わらないなんて、
誰一人として言えない。


準備できることは、
どんな時代になっても、
人に求められてやまない人財になっていること。


変化が自分の目の前に、いきなり来ても、
メンタルやられず、生きていける、稼いで行ける、
そんな自分へと成長できていないと、
耐えられない自分がいれば、
間に合わない自分がいれば、
誰かに依存して、誰かに頼って、誰かが強いるレールの上でしか、
生きられない。


世間は、人権だの多様性だのSDGsだのいろいろ言ってますが、
そんなのは、安定して暮らしていられる人たちの世界の話。

現時点だって、出稼ぎ技能実習生にとっては、
その選択以外の道がないから、
やってきてくれている。


近視眼でもない先進国の日本人ならば、
やっぱり、カッコ悪くはいられない。

頼ってくる外国人の若者たちのためにも、
後ろに続く次の世代や、子供たちのためにも。


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アナタはこの外国人労働者支援業界が好きですか? [人口減少社会]

いやはや、パラダイムシフト=新たな考え方や価値観を受け入れられなければ、
生きていくことすらままならない時代に、すでに突入しています。

teian.gif


「好きなことを仕事にしなければならない」という“残酷な現実”に直面している理由
2019/09/17
https://www.sbbit.jp/article/fj/36953

以下、本文より。

「老後問題」の本質は、「老後が長すぎること」にあります。
これを解決するもっともシンプルな方法は、「老後を短くする」ことです。

たとえば今50歳で、高校生くらいの子どもがいて、
住宅ローンを返している状態だとしたら、貯金はほとんどできません。
そんな人に「60歳の時点で2,000万円の金融資産が必要です」と言っても、
どうしていいかわからないでしょう。

だとすれば、60歳以降も働けばいいのです。
「人生100年」として80歳まで働けば、そのぶんだけ生涯収入が増え、
40年あった「老後」が20年に縮まります。
これだけで老後の経済状況はまったく違うものになるでしょう。

このように考えて、
2010年の『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』で、
“好きを仕事にするしかない”と書きました。

これに対して、「そんな甘い話があるわけがない」という
たくさんのご批判をいただきました。
たしかに、好きなことを仕事にできれば、
それに越したことはないと誰もが思うでしょう。
同時に、好きなことでは食べていけない現実も知っているはずです。

しかし、これからの「生涯現役」社会では、
誰もが20歳から80歳まで60年間働かなければならなくなります。
日本人は「置かれた場所で咲きなさい」が好きですが、
“石の上にも3年”ならぬ、“石の上に60年”なんて耐えられるわけがありません。
そう考えれば、重要なのは、
「好き」をマネタイズする戦略をもつことです。
もちろん、すべての人ができるわけではないでしょう。
だから、「残酷な世界」なのです。



...もうね、おっしゃる通り。
それ以上もそれ以下もありません。

生きていく為には、カネも必要。
カネを稼ぐには、誰か他の人から自分へ支払ってもらう過程が必要。
一般的に言えば、それらは働くことで給料という形で入ってくる。

しかし、その職場も労働力も、求められている内容は、
どんどん高レベルなものへと変化してきている。

働き方改革は、生産性向上だと言われて久しくなっているように、
厳しいコトを言えば、使えないヤツに支払う銭はないということ。

一方、生活費だってドンドン値上がりしている。
いわゆる物価の上昇圧力は多方面から押し寄せ、
いつまでも安く暮らしやすい国日本であり続けるコトなどない。


長く働く。
これは、働けるという意味が必須でついて回る。
つまり、若い時と同じように体を動かし続ける仕事は、
70代にはとても無理だ。

であれば、70代まで若い頃と同じように働ける仕事に限られてくるのも、
また現実だというコト。

つまり、誰からに何かを教える仕事。
年配者が人生経験を通して、若輩者へと指導する仕事が、
イチバン無理なく自然に考えられる。


外国人労働者もいつまで日本へ働きに来てくれるのかはわからない。
もしかしたら、
近年、日本人こそが世界へ出稼ぎに行く時代はもうすぐそこに来ているのかもしれない。


言葉の問題も当然ながら、
今の時代、本当にホンモノしか生き残ってはいけない。
二極化は静かに差し迫ってきている。


平和ボケした日本人は大半が時代の荒波に流されて、
おぼれ死んでいくように思う。


外国人労働者を支援するこの業界では、
当然ながら、これから10年、20年は成長し続けるであろう国々と繋がれることでもある。

もしかしたら、
我々も、優秀?な日本人改め、どうしようもない日本人を、
海外へ送り出す、送り出し機関の役割を果たさねばならないコトも考えられる。

現地では当然、監理団体なのか登録支援機関なのかはともかく、
送り出された日本人を適宜支援する側に代わっていく。


海外の色んな変化にも肌で感じ取りやすいポジションにいるのも確か。

なにより、メンドクサイことこのうえない『人』に特化して、
海外をまたいでまで支援し続ける仕事は、
何よりも関わる人を成長させていく。
(マンネリとぶら下がっているだけの人や、
 ただただ目の前の自分の利益確保だけに刹那的に動いている人はともかくも)


人口ボーナスの時期を過ぎた国が、
人口オーナスに入った国が、
(人口構成の変化が経済にとってマイナスに作用する状態。
 オーナス(onus)とは、「重荷、負担」という意味。)
どういう現実を経験するのかは、
これから日本が先頭を切って体験していく。

日本からの出稼ぎは、
もしかしたら出遅れている他送り出し小国とも競合していくのかもしれない。

いやいや、年老いた適応力も元気もない中年以降の労働力など、
欲しいと言ってくれる国なんかあるワケがない。
(若くて元気のいい本人ならば欲しがる先もありそうですが)

国のせいにして、国にぶら下がって生きていくしかないのか。


まぁ、なにはともあれ、
この業界、目の前の人のお世話をすること、
支援すること、手助けすること、寄り添って歩いてあげるコトが好きな方には、
やりがい詐欺という人もいるくらいに楽しい仕事。

同時に、どう転がっていくのかわからない今の時代において、
どこかで誰かの役に立てる人財であれば、
どこかで誰かが必要としてくれるのではと願いたい。

特に歴史ではなく個人の経験がものをいうこの業界のおいて、
言葉の壁を越えて、人を育てるというスキル=人間力は、
どの国であっても、同じ人ならば、通用する。
そういうスキルを身につけるコトが、
アナタ自身の老後を守っていける唯一無二の強みなのかもしれない。




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移民と難民と出稼ぎ実習生、中途半端な特定技能、全部いっしょくたの議論もおかしい [人口減少社会]

共生を可能とする環境整備が大事。
おっしゃるとおりだけど、何でもかんでも一つの器に入れるのはおかしい。

images.png


外国人労働者にも、様々な立場があります。

技能実習生は、当然のごとく期間限定の出稼ぎです。
現在整備されつつある特定技能も、一部は出稼ぎでしょう。
ただ、特定技能は、
技人国への就労資格変更目的としての入り口と見立てるケースもあるでしょう。

留学生も期間限定の滞在ですね。
そのうちの一部が、日本の大学や専門学校へ進学して、
更にそのうちの一部が、
技人国などの就労ビザでの日本国内就労を目指します。

技人国での国内就労組であっても、
日本で暮らし続けるとは限りません。

人間誰しも、よほどのことや目的もない限り、
故郷である母国で良心をはじめ家族と暮らしたいものです。
また、確固たる覚悟であったとしても、
時間と共に周りも自身も移り変わるものです。

日本での職歴や経歴などを引っ提げ、
母国へ凱旋し、母国で活躍される方もいらっしゃることでしょう。


移民とは、
世界での認識は、その国に一年以上滞在することなんて言われていますが、
確かに、それならば、実習生や留学生も移民となり、
彼らには、日本へ移民しているという認識はないことでしょう。

日本が定義する移民とは明らかに違うし、
むしろそちらのほうが移民と呼ぶにふさわしく感じられます。

特に、当の本人にその意思があるかどうか、
また、国としても認めるにふさわしいかどうか、
双方の合意があって、移民となるのではないでしょうか。

そして、この移民については、
それなりに高いハードルが設けられています。

同義ではないにせよ、
永住者、定住者、日本人の配偶者などです。

日本の今までの入管の立場では、
いかにして不適正な輩を水際で排除するかを業務としてきたことから、
イミテーションを見破る目は、かなり厳しいものがあります。
書類を偽造して居住ビザ=就労制限のないビザを下すことは、
断じて許さない姿勢で、今まできてますから。


つまり、


移民が増える可能性は、
何らかの期間限定で来日している外国人が増えれば増えるほど、
日本人との婚姻者が増え、
結果、移民や外国人との子供が増える確率が上がるという1点でしかありません。

あぁ、もう一つ。
日本での就労が長期化していく外国人ももちろんです。
が、10年暮らせば、言葉も生活習慣も風習も、
だいぶ勝手がわかるし、納税もきちんとされていなければ、
移民の資格すらないし、立場が安定している外国人ならば、
もはや移民にこだわることすらないのかもしれません。


問題は、前者の婚姻の場合、
十分な知識も経験もないまま、
愛は盲目ゆえに若気の至りで突き進んだ場合、
相当な困難が待ち構えており、
社会が手助けせねば、社会問題の温床になりかねない。
特に問題なのは、
突如として待ったなしで勃発することです。

それでも、若い二人が愛し合うこと自体が罪とは到底言えないし、
それを抑止させるべきでもないので、
結果として、国や社会で何とかしていかねばなりません。


ちなみに、
外国人生活者がこの10年で何倍にもなっているという報道もありますが、
それはすべからく日系人が10年かけて日本へやってきているからです。

この流れは止まらないでしょうけど、
しょせん、日系人も数に限りがありますので、
数字が順調に増え続けるとは思えません。

日系4世をよくもまぁという足かせで限定的受け入れ枠を設け、
国も門戸を開きましたが、
介護の技能実習以上に、まったく4世受入に意味はないため申請がなく、
これまたプチ問題化しているようです。
よって、このすそ野が増える見通しが見えていない今、
やはり今まで以上に増えるということはないでしょう。


長くなってきたので、
難民には軽く触れるだけ。

難民協定を結んでいれば、
受入しなくてはいけないはずも、
国家として拒否できる権利もあるようで、
難民を受け入れて人手不足対策とする考えは、
コントロールできないことから、
(人財レベルの事前選別という意味)
日本では、積極受入にかじは切っていません。


えっと、つまり、


当ブログで取り上げている実習生は、
期間限定の出稼ぎ労働者でしかなく、
これを、移民問題とひっくるめて
永住を前提とするかのような共生の議論をするのも
少しおかしいと思っています。

*期間限定とはいえ、社会に溶け込む必要は少なからずありますが、
 肌感覚的には、会社の同僚や、地元のお祭り参加などで十分かと。
 必要以上は押し付け強制でしかなく、共生ではありませんから。



そして、特定技能についても、
受入先では永住というより永久就労を期待しては見ても、
人財側にも都合やその人の人生の生き方があります。

3年、5年もたてば、日本と母国との経済関係も様変わりしているでしょうし、
途中帰国すれば、家族や友達から帰って来いとか、
一緒にビジネスやろうとか、
お父さんお母さんが亡くなって家族を近くで支えなきゃならない人も出て来るし、
色んなことが起きるでしょうし、

決して大多数が移民までの道を進むとは到底思えません。

ここも必要以上に共生を考えなくても良いのかもしれません。


つまり、一律的に、全ての外国人労働者に、
共生を押し付けることも、また違うのかなと思います。



もちろん、国や法が、そして受入先が認め、
何より本人が希望する永住を目指す希望者には、
結婚し、母国の家族を呼び寄せ、
子を産み、育てて暮らせるような、共生環境は必要ですが、
一気に多言語でのそれぞれの通訳者、生活支援者が、
多数必要となることもないと思われます。


現状で問題になっていたり、
不足している先への補充を順次していくことだけで、
十分だとさえ思います。


特に言語は、日本でいれば日本語で生活するしかないですよね。

日本人が他国に居れば、その国の言葉を話せなければ、
何もできないのと同じです。


言いたいことは、
例えば、実習生が多いから、
ワンストップ相談センターを地元に置くのは構わないのですが、
通訳配置の医者を増やしたり、
小学校に外国人教師を置くかまでは要らないってこと。

当の外国人労働者が求めてもいないことを、
良かれと思って押し付けても、それは共生とは違うのではってこと。
余計なことに労力や時間やお金を費やすほど無駄なことはないってこと。

押し付けるのは、ルールであり納税的なことで十分でしょう。


なんかこう、前々から、
ごっちゃになってる感じがしてならないので、整理してみました。



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日本人雇用へ回帰するかもしれない外国人労働者の門戸開放 [人口減少社会]

しょせん、日本人と違って、
永住者、定住者、日本人の配偶者などの...

main_img.png


フリーハンド以外の外国人労働者は、
使い勝手が悪い。(失礼)

決して外国人労働者の能力を言っているのではありません。

どこまでも、
日本の法がそういわせています。


だから、
結局日本人雇用へと回帰していくのではないかと。
いや、奪い合いはもちろんですが。


技能実習生は職種適合で定められた作業以外は、
実習という形では業務に携われない。

特定技能に関しても、
特定の技能だから在留が許可されるのであって、
何でもさせていい筈もない。

留学生には、週28時間の制限がついて回る。

技人国などのもともとの就労ビザも同様に、
その解釈される範囲でしか、
業務に従事できない。


つまりは、
ある意味、異様なほどに限定された業界で、
限定された職種、業務、時間の範囲内でしか、
働けないようになっているのが、
現行の入管関連法。


技能検定なんかないところも多く、
新たに切り開きたくも、一組織だけでは、
到底おぼつかない。


そのうえで、
日本人同等の給与だの、
それ以外にかかるコストは、
どうもバカにならない。


これだけの労力とコストをかけるならばと、
日本人を募集し、採用条件をよりよくすることも可能なのでは。


同時に、コスト以外にも外国人への労力をかけるならば、
使えない日本人を、使える日本人へと導く手法さえ、
確立することだって、可能なのではないでしょうか。


少なくとも、
面倒な書類はないし、
法令違反に怯えることもない。

失踪のリスクも心配しなくて済む。

初期に日本語教育の必要は当然ない。



日本人はそもそも募集しても来ないんだから...
そういう声は当然聞こえて来るものの、
募集すれば来るよう、
手法や中身を改善すればいいだけのこと。


どうすれば自社の求心力を高められるか、
ヒントを探し求め、
考えトライ&エラーを繰り返すことが大事。

人が集まってくるだけのマーケティングが出来ねば、
どれだけハードルが上がり続けても、
外国人に頼らざるをえなくなります。
外国人すら来てくれなくなったら、
倒産なのでしょうか。


日本人が来てくれないからと受入を始めた外国人ですが、
煩雑になり、手間暇が増え、
コストも上がり、
なおかつ働くモチベーションも保ちにくくなっている...
外国人で、契約だから無理やり働かせますか?


あまり中身をよくご存じない方にしてみれば、
この先、外国人労働者がドカンと一気に入ってくるかのような
そんなイージーにとらえている方がほとんどなようですが、
ストレスフル極まりないし、
知らず知らずに、ええわええわで進めていたならば、
引き戻せない怖さを感じる頃には、後の祭り。


結果、日本人労働者確保へとつながっていく企業は、
少なくないようにも思います。


やり方も、また教育の仕方すらお分かりでないところが
ほとんどだと思います。



どちらの選択肢を進むかは、企業側の問題であり、
選択肢です。


アナタ(のお付き合い先)は、どちらを選択するのでしょうか。



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外国人労働者が増えると本当に賃金が上がらないのだろうか [人口減少社会]

外国人労働者が増えているから、賃金が上がらないという主張がある。
なぜそういう指摘があるのか、またそれは本当なのか。

IMG_0098-770x578.jpg


経済学者でも、なんかの専門家でもなんでもない私が、
思いつくままに書いてみる。


とりあえず、こちらの記事をご参照願いたい。


これじゃ賃金上がるわけない-外国人労働者の急増-
みんかぶマガジン 叶 芳和 2018/10/17 18:54
https://minkabu.jp/news/2229055



企業が労働分配率を下げ、
会社の利益をひたすらに出し続けている結果がある。
(中小企業はともかく特に大企業)

それは、日本人の賃金を上げずに、
安い外国人を雇うようになったから。


...ということらしい。


うん、実習生で考えれば、
外国人技能実習生でもできる仕事であれば、
それほど高額な賃金を支払いたくないし、
簡単な仕事であればあるほど、
誰でもできる仕事であればあるほど、
賃金は高額になるはずもない。

1時間に100個作る仕事を40年続けたら、
年功序列の終身雇用として、
ひたすら給料が勝手に上がっていった時代でないのは、
誰でもわかることだと思うものの、
日本人の賃金を、仕事としての成果もなく、
ただただ上げろという意味が分からない。


あとね。
労働分配率について。

人件費に全てが計上されているのではなく、
渡航費や教育費用、監理費などは、
おそらく別勘定項目で計上されています。

つまり、人権関連費の総額でいえば、
総合的に企業側は、日本人を雇用する以上のコストを、
現在でも支払っていることは、
実は有識者でもわかっていない場合が多い。



最賃で雇用している外国人労働者がいるならば、
それが、日本人スタッフとスイッチされ、
日本人の雇用が奪われているならばまだしも、

特に中小のほとんどの外国人労働者受入先では、
そもそも日本人スタッフが来ないから、
高いコストの外国人に頼らざるを得ないだけであり、
同等コストならば、日本人を雇いたいに決まっている。


ただし、労働の質的問題からしても、
日本人よりも外国人を雇いたいという先も確かにある。

だけどそれは、
日本人よりも安いから外国人を雇いたいのではなく、
あくまで日本人は使い物にならないから。


日本人がやりたがらない仕事という実質的意味合いは、

ワガママで贅沢で、苦労せずして楽してカネだけ欲しいという、
なんかあれば文句しか言わない日本人様には到底勤まるはずもない、

もっと苦労していて、何事にも踏ん張って生活していこうという、
稼ぐことにも貪欲な、出来た人間である、
日本人様とは比べ物にならない外国人労働者のレベルだからこそ、

勤まる仕事であるということ。



さらに利益が増大していることで言えば、
(ここは税理士じゃないのであってるかわかりませんが。汗)
昨今のモンスタークレーム、
内部隠蔽の発覚、
先日ご紹介したフェイクニュースなどによる風評被害、
ここ数年増え続けている自然災害、
日本市場のシュリンク(縮小)、
否が応でも海外を相手に出ていかねばならない、
もしくは、他の事業を育てていかねばならない、
ポピュリズムの台頭による世界の変動、

まぁもう、キリがないほどに、
企業が何らかのちょっとしたトラブルで、
大コケするリスクはかなり高まってきているともいえる。

つまり、国が助けてくれる銀行などと違い、
当事者責任で自社が有事にあっても倒れない程度の、
内部留保はある程度確保しておかねばならないという考えも
ありそうな気がする。


それと、大企業はやはり強い立場にあるので、
中小をいくら泣かせても、変わりはほかにいくらでもあるという
無言の圧力は決して小さくはない。
=中小から利益を吸い上げている要因も大きい。

縫製業界の諸問題の一因が下請けをイジメる元請けにあるという現実が
わかった以前のガイアの夜明けなどでも、
それは感じられるのではないかと思われる。



それらを踏まえたうえで、

それでも、

ここ数年の最賃のボトムアップが、
特に中小では既存日本人スタッフの昇給への圧力にもなっているだろうからして、
外国人然り、高賃金を支払えない会社は、
遅かれ早かれ立ち行かなくなっていくのでしょう。


それだけ、生活費は一般的にそれほど贅沢をしていないまでも、
年々ジワジワ上がってきているから。
消費税もまた上がるし、物価も乱高下する品は少なくない。

特に健康保険とか厚生年金とか、フツーわかりにくいところも、
実はジワジワ上がり続けている。


全体的な数字はどう推移していきそうなのかは
私などには全く分かりませんが、

結局、勝ち組、負け組との差がドンドン開いていくように感じます。


人が集まる素敵な会社は、ドンドン発展し、
そうでない会社は、片道切符となり、周りを巻き込み、
迷惑を撒き散らす。



なんかね。
全社会人個人事業主化なんて、書いてみてるけど、
生き残っていくには、
自身が、社会に会社に振り回されることなく、
稼げるスキルは、
年々求められていくように思えて仕方がありません。



社会に求められる人には、賃金は何人問わず、
上がっていくことでしょう。



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肉体労働と頭脳労働、みんな考えることは大嫌い [人口減少社会]

最近、AIのニュースがすさまじい。
心なしか新聞も、人手不足対策から人財育成へと話題が変わっているようにも思う。

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ウチの中学生の子にも聞いてみたら、
ちゃんと今の仕事は自分が大人になるころにはないかもしれないと分かっていた。


もしかしたら、外国人の就労招聘関連の業界にいる私たちも、
仕事は無くなっていくのかもしれない。

いや、たぶん、変化していくようにも思う。


2045年のシンギュラリティ含め、
時代がどの時点でどの程度変わっていくのかを見極めることも
かなり大事。

例えば、今45歳(2018年)のいい年した大人は、
あと40年強(2058年)、働ければいいのでしょうか。

逆に、今20歳の社会人なり立ての大人は、
残り80歳以上(2100年?)は、働いていないといけない。

寿命ももっと延びるみたいだし。

なんてったって、今は老いは病とすら言われているくらいだから。


いや、ベーシックインカムが実現され、
人間は今のように必死に働かなくてもいいのかもしれない。


そんな時代に、今をどう生きていくべきなのか。
誰もがたまにはふと考えてしまうことがあるのではないでしょうか。


そして、大半の大人は、色々調べたり、考えたり、
学んだり、経験したり、失敗したり、色々してみることから逃げ、
頭脳労働よりは、アレコレ考えなくても済む、
肉体労働(ここでは頭脳労働をしない人とします)へと流れていく。

間違えないでいただきたいのは、
決して、肉体労働がダメだと言っているのではありません。

日常で体を動かして働くことは、
決して楽ではありません。

そして、そういう方々に支えられていることは
たくさんあります。


だけど、そういう方に限って、
アタマを働かせない。
それは俺の仕事じゃない...
そうして、狭い了見で、例えば外国人は使えないという輩も少なくありません。


何が言いたいかといえば、
肉体労働が悪いのではないけれど、
頭脳労働こそみんなしたがらない仕事だということ。


そして、
頭脳労働に従事している人こそ、
お金をたくさんもらえている人が多いということ。


もちろん、私もどちらかといえば頭脳労働ですが、
頭脳労働さえしていれば、
お金がたくさんもらえるというワケではない典型例ですね。苦笑


産業革命前は、重い荷物をたくさん運べる肉体労働者が
イチバンお金を稼げていましたが、
時代は変わり、機械がその仕事を奪っていきました。


そして、
産業が発展していく時代では、
お金稼ぎの仕組みを作れる経営者がイチバン儲かっていました。


次は、どういう人がイチバン儲かるのでしょうか。
いや、儲けるということに対して、
人の心が最重要項目にはならない時代でもあると思います。


どう生き抜いていけばいいのでしょうか。


私たちは、今の仕事を漠然とそのまま取り組み続けていればいいのでしょうか。


生き方とさえいえるこの永遠のテーマに、
今ほど直面させられ、考えさせられている時代はなかったように思います。

なぜならば、特に近代の高度成長期の頃は、
そんなこと考えなくても、右肩上がりで儲かって、
みんな一律右へ倣えな時代だったから、
考え悩む人は多かったにせよ、一つの確固たる潮流が確かにあったので。


でも、今は本当に混沌としてて、
とても5年、10年のスパンでは見通せません。

よって、事業への投資も1年で元が取れるくらいの回収計画でもない限り、
とても投資はできないようにも思われます。


お分かりですか。


時代の流れが速すぎて、何も考えずに肉体労働だけしている方は、
かなりなリスクを抱えているように思えるんです。


長年、頭を悩ませ、考え実行し続けている人は、
時代を読んで、今の生活に変化が押し寄せても、
準備を怠っていませんので、致命的な破綻を見ずに済みます。


でも、
国宝級のツボを焼く人ならまだしも、
そうでない職人さんたちは、機械にとって代わられます。

事務員さんは肉体労働じゃないにせよ、
AIにとって代わられます。
パン屋さんも同じ。



ある著名なコンサルの方が、こんなことを言っていました。


 キーワード:
 白紙とペンを持って、部屋にこもる。
 この半日の作業が、もっとも収益率が高い。

 解説:
 頭脳労働は肉体労働の5倍疲れる。
 だから多くの人は、頭を使わないで、
 手と身体を動かしつづけるという肉体労働を一生懸命行う。
 働いているように見えるが実はラクなのだ。
 それよりは、日常業務は忘れて、部屋にこもろう。
 そのときに、生み出される発想が、
 あなたの会社を何倍にも大きくする。



アナタは、頭脳労働、していますか?




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日本人の未就労者の採用こそが重要との意見について [人口減少社会]

大変、ご年配の社会的地位とご実績がある方のご意見ですが、
個人的には色々と疑問がわきました。

shared-img-thumb-0I9A350615032140wakaranai_TP_V.jpg


産経新聞【正論】一億総活躍の取り組みこそ先
BLOGOS 2018年09月26日 09:00
http://blogos.com/article/327511/


勘違いしてはいけないのは、この方は外国人招聘に否定ではないということ。


そして、そのうえで、それだけではダメだと。

以下は記事より一部抜粋引用させていただきますが、

日本人の現在の未就労者が、
障害者や難病患者のほか、職を持たない若者や2年以上の失業者など
幅広い層を含めて、1600万人いる。

国民の4人に1人を占める高齢人口では、
70%が定年後の就労を希望しているのに対し
現実に職を得ているのは6人に1人に留(とど)まり大きな余力がある。

現在、150万人が働く看護の世界も、
職を離れている潜在看護師が約60万人存在する。
今後、人工知能(AI)ロボットや遠隔操作で動く分身ロボットが発達すれば、
寝たきりの患者や育児や介護で自宅を離れられない主婦らが就労する道は広まる。

...

障害者支援事業での実績をもとに、
本気で1億総活躍社会の実現を進めることこそ、
外国人労働者受入と並行して取り組むべきことだというご意見です。


大筋、理解はできます。

ですが、全ては、途方もないマッチングのお話ではないかと。

例えば、
高齢の就職希望者の方が、片田舎にお住まいで、
地元から離れたくないのに、どうやって働き口を見つけられるのか。

その方ができる仕事で、例え遠隔でも可能なお仕事があったとしても、
その方は、いったいどうやって見つけるんでしょう。

元請け、下請けの委託業務であれば、
雇用せず最賃適用なども気にしなくてよいのですが、
それすら法は保護という名のもとに、諸々縛ろうとしてきています。


ひきこもる若者を、外に出したり、
いや、自宅完結型の仕事を自ら進んで探して取り組めるようにするには、
どうやって引っ張り出すのでしょう。


分身ロボットが一般家庭にまで手が届く価格と、
十分といえる機能を備えて、市民権を得るまでには、
あと何年かかるのでしょう。


ホカっておいていい問題ではないとは思いますが、
無理やりさせることもできず、
技能実習制度のように、一人一人と、根気よく付き添って、
二人三脚してあげる必要があろうかと。

実習生は、例え単純労働でも、それほど文句は言いませんが、
日本人は、仕事自体に好き嫌いというか、得手不得手というか、
できるできないの選り好みがありますが、
それらを考慮してあげてまで、二人三脚+個別フォローできるだけの
原資はいったいどこから出て来るのでしょうか。


それを「ダイバーシティ就労促進法」(仮称)とでもいうのでしょうか。

それは、障害者同様に、企業へ依頼(押し付ける)するのでしょうか。

それらは、果たして、
生活に困らない所得を稼げるほどに成れるものなのでしょうか。
タックスイーターから一転してタックスペイヤーになる人が現れるほどに、
(数人ではなく)増えていくものでしょうか。


知恵を絞り、工夫を凝らして、個々の資質を上げていくことは、
とてもとてもとても大切なことだと思いますが、
現時点では、それらの具体的な現実や、即した解決策やその道筋など、
未熟な私には知る由もありません。


でも、果敢に挑戦される姿勢は、社会的にとても意義のあることだと思われます。


社会は冷たいほどに厳しく、
特にお金に関することは、曖昧だったり、不公平にはできないものです。
弱者救済も社会主義的な意味合いが強すぎると、
目的と外れた結果へとつながっていきます。

当該制度事業同様、大変難しい問題です。


私たちにできることは、外国人を招聘し、働くことを通じて、
人財育成支援に取り組むことです。
また、そういた工程を通じて、自身も成長していくことです。

個人的には、多様化の共存でしかないと思われますが、
民族主義ではない意味で、
日本人同士のほうが何かと互いに、まだストレスが少なく済むのも
現実であろうと思います。

明るい未来を紡ぎ続ける為にも、
色々な現実を見据えていきたいものです。



追伸、

先日SNSにてシェアさせていただきましたが、
以下の記事が、将来の行く末を見通し、考えるうえで、
バランスの取れたご意見ではないかと思っています。


「骨太の方針」: 外国人労働者受け入れ拡大を「成功」に導くために
nippon.com [2018.09.26]
https://www.nippon.com/ja/in-depth/a06001/


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中国パニック、インドパニックは起こるのでしょうか?! [人口減少社会]

経済社会において、人口ボリュームは歴然とした「力」である。
そして、キレイごと抜きに「力」が良心を虐げることも多々ある。

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こんな記事を見つけました。

中国の人口構成に潜む“時限爆弾”が、世界経済を揺るがす日がやってくる
ヤフーニュース 9/24(月) 14:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180924-00010003-wired-int


ここに書かれているのは、日本が今まさに迎えている少子高齢化による、
時代の変化の荒波が、当然のごとく、中国にも静かに襲い掛かってくるということ。


おそらく東京一極集中のように、
中国でも北京なのか上海なのか、一極集中が起きているかと。

そこで地方の過疎化も進むのでしょう。

価値観も若い物からドンドン変わっていき、
介護についても、正に日本と同じく、大きな問題になっていくのでしょう。


ただ、全ては中国国内のことながら、
世界全体にまでどれだけの影響を与えていくのかということ。

いつものことながら、記事にぶら下がるコメントを見てみると、
規模の違い、国民性の違い、他国の動き、色々な要因があるため、
実際にはどう転がっていくのかは、そう単純には読み切れない。

一路一帯も、想定通りに各国へ影響を与えるものなのかどうか。

ただし、今までもそうであったように、
どれだけ途上国であったとしても、
国連常任理事国でい続けたり、米中の貿易戦争をしていたりと、
中国がどれだけ文化レベルが国レベルで低い国だとしても、
誰も無視できなかったのは、ひとえに人口ボリュームがあったからではないかと。


そして、それを言うならば、インドも同じ。
数年後にはインドが中国を追い越すのではないかとも言われている中、
中国とインドの発展の仕方は、またいろいろ違っている。
そもそもインドには一人っ子政策はなかったと思われる。

ただ、カースト制の問題は、独特で、人々の気持ちや価値観の問題は、
そう簡単には、今までの常識の上書き普及は進まない。

私たち、日本という国も、さざ波立つ世界経済という池の中で、
今後どれだけの石が池に投げられ、大波が立つのか、
読めても読めなくても、影響を受けるのは明らか。


そこで、

今度は、これらを私たちの外国人労働者の業界へと焦点を合わせてみると、
中国、インドの出稼ぎは縮小し、国内の求心力が高まれば、
現在の日本同様に、3K、4Kなど人がしたくない=集まらない業務は、
分母が分母だけに、
桁違いの人数を、海外他国から集め始める可能性もありうる。

いや、まだまだ先10年くらいは、動きも表面化しないかもしれない。
いやいや、時代の変化のスピードはすさまじく、
10年もたたない先に、暴風雨が吹き乱れているのかもしれない。

いやいやいや、AIやロボットなどの技術の進化によって、
ドライバーも警備員も医者も、大抵の仕事は人が従事していないのかもしれない。


ただ、パニックとまでなるのかは別にしても、
多かれ少なかれ中国やインドの市場次第で、
世界に少なくはない影響を与えることは、間違いないのでしょう。


私たちの業界にすれば、
現状の日本と、送り出し国の動きだけ見ていれば良いのではなく、
他国の諸状況まで色々鑑みながら、先手をいくつか打っていくことが、
生き残りにつながる一歩であるのかもしれません。



常に、マクロもミクロも、量も質も、
目の前のことも、先々のことも、色んな視点でアレコレ考えて、
総合的、相対的に、どうあるべきかを、考え続ける必要がありそうです。


より混沌とした時代に突入しているので、
誰かに言われることを信じるだけではなく、
面倒くさくとも、それぞれの立場で、自分の頭を使って、
考え続けることが大切だと思います。

いつものごとく、自分に言い聞かせてます。苦笑


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