最近、改めてとみにお問い合わせやお悩み相談の多い、
人手不足でお困りの代表業界である建設業。

肉体労働に代表され、キツイ、汚れる、熱い、寒い、危ない、
などにて敬遠されがちな建設業。
派遣も有料職業紹介(一部除く)も許可されていないためもあってか、
この少子高齢化による人口減少社会到来かつ、
震災復興&オリンピック需要をもって、
人手不足が著しいことこの上ありません。

仕事はたくさんあるのに、下請け施工業者が予算を十分にもらっても
施工ができない。






海外からでも人手を呼び寄せたいのに、島国日本では、
日本人の雇用を守るというため?
外国人が増えたら怖いから?
犯罪が増えるから?

まるで根拠のない本当に様々な理由から、
日本ではハードルが高く、高度人材というくくりでも
CAD要員程度でしか、真っ当には招聘できない。


結果、外国人技能実習生に頼らざるを得ない。


被災3県の建設15社、ベトナムで人材育成 現地校と組む
2015/9/19 10:39日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO91928260Y5A910C1L01000/



今まで外国人は事故を起こした時、とても面倒だから・・・
などの理由で現場への入場すら拒絶していたゼネコンも、
しぶしぶ受け入れざるを得ない状況になってきています。


未だ市民権が十分には得られない少子高齢化、人口減少社会。

当ブログではずっと警鐘を鳴らしてきていますが、
果たしてどこまで理解がされているのでしょうか。


建設業の経営者の方々は、外国人技能実習生は
3年で帰ってしまうため、コストパフォーマンスが上がらない。

せっかくやっと色々覚えて、使い物になってきたときに帰国してしまう。

だから受入をしない、止めた、などの企業も少なくありません。


でも、、、じゃぁって、他に選択肢自体がない。


であるならば、その選択肢である外国人技能実習生を、
如何に使える人材とするか。

その時間と費用と労力をかけて育てた人材を、
帰国後も使えないのか。

などなどブラッシュアップするしかないでしょう。


製造業界向けに整備された就業規則、賃金規定、などに準じて、
労務的整備をきちんとするしかないでしょう。


この点をいち早く取り込み、他の同業経営者がしないことを
してあげることによって、より生き残りをかけていくしかないでしょう。



建設業でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。