経営者にとって、少しでも人件費は安くなって欲しいのが本音です。




でも、最低賃金は上がり続け、ルール規制が強まることで、
人件費は削減どころか高騰する一方。

日本人と違い、手間暇かかる外国人労働者であれば、
余計に安く使いたい...


コレが経営者の心の本音でしょう。


でもね。

どうしようもありません。
人件費が上がるのは。

それに外国人労働者どころか、日本人労働者だって同じです。

どうすべきか。


答えは、単純。

足し算引き算でしかありません。


人件費が上がり続けることを避けられないのであれば、


雇わなければいい。


雇わずに済むように、少しずつ変えていけばいい。


もしくは、
コストパフォーマンスを上げる。


人件費がいくら上がり続けようが、
それ以上の売上、利益を生み出してもらえるように、
生み出せるように、もっていくのみ。


一つは、運送会社などが値上げしているように、
値上げすればいい。

値上げはそう簡単じゃないよ。

そりゃそうでしょう。

なら、どうしたら、
元請けや顧客先に、値上げを受け入れざるを得なくさせるか。

ココを必死に考えて手を打つのみ。


発注先の悩み、担当者が抱える問題、
自社ならではのUSP(ユニークセリングポイント)。
色々考えます。


ビジネスライクな言い方をすれば、
会社(事業)の資産を有効活用するのみ。

ヒト、モノ、カネ、時間、情報、心。

このうち、時間や情報、心=人の気持ちを、どう活用すべきか。


人が大きな決断をするときには、
とても大変な悩みから解放されたい時か、
心から感動したとき。多大な感謝をするとき。


じゃぁ、どうしたらそのポイントがわかるか。

相手が今(この先)、何に悩み困っているのか、困るのか。
ここを探り当て、解決してあげるだけです。

もしくは、どうしたら相手が自社に、自身に、感動をもって感謝してくれるのか。

理屈で言うならば。


こういうことを考え、実行するのが、
経営者の腕の見せ所でしょう。

スタッフにはできないことであり、だからこその経営者ですよね。


飲みに出て、愚痴を振りまき発散する、
同じ立場の経営者同士で顔を合わせて気晴らしするのも結構ですが、


こういう考え方にて、経営努力した結果、

戻らぬ過去の価値観に縛られず、
人件費の削減などに固執してストレスをためることなく、

結果、人件費のコストパフォーマンスを上げることができます。


スタッフを動かして、スタッフの質、能力を上げるのも同じ。
悩みを解決し、感動させ感謝してもらえるには、どうすべきか。


はじめは、相手をもっともっともっと知ることから始まると思います。

そういう意味では、外国人労働者の方が興味関心がわきやすい分、
もっと知ることに能動的になりやすいかもしれませんね。

日本人は気遣いや心配りが先行して、
なかなか本音が見えにくいものですし。苦笑


生存競争は待ったなしです。


「量」ではなく、「質」が求められる時代。


ホンモノであり続けるためには、
メンドーなことを考え実行し続けましょう。
ゴールにたどり着けるまで。



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