法の移り変わりが極端に激しい。
毎月のように細々変わっていく。




コロナ禍ゆえに、致し方ないと言える。
今回は、この先、どういう未来が待っているかを考える。


答えはタイトル通り。


一つ一つの法を理解し、縦割りの折り合いにさえ、
上手に整理整頓して、
多大な労力と時間とコストを費やして、
間に合わせていく大企業。

また、大企業じゃなくても、
経営者次第で、ちゃんと部下が育ち、しかも辞めない会社では、
ノウハウは着実に積みあがっていき、
次から次へと起こる諸問題にも、都度丁寧に対応していける先には、
この先、明るい将来が待っている。


そういう付き合い先を多く持つ監理団体などの業者もまた、
信頼には信頼で応えるべく、
痒い所に手が届く対応を、
一社一社、担当ひとりひとりの背景や諸事情を加味したうえでの、
カスタイマイズした対応に余念がない。

法もどれだけ変わろうとも、正しく的確に理解、把握し、
上手に軌道修正を行い、先回りしてトラブルの目を次から次へと摘んでいく。



かたや、ただの金儲けとしてしか意識のない業者、
「労働力」を『労働者」と位置付けられない受入先は、
まったくもって変化に適応できず、
昔ながらの価値観を世間でも常識だと言い続け、
苦難の末でも、成果に結びつかずに、
いつ訪れるかわからぬ破滅のカウントダウンを待ち続ける。


要は、着実に積みあがっていかない。
ナゼかも理解できない。

そういう残念な方々もまた、
いつの時代にも一定数いるもので、

そういう意味で、二極化は止まらない。


当然、自然と安定して笑顔で感謝が溢れる社会を目指す私ないし私たちは、
日々、コツコツと一つ一つを自分の頭で考え、
前者の勝ち組に居続けることを目指す。

それも、同じ価値観を持ち合わせられる新規参入者さえ、
指導助言を惜しみなくお届けしながらも。



メディアでたまに取り上げられる残念な事件。

ひどい受入先が原因でもあるし、
ワガママ極まりない実習生側が原因でもあるし、
この両方に対して、
責任のセの字も持たない監理団体や送り出し機関が原因である場合も多い。


でも、マトモな先は、
最初から問題児は実習生として合格させないし、
万が一、紛れ込んだとしても、責任もって、
上手に対処を図る。
(別に無理やり強制帰国させたり、脅して言うこときかせるようなことではなく)




たぶん、マトモな先は、もっともっと真っ当に取り組もうとしているし、
マトモじゃない先は、もっともっとおかしくなっていく。


そうなると、
受入側もまた、どちら側の業者と付き合うかの決断を迫られる。

前者は、ほとんどお金の交渉などしない。
後者は、いくらでも安くする。


お金の魅力に負けてなびく受入側経営者は多い。


マトモな先は、ちゃんと説明したうえで、
まったく無理に新規受入先を獲得しようとは思っていない。

なぜならば、受注しても、上手くいかずにトータル赤になる確率が高いことが、
よくよくわかっているから。



さて、受入側の方々。

特に、宿泊や外食など、これから受入を進めてみる側の方。

いまさらながら、新たに初めて受入して外国人労働者活用にトライしようとしている方。


怖さもわからず、コストが最重要だとにらんでいる方。


知らずと後者の悪質ブローカーチームへなびいていくケースが多そうですが、
くれぐれもお気をつけて。



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...こっちのブログは頻繁に記事を書いてはいませんが、
まぁ丸5年強書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
たまにこんな感じで書いてみています。
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