肌感覚ではありますが、通常のお受入相談というよりは、


現時点で受入はしていますが、現監理団体の監理体制などに不満がある。

今まで問題なかったのに、いきなり受入停止になり困っている。


などのご相談をいただくことが、増えてきているように思います。





先日も取り上げました、JITCOの監査が今まで以上に厳しくなっていることや、
技能検定のハードルが上がっているであろうことなどから見ると、


法改正を控え、各管轄のお役所の上のほうから、今まで以上に、
そこそこ厳しく取り締まるように、なんてお達しが出ているのかなとも感じてしまいます。


実際のところ、込み入った事情にて、判断の是非が不明な場合には、
JITCOであったり、入管であったり、労基であったりと、様々確認していますが、
電話のつながらないこと、つながらないこと。

各監理団体も、それぞれ自ら襟元をきつくし、自発的に正そうとしている感も
見受けられます。



また、各所に聞いてみても、

折り返し連絡するから連絡先を教えて欲しい。
アナタは監理団体の者なのか?
どこの監理団体なのか名前を教えて欲しい。

などなど、あまりに毎日のようにお問い合わせしているようですと、
目をつけられたりするのかなと、心配になります。

堂々と監理団体名を名乗って、コンプライアンス遵守の姿勢があるからこそ、
判断を仰いでいる次第だから、問題ないとも思いますが、
入管への心象が悪くなることを、過敏に恐れる監理団体も少なくないことでしょう。



結果、締め付けが徐々に厳しくなってきているのであるならば、
そもそも改善の意思もない、今まで問題なかったのに、何で今更、
なんて監理団体もごまんとあるでしょうから、
そういう監理団体と、なぁなぁで良しとして付き合われてきた受入企業では、
巻き込み事故の可能性は高まりつつあるのかなと思います。



不正行為が悪質と判断されたり、改善の意思がないと認識された場合、
監理団体であっても、受入企業であっても、相当のペナルティーを
受けることを覚悟していなくてはなりません。



真面目に取り組んでいるところも含め、
バカを見るのか、そうでもないのかを、
ちゃんと見極める判断力を持ちましょう。